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第5章 個別ルート 伊藤亜紀編
第444話 葉月祭の昼食 その1
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(どっちが良いかと言えば、昔の方の葉月祭が良かった…)
(けど、その分。地域外からの一般来客者も減ったから、治安も良くなり学園らしい祭りに成った)
学園生だけが楽しむ葉月祭なら、今のやり方の方が良いだろう。
葉月祭は地域貢献も含まれているが、メインはやはり学園生だから……
「……私は、真優美さん時代の葉月祭を知らないけど、そんなに賑やかで有ったんだ!」
真優美さんの言葉の後。亜紀は少し驚いた表情で真優美さんに言う。
俺は自宅から徒歩圏内に葉月学園が有るが、亜紀の場合は自宅から電車で通学している。
(小学生時代の亜紀が、葉月学園の学園祭を見に行くために、態々電車に乗って見に行くことは少ないからな…)
『本日のご来場。誠にありがとうございます!』
『―――葉月学園演劇部は、これからも邁進して行きます!!』
亜紀と真優美さんが話している間に演劇部の舞台挨拶は、演劇部長が締めの言葉を言っている。
裏方に成る虹心もステージ上には居るはずだが、後方の立ち位置に成るため、キチンと見ることが出来ない……
(演劇部の演劇を初めて見たが、本当に大所帯だな!)
(けど、劇の準備期間以外の時期は、かなり無駄な人員に成りそうだな!///)
何処の部やクラブでも定員は必ず有るが、演劇部の場合は定員が無いらしい。
だからこそ、虹心のような幽霊部員も生まれる。
(まぁ……演劇部の話しは此処までにして、これからは昼食の時間だよな!)
『パチ、パチ、―――♪』
『パチ、パチ、―――♪』
演劇部部長の言葉の後。ホール内から拍手が湧き上がる。
これで演劇が、本日の終演を迎えたのだろう。
『ぞろ、ぞろ、―――』
演劇を鑑賞していた人々が立ち上がり、出口に向かう中。俺は真優美さんに穏やかな表情で話し掛ける。
「真優美さんは、この後どうしますか?」
「もし、よろしければ、俺たちと一緒に昼食でも……」
「お気遣いありがとう。三國君!♪」
「三國君と亜紀ちゃんで、学園祭の昼食を楽しみたい所だけど、陽葵と待ち合わせをしているのよ!///」
真優美さんは和やかな表情で俺に話す。
どうやら、先客が居たようだ。
(そう言えば……陽葵先輩は何をしているのだろう?)
(ついでに聞いて見るか!)
「真優美さん!」
「陽葵先輩と待ち合わせと言うことは、陽葵先輩は何かをしていたのですよね?」
俺は和やかな表情で真優美さんに質問をすると、真優美さんは穏やかな表情で質問を答え始める。
「陽葵は生徒会のボランティアをしているのよ。あの子は前期、生徒会だったでしょ!」
「葉月祭実行委員会が、現生徒会だけで運営出来るわけが無いから、生徒会経験者達がボランティアで携わるのだよ」
「陽葵先輩は、生徒会のボランティアをしているのですか!」
「生徒会経験者は大変ですね……」
俺は、気遣う表情で真優美さんに言う。
すると、真優美さんは笑顔で俺に言い始める。
「そんな顔をしなくても良いわよ。三國君!」
「生徒会だって陽葵が望んで活動したわけだし、このボランティアだって陽葵は楽しくやっているそうだから、変な心配はしなくて良いよ!!」
「そっ、そうですか…///」
俺は恥ずかしそうな表情で、真優美さんに言う。
真優美さんは和やかな表情で、俺と亜紀に向けて話し始める。
「じゃあ、亜紀ちゃんに三國君!」
「私はこれで失礼するけど、後は二人で楽しい葉月祭を楽しんでね!♪」
真優美さんは言葉を終えると席を立ち上がる。
俺と亜紀は真優美さんにそれぞれが、和やかな表情で声を掛け始める。
「ありがとうございます。真優美さん!」
「真優美さんも、陽葵さんと葉月祭を楽しんでください!」
「ありがとう。二人共!♪」
真優美さんは笑顔で俺と亜紀にお礼の言葉を言って、席から離れて行った。
その姿を俺が見送っていると……亜紀が穏やかな表情で声を掛けて来た。
(けど、その分。地域外からの一般来客者も減ったから、治安も良くなり学園らしい祭りに成った)
学園生だけが楽しむ葉月祭なら、今のやり方の方が良いだろう。
葉月祭は地域貢献も含まれているが、メインはやはり学園生だから……
「……私は、真優美さん時代の葉月祭を知らないけど、そんなに賑やかで有ったんだ!」
真優美さんの言葉の後。亜紀は少し驚いた表情で真優美さんに言う。
俺は自宅から徒歩圏内に葉月学園が有るが、亜紀の場合は自宅から電車で通学している。
(小学生時代の亜紀が、葉月学園の学園祭を見に行くために、態々電車に乗って見に行くことは少ないからな…)
『本日のご来場。誠にありがとうございます!』
『―――葉月学園演劇部は、これからも邁進して行きます!!』
亜紀と真優美さんが話している間に演劇部の舞台挨拶は、演劇部長が締めの言葉を言っている。
裏方に成る虹心もステージ上には居るはずだが、後方の立ち位置に成るため、キチンと見ることが出来ない……
(演劇部の演劇を初めて見たが、本当に大所帯だな!)
(けど、劇の準備期間以外の時期は、かなり無駄な人員に成りそうだな!///)
何処の部やクラブでも定員は必ず有るが、演劇部の場合は定員が無いらしい。
だからこそ、虹心のような幽霊部員も生まれる。
(まぁ……演劇部の話しは此処までにして、これからは昼食の時間だよな!)
『パチ、パチ、―――♪』
『パチ、パチ、―――♪』
演劇部部長の言葉の後。ホール内から拍手が湧き上がる。
これで演劇が、本日の終演を迎えたのだろう。
『ぞろ、ぞろ、―――』
演劇を鑑賞していた人々が立ち上がり、出口に向かう中。俺は真優美さんに穏やかな表情で話し掛ける。
「真優美さんは、この後どうしますか?」
「もし、よろしければ、俺たちと一緒に昼食でも……」
「お気遣いありがとう。三國君!♪」
「三國君と亜紀ちゃんで、学園祭の昼食を楽しみたい所だけど、陽葵と待ち合わせをしているのよ!///」
真優美さんは和やかな表情で俺に話す。
どうやら、先客が居たようだ。
(そう言えば……陽葵先輩は何をしているのだろう?)
(ついでに聞いて見るか!)
「真優美さん!」
「陽葵先輩と待ち合わせと言うことは、陽葵先輩は何かをしていたのですよね?」
俺は和やかな表情で真優美さんに質問をすると、真優美さんは穏やかな表情で質問を答え始める。
「陽葵は生徒会のボランティアをしているのよ。あの子は前期、生徒会だったでしょ!」
「葉月祭実行委員会が、現生徒会だけで運営出来るわけが無いから、生徒会経験者達がボランティアで携わるのだよ」
「陽葵先輩は、生徒会のボランティアをしているのですか!」
「生徒会経験者は大変ですね……」
俺は、気遣う表情で真優美さんに言う。
すると、真優美さんは笑顔で俺に言い始める。
「そんな顔をしなくても良いわよ。三國君!」
「生徒会だって陽葵が望んで活動したわけだし、このボランティアだって陽葵は楽しくやっているそうだから、変な心配はしなくて良いよ!!」
「そっ、そうですか…///」
俺は恥ずかしそうな表情で、真優美さんに言う。
真優美さんは和やかな表情で、俺と亜紀に向けて話し始める。
「じゃあ、亜紀ちゃんに三國君!」
「私はこれで失礼するけど、後は二人で楽しい葉月祭を楽しんでね!♪」
真優美さんは言葉を終えると席を立ち上がる。
俺と亜紀は真優美さんにそれぞれが、和やかな表情で声を掛け始める。
「ありがとうございます。真優美さん!」
「真優美さんも、陽葵さんと葉月祭を楽しんでください!」
「ありがとう。二人共!♪」
真優美さんは笑顔で俺と亜紀にお礼の言葉を言って、席から離れて行った。
その姿を俺が見送っていると……亜紀が穏やかな表情で声を掛けて来た。
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