俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第7章 個別ルート 三國虹心編

第593話 兄妹カップル

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「にっ、虹心!///」
「虹心の気持ちは分かったから、離れてくれ!!///」

 俺は少し頬を染めた、困った表情で虹心に言う。
 だが、虹心は俺を抱き締めながら、笑顔のままで話し始める。

「もう少ししたら離れて上げるから、それまでは我慢していて!♪」
「私も約半年間。我慢していたんだから!!♪」

「!!///」

(我慢だと!?)
(虹心は俺のために、一歩引いていたのか!!)

 虹心の言葉通りなら、俺が亜紀や陽葵先輩に興味を示してる間は、自分の意志を殺して俺の行方を見守っていた事と成る。
 俺を一番愛してくれる人は二村や小鞠ちゃんでは無く、身近すぎる妹の虹心で有った……

 俺は虹心受け入れた事により、兄妹であるがほぼ恋人関係と成った。
 俺が知っている異性の中では一番積極的で、また妹で有るから一番付き合いも長い。

 虹心の中では性行為さえしなければ問題ないと言い切ったが、思春期を迎えた兄妹が健全な兄妹カップルで終わる訳が無い!!///
 だが、さっき虹心は俺に抱きついたが、俺の“ぞうさん”に衣類越しでも触れようとはしなかったし、虹心の胸も過度に俺の体への押し付けはしなかった。

 キスの方も今回は頬だけで終わり、夏休みの時のような唇を重ねるキスはしなかった。

(今回も、俺は虹心に遊ばれているのだろうか?)

 だが、しかし。俺を抱き締めて満足した虹心は、その後直ぐに虹心の部屋から追い出された!

「兄ちゃんの本能が目覚める前に、部屋から追い出しておかないとね!♪」
「まぁ、その前に目覚めても、私は大声で叫ぶだけだけど!!♪」

 と、虹心は嬉しそうな表情で俺に言って、俺を部屋から追い出した。
 そして、ご丁寧に部屋の鍵まで閉めてくれた。(虹心の部屋だけは鍵が付いている)

 なので、俺は現在自室に居る。
 俺には虹心しか居ないが、あっけらかんと俺は虹心とほぼ恋人関係に成ってしまった。

(と言っても……こんな関係を母親や兄には絶対言えんし、クラスの連中にも言えん///)
(それにもし、伊藤さんや陽葵先輩がこの関係を知った日には、間違いなく罵詈雑言ばりぞうごんを俺に浴びせるだろう///)

 俺と虹心は再び関係を深めたが、深めただけで有り、俺はこれ以上の事は求めない事を自分自身で決める。
 本能に任したら、近親相姦までに直ぐ発展してしまうからだ!///

 当然。その日はいつも以上に寝付けない夜で有った。

 ☆

 俺が虹心とほぼ恋人関係に成って、しばらくの時が過ぎる。

 虹心は何時の間にかポーカーフェイスを完全会得したらしく、家族の居る前では妹の虹心を演じ、2人の時は恋人の虹心と成る。
 流石、亜紀の上位互換で有る虹心である。

 だが、お互い。体の関係に発展するのは不味いと理解しているため。軽いキスはするが、それ以上の行為は自粛している。
 特に虹心はまだ中等部で有るから、この年齢で妊娠したら大事だけでは済まなくなる。

 間違いなく母親は怒鳴り、航平(兄)は俺を殴るだろう。
 父親は単身赴任中で有るが、間違いなくすっ飛んで帰って来るだろう!

 今の所。俺と虹心の関係は家族にはバレてはおらず、虹心も母親に上手に言っているから問題ないと言いたいが……俺が最近陽葵先輩の元に会いに行っていないから、母親は色々な意味で勘づいているだろう。

 陽葵先輩と別れたとか、また最近虹心と仲が良いとか……
 母親は虹心の親玉で当然有るから、母親がこの異変に気付かない訳が無い。

 今の所はワザと泳がしているのか、それとも別の理由で俺や虹心を追い詰めないのかは分からないが、この関係がバレるのも時間の問題だと俺は感じている……

 ☆

 俺と虹心は兄妹恋人関係を続けているが、後少しで三学期が終わろうとしていた時。
 ここで一つの事件が起きた。

 それは虹心伝手から聞いた話しで有るが、小鞠ちゃんの彼氏である木付と別れたらしい。
 だが、普通の別れ方では無く、木付一家が蒸発したらしい!?

 ある日から急に木付は学園へ来なく成り、連絡も取れなくなった。
 小鞠ちゃんは木付の家を当然知っているので、思い切って尋ねた所……その家は空き家と成っていたそうだ。

 小鞠ちゃんも突然の事でかなりのショックを受けて、学園を連日休むまでの事態に発展した。
 小鞠ちゃんを心配した虹心は、小鞠ちゃんの家に行き度々心のケアをしたらしいが……うっかりと言うか多分ワザだと思うけど、俺が完全にフリーである事と、俺が虹心と関係を再度深めた事を話したらしい。

 元々。俺が好きで有った小鞠ちゃんは当然、これを驚きながら聞いたらしいが……小鞠ちゃんから俺との復縁を望んできた!?
 俺にとっても虹心から、小鞠ちゃんに乗り換えるチャンスだと感じたが、俺にもまた問題が起きた!!

 それは、俺の人生を根底から揺るがす出来事で有った……
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