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宿器の魔女 前半①
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「くそー逃がした」
ジャンヌはイラついていた。
昨日の夜、魔女と戦った。あと一歩のところで仕留めたのに魔女は逃げてしまった。
「絶対に見つめたら、確実に殺してやる」
と決意した時だった。
「来ないでええええええええええええええ!」
森の中で女の叫び声。
「ん?」
誰かに襲われているのだろうか。
声のした方へ向けば、アキセが女の子に手を出していたところだった。
「やめてください!」
ピンク瞳。ピンクのボブ髪。ワンピースを着た12歳くらいの少女。
少女は腕をアキセに掴まれ、必死に抵抗している。
「あのな!」
アキセは声を上げる。
ついに女に暴力を振っている。
これはいけない。助けなくては。白い炎の球をアキセに投げつける。
「アツイいいいいいいいいいいいい!」
アキセは必死に消そうと体をゴロゴロと転がっている。
「大丈夫?」
ジャンヌは少女に声をかける。
「ジャンヌさん!」
「え?なんで私を?!」
なぜ知っているだろうか。
「助けてください!あの人!」
少女をアキセに指す。
「目の前でセックスを見せるんです!」
「え!?」とジャンヌは驚く。
「ちょ!おま!」とアキセが慌てて言う。
「目の前で見せつけですか!嫌がらせですか!嫌って言っても声を上げられなくて。もう嫌なんです。ケダモノ!」
少女は悲鳴に近い声を上げる。
――やっぱこいつは
冷たい目線を送る。
少女に性暴力と飽き足らず、性行為をこの少女の前でやるという。もう人としてのクズ以下でしかない。
「ついに性暴力するようになったと思えば、こんな小さな女の子になんつーものを見せるのよ」
「違うって!」
白い炎が消え、ボロボロになったアキセが立ち上がり、浮気現場を目撃した男が言い訳するように話す。
「だから!そいつは!」
「いやああああああああああああああああああああああああああああ」
アキセが言いかけたところで、少女は叫びながら、空中から巨大な機関銃が現れる。
「え!?」と目が点になるジャンヌ。
「バカ。やめ!」と慌てて言うアキセ。
「来ないでええええええええええええええええええええええええええええええええええ」と少女は引き金を引く。銃身が回転し、弾が連続で発射される。周囲の木を薙ぎ払う。
弾が止めば、森が倒されていた。
――なんなんだ。この子は。
思わずドン引きした。
「私をコルン様まで送ってくれませんか!」
少女は何もなかったようにジャンヌに声をかける。
「え?!」
ジャンヌはイラついていた。
昨日の夜、魔女と戦った。あと一歩のところで仕留めたのに魔女は逃げてしまった。
「絶対に見つめたら、確実に殺してやる」
と決意した時だった。
「来ないでええええええええええええええ!」
森の中で女の叫び声。
「ん?」
誰かに襲われているのだろうか。
声のした方へ向けば、アキセが女の子に手を出していたところだった。
「やめてください!」
ピンク瞳。ピンクのボブ髪。ワンピースを着た12歳くらいの少女。
少女は腕をアキセに掴まれ、必死に抵抗している。
「あのな!」
アキセは声を上げる。
ついに女に暴力を振っている。
これはいけない。助けなくては。白い炎の球をアキセに投げつける。
「アツイいいいいいいいいいいいい!」
アキセは必死に消そうと体をゴロゴロと転がっている。
「大丈夫?」
ジャンヌは少女に声をかける。
「ジャンヌさん!」
「え?なんで私を?!」
なぜ知っているだろうか。
「助けてください!あの人!」
少女をアキセに指す。
「目の前でセックスを見せるんです!」
「え!?」とジャンヌは驚く。
「ちょ!おま!」とアキセが慌てて言う。
「目の前で見せつけですか!嫌がらせですか!嫌って言っても声を上げられなくて。もう嫌なんです。ケダモノ!」
少女は悲鳴に近い声を上げる。
――やっぱこいつは
冷たい目線を送る。
少女に性暴力と飽き足らず、性行為をこの少女の前でやるという。もう人としてのクズ以下でしかない。
「ついに性暴力するようになったと思えば、こんな小さな女の子になんつーものを見せるのよ」
「違うって!」
白い炎が消え、ボロボロになったアキセが立ち上がり、浮気現場を目撃した男が言い訳するように話す。
「だから!そいつは!」
「いやああああああああああああああああああああああああああああ」
アキセが言いかけたところで、少女は叫びながら、空中から巨大な機関銃が現れる。
「え!?」と目が点になるジャンヌ。
「バカ。やめ!」と慌てて言うアキセ。
「来ないでええええええええええええええええええええええええええええええええええ」と少女は引き金を引く。銃身が回転し、弾が連続で発射される。周囲の木を薙ぎ払う。
弾が止めば、森が倒されていた。
――なんなんだ。この子は。
思わずドン引きした。
「私をコルン様まで送ってくれませんか!」
少女は何もなかったようにジャンヌに声をかける。
「え?!」
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