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第6章 個別ルート 譲羽陽葵編
第547話 クリスマスプレゼントを開封する
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……
真優美さんに自宅まで車で送って貰った後。俺は居間に居た、母親への帰宅挨拶もそこそこに自室へ戻る。
「お母さん。ただいま!♪」
「楽しかったよ。譲羽先輩とのクリスマスパーティー―――」
虹心はクリスマスパーティーの出来事を、和やかな表情で母親へ報告を始めていたが、俺も一緒に成って報告をする必要は無いだろう。
『パタン』
自室に戻った俺は早速、陽葵先輩から貰ったクリスマスプレゼントを開封する。
プレゼントの内容は陽葵先輩から既に教えて貰っているが、現物を見るのはこれからで有る。
『ガサ、ガサ、―――』
包装紙を豪快に破る行為はせず、封がされているシールを丁寧に剥がして開封をしていく。
包装紙を剥がすと化粧箱が見えてきて……俺はその化粧箱を開ける。
『パカ!』
「……落ち着いた色合いのペンケースだな」
「大きさもそこそこ有って、結構なペンが入りそうだな」
「これなら学園で使っても、特に目立つことは無いだろう」
俺はペンケースを見ながら、澄ました表情で呟く。
陽葵先輩がチョイスした物で有るから、子どもっぽい感じはしないし、とは言って堅苦しい形でも無い。
「3学期から早速、使って見るか!」
「誰もが、陽葵先輩から貰ったペンケースとは、虹心以外は気付かないはずだ!!」
俺は穏やかな表情で一人しゃべりをする。
その後はもちろん。お礼のメッセージを、Railで陽葵先輩に送っておいた。
俺と陽葵先輩の関係は『撫子』店内だけの関係で有るが、Railでの会話はその時から出来るように成っている。
けど、通話に関しては基本しないに成っている。
陽葵先輩はあくまで、俺を弟目線で見ているし、更に陽葵先輩は受験生で有る。
そして、通話に制限を掛けたのは陽葵先輩では無く、真優美さんで有った。
『通話機能は便利だけど、何処で誰が聞いているかは分からないからね!』
『メッセージのやり取りは、余程のことが無い限りバレないけど、通話は案外聞き耳を立てられるからね!!』
と、真優美さんは笑みを含ませながら言っていたが、俺だって陽葵先輩と通話をする時は、安全な場所でするし、陽葵先輩だって同じだろう?
だが、陽葵先輩もそれで納得してしまっているから、Railでは会話機能しか使えない。
その後は軽く、陽葵先輩とRailでの会話を楽しむが、それも直ぐに終わってしまう。
当たり前で有るが、俺は陽葵先輩との共通の話題が無い。
これで良く、俺は陽葵先輩と関係を持てたなと、言われるかも知れないが、これも変な話し、全て真優美さんのお陰で有る。
真優美さんが色々とお節介をしてくれなければ、未だに陽葵先輩は高嶺の花だろう……
……
…
・
しばらくの時が過ぎて……
短い冬休みもあっと言う間に終わり、学園3学期が始まる。
お正月は例年通り。三國家の家族と共に過ごす。
陽葵先輩から初詣のお誘いでも有るかなと期待していたが、全く無かった///
そもそも現段階では、俺と陽葵先輩は『撫子』以外の場所では仲良く出来ないから、仕方ないと言えば仕方ない。
学園内での、俺と陽葵先輩との関係は上手に隠蔽出来ており、忠告を発してきた岡谷君も、あれから何も言ってこない。
クラスの状況も何時も通りと言えば、何時も通りで有る。
二村は俺との決別を継続し、松田も俺をどうでも良い扱いする。
陰キャラ親友たちとの交流も今まで通りだし、岡谷君との関係も変わらない。
後は、陽葵先輩が無事に“名大”受験に成功し、陽葵先輩が卒園するのを待てば、こっちの物で有る!
後は本当に……静かに時を待つだけで有った。
……
3学期のとある日
「じゃあね、高岡!」
「おう! 三國!!」
「また、明日ね!!」
今日の授業も無事に終わり、俺は陰キャラ親友の高岡に別れの挨拶をして、教室から出る。
教室から昇降口に向かい、昇降口で上履きから運動靴に履き替えようと、自分の下駄箱を見ると……運動靴の上に、折りたたまれた紙切れが入っている。
(?)
(誰からだ?)
(封筒に入って無く、A4用紙を半分に折った状態で置いて有る)
(ラブレターでは無いのは事実だが、一体何だろう…?)
俺はその紙を手に取って、中を広げて見ると……それは意外な人からの差出人で有った!?
真優美さんに自宅まで車で送って貰った後。俺は居間に居た、母親への帰宅挨拶もそこそこに自室へ戻る。
「お母さん。ただいま!♪」
「楽しかったよ。譲羽先輩とのクリスマスパーティー―――」
虹心はクリスマスパーティーの出来事を、和やかな表情で母親へ報告を始めていたが、俺も一緒に成って報告をする必要は無いだろう。
『パタン』
自室に戻った俺は早速、陽葵先輩から貰ったクリスマスプレゼントを開封する。
プレゼントの内容は陽葵先輩から既に教えて貰っているが、現物を見るのはこれからで有る。
『ガサ、ガサ、―――』
包装紙を豪快に破る行為はせず、封がされているシールを丁寧に剥がして開封をしていく。
包装紙を剥がすと化粧箱が見えてきて……俺はその化粧箱を開ける。
『パカ!』
「……落ち着いた色合いのペンケースだな」
「大きさもそこそこ有って、結構なペンが入りそうだな」
「これなら学園で使っても、特に目立つことは無いだろう」
俺はペンケースを見ながら、澄ました表情で呟く。
陽葵先輩がチョイスした物で有るから、子どもっぽい感じはしないし、とは言って堅苦しい形でも無い。
「3学期から早速、使って見るか!」
「誰もが、陽葵先輩から貰ったペンケースとは、虹心以外は気付かないはずだ!!」
俺は穏やかな表情で一人しゃべりをする。
その後はもちろん。お礼のメッセージを、Railで陽葵先輩に送っておいた。
俺と陽葵先輩の関係は『撫子』店内だけの関係で有るが、Railでの会話はその時から出来るように成っている。
けど、通話に関しては基本しないに成っている。
陽葵先輩はあくまで、俺を弟目線で見ているし、更に陽葵先輩は受験生で有る。
そして、通話に制限を掛けたのは陽葵先輩では無く、真優美さんで有った。
『通話機能は便利だけど、何処で誰が聞いているかは分からないからね!』
『メッセージのやり取りは、余程のことが無い限りバレないけど、通話は案外聞き耳を立てられるからね!!』
と、真優美さんは笑みを含ませながら言っていたが、俺だって陽葵先輩と通話をする時は、安全な場所でするし、陽葵先輩だって同じだろう?
だが、陽葵先輩もそれで納得してしまっているから、Railでは会話機能しか使えない。
その後は軽く、陽葵先輩とRailでの会話を楽しむが、それも直ぐに終わってしまう。
当たり前で有るが、俺は陽葵先輩との共通の話題が無い。
これで良く、俺は陽葵先輩と関係を持てたなと、言われるかも知れないが、これも変な話し、全て真優美さんのお陰で有る。
真優美さんが色々とお節介をしてくれなければ、未だに陽葵先輩は高嶺の花だろう……
……
…
・
しばらくの時が過ぎて……
短い冬休みもあっと言う間に終わり、学園3学期が始まる。
お正月は例年通り。三國家の家族と共に過ごす。
陽葵先輩から初詣のお誘いでも有るかなと期待していたが、全く無かった///
そもそも現段階では、俺と陽葵先輩は『撫子』以外の場所では仲良く出来ないから、仕方ないと言えば仕方ない。
学園内での、俺と陽葵先輩との関係は上手に隠蔽出来ており、忠告を発してきた岡谷君も、あれから何も言ってこない。
クラスの状況も何時も通りと言えば、何時も通りで有る。
二村は俺との決別を継続し、松田も俺をどうでも良い扱いする。
陰キャラ親友たちとの交流も今まで通りだし、岡谷君との関係も変わらない。
後は、陽葵先輩が無事に“名大”受験に成功し、陽葵先輩が卒園するのを待てば、こっちの物で有る!
後は本当に……静かに時を待つだけで有った。
……
3学期のとある日
「じゃあね、高岡!」
「おう! 三國!!」
「また、明日ね!!」
今日の授業も無事に終わり、俺は陰キャラ親友の高岡に別れの挨拶をして、教室から出る。
教室から昇降口に向かい、昇降口で上履きから運動靴に履き替えようと、自分の下駄箱を見ると……運動靴の上に、折りたたまれた紙切れが入っている。
(?)
(誰からだ?)
(封筒に入って無く、A4用紙を半分に折った状態で置いて有る)
(ラブレターでは無いのは事実だが、一体何だろう…?)
俺はその紙を手に取って、中を広げて見ると……それは意外な人からの差出人で有った!?
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