俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第4章 高等部先輩と後輩

第365話 突如始める進路相談? その2

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「……」

 俺は気を取り直して、陽葵先輩に心配する表情で尋ねる。

「……大丈夫なんですか。陽葵さん?」
「普通コースの授業で、名大なだいを目指すのは可能なんですか?」

「んっ……可能じゃ無いよ。三國君!!」
「可能だったら、特進コースの生徒はみんな、上位大学を無双出来てしまうよ!!♪」

「!!」

 陽葵先輩は悪戯っぽい表情で言うので、俺は再度驚いてしまう!!
 陽葵先輩も謎多き人だが、俺は遊ばれているだろうか??

 その時。それを見ていた伊藤さんが、困った微笑み表情で俺に話し掛けてきた。

「三國君……答え合わせでは無いけど、真優美さんが名大出身なんだよ!」
「その関係から、陽葵さんも名大を目指しているし、真優美さんが名大受験のノウハウを持っているからね……」

「あ~~。理解出来た!!」
「真優美さんが名大出身……えっ、あの、真優美さんが!?」
「“のほほん”としていて、名大を出たのに、住宅街に有る喫茶店で、喫茶店経営している真優美さんが!??」

 俺は驚きながら、伊藤さんに言ってしまう!
 真優美さんも、何処かの大学は出ているとは思っていたけど、まさかのまさか“名大”とは……

「あの~~。三國君!///」
「気持ちも凄く分かるけど、私のお姉ちゃんをディスるは止めて欲しいな!///」

 陽葵先輩は困った笑顔で俺に言う。
 陽葵先輩も、ディスる何て言う言葉を使うんだ!!
 そっちの方が驚きだよ!!///

「あっ、すいません……陽葵先輩!///」
「余りのことでしたから……///」

 俺は少し頬を染めて、申し訳ない表情で陽葵先輩に謝る。
 陽葵先輩は穏やかな表情に戻って、俺に言い始める。

「三國君の言う通り。普通コースの勉強方法で、名大を目指すのはほぼ不可能だし、特進コースだって、かなり厳しいはず…」

「けど、私はお姉ちゃんがいるし、亜紀ちゃんは凄く優秀!」
「私も本来は……特進コースだったんだけど、私が特進コースを選ばなかったの!!」

「特進コースを選ばなかったのですか…?」
「陽葵先輩……」

「~~~」

 俺は疑問を感じた表情で、陽葵先輩に尋ねる。
 陽葵先輩は名大を目指しているの、特進コースを選択しなかった理由が、俺には理解出来ないからで有る。

 オレンジジュースを飲み終えた桃香ちゃんは、俺たちの会話には一切参加をせず、スマートフォンの画面を再び眺めている。
 陽葵先輩は困った表情で、俺の問いに答え始める。

「私はね……亜紀ちゃんには悪いけど、特進コースの雰囲気が馴染めなかったのよ!///」
「三國君も高等部案内(見学)の時に、体験していると思うけど、あの“ぴりぴり”した空気が私には嫌だったのよ…!///」

「あの空気で名大を目指すのは、私には少し厳しかったし、それにお姉ちゃんも『うん…。無理して、特進に行く必要は無いわ!』と、言ってくれたから、私は普通コースを選択した」

「……俺は元々、特進コースに進学出来る成績が無かったので、其処まで深く特進コースを見学していませんでしたが、確かに……普通コースと比べれば、空気が重い感じがしましたね!」
「真面目と言うより、ガリ勉集団や勉強が青春みたいな雰囲気を感じました…」

 俺は理解した表情で、陽葵先輩に言う。
 だが、直ぐ側には特進コースの伊藤さんが居るのに、特進コースの悪口を言ってしまう!!///

 陽葵先輩が返事をする前に、伊藤さんが俺や陽葵先輩に向けて、澄ました表情で言い始める。
 俺が言った悪口の反論をするのだろうか?

「陽葵さんや三國君は、そう感じていたんだ!」
「私は……そんな風には感じず、良い空気だなと感じた!!」

「普通コースの様に、勉強がろくに出来ないのに馬鹿騒ぎだけは勉強以上に出来て、女子は見得やプライドのために髪を染めたり、装飾品を身に付ける」
「そして、平然とクラスの誰かを馬鹿にしたり、苛めたりする方が私は嫌だった……」

「……あんなコースに進学するぐらいなら、自宅で勉強していた方がマシ……」

 最後の文章は、顔をうつむかせながら言う伊藤さん。
 伊藤さんは中等部時代に、外れのクラスに在籍していたのだろうか?
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