俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第7.1章 個別ルート 虹心・小鞠編

第634話 動植物園で食べるお弁当 その1

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 現在。俺たち三人は、お花畑休憩所で昼食を摂るために、空いている席を探している。
 だが、殆どの席が食べている途中や、食べ始めたばかりの席で有り、中々空席が見付かりそうでも無い。

 他人の弁当でも、美味しそうに食べているのを見ると、空腹感を一気に感じるようになる!///

「……///」

「……!///」

 虹心は無言で歩きながら、困った微笑み表情で小鞠ちゃんを見ているが、小鞠ちゃんの方はムキな表情で席を探している。
 小鞠ちゃんはベンチでも良いと言ったが、この場所でも食べたい感じだ。

 すると……虹心がその表情で、俺に耳打ちをして来るように話し始める。

「どうする、兄ちゃん?」
「この場所でお弁当を食べるのは諦めて、別の場所で食べるか、それとも少し植物園の方を見てから食べるにする?」

「虹心。此処で空かない席を探すより、植物園(ゾーン)の方を少し見てからにするか?」
「この国の人間達は何故か、12時から13時までは昼食の時間と、決めつけているからな!」

 俺は困った表情で虹心に話す。
 今の時刻は12時15分で有り、この国での昼食時間帯と成る。

 なので、13時付近にならない限り、席が空く可能性は非常に低い。
 俺の言葉を聞いた虹心は、和やかな表情で小鞠ちゃんに話し始める。

「ねぇ、小鞠ちゃん!」
「このまま、何時空くか分からない席を探すより、少し植物園の方に行かない?」

「きっと13時近くに成れば、この混んでいるお花畑休憩所もくはずだからさ!」

「……そうですね。虹心ちゃん」
「私的には……一度で見て回りたかったのですが、空席探しも時間の無駄ですからね…」

 小鞠ちゃんは渋々の表情で虹心に話す。
 小鞠ちゃんの言葉を聞いた虹心は、穏やかな表情で俺に話し始める。

「兄ちゃんも聞いていたでしょ?」
「お昼の時間は少しずらして、植物園の方を少し回るからね!」

「……分かった」

 俺には拒否権なんか無いし、余計な事も言う必要が無いので、澄ました表情で虹心に話す。
 俺たち三人はお花畑休憩所から、一番近い植物園ゾーンの草花を見始める。

「わぁ。結構咲いているね。桜!!」
「今日じゃなくて、来週にすれば良かったね!♪」

 桜を見た虹心が、嬉しそうな表情で一人しゃべりをする。
 お花畑休憩所から、一番近い植物園ゾーンは桜の丘と言う、桜ゾーンで有った。

 桜の木の下は芝生で有るが、桜周囲にはロープが張られており、其処にレジャーシートを広げて、弁当が食べられる作りとは成っていない。
 小鞠ちゃんが、恨めしそうな表情で一人しゃべりを始める。

「本来でしたら……この景色を遠くに見ながら、虹心ちゃんが作ってくれたお弁当を食べているはずでしたのに……」

「まぁ、まぁ、小鞠ちゃん///」
「後30分もすれば、休憩所の席も空くはずだから我慢、我慢!///」

 虹心は少し頬染めた困った微笑み表情で、小鞠ちゃんをなだめる。
 小鞠ちゃんは、花を見ながら昼食を食べたいのも有るのだろうが、同時に虹心が作った弁当も楽しみしているのだろう。

 俺たち三人は空腹を我慢しなら、少し早い花見を楽しむ……
 その後は、屋外で咲いている季節の花を歩きながら楽しむ。

 植物園ゾーンのメインは温室で有るが、其処に入ってしまうと大幅に、昼食時間が遅れる事が目に見えているので、温室は昼食後に楽しむ。

 ……

 13時位を目安に、俺たち三人はお花畑休憩所に戻る。
 やはりと言うか、世間で言う昼食時間が終わる時間なので、かなりの空席が出来ていた。

(本当。この国の人間達は時間に律儀だな!///)
(それしか、取り柄が無いみたいに!?///)

 俺はそんな事を思いながら、虹心と小鞠ちゃんが選んだに座る。
 その席は、植物園ゾーンが一望出来る場所で有り、昼食時間をずらした甲斐も有った席で有った。

「~~~♪」

「~~~♪」

 虹心と小鞠ちゃんは笑顔で手分けをしながら、各弁当の容器を開けて、昼食を食べられる準備を進めている。
 弁当の中身は、朝見ているから内容は分かっているが、それでも見ると早く食べたいと感じる///

 俺も、水筒から各容器コップにお茶を注いで、準備を手伝っている。
 弁当が食べられる準備も済んで、世間の昼食時間からズレてしまったが、やっと昼食の時間だ!
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