俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―

小春かぜね

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第7.1章 個別ルート 虹心・小鞠編

第653話 俺たち三人は招かれざる客?

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 俺たち三人は、店の女性が指し示したテーブルに向い着席する。
 狭い店内で有るが、店にとってお客と成る人間は俺たち三人以外いない。

 俺の正面に虹心が座って、隣に小鞠ちゃんが座る。
 隠れ家の意味は間違っていないが、隠れ家過ぎる感じもする。

 (店の)女性は俺たちの着席を視認すると、暖簾を掻き分けて厨房に戻っていく?
 俺たちに出す、お冷やを取りに行ったのだろう。セルフで無いだけマシか??

(外見だけで見れば、真優美さんの様な美人の部類に入るのに、愛想が少ない人だな)
(他にスタッフが居る感じはしないから、この店はワンオペか?)

 女性は長い茶髪を後ろに一つ束ねており、またその髪の毛もウェーブ掛かっていた。それが天然なのか、パーマを掛けたかは分からない。
 顔付きは美人を感じる顔付きで有り、これを満面の笑みで接客していたら、真優美さんと良い勝負が出来たかも知れない??

(小鞠ちゃんには悪いけど、このお店は大外れだな)
(内装も所詮、蕎麦屋程度。女性店員の愛想もイマイチ。これで料理が不味ければ隠れ家所が閑古鳥が鳴く店だよ…!)

「……」

「……」

 俺はそんなことを心の中で感じているが、小鞠ちゃんは自分自身で気を落ち着かせて、虹心は『これは困ったね///』の表情をしている。
 SNS映えする程の装飾はされていないし……だが、料理が旨ければ何も問題は無いのだが。

「……」

『スタ、スタ、―――』

 先程の女性が、お冷やとを持って厨房から出て来るが、歩き方は丁寧だ。
 女性は俺たちの席に近付き、澄ました表情でお冷やとを各個人に配る。

「……何にしますか?」

 配り終えた女性が、本当に澄ました表情で注文を聞いてくる!
『来店した以上は……』の嫌々感を、こっちまで感じてしまうほどだ!

「……(怒)」

 虹心も女性の態度が気に入らないようで、不満顔を表に出している。←虹心は直ぐに顔へ表情を出す
 もし、小鞠ちゃんとの三人で無ければ、虹心はこの女性に食って掛かっていただろう!?

「えっと……すいません。メニューは無いのですか///」

 ここで小鞠ちゃんが、困った微笑み表情で女性に尋ねる。
 テーブルにはメニュー表は置いて無く。また店内にもメニューは掲示されていない。

 唯一有ったのは店入口に置いて有る、手書きの立て看板だけである。
 其処に一応メニューは書かれていたが『本日の日替わりランチ ¥○○○円』と、後はコーヒーやドリンク類しか書かれていなかった。

「……店内にメニューは無いです!」
「現在提供できるのは、本日のランチとドリンク類だけです!!」

「!?」

 女性は小馬鹿にした表情で、小鞠ちゃんに言う!
 その言葉を聞いていた虹心は、仰天の表情をしていた。

(本当に俺たちは、招かれざる客なんだな!)
(見掛けは美人なのに、本当もったいない!///)

(こんなのなら電車賃は掛かるが、撫子(真優美の店)に行くべきで有ったな)

「……(大怒)」

 虹心は無言で有るが、完全に怒っていた。
 女性態度の悪さも有るが、小鞠ちゃんに暴言を吐いたことが許せないのだろう。

「……あの~~(大怒)」

 虹心が女性に向けて、怒りの言葉を発し始めた時。
 小鞠ちゃんが取り繕った表情で、女性に話し始める。

「えっと……では、ランチ3つお願いします///」

「……ランチ3つですね」
「ドリンクはどうされますか?」

 女性は何事も無かった表情で注文を受け付け、食後のドリンク(多分)を聞いてくる。
 小鞠ちゃんは困った微笑み表情で、女性に話し始める。

「……私は紅茶で」

「……私も紅茶で!」

 虹心は敵意を含ませた口調で女性に言う。
 だが、女性は虹心の言葉を買わず、俺の方に顔を向けて、澄ました表情で話し掛けてくる。

「……そちらは?」

「えっと……では、ホットコーヒーで!」

「……少々お待ちください」

 俺は澄ました表情で、素早く女性に言う。
 女性は復唱をせず、注文を聞き終えると感情の無い言葉を言いながら、素早く厨房に戻ってしまう!

 当然。今日のランチメニューを俺たち三人は知らない///
 大外れ所か、大失敗の店に入ってしまった!//////

 これで料理が不味ければ、冗談抜きで虹心が怒り狂いそうだな!
 接客0点。態度0点。料理0点で怒らない人は先ず居ないからな!!
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