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第38話 観光案内
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俺が車を運転して、母さんは助手席、咲子と真央は後部座席に座って貰い、車を走らせている。すると、母さんが俺に話し掛けてくる。
「ねぇ、お父さん♪」
「今日の、晩ご飯のことだけど……」
「気が早いね……母さん」
「そんな事無いよ!」
「お昼ご飯は、お父さんの家に有る物で済ませちゃったし、今日の晩ご飯の事を考えるのは普通だよ!」
今日のお昼ご飯は、昼から出掛ける事も有って、家に有る物で済ました。
今朝の朝食がまだ消化しきれていなかったので、俺は食べなかったが、母さん達は、昨日スーパーで買った菓子パンを食べたり、冷凍食品を食べたりしていた。
「お昼は軽く済ましたし、晩ご飯は『ドーン!』と行こうかなと考えているの♪」
「ふん、ふん」
運転に意識しているため、生返事に近い状態で答えている。
「お父さん!」
「晩ご飯は、焼肉屋さんに行かない♪」
「お盆だから、私からの特別デーだよ♪」
嬉しそうな声で言う母さん。
「あ~~、焼肉ね…」
「焼肉はたしかに嬉しいけど……お盆休みの時期に、上手に予約取れるかな?」
俺はそう答えるが……
「えへへ♪」
「実は、お父さんには黙っていたけど、事前に予約取って置いたの♪」
「お父さんの町にも、店舗が有るのを知ったから!」
「今日の18時に私達が普段行っている、焼肉チェーン店の予約を取って置いたの!」
元気な声で喋る母さん。
俺に対するサプライズかな?
「ほほぅ……サプライズですか!」
「それは、受け取るしかないね!」
「ありがとう、母さん!」
俺たち家族全員は焼肉が大好きで、月に1回位を目安に焼肉チェーン店に食べに行く。その時はもちろん、宮子も着いてくる。
単身赴任中の現在は俺が里帰りした時に、焼肉屋に行っている。
この町にも普段行っている焼肉チェーン店の店舗が有って、咲子が来た初日には、其処で咲子と食べに行く予定だった。(2人だから予約はしていなかった)
特典が好きな母さんはちゃんと、其所の焼肉チェーン店の会員登録もして有る。
焼肉の言葉に反応して、咲子も話に加わる。
「お母さん! 今夜は焼肉なの!!」
「えぇ、そうよ!」
「やった! 沢山食べるぞ~~~」
咲子も喜んでいる。
相変わらずと言うか、食べることが好きな家族だ……
「今夜は焼肉か~~」
真央も嬉しそうな声で呟いている。
「だからね、お父さん!」
「観光も嬉しいけど、18時に焼肉屋さんの予約が入っているから、その様な行程にして欲しいの!!」
「まあ、この町は観光名所があんまり無いから、時間的にも十分余裕が有るよ」
「もう、最初で最後に近い観光名所に着くし…」
「あれま!?」
「そうなんだ…」
俺はそう言いながら、車のハンドルを切って駐車場に入り車を止める。
最初の観光地に到着で有る。俺と母さん達は車から降りる。
車から降りると、夏の日差しと元気な蝉の声が聞こえてくる。
「神社か~。私(咲子)、神社に来るの久しぶり…」
「そう、地元では有名な神社!」
「お参りをしていこう!」
俺たちは地元の神社の参拝をする。
鳥居をくぐって、境内を歩き、本殿に有る賽銭箱に賽銭を入れて、それぞれがお参りをする……
(家族みんなが元気で、俺も早く元の職場に戻れますように……)
俺はお参りを済ませて、本殿から離れると真央も俺に付いてくる。
「真央は何をお願いしたのだ?」
「秘密~~~!」
笑顔で言う真央。
人のお願い事を聞くのは野暮だし、真央も思春期だから追求するのはよそう。
しばらくすると母さん、咲子もお参りを終えて、俺の所に集合する。
「普通の神社だね……」
「お守りとかは売っているけど、この時期に買ってもな~」
咲子はその様に言う。
「お父さん、ここは詰まんない!!」
「次の所行きたい~~」
真央は次の観光を催促する。
「次か……」
「次は、直ぐ近くに在る商店街を歩くか、車で少し遠い所に有る、大きな公園に行くか、戻る事に成るが、ショッピングモールに行くだけど、みんなは何処に行きたい?」
俺はみんなの意見を聞いて見ることにした。
「お母さん的には、ショッピングモールか公園かな?」
「でも、知らない町のショッピングモールも気になるよね!」
「私(咲子)は、どこでも良いよ!」
「ショッピングモールは、お父さんともう行ったけど!!」
「あら?」
「そうなの?」
母さんは咲子に聞く。
「うん!」
「お父さんと映画見に行ったんだ!」
「ふうん~~」
母さんはそう言いながら俺の顔を見る……
『やる事はやっているんだね!』の表情をしていた。
「お父さん。私(真央)は、ショッピングモールに行きたい!!」
それぞれが言って、母さんと真央がショッピングモールを希望したため、ショッピングモールに決まった。
これだったら出掛ける前に、みんなの意見を聞くべきだったと気付く……
しかし、やってしまった事は仕方が無い……
「じゃあ、今度はショッピングモールに行くか!」
みんなの了解を得て、神社を後にして、ショッピングモールに車で向かう。
お盆は終盤で、人混みは少し落ち着いたかなと思っていたが、相変わらずの人混みで賑わっているショッピングモールだ。
母さんと真央は初めて来る、ショッピングモールを楽しんでくれて、2回目に成る咲子は、ガイドさんみたいな案内役までしている。
焼肉屋の予約時間の事を考えて、ショッピングモールの探索も適当な所で切り上げて、明日の朝食の材料を1階のスーパーで買ってからアパートに戻る。
ベランダに干して有る、洗濯物は無事乾いていたので仕舞い込み、焼肉屋に行く準備をする。多少汚れても良い服に着替える。
焼肉屋に行くには車を使うと大変便利だが、俺と母さんはお酒を飲む予定のため、車は絶対に使えない……。飲酒運転は絶対駄目だ!!
焼肉屋には、歩いて行ける距離では有るが、母さんに交通手段のお伺いを立てると『行きは、絶対歩き! 帰りは、私が酔っ払ったらタクシー』と即答した。
まだ、ムシムシする時間帯だが、俺たちは予約している焼肉屋に徒歩で向かった。
「ねぇ、お父さん♪」
「今日の、晩ご飯のことだけど……」
「気が早いね……母さん」
「そんな事無いよ!」
「お昼ご飯は、お父さんの家に有る物で済ませちゃったし、今日の晩ご飯の事を考えるのは普通だよ!」
今日のお昼ご飯は、昼から出掛ける事も有って、家に有る物で済ました。
今朝の朝食がまだ消化しきれていなかったので、俺は食べなかったが、母さん達は、昨日スーパーで買った菓子パンを食べたり、冷凍食品を食べたりしていた。
「お昼は軽く済ましたし、晩ご飯は『ドーン!』と行こうかなと考えているの♪」
「ふん、ふん」
運転に意識しているため、生返事に近い状態で答えている。
「お父さん!」
「晩ご飯は、焼肉屋さんに行かない♪」
「お盆だから、私からの特別デーだよ♪」
嬉しそうな声で言う母さん。
「あ~~、焼肉ね…」
「焼肉はたしかに嬉しいけど……お盆休みの時期に、上手に予約取れるかな?」
俺はそう答えるが……
「えへへ♪」
「実は、お父さんには黙っていたけど、事前に予約取って置いたの♪」
「お父さんの町にも、店舗が有るのを知ったから!」
「今日の18時に私達が普段行っている、焼肉チェーン店の予約を取って置いたの!」
元気な声で喋る母さん。
俺に対するサプライズかな?
「ほほぅ……サプライズですか!」
「それは、受け取るしかないね!」
「ありがとう、母さん!」
俺たち家族全員は焼肉が大好きで、月に1回位を目安に焼肉チェーン店に食べに行く。その時はもちろん、宮子も着いてくる。
単身赴任中の現在は俺が里帰りした時に、焼肉屋に行っている。
この町にも普段行っている焼肉チェーン店の店舗が有って、咲子が来た初日には、其処で咲子と食べに行く予定だった。(2人だから予約はしていなかった)
特典が好きな母さんはちゃんと、其所の焼肉チェーン店の会員登録もして有る。
焼肉の言葉に反応して、咲子も話に加わる。
「お母さん! 今夜は焼肉なの!!」
「えぇ、そうよ!」
「やった! 沢山食べるぞ~~~」
咲子も喜んでいる。
相変わらずと言うか、食べることが好きな家族だ……
「今夜は焼肉か~~」
真央も嬉しそうな声で呟いている。
「だからね、お父さん!」
「観光も嬉しいけど、18時に焼肉屋さんの予約が入っているから、その様な行程にして欲しいの!!」
「まあ、この町は観光名所があんまり無いから、時間的にも十分余裕が有るよ」
「もう、最初で最後に近い観光名所に着くし…」
「あれま!?」
「そうなんだ…」
俺はそう言いながら、車のハンドルを切って駐車場に入り車を止める。
最初の観光地に到着で有る。俺と母さん達は車から降りる。
車から降りると、夏の日差しと元気な蝉の声が聞こえてくる。
「神社か~。私(咲子)、神社に来るの久しぶり…」
「そう、地元では有名な神社!」
「お参りをしていこう!」
俺たちは地元の神社の参拝をする。
鳥居をくぐって、境内を歩き、本殿に有る賽銭箱に賽銭を入れて、それぞれがお参りをする……
(家族みんなが元気で、俺も早く元の職場に戻れますように……)
俺はお参りを済ませて、本殿から離れると真央も俺に付いてくる。
「真央は何をお願いしたのだ?」
「秘密~~~!」
笑顔で言う真央。
人のお願い事を聞くのは野暮だし、真央も思春期だから追求するのはよそう。
しばらくすると母さん、咲子もお参りを終えて、俺の所に集合する。
「普通の神社だね……」
「お守りとかは売っているけど、この時期に買ってもな~」
咲子はその様に言う。
「お父さん、ここは詰まんない!!」
「次の所行きたい~~」
真央は次の観光を催促する。
「次か……」
「次は、直ぐ近くに在る商店街を歩くか、車で少し遠い所に有る、大きな公園に行くか、戻る事に成るが、ショッピングモールに行くだけど、みんなは何処に行きたい?」
俺はみんなの意見を聞いて見ることにした。
「お母さん的には、ショッピングモールか公園かな?」
「でも、知らない町のショッピングモールも気になるよね!」
「私(咲子)は、どこでも良いよ!」
「ショッピングモールは、お父さんともう行ったけど!!」
「あら?」
「そうなの?」
母さんは咲子に聞く。
「うん!」
「お父さんと映画見に行ったんだ!」
「ふうん~~」
母さんはそう言いながら俺の顔を見る……
『やる事はやっているんだね!』の表情をしていた。
「お父さん。私(真央)は、ショッピングモールに行きたい!!」
それぞれが言って、母さんと真央がショッピングモールを希望したため、ショッピングモールに決まった。
これだったら出掛ける前に、みんなの意見を聞くべきだったと気付く……
しかし、やってしまった事は仕方が無い……
「じゃあ、今度はショッピングモールに行くか!」
みんなの了解を得て、神社を後にして、ショッピングモールに車で向かう。
お盆は終盤で、人混みは少し落ち着いたかなと思っていたが、相変わらずの人混みで賑わっているショッピングモールだ。
母さんと真央は初めて来る、ショッピングモールを楽しんでくれて、2回目に成る咲子は、ガイドさんみたいな案内役までしている。
焼肉屋の予約時間の事を考えて、ショッピングモールの探索も適当な所で切り上げて、明日の朝食の材料を1階のスーパーで買ってからアパートに戻る。
ベランダに干して有る、洗濯物は無事乾いていたので仕舞い込み、焼肉屋に行く準備をする。多少汚れても良い服に着替える。
焼肉屋に行くには車を使うと大変便利だが、俺と母さんはお酒を飲む予定のため、車は絶対に使えない……。飲酒運転は絶対駄目だ!!
焼肉屋には、歩いて行ける距離では有るが、母さんに交通手段のお伺いを立てると『行きは、絶対歩き! 帰りは、私が酔っ払ったらタクシー』と即答した。
まだ、ムシムシする時間帯だが、俺たちは予約している焼肉屋に徒歩で向かった。
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