436 / 657
第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第436話 小鞠を知らない亜紀! その1
しおりを挟む
暗黙のルールかどうかは知らないが、運動部系はほぼ100%飲食模擬店を出す。
さっきの野球部のようにチョコバナナ、サッカー部はボールを意識してか“たこ焼き”などを模擬店で出す。
逆を言えば、美術部が美術作品を展示せずに、サメ釣りの模擬店を出していたら、おかしな話に成るだろう!?
文化部は飲食では無く、文化部の持ち味を生かした物で勝負をしなければ意味が無い?
「~~~」
「~~~」
誰に説明しているかは分からないけど、俺と亜紀はグラウンドに出店されている各模擬店を見て回っている。
すると亜紀が、和やかな表情で俺に話し掛けてくる。
「ねぇ、武蔵君!」
「直売所を見ていかない?」
「殆どの模擬店は屋台だけど、あそこだけは凄く賑わっているし!!」
「きっと、野菜などが安く買えるんだよね!!♪」
亜紀はその場所を、指を指し示しながら言う。
『新鮮野菜』の、のぼり旗が立てられた、他の模擬店とはあからさまに違う存在。
スペースも直売所の関係か、他の模擬店と比べて数倍以上広い。
「……」
(直売所の模擬店は……園芸クラブだよな!)
(俺が小鞠ちゃんから聞いた話しでは、高等部は果菜を担当するとか言っていたような…)
俺は園芸クラブに所属している小鞠ちゃんを思い出すが……小鞠ちゃんは虹心と同じ中等部で有るし、担当分野が違うために園芸クラブの模擬店でも、其処には小鞠ちゃんは居ないと俺は感じる。
「……武蔵君は、直売に興味が無い?」
俺が直ぐに返事をしないため、亜紀は澄ました表情で再度尋ねてくる。
俺は理解した表情で、亜紀に言い始める。
「うん。分かった。亜紀!」
「まだ、時間も有るし、直売所を見に行こうか!!」
「?」
亜紀は俺の言葉に一瞬、疑問を感じる表情を見せるが、俺と亜紀は直売所模擬店に向けて歩き始める。
亜紀は小鞠ちゃんのことを、桃香ちゃんからは聞いて居ると思うが、実際に会ったことは無いはずだ。
『がや、がや、―――』
園芸クラブの模擬店で有る直売所は、他の模擬店と比べて圧倒的な賑わいを見せている!!
「凄い人だかりだな…」
「それも、おばさん達ばっかり……(汗)」
俺は驚きを見せた表情で呟きながら、直売所を亜紀と一緒に覗き始める……
「凄いよ。武蔵君!」
「大根が、1本10円だって!!」
「激安スーパー並の価格だよ!♪」
「お母さんに1本買っていこうかな!!♪♪」
仮設の台に山積みされている大根を見ながら、亜紀は滅茶苦茶はしゃいだ表情と口調で言う!
確かに安い大根で有るが……亜紀は大根を買うつもりなのか!?
「~~~♪」
亜紀は言い終えると、大根の選別を楽しそうな表情で始める!
その姿は、虹心の瓜二つで有った!!//////
冗談抜きで、亜紀は虹心の上位互換だ!!//////
『はい。ありがとうございます~~♪』
俺はその時。聞き慣れた声を聞くが、人の多さと亜紀の予想外の行動で驚いていたので、俺はその声を聞き逃す……
俺はその声を聞いた時点で、亜紀の側から離れないと行けなかった……
「よし、この大根にしよう!」
「太さや長さもバッチリだし、傷や変形も殆ど無い!!」
亜紀は嬉しそうな表情で、1本の大根を選ぶ。
俺も虹心や母親のために、大根を買うべきかと迷うが、虹心のことだから今日の部活が終わったら、どうせ直売所を見に来るだろう。
母親や兄も時間が有ったら葉月祭を見に来ると言っていたし、みんながもし、直売所で大根を買ってしまったら、三國家には大根が一気に4本揃ってしまう!///
そう考えれば、俺が大根を買う必要は無い!
「~~~♪」
大根だけかと思っていたら、亜紀は嬉しそうな表情で、ニンジンなどの他の野菜類も見始める!
まだまだ、亜紀の買い物は続きそうで有った……
さっきの野球部のようにチョコバナナ、サッカー部はボールを意識してか“たこ焼き”などを模擬店で出す。
逆を言えば、美術部が美術作品を展示せずに、サメ釣りの模擬店を出していたら、おかしな話に成るだろう!?
文化部は飲食では無く、文化部の持ち味を生かした物で勝負をしなければ意味が無い?
「~~~」
「~~~」
誰に説明しているかは分からないけど、俺と亜紀はグラウンドに出店されている各模擬店を見て回っている。
すると亜紀が、和やかな表情で俺に話し掛けてくる。
「ねぇ、武蔵君!」
「直売所を見ていかない?」
「殆どの模擬店は屋台だけど、あそこだけは凄く賑わっているし!!」
「きっと、野菜などが安く買えるんだよね!!♪」
亜紀はその場所を、指を指し示しながら言う。
『新鮮野菜』の、のぼり旗が立てられた、他の模擬店とはあからさまに違う存在。
スペースも直売所の関係か、他の模擬店と比べて数倍以上広い。
「……」
(直売所の模擬店は……園芸クラブだよな!)
(俺が小鞠ちゃんから聞いた話しでは、高等部は果菜を担当するとか言っていたような…)
俺は園芸クラブに所属している小鞠ちゃんを思い出すが……小鞠ちゃんは虹心と同じ中等部で有るし、担当分野が違うために園芸クラブの模擬店でも、其処には小鞠ちゃんは居ないと俺は感じる。
「……武蔵君は、直売に興味が無い?」
俺が直ぐに返事をしないため、亜紀は澄ました表情で再度尋ねてくる。
俺は理解した表情で、亜紀に言い始める。
「うん。分かった。亜紀!」
「まだ、時間も有るし、直売所を見に行こうか!!」
「?」
亜紀は俺の言葉に一瞬、疑問を感じる表情を見せるが、俺と亜紀は直売所模擬店に向けて歩き始める。
亜紀は小鞠ちゃんのことを、桃香ちゃんからは聞いて居ると思うが、実際に会ったことは無いはずだ。
『がや、がや、―――』
園芸クラブの模擬店で有る直売所は、他の模擬店と比べて圧倒的な賑わいを見せている!!
「凄い人だかりだな…」
「それも、おばさん達ばっかり……(汗)」
俺は驚きを見せた表情で呟きながら、直売所を亜紀と一緒に覗き始める……
「凄いよ。武蔵君!」
「大根が、1本10円だって!!」
「激安スーパー並の価格だよ!♪」
「お母さんに1本買っていこうかな!!♪♪」
仮設の台に山積みされている大根を見ながら、亜紀は滅茶苦茶はしゃいだ表情と口調で言う!
確かに安い大根で有るが……亜紀は大根を買うつもりなのか!?
「~~~♪」
亜紀は言い終えると、大根の選別を楽しそうな表情で始める!
その姿は、虹心の瓜二つで有った!!//////
冗談抜きで、亜紀は虹心の上位互換だ!!//////
『はい。ありがとうございます~~♪』
俺はその時。聞き慣れた声を聞くが、人の多さと亜紀の予想外の行動で驚いていたので、俺はその声を聞き逃す……
俺はその声を聞いた時点で、亜紀の側から離れないと行けなかった……
「よし、この大根にしよう!」
「太さや長さもバッチリだし、傷や変形も殆ど無い!!」
亜紀は嬉しそうな表情で、1本の大根を選ぶ。
俺も虹心や母親のために、大根を買うべきかと迷うが、虹心のことだから今日の部活が終わったら、どうせ直売所を見に来るだろう。
母親や兄も時間が有ったら葉月祭を見に来ると言っていたし、みんながもし、直売所で大根を買ってしまったら、三國家には大根が一気に4本揃ってしまう!///
そう考えれば、俺が大根を買う必要は無い!
「~~~♪」
大根だけかと思っていたら、亜紀は嬉しそうな表情で、ニンジンなどの他の野菜類も見始める!
まだまだ、亜紀の買い物は続きそうで有った……
0
あなたにおすすめの小説
陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件
暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編4が完結しました!(2026.2.22)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる