俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
412 / 657
第5章 個別ルート 伊藤亜紀編

第412話 虹心へ戦果報告 その2

しおりを挟む
「虹心!」

「なに?」
「兄ちゃん!」

「ちょっと……虹心に話したいことが有るから、このまま一緒に虹心の部屋に行って良いか…?」

 俺の言葉で、虹心は和やかな表情で返事をするが、俺が本題を切り出すと、虹心は『何かを察した』表情で言い始める。

「話したいこと……あぁ、なるほどね!」
「いいよ!♪」

 だが、最後の文章は笑顔で言ってくれる虹心。
 今から虹心の部屋で、今日の放課後出来事を報告する……

 ……

 俺は虹心と一緒に虹心の部屋に向かい、今晩はクッションへお互いが座りながら会話を始める。
 もちろん、対面座りで有る
 虹心から、俺へ話し始める。

「まぁ!」
「兄ちゃんの言いたいことは大体分かるけど、伊藤さん関連だよね!」

「今回も、兄ちゃんは誰かに苛められて……髪も、悪戯されちゃった…?」

 初めの文章は穏やかな表情で言う虹心で有るが、後半の文章は困った微笑み表情で言う虹心!
 此奴はドローンのように、常に俺の行動を謎の力で監視しているのか!?

 俺は少し頬を染めて、困った笑顔で虹心に話し始める。

「あはは……///(汗)」
「虹心の言う通りだよ…///」

「それで、今回は誰が助けてくれたの?♪」
「やっぱり、岡谷さん!?♪」

 だが虹心は、俺を心配する素振りを一切見せず、満面な笑顔で聞いてくる!!
 虹心の洞察力は素晴らしく、俺がほぼ無傷なのを見抜いているから、こんな軽口を言えるのだろう。

 俺は真面目な表情と、もったいぶる口調で虹心に話し始める。

「虹心……。聞いて驚くなよ…!」
「今回……俺を助けてくれたのは、俺の彼女なんだ!!///」

「~~~♪」

「ほぇ…!?♪」

 虹心は笑顔の表情だが、顔に汗マークが出ている様な表情を見せる。
 伊藤さんを知っている人なら、誰だって驚くからだ。

 伊藤さんは温厚な性格で有り、攻撃的では無いからだ。
 虹心は笑顔から“びっくり”表情へ変わり、驚きの口調で俺に話し始める。

「伊藤さんが……兄ちゃんを助けた!?///」
「普通は逆でしょ…。兄ちゃん!??」

「……虹心の言いたい事も分かるが、俺は伊藤さんに助けられた…///」
「伊藤さん…。中等部まで空手をしていたんだって!///」

 俺は少し頬を染めながら、困った表情で虹心に言う。
 虹心は俺の言葉を聞いて、納得した表情で俺に言い始める。

「あ~~。伊藤さん、空手を学んでいたんだ!」
「兄ちゃんの言葉からして、伊藤さんはかなり強うそうだね!♪」

「……すごく強いぞ。虹心…!」
「伊藤さんは威嚇で、松田に向けて右足を蹴り上げたが、見事な物で有った…」

 俺はやや興奮した表情で虹心に話すが、虹心は和やかな表情で俺に話し始める。

「良かったね。兄ちゃん!」
「文武両道に恵まれた人を彼女に出来て!!」
「これで、後は結婚までに持ち込めれば、兄ちゃんの人生は安泰だね!!♪」

「けっ、結婚って……虹心!?///」
「俺が伊藤さんと付き合い始めたのは、月曜日の夕方からだぞ!///」
「この先の行方も分からないのに、結婚は急ぎ足過ぎるよ///(汗)」

 俺は少し頬を染めて、焦った表情で言う。
 だが虹心は、茶化しながら俺に言い始める!

「でも、兄ちゃん!♪」
「伊藤さんのような人は、この世にそうそう居ないよ!!」

「尻に敷かれる覚悟で、兄ちゃんは伊藤さんに愛されないと!!♪」

(亜紀の尻に敷かれるって……虹心///)

 俺は亜紀のことが好きだから、尻に敷かれても問題は無いが(!?)、でも、それは男として……駄目だろうと、俺は感じてしまった!///
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。 地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。 クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。 彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。 しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。 悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。 ――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。 謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。 ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。 この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。 陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!

隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた

夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。 その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに! 戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。

クラスで3番目に可愛い無口なあの子が実は手話で話しているのを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
俺のクラスにいる月宮雫は、誰も寄せ付けないクールな美少女。そのミステリアスな雰囲気から『クラスで3番目に可愛い子』と呼ばれているが、いつも一人で、誰とも話さない。 ある放課後、俺は彼女が指先で言葉を紡ぐ――手話で話している姿を目撃してしまう。好奇心から手話を覚えた俺が、勇気を出して話しかけた瞬間、二人だけの秘密の世界が始まった。 無口でクール? とんでもない。本当の彼女は、よく笑い、よく拗ねる、最高に可愛いおしゃべりな女の子だったのだ。 クールな君の本当の姿と甘える仕草は、俺だけが知っている。これは、世界一甘くて尊い、静かな恋の物語。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

友達の妹が、入浴してる。

つきのはい
恋愛
 「交換してみない?」  冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。  それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。  鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。  冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。  そんなラブコメディです。

距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる

歩く魚
恋愛
 かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。  だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。  それは気にしてない。俺は深入りする気はない。  人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。  だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。  ――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。

恋人、はじめました。

桜庭かなめ
恋愛
 紙透明斗のクラスには、青山氷織という女子生徒がいる。才色兼備な氷織は男子中心にたくさん告白されているが、全て断っている。クールで笑顔を全然見せないことや銀髪であること。「氷織」という名前から『絶対零嬢』と呼ぶ人も。  明斗は半年ほど前に一目惚れしてから、氷織に恋心を抱き続けている。しかし、フラれるかもしれないと恐れ、告白できずにいた。  ある春の日の放課後。ゴミを散らしてしまう氷織を見つけ、明斗は彼女のことを助ける。その際、明斗は勇気を出して氷織に告白する。 「これまでの告白とは違い、胸がほんのり温かくなりました。好意からかは分かりませんが。断る気にはなれません」 「……それなら、俺とお試しで付き合ってみるのはどうだろう?」  明斗からのそんな提案を氷織が受け入れ、2人のお試しの恋人関係が始まった。  一緒にお昼ご飯を食べたり、放課後デートしたり、氷織が明斗のバイト先に来たり、お互いの家に行ったり。そんな日々を重ねるうちに、距離が縮み、氷織の表情も少しずつ豊かになっていく。告白、そして、お試しの恋人関係から始まる甘くて爽やかな学園青春ラブコメディ!  ※夏休み小話編2が完結しました!(2025.10.16)  ※小説家になろう(N6867GW)、カクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、感想などお待ちしています。

処理中です...