俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
408 / 657
第5章 個別ルート 伊藤亜紀編

第408話 戦後処理 その3

しおりを挟む
(学園生にとって、4,000円のお金は大きいが、松田と分担をすれば2,000円で済む)
(2つめの内容も、ごく当たり前の内容で有り、普通の人なら問題無く受け入れる内容だ!)

 二村は素直に、亜紀が提案した案を受け入れるだろうか?
 二村は『仕方ない』の表情で、亜紀に話し始める。

「分かった…。亜紀!」
「三國に散髪代を支払い、私と武は今後、そのような行為はしない」

(意外にあっさりと受け入れたな。二村の奴…)
(これが松田で有ったら、絶対に受けれていないだろう)

「……」

 俺は心の中で思いながら、松田の方を『チラリ』と見ると、松田は面白くない表情をしていた。
 亜紀は二村に、少し微笑みながら話し始める。

「彩織なら……そう言ってくれると思っていた」
「付け足すわけでは無いけど、松田さん達の仲間を使ってでの、行為もしないでね…」

「それも、分かっているよ。亜紀!」
「亜紀が其処まで、三國が好きだなんて私は知らなかった!」

 二村は“ぶっきらぼう”に亜紀へ言う。
 その後直ぐ。二村は悲しい表情に変わり、亜紀に言葉を続ける。

「これで、私と亜紀の関係も完全に終わりだね…」
「……けど、亜紀だって、悪いのは分かっているよね…!」

「彩織…。それは、何度も謝っているでしょ///(汗)」
「本当に、あの時の私は、武蔵君に興味は無かった…///」

 亜紀は困った表情で二村に言う。
 亜紀の言葉の後。二村は亜紀を睨み付けながら、怒り口調で言い始める!

「もう、それは何度も聞いた!(怒)」
「あの時の亜紀は、三國に興味が無かったかが、私が三國を捨てたから、亜紀が情を持ち始めたと…!」

「もう、それで良いよ!(怒)」
「私は、亜紀と三國の縁をこれで完全に切るし、今後の邪魔も一切しない!!」
「これで、良いんだよね。亜紀!!」

「…………」

 二村の迫力迫る言葉で、亜紀は目を背ける仕草を見せる。
 亜紀の中では、この和平交渉で、二村との関係改善も望んでいたのかも知れない。

 そのタイミングで、しゃしゃり出てくるように、松田が勝手に会話に加わり始める。

「ねぇ。亜紀ちゃんでは無く、伊藤さん~~!」
「彩織が、条件を飲んだ以上~。僕からは何も言うつもりはないけど、もう、これで良いのだよね~~?」

(相変わらず、舐めた態度を取るな。松田の野郎~~)
(俺は無関係の口調で、亜紀に話しやがって!)

(だが、此処で俺が応戦をしてしまうと、全てが一からやり直しに成ってしまう///)

 これは俺の推測で有るが、松田の意志で、俺と亜紀を攻撃したのでは無く、二村の言うことを聞いていたと、松田は主張したいのだろう。
 だから、松田ぼくは全く悪くないし、関係ないと……

「……」

「……」

『フリ、フリ』

 松田の言葉の後。
 亜紀は俺の方へ顔を向けて『どうするの?』と、表情で訴えてくるが、俺は顔を横に振り『相手にしない』と、態度でのメッセージを亜紀に送る。

「……えぇ。松田さん」
「彩織が条件を受け入れてくれたから、和平交渉はこれで終わりだわ」

 亜紀は松田に向けて、真面目な表情で言う。
 亜紀の言葉の後。松田は尻ポケットから長財布を取り出し、長財布から千円札4枚を取り出して、それを亜紀へ手渡しながら、強気な表情で言ってくる。

「はい。伊藤さん~~」
「これ、武蔵への散髪代ね~~!」

「……確かに、受け取ったわ」

 亜紀も、松田の態度に腹を立てたのだろう。
 少し『ムスッ』とした表情で、松田からお金を受け取る。

 形上では、和平交渉は成功を収めたが、これで良いのだろうか?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

サンスクミ〜学園のアイドルと偶然同じバイト先になったら俺を3度も振った美少女までついてきた〜

野谷 海
恋愛
「俺、やっぱり君が好きだ! 付き合って欲しい!」   「ごめんね青嶋くん……やっぱり青嶋くんとは付き合えない……」 この3度目の告白にも敗れ、青嶋将は大好きな小浦舞への想いを胸の内へとしまい込んで前に進む。 半年ほど経ち、彼らは何の因果か同じクラスになっていた。 別のクラスでも仲の良かった去年とは違い、距離が近くなったにも関わらず2人が会話をする事はない。 そんな折、将がアルバイトする焼鳥屋に入ってきた新人が同じ学校の同級生で、さらには舞の親友だった。 学校とアルバイト先を巻き込んでもつれる彼らの奇妙な三角関係ははたしてーー ⭐︎第3部より毎週月・木・土曜日の朝7時に最新話を投稿します。 ⭐︎もしも気に入って頂けたら、ぜひブックマークやいいね、コメントなど頂けるととても励みになります。 ※表紙絵、挿絵はAI作成です。 ※この作品はフィクションであり、作中に登場する人物、団体等は全て架空です。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

処理中です...