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珊魚の魔女③
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海から伸びてくる水柱を避けながら、白い炎を飛ばす。ファビナに当てようにも海からの水柱に防がれる。
――近づかないとダメか。
近づこうにも水柱が襲ってくる。
水柱が届かない距離まで上に飛んでも意味がない。
いくら快晴で日差しが届いても延長戦に持ち込みたくない。
海は魔女の領分。海から離すしかない。
海から噴射した水柱を避けたが、避けた水柱からファビナが飛び出す。腹に蹴りを食らい、そのまま背後の水柱に入ってしまう。
しまった。
水柱を通って、サンゴが伸び、体を巻きつき、海に引きずられる。さらに首にファビアが掴む。
海に引きずりながら息を止めさせるつもりだろう。そうはさせない。
体から白い炎を噴き出すも、水の中では威力が半減され、傷を与えてもファビナには耐えられ、首をさらに絞める。
しかし、狙いは、絡まったサンゴの触手を離すためだった。白い炎が半減されても、サンゴの触手を燃やすにも充分だった。
サンゴは白くなり、粉砕される。
体が自由になり、ファビナの両腕を掴む。
足から白い炎を噴射し、水柱からファビアと共に出る。
ファビアの腕に白い炎を注ぎ、体を侵食させる。
ファビアは叫び、苦しまれながらジャンヌの左腕を噛む。
――こいつ!
その時、視界の端から黒い物体が近づいてくる。
大砲弾だった。
このままではぶつかる。
噛まれた左腕から白い炎を結晶化し、ファビナの口を刺す。ファビナはあまりの痛みか、腕から離れた。その隙にファビナを離し、距離を取る。
そして、飛んできた大砲弾がファビナに直撃する。
ファビナはそのまま気を失い、小島に落下する。
ジャンヌも追いかける。
小島に着地する。上空から見ても小さな島で、木が多く生えているだけの島だった。
少しふらつく。軽く無理をしてしまった。魔女に噛まれた左腕は、『光』を結晶化して止血した。
大砲弾一つで魔女は倒せないが、ダメージはそれなりに与えているはず。
どこにいる。
それにあの大砲は、ドニーの援助によるものだろうか。それとも。
「ぎゃああああああああああああああああああ」
考えようとした先で叫び声がする。ファビアだろう。
すぐに声をした方へ走る。
たどり着いた先では、ファビナはもがき苦しんでいる。
ファビナの髪や肩、足のサンゴが白くなり、肌が乾燥している。
海と完全に離れたのか、日差しに当てただけで弱まっている。『光』の抗体が低いだろう。
だか、今がチャンス。魔女が弱まっている隙に仕留める。
懐からロザリオを取り出し、光の刃を作る。
「これで」
ファビアに止めを刺そうとした時だった。
ファビアに網が覆いかぶさる。
「何?!」
ファビアは抜けようとするが、網に電撃が襲い掛かる。
大部弱っているのか、電撃で動けなくなった。
網の先には、小汚い男が3人、網を掴んでいた。体に骨の入れ墨を彫ってあった。
「海賊?!」
その時、背後から何かに触れられ、急に足に力が入らなくなった。
「これって・・・」
以前にも似た感覚。考える間もなく目を閉じてしまう。
――近づかないとダメか。
近づこうにも水柱が襲ってくる。
水柱が届かない距離まで上に飛んでも意味がない。
いくら快晴で日差しが届いても延長戦に持ち込みたくない。
海は魔女の領分。海から離すしかない。
海から噴射した水柱を避けたが、避けた水柱からファビナが飛び出す。腹に蹴りを食らい、そのまま背後の水柱に入ってしまう。
しまった。
水柱を通って、サンゴが伸び、体を巻きつき、海に引きずられる。さらに首にファビアが掴む。
海に引きずりながら息を止めさせるつもりだろう。そうはさせない。
体から白い炎を噴き出すも、水の中では威力が半減され、傷を与えてもファビナには耐えられ、首をさらに絞める。
しかし、狙いは、絡まったサンゴの触手を離すためだった。白い炎が半減されても、サンゴの触手を燃やすにも充分だった。
サンゴは白くなり、粉砕される。
体が自由になり、ファビナの両腕を掴む。
足から白い炎を噴射し、水柱からファビアと共に出る。
ファビアの腕に白い炎を注ぎ、体を侵食させる。
ファビアは叫び、苦しまれながらジャンヌの左腕を噛む。
――こいつ!
その時、視界の端から黒い物体が近づいてくる。
大砲弾だった。
このままではぶつかる。
噛まれた左腕から白い炎を結晶化し、ファビナの口を刺す。ファビナはあまりの痛みか、腕から離れた。その隙にファビナを離し、距離を取る。
そして、飛んできた大砲弾がファビナに直撃する。
ファビナはそのまま気を失い、小島に落下する。
ジャンヌも追いかける。
小島に着地する。上空から見ても小さな島で、木が多く生えているだけの島だった。
少しふらつく。軽く無理をしてしまった。魔女に噛まれた左腕は、『光』を結晶化して止血した。
大砲弾一つで魔女は倒せないが、ダメージはそれなりに与えているはず。
どこにいる。
それにあの大砲は、ドニーの援助によるものだろうか。それとも。
「ぎゃああああああああああああああああああ」
考えようとした先で叫び声がする。ファビアだろう。
すぐに声をした方へ走る。
たどり着いた先では、ファビナはもがき苦しんでいる。
ファビナの髪や肩、足のサンゴが白くなり、肌が乾燥している。
海と完全に離れたのか、日差しに当てただけで弱まっている。『光』の抗体が低いだろう。
だか、今がチャンス。魔女が弱まっている隙に仕留める。
懐からロザリオを取り出し、光の刃を作る。
「これで」
ファビアに止めを刺そうとした時だった。
ファビアに網が覆いかぶさる。
「何?!」
ファビアは抜けようとするが、網に電撃が襲い掛かる。
大部弱っているのか、電撃で動けなくなった。
網の先には、小汚い男が3人、網を掴んでいた。体に骨の入れ墨を彫ってあった。
「海賊?!」
その時、背後から何かに触れられ、急に足に力が入らなくなった。
「これって・・・」
以前にも似た感覚。考える間もなく目を閉じてしまう。
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