161 / 167
番外編
第82話 その夜見た夢 その1
しおりを挟む
……
その夜は深酒をしない様にして、もう少し飲みたいの我慢して晩ご飯を終える。
1人だから後片付けは直ぐに終わるし、見たいテレビも今日やらなければ成らない事も無いので、早々と布団を敷いて、スマートフォンを持って布団に寝転がる。
「あ~~、明日から仕事だけど、流石に疲れたな…」
本来の家への往復、家族旅行、ペット会議や宮子のとの会話、最後はカレーまで作らされた。
明日は体を休める日にしたいのが、俺の本音だった。
けど、会社から見れば『5連休も休暇をやったのに明日も休むだと!? 何甘えた事を言ってる!』と言われそうだが、体を休められた日は、唯一初日の金曜日だけだと思う……
「今夜少し多めに寝て、どれだけ疲れが取れるかだな…」
まだ、眠るつもりは無いが、丁度眠気が来たので俺は目を瞑った。
ゆっくりと、意識が落ちていく……
……
…
・
単身赴任先で過ごす、ある日の休日。
俺は気晴らしにドライブに出掛けて、何処か山近くの河川公園に到着した。
此処は、初めて来る場所で有る。
この公園は公衆トイレや自動販売機も有り、更に遊歩道も整備されている。
そして、この公園は穴場らしく休日の割に人気が少ない。
のんびりと出来そうだ。俺は早速、伸びをする!!
「良い天気だ!」
「それに、この位の時期なら、良い散歩日和に成りそうだ!!」
散歩の前に自動販売機でお茶を買って、遊歩道を歩く事にした。
遊歩道の標識通りに沿って歩いて行くと、園内の道から小川沿いの道に変わり……段々と山道に入って行く。
(遊歩道の割には、随分険しく成って来たな…)
(人のすれ違いは元々無いが余り深く行くと、戻るのが大変だな…)
今日は俺一人だから何時でも引き返す事が出来るし、先に行く事も出来る。
これに咲子が居れば『お父さん! 終点まで行こう!!』と言い出すし、母さんも居れば『もう、此処で良いでしょ! これ以上行くと戻るのが大変!!』と、文句を言い出す。
俺はこの公園に来る前に昼食を食べているから、エネルギーは十分だし、空も青空が綺麗で有って、もう少し進んでみようと思った。
普段の運動不足解消のために山道を歩いて行くと……大きく開けた場所に出て来た。
看板が都合良く立っているので、それを見てみると『第2駐車場』と書かれていた。
(この遊歩道は、公園の駐車場と第2駐車場を結んでいるのか!)
遊歩道は駐車場を跨ぎ、まだ続いている様だが……公園から大分歩いた気がする。
帰りの事を考えれば、此処で戻った方が良い気がした。
「散歩だったらこれで十分か。気分転換が目的だし!」
「さて、どうやって戻ろうかな…?」
第2駐車場だから、アスファルトの道路が目の前まで来ている。
これを歩いて行けば、下の駐車場に戻れるだろう。
「けど、普通に道路を歩いても詰まらないし、来た道を戻るか!」
俺はそうする事にして、来た道を戻る。駐車場から、再び山道を少し歩き始めた時……
薮の方からガサゴソと、音が急に聞こえてきた!
「!!」
「何か居るのか!!」
『バッシュ!』
俺は身構えると……何かが茂みから出て来た!!
まさか! 猪とかそう言った類!?
「うぁ!」
俺は思わず声を上げるが……
「にゃ~~」
其処に現れたのは一匹の猫だった!!
何で、山の中に猫が居る!?
その夜は深酒をしない様にして、もう少し飲みたいの我慢して晩ご飯を終える。
1人だから後片付けは直ぐに終わるし、見たいテレビも今日やらなければ成らない事も無いので、早々と布団を敷いて、スマートフォンを持って布団に寝転がる。
「あ~~、明日から仕事だけど、流石に疲れたな…」
本来の家への往復、家族旅行、ペット会議や宮子のとの会話、最後はカレーまで作らされた。
明日は体を休める日にしたいのが、俺の本音だった。
けど、会社から見れば『5連休も休暇をやったのに明日も休むだと!? 何甘えた事を言ってる!』と言われそうだが、体を休められた日は、唯一初日の金曜日だけだと思う……
「今夜少し多めに寝て、どれだけ疲れが取れるかだな…」
まだ、眠るつもりは無いが、丁度眠気が来たので俺は目を瞑った。
ゆっくりと、意識が落ちていく……
……
…
・
単身赴任先で過ごす、ある日の休日。
俺は気晴らしにドライブに出掛けて、何処か山近くの河川公園に到着した。
此処は、初めて来る場所で有る。
この公園は公衆トイレや自動販売機も有り、更に遊歩道も整備されている。
そして、この公園は穴場らしく休日の割に人気が少ない。
のんびりと出来そうだ。俺は早速、伸びをする!!
「良い天気だ!」
「それに、この位の時期なら、良い散歩日和に成りそうだ!!」
散歩の前に自動販売機でお茶を買って、遊歩道を歩く事にした。
遊歩道の標識通りに沿って歩いて行くと、園内の道から小川沿いの道に変わり……段々と山道に入って行く。
(遊歩道の割には、随分険しく成って来たな…)
(人のすれ違いは元々無いが余り深く行くと、戻るのが大変だな…)
今日は俺一人だから何時でも引き返す事が出来るし、先に行く事も出来る。
これに咲子が居れば『お父さん! 終点まで行こう!!』と言い出すし、母さんも居れば『もう、此処で良いでしょ! これ以上行くと戻るのが大変!!』と、文句を言い出す。
俺はこの公園に来る前に昼食を食べているから、エネルギーは十分だし、空も青空が綺麗で有って、もう少し進んでみようと思った。
普段の運動不足解消のために山道を歩いて行くと……大きく開けた場所に出て来た。
看板が都合良く立っているので、それを見てみると『第2駐車場』と書かれていた。
(この遊歩道は、公園の駐車場と第2駐車場を結んでいるのか!)
遊歩道は駐車場を跨ぎ、まだ続いている様だが……公園から大分歩いた気がする。
帰りの事を考えれば、此処で戻った方が良い気がした。
「散歩だったらこれで十分か。気分転換が目的だし!」
「さて、どうやって戻ろうかな…?」
第2駐車場だから、アスファルトの道路が目の前まで来ている。
これを歩いて行けば、下の駐車場に戻れるだろう。
「けど、普通に道路を歩いても詰まらないし、来た道を戻るか!」
俺はそうする事にして、来た道を戻る。駐車場から、再び山道を少し歩き始めた時……
薮の方からガサゴソと、音が急に聞こえてきた!
「!!」
「何か居るのか!!」
『バッシュ!』
俺は身構えると……何かが茂みから出て来た!!
まさか! 猪とかそう言った類!?
「うぁ!」
俺は思わず声を上げるが……
「にゃ~~」
其処に現れたのは一匹の猫だった!!
何で、山の中に猫が居る!?
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
裏庭係の私、いつの間にか偉い人に気に入られていたようです
ルーシャオ
恋愛
宮廷メイドのエイダは、先輩メイドに頼まれ王城裏庭を掃除した——のだが、それが悪かった。「一体全体何をしているのだ! お前はクビだ!」「すみません、すみません!」なんと貴重な薬草や香木があることを知らず、草むしりや剪定をしてしまったのだ。そこへ、薬師のデ・ヴァレスの取りなしのおかげで何とか「裏庭の管理人」として首が繋がった。そこからエイダは学び始め、薬草の知識を増やしていく。その真面目さを買われて、薬師のデ・ヴァレスを通じてリュドミラ王太后に面会することに。そして、お見合いを勧められるのである。一方で、エイダを嵌めた先輩メイドたちは——?
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人同僚のおまけとして異世界召喚された私、無能扱いされ王城から追い出される。私の才能を見出してくれた辺境伯様と一緒に田舎でのんびりスローライ
さら
恋愛
美人な同僚の“おまけ”として異世界に召喚された私。けれど、無能だと笑われ王城から追い出されてしまう――。
絶望していた私を拾ってくれたのは、冷徹と噂される辺境伯様でした。
荒れ果てた村で彼の隣に立ちながら、料理を作り、子供たちに針仕事を教え、少しずつ居場所を見つけていく私。
優しい言葉をかけてくれる領民たち、そして、時折見せる辺境伯様の微笑みに、胸がときめいていく……。
華やかな王都で「無能」と追放された女が、辺境で自分の価値を見つけ、誰よりも大切に愛される――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる