俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

文字の大きさ
619 / 657
第7章 個別ルート 三國虹心編

第619話 虹心の期待と受験対策 その1

しおりを挟む
「虹心……俺は、虹心の期待に応えたいとは思っている!」
「だが、どうせ応えるなら、確実な方法で応えたい……」

「独学で受験対策をしても、出来ない事は無いが、どうせするなら現役合格を目指さないとな……」

 俺は悩んだ表情で虹心に話す。
 虹心は『やれやれ』の表情で、俺に話し始める。

「応える気持ちは有るんだ…。兄ちゃん!」
「安心したよ……」

「確実な方法ね……」
「そんなの、一つしか無いじゃん」

 ここで虹心は、困った微笑み表情に変わって、俺に言葉を続ける。

「勉強が出来る人に、頼るしか無いよ!」
「兄ちゃんのクラスの中で、成績優秀な人は居ないの?」

「俺のクラス内か……俺の大親友岡谷君は案外成績が優秀だが、人に教えるタイプで無いんだよな(汗)」
「岡谷君は何でも、秘匿タイプだから……」

「高岡は一応。並の上だが高岡に頼っても、国防大学校に現役合格出来る保証は無いしな……」

 俺は考える表情で、虹心に話す。
 男子が駄目なら女子と言いたいが、俺はクラスの女子達に嫌われている///

 俺の言葉の後。
 虹心は、思い切った表情で俺に話し始める。

「ねぇ……兄ちゃん」
「伊藤(亜紀)さんは兄ちゃんを嫌いで、振ったわけでは……無いでしょ?」

「……それ以前。虹心に話した通りだよ」
「亜紀は俺より、進学を選んだ」

名大なだいは、この地域で一番の大学で有るから、競争率も凄く激しい」
「名大は京大けいだい東大ひがしだいに、十分対抗出来る大学だからな!」

「亜紀の事だから、学園推薦を目指しているのだろう」
「だから、内申点の為に俺を振った」

 俺は、不服な表情で虹心に話す。
 けど、虹心は真面目な表情で俺に話し始める。

「なら、兄ちゃん!」
「伊藤さんに頼ってみたら?」

「伊藤さんは特進コースの上。名大を目指している優秀な人でしょ!」
「伊藤さんに頼れば、国防大学校への現役合格率が遙かに上がる!!」

「うーん」
「それは、そうだが……」

 俺は虹心の言葉で、渋る表情で唸る。
 確かに亜紀に頼れば、ほぼ現役合格は間違いないだろう。

 亜紀は厳しい一面も有るが、勉強は分かりやすく教えてくれた。
 俺は困った表情で虹心に話し始める。

「確かに、虹心の言う通りだ」
「でもな、虹心。俺は現在。亜紀と気軽に連絡を取れる関係では無い」

「そんなの、兄ちゃん!」
「特進コースに出向いて、伊藤さんに会いに行けば良いじゃん!!」

「兄ちゃんとは喧嘩別れとかで、伊藤さんとは別れていないのだから、事情を話せば伊藤さんも応援してくれるでしょ?」

 虹心は、眉を吊り上げながら俺に言う!
 事情を言えばか……俺は何となく、そのやり取りを想像してみる。

 ……

『えっ!』
『三國君は国防大学校を、今から目指すの!?』

『そんなのは、二年生の内に済ます物でしょ!』
『人生舐めているの!?』

 亜紀の開口一番は、呆れた表情と口調から始まるだろう!
 俺は身振り素振りで、亜紀に事情を説明を続けると思うが……

『それも、三國君自身の為では無く、虹心ちゃんから言われたから、進路変更するのでしょ!?』
『三國君はシスコン気味だとは感じていたけど、其処までシスコンで有ったとは……』

『そんな変態からの頼みなんて、私は聞きたくない!』
『別れて、正解だわ!!』

 亜紀は俺を馬鹿にした表情で話し、最後は勝ち誇った表情(?)で、俺に言い放つだろう!?
 亜紀には元カノとは言え、俺が三國家の養子だとは言いにくいし……

 ……

(俺だけに亜紀に言いに言ったら、間違いなくそう言うだろう///)
(そう考えると……虹心も連れて行くしか無い?)

(亜紀は虹心を気に入っているし、虹心は亜紀の下位互換に当たるから、気持ちも通じやすいかも知れない?)

 俺は覚悟を決めた表情で、虹心に話し始める。

「虹心…。虹心も一緒に亜紀へ頼んでくれるなら、俺は亜紀に頼んでみるよ」
「俺一人だと先ず拒否されるだろうが、虹心と一緒なら亜紀も悩み始めると思うからな……」

「私も一緒?」
「別に良いよ。兄ちゃん!」

 虹心は嫌がるかと思っていたが、虹心は理解した表情で俺に話す。
 虹心は度胸が有る奴だから、目上の人に会いに行くのに対し怖じ気を感じない?

 ……

 俺は国防大学校。一般入試。現役合格を目指す為に、元カノである亜紀に頼ってみるのを決める。
 亜紀とは、喧嘩別れ状態で別れたわけでは無いから、話しぐらいは聞いてくれるだろう。

 俺は虹心の期待に応える為に、元カノの亜紀に頼る……
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる

釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。 他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。 そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。 三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。 新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。   この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。

バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件

沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」 高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。 そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。 見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。 意外な共通点から意気投合する二人。 だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは―― > 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」 一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。 ……翌日、学校で再会するまでは。 実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!? オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。

遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。 彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。 ……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。 でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!? もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー! ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。) 略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

処理中です...