18 / 23
それぞれの道
しおりを挟む
日生と遊園地デートをしたのは土曜日で有る。
そして、今日は日曜日。
昨夜、日生にメッセージを送ったのだが、返信が来ないまま日曜日を向かえてしまう。
久しぶりの両親との食事で、舞い上がったのかなと思っていたが、もうすぐお昼時の時間に成るのに、未だにメッセージの既読マークすら付かないのは、流石におかしいと感じた。
お昼ご飯を食べて、所要を済ませて、時間が有る時に、SNSの日生のメッセージ欄を見るが、やはり返信どころか既読マークは付いていない。
俺は思いきって、SNSの通話機能を使って、日生との通話を試みるが、日生は電話には出ない・・・
流石におかしいと思い、真央にSNSで連絡を取ってみるが・・・
「真央。こんにちは」
「日生にSNSで連絡取っているのだけど、既読マークすら付かないんだ」
「どうしよ・・・(;。;)」
『こんにちは(^^)』
『それ、日生がスマートフォンの充電し忘れているのだよ!』
『私も良く、日生に連絡付かない時有るもん!!』
『もしかして、それは大事な用事?』
「いや、そんな事無いけど・・・」
「連絡が付かないから心配に成っただけで・・・」
『そう!!』
『どうしても大事な用事がだったら、日生の家の固定電話に、私が連絡して上げる!!』
「あっ、そこまで大事な要件じゃ無いから大丈夫」
「ありがとう、真央(*’-‘*)」
『いえ、いえ』
『どういたしましてw』
真央がそう言うなら、真央のことを信用することにした。
俺と日生の関係はネット上の関係では無い!
SNSの連絡が途絶えていても、リアルで人と人が繋がっているんだ!!
明日学校で日生に会えば、普通通りに話してくれるだろうとそう信じていた・・・
月曜日・・・
何時もの時間に家を出て、駅に向かい電車に乗って、学校の最寄り駅で電車から降りて、学校までの通学路を歩く・・・
学校に到着して、昇降口でスリッパに履き替えて教室に向かう。
教室に入り、クラスメイト達の挨拶もそこそこにして、俺は日生の席を見るが、彼女はまだ登校していないようだ。
(あれ? 何時もなら、もう来ているはずだが?)
日生が学校に来ていない事を心配がするが、始業のチャイムが鳴り、担任の先生が教室に入って来る。
「はい。では、号令をお願いします」
「起立~~」
クラス委員長が号令を掛けて、挨拶をして、朝のHR(ホームルーム)が始まり、先生が出欠を取る。
男子達は名前が呼ばれると返事をして、俺の名前が呼ばれると俺は返事をする。
男子達の点呼が終わると今度は女子の番で有る。
女子達も同じように返事をして行き、日生の番が来ると先生は言う。
「午前中、欠席の連絡を貰っています」
と先生は言う。
(・・・午前中は休みか)
(体調でも崩したのかな?)
俺は後で、真央に聞いてみようと考える。
・・・・・・
授業の合間の休憩(移動)時間。
俺は真央にSNSで連絡を取る。
「真央」
「日生、午前中休みだけど、何か知っている?」
と俺は真央にメッセージを送信する。
すると、数分後に真央から返信が来る。
『日生?』
『私は何も聞いていない~~』
「そうか・・・」
「ありがとう・」
俺は真央に、そう返信をする。
(真央も知らないか・・・)
(まあ、昼から来るらしいから大丈夫か・・・)
直ぐに始業のチャイムが鳴る時間だったため、俺は深く考えずに次の授業の準備をした。
・・・・・・
午後の授業からは、日生は学校に来たが、本当にギリギリに来た。
俺の中ではてっきり、お昼休みの時間に来る者だと思っていたからだ。
俺の席と日生の席は離れているため、挨拶は簡単には掛けられない。
日生もそれを知っているのか、わざと俺の付近を通らないようにして自分の席に座る。
午後からの授業も進んで行き、授業の合間の時間に日生に声を掛けようとするが、直ぐに女子達と教室を出て行ったり、スマートフォンを持って教室を出て行く・・・。全く声を掛ける機会が無い・・・
スマートフォンを持って、教室の外に出るという事は、スマートフォンのバッテリーは有る証拠だ!
しかし、俺が日生に送ったメッセージには、既読マークは未だに付いていない。
結局、日生に声を掛けられず、夕方のHRが始まる。
HRも終わり、それぞれが部活やクラブ活動に向かう中、俺も急いで帰る準備を終えて、日生の席に向かおうとしていたが、逆に日生が俺の席にやって来る。
「良輔。話が有る」
「中庭に今から来て」
愛嬌の有る日生の顔で無く、真剣で真顔の日生は、俺にその言葉を言って来る。
俺は何かの覚悟をしながらバックを持って、日生と一緒に中庭に向かう。
案の定、誰も居ない中庭。
根を詰めた話をするには持って来いの場所だが、日生は何を言い出すのだろうか?
しかし、俺の中では分かりきっていた。
『どうせ、別れよう』と言うのだろう・・・
お互いが向き合うが、俺からは声を掛ける気はしなかった。
日生が俺を呼び出したのだから、日生から話すべきだ!
「・・・」
「・・・」
また、無言の時間が続く・・・・
俺は日生から発する言葉に緊張しながら立ち尽くした。
そして、今日は日曜日。
昨夜、日生にメッセージを送ったのだが、返信が来ないまま日曜日を向かえてしまう。
久しぶりの両親との食事で、舞い上がったのかなと思っていたが、もうすぐお昼時の時間に成るのに、未だにメッセージの既読マークすら付かないのは、流石におかしいと感じた。
お昼ご飯を食べて、所要を済ませて、時間が有る時に、SNSの日生のメッセージ欄を見るが、やはり返信どころか既読マークは付いていない。
俺は思いきって、SNSの通話機能を使って、日生との通話を試みるが、日生は電話には出ない・・・
流石におかしいと思い、真央にSNSで連絡を取ってみるが・・・
「真央。こんにちは」
「日生にSNSで連絡取っているのだけど、既読マークすら付かないんだ」
「どうしよ・・・(;。;)」
『こんにちは(^^)』
『それ、日生がスマートフォンの充電し忘れているのだよ!』
『私も良く、日生に連絡付かない時有るもん!!』
『もしかして、それは大事な用事?』
「いや、そんな事無いけど・・・」
「連絡が付かないから心配に成っただけで・・・」
『そう!!』
『どうしても大事な用事がだったら、日生の家の固定電話に、私が連絡して上げる!!』
「あっ、そこまで大事な要件じゃ無いから大丈夫」
「ありがとう、真央(*’-‘*)」
『いえ、いえ』
『どういたしましてw』
真央がそう言うなら、真央のことを信用することにした。
俺と日生の関係はネット上の関係では無い!
SNSの連絡が途絶えていても、リアルで人と人が繋がっているんだ!!
明日学校で日生に会えば、普通通りに話してくれるだろうとそう信じていた・・・
月曜日・・・
何時もの時間に家を出て、駅に向かい電車に乗って、学校の最寄り駅で電車から降りて、学校までの通学路を歩く・・・
学校に到着して、昇降口でスリッパに履き替えて教室に向かう。
教室に入り、クラスメイト達の挨拶もそこそこにして、俺は日生の席を見るが、彼女はまだ登校していないようだ。
(あれ? 何時もなら、もう来ているはずだが?)
日生が学校に来ていない事を心配がするが、始業のチャイムが鳴り、担任の先生が教室に入って来る。
「はい。では、号令をお願いします」
「起立~~」
クラス委員長が号令を掛けて、挨拶をして、朝のHR(ホームルーム)が始まり、先生が出欠を取る。
男子達は名前が呼ばれると返事をして、俺の名前が呼ばれると俺は返事をする。
男子達の点呼が終わると今度は女子の番で有る。
女子達も同じように返事をして行き、日生の番が来ると先生は言う。
「午前中、欠席の連絡を貰っています」
と先生は言う。
(・・・午前中は休みか)
(体調でも崩したのかな?)
俺は後で、真央に聞いてみようと考える。
・・・・・・
授業の合間の休憩(移動)時間。
俺は真央にSNSで連絡を取る。
「真央」
「日生、午前中休みだけど、何か知っている?」
と俺は真央にメッセージを送信する。
すると、数分後に真央から返信が来る。
『日生?』
『私は何も聞いていない~~』
「そうか・・・」
「ありがとう・」
俺は真央に、そう返信をする。
(真央も知らないか・・・)
(まあ、昼から来るらしいから大丈夫か・・・)
直ぐに始業のチャイムが鳴る時間だったため、俺は深く考えずに次の授業の準備をした。
・・・・・・
午後の授業からは、日生は学校に来たが、本当にギリギリに来た。
俺の中ではてっきり、お昼休みの時間に来る者だと思っていたからだ。
俺の席と日生の席は離れているため、挨拶は簡単には掛けられない。
日生もそれを知っているのか、わざと俺の付近を通らないようにして自分の席に座る。
午後からの授業も進んで行き、授業の合間の時間に日生に声を掛けようとするが、直ぐに女子達と教室を出て行ったり、スマートフォンを持って教室を出て行く・・・。全く声を掛ける機会が無い・・・
スマートフォンを持って、教室の外に出るという事は、スマートフォンのバッテリーは有る証拠だ!
しかし、俺が日生に送ったメッセージには、既読マークは未だに付いていない。
結局、日生に声を掛けられず、夕方のHRが始まる。
HRも終わり、それぞれが部活やクラブ活動に向かう中、俺も急いで帰る準備を終えて、日生の席に向かおうとしていたが、逆に日生が俺の席にやって来る。
「良輔。話が有る」
「中庭に今から来て」
愛嬌の有る日生の顔で無く、真剣で真顔の日生は、俺にその言葉を言って来る。
俺は何かの覚悟をしながらバックを持って、日生と一緒に中庭に向かう。
案の定、誰も居ない中庭。
根を詰めた話をするには持って来いの場所だが、日生は何を言い出すのだろうか?
しかし、俺の中では分かりきっていた。
『どうせ、別れよう』と言うのだろう・・・
お互いが向き合うが、俺からは声を掛ける気はしなかった。
日生が俺を呼び出したのだから、日生から話すべきだ!
「・・・」
「・・・」
また、無言の時間が続く・・・・
俺は日生から発する言葉に緊張しながら立ち尽くした。
0
あなたにおすすめの小説
フッてくれてありがとう
nanahi
恋愛
【25th Anniversary CUP】にて、最終ランキング3位に入りました。投票してくださった皆様、読んでくださった皆様、ありがとうございました!
「子どもができたんだ」
ある冬の25日、突然、彼が私に告げた。
「誰の」
私の短い問いにあなたは、しばらく無言だった。
でも私は知っている。
大学生時代の元カノだ。
「じゃあ。元気で」
彼からは謝罪の一言さえなかった。
下を向き、私はひたすら涙を流した。
それから二年後、私は偶然、元彼と再会する。
過去とは全く変わった私と出会って、元彼はふたたび──
今さらやり直しは出来ません
mock
恋愛
3年付き合った斉藤翔平からプロポーズを受けれるかもと心弾ませた小泉彩だったが、当日仕事でどうしても行けないと断りのメールが入り意気消沈してしまう。
落胆しつつ帰る道中、送り主である彼が見知らぬ女性と歩く姿を目撃し、いてもたってもいられず後を追うと二人はさっきまで自身が待っていたホテルへと入っていく。
そんなある日、夢に出てきた高木健人との再会を果たした彩の運命は少しずつ変わっていき……
壊れていく音を聞きながら
夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。
妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪
何気ない日常のひと幕が、
思いもよらない“ひび”を生んでいく。
母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。
誰も気づきがないまま、
家族のかたちが静かに崩れていく――。
壊れていく音を聞きながら、
それでも誰かを思うことはできるのか。
溺婚
明日葉
恋愛
香月絢佳、37歳、独身。晩婚化が進んでいるとはいえ、さすがにもう、無理かなぁ、と残念には思うが焦る気にもならず。まあ、恋愛体質じゃないし、と。
以前階段落ちから助けてくれたイケメンに、馴染みの店で再会するものの、この状況では向こうの印象がよろしいはずもないしと期待もしなかったのだが。
イケメン、天羽疾矢はどうやら絢佳に惹かれてしまったようで。
「歳も歳だし、とりあえず試してみたら?こわいの?」と、挑発されればつい、売り言葉に買い言葉。
何がどうしてこうなった?
平凡に生きたい、でもま、老後に1人は嫌だなぁ、くらいに構えた恋愛偏差値最底辺の絢佳と、こう見えて仕事人間のイケメン疾矢。振り回しているのは果たしてどっちで、振り回されてるのは、果たしてどっち?
これって政略結婚じゃないんですか? ー彼が指輪をしている理由ー
小田恒子
恋愛
この度、幼馴染とお見合いを経て政略結婚する事になりました。
でも、その彼の左手薬指には、指輪が輝いてます。
もしかして、これは本当に形だけの結婚でしょうか……?
表紙はぱくたそ様のフリー素材、フォントは簡単表紙メーカー様のものを使用しております。
全年齢作品です。
ベリーズカフェ公開日 2022/09/21
アルファポリス公開日 2025/06/19
作品の無断転載はご遠慮ください。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる