俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第5章 個別ルート 伊藤亜紀編

第483話 黒崎篤志の本性!

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「武蔵さん言え、三國武蔵さん!」
「率直に言います……亜紀さんと、伊藤亜紀と別れてくれませんか!///」

「!?」

(そう来たか…。篤志!)
(亜紀へモーションかけつつ、俺の方にも仕込みを入れに来たか!!)

「三國武蔵さんが、亜紀を愛しているのは理解していますが、俺はそれ以上に亜紀を愛しています!///」
「亜紀と音信不通に成ったのは俺の所為では無く、社会的な事情の所為です」

「亜紀の方も、俺をまだ意識しているようですが……亜紀は生真面目な女性です!」
「亜紀の性格上からして、みずから俺に乗り換える行動は起こさないでしょう!///」

「俺がサポートをしますから、武蔵さんの方から亜紀と別れてください!」
「武蔵さんが亜紀と別れてくれれば、亜紀も安心して俺の元に戻れますから!///」

「勿論……手切れ金では無いですが、それ相応の金銭もお支払いします!///」
「ですので、是非お願いします!///」
「三國武蔵さん!///」

 篤志は真剣な表情で行った後。ソファーに座っている状態では有るが、最後はテーブルに頭を付ける。
 公衆の面前で頭を下げる篤志…。彼は本当に亜紀が大好きなんだろう。

 幸いファミレスの店内には、俺のクラスメイトが居る感じはしないから、変な噂が立つことは先ず無いだろう。

「……」

(だからと言って、じゃあ亜紀と別れてあげるとは言えんよ!///)
(もし、それを本当にして、そのことが虹心にバレた日には、俺は虹心から八つ裂きにされるに決まっている!//////)

 何度も言うが、虹心は正義感が強い妹で有る。
 そして同時に、曲がったことや倫理に反することは大嫌いで有る。

 俺は別に金銭が欲しい訳では無いが、俺から亜紀と別れ、篤志からその謝礼で金銭を受け取ってしまえば、俺はどんな理由が有れども、金目的で亜紀を売ってしまった事に成る!

 幾ら兄ちゃん大好き虹心でも、それを知ってしまえば、俺を幻滅して昔のように再び冷戦状態に戻るか、正式な宣戦布告を虹心からされるかもしれない!///

 俺は亜紀も好きで有るが、同じように虹心も好きで有る。
 篤志の内容を俺は、到底受け入れられる内容では無かった。

「黒崎さん…///」
「食事を奢って貰って言う身分では無いけど、篤志さんの条件は受け入れられないよ!///」

「俺は亜紀のことが好きだし、亜紀も俺のことが好きだ!」
「黒崎さんと亜紀の関係が長いとは言え、それは出来無いことだ!///」」

 俺は悲しい表情で篤志に言うが、その言葉だけでは篤志は引き下がらず、真に迫った表情で俺に言い始める!

「武蔵さん!///」
「無理なのは、承知しております!///」

「武蔵さんにとっては、大切な初彼女ですが、俺も亜紀が初恋の人なんです!///」
「ですので、俺に亜紀を渡してくれませんか!!///」

「!?///」

(なんで、亜紀が俺の初彼女で有ることを、篤志は知っているの!?///)
(亜紀が篤志に言った!?)

(いや…。亜紀はそんな性格の人では無い!///)
(黒崎篤志は俺と今日会う前に、俺のことを事前に調べている!?///)

 黒崎篤志は小学生時代に、この地域に住んでいた人で有るが、小学五年生の時にこの地域から去っている。
 そして、再びこの地域に戻って来たのが約半年前らしいから、俺のことなんて探偵などを使わない限り、調べようが無いはずだ。

(篤志の知り合いが学園内に居るのは確かにしても、俺のことを此処まで調べられていると成ると、虹心の方まで影響が及ぶな…!)

 俺は心の中で感じるが、だからと言って亜紀と別れることは出来ない。
 家に帰ったら、この件を早速虹心に報告して、優秀な参謀で有る虹心から、対応策を練って貰わないと行けない。

「改めて、お願いします。武蔵さん!///」
「伊藤亜紀を……俺に、ゆずってください!///」

 篤志は嘆願する表情で俺に言うが、無理な物は無理で有る。
 それに亜紀は人間で有って、物では無い。

「黒崎さん…」
「何度も言われても、俺からの意思で亜紀とは、別れるつもりは有りません!」

 俺は困った表情では有るが、力強い口調で篤志に言う。
 すると、篤志は諦め顔で俺に言い始めた。
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