俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第3章 身近すぎる異性との関係

第267話 お開き!?

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「あっ、ありがとうございます。譲羽先輩!!」

 俺は笑顔で陽葵先輩にお礼を言う!
 虹心からの支援が無ければ、このまま関係を作れずに、終わっていたかも知れない……

「あっ、それで、譲羽先輩!」
「先輩のこと譲羽先輩では無く、陽葵先輩と呼んでも良いですか?」

 俺は尋ねる表情で陽葵先輩に聞く。
 俺の中ではずっと『陽葵先輩』で定着してしまっているし、陽葵先輩と関わりが有る人も、譲羽先輩では無く、陽葵先輩と呼んでいる人が多い。
 陽葵先輩と呼んでいる人達は、圧倒的に男子が多いが!///

「うん。譲羽でも陽葵でも、どっちでも良いわよ。三國君!!」
「私はそう言うのを気にしないから!!」

 和やかな表情で言う陽葵先輩!
 先輩では有るが、先輩らしさを何故か感じない。
 これが、陽葵先輩本来の姿か?

「ありがとうございます。陽葵先輩!!」
「では、早速、連絡先の交換を―――」

 俺は笑顔でお礼を言って、続けて言葉を発していると……

「はい!」
「兄ちゃん。其処まで!!」

 虹心が目を瞑りながら、大きな声で言う!
 その後は目を開いて、虹心は表情を険しくさせながら言い始める!!

「私は譲羽先輩にえんを持ってとお願いしたけど、親友まではお願いしていない!」
「それに、私は兄ちゃんと関係を持っているし、真優美さんからもお願いされている!!」

 おまけに余計な事もたくさん喋ってくれる!!
 虹心は困った微笑み表情に変わって、陽葵先輩に話し掛ける。

「すいません。譲羽先輩///」
「……家の馬鹿兄ちゃんが、変なことを言ってしまって///(汗)」

「あっ、ううん……全然気にしていないよ。虹心ちゃん!」
「今日出会ったばかりの人に、幾らお姉ちゃんの親友とは言えでも、連絡先を教えるつもりは無かったから!///」

 陽葵先輩も困った笑顔で、虹心に言っている。

「……」

(あっ……そうなんだ)
(聞くだけ、無駄だった訳か…)

「では、譲羽先輩!」
「そろそろ良い時間ですし、兄ちゃんが変な気を起こさない内に、帰ろうかなと思います!」
「新倉洋菓子店へも寄りたいし!!」

 虹心は俺への断りも無く、勝手にお開きにする!
 俺が言葉を発する前に、陽葵先輩が澄ました表情で虹心に話し始める。

「私は……それで良いけど、虹心ちゃん!」
「最後に一つだけ聞かせて!!」

「虹心ちゃんと兄さんに当る三國君は、普通の兄妹なんだよね?」
「義理の兄とか妹では無いよね…?」

「はい!」
「上のお兄ちゃんと比べれば、兄ちゃんは全て低スペックですが、普通の兄妹ですよ!」
「でも、他の家の兄妹と比べれば、凄く仲が良い兄妹です!!♪」

 思いっきり、嬉しそうな表情で言う虹心!?
 何故、お前はそんなに嬉しそうに言える!!
 口では“あぁ”言っているが……俺たちは本当に実の兄妹か!?

「あっ、そうなんだ……仲が良いね!///(汗)」
「虹心ちゃんは、三國君と!///」

 陽葵先輩も少し頬を染めて、“どうしようもない”表情で言う。
 虹心は俺の方へ顔を向けて、気持ち悪いぐらいの笑顔で言い始める!!

「さて、行こうか。兄ちゃん!♪」
「大好きな妹のお願いだから、言うこと……聞いてくれるよね!?」

 初めは陽気な口調で言っていたが、最終の言葉はドスを利かせた言葉で言う!?

(このモードの虹心は不味いな!)
(素直に言うこと聞かないと、家に帰ったら締め上げられるかも知れない!!///)
(相手は妹なのに///(汗))

「あっ、そうだな…。そろそろ行くか…」

 俺は諦めた口調で虹心に言うと、陽葵先輩は和やかな表情で、俺たちに話し掛けてくる。

「二人とも……結構、面白い関係なんだね♪」
「駄目お兄ちゃんを、しっかり者の妹が面倒見る!!」
「二人はそんな関係なんだね!!♪」

 陽葵先輩の目から見て、虹心の株は更に上昇したが、俺の場合は上場初日からストップ安で有った……
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