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53話 敬愛する貴女へ
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レオンはリオラド神殿へ、セドリックさんは私達のお茶を準備する為……それぞれ部屋を後にした。
私とリズはふたりで並んでソファに座る。リズの顔を見た途端に舞い上がってしまい、以前カミルに注意された事もすっかり忘れて思い切り抱きついてしまった。
今回はあの時のように、私の行動を窘める人はいなかったけれど、それ以上に恥ずかしい目にあってしまった。心配していた通り……レオンは相変わらずのマイペースで、リズの前でもお構いなしで私に触れてくる。きっと驚いたよね……リズがどんな顔をして私達を見ているか、怖くて確認できなかった。
「レオン殿下は……」
リズがレオンの名前を呟く。心臓の鼓動が高鳴るのを感じた。
「殿下は本当にクレハ様の事をお好きなのですね。話だけは伺っていたのですけど、実際に目の当たりにして、何というか……圧倒されてしまいました」
「うぅ……人がいても全然気にしないから。リズもびっくりしたよね」
「驚かなかったと言えば嘘になりますが、ちょっとだけ安心もしました」
「安心?」
リズは政略結婚が当たり前と聞かされても、私が会った事もない相手と婚約させられたのをとても心配していたのだと言う。けれど、後に婚約がレオン本人の希望であったことや、私の為にリズに直接会い来た事など……レオンの私に対する想いを感じられて、嬉しかったらしい。
「クレハ様の方も満更でもなさそうですし……」
殿下、カッコいいですもんねー……とリズはニヤニヤしながら私に言った。
「べっ、別にレオンがカッコいいから流されてるわけじゃないよ! そりゃ……ちょっと、かなりドキドキするけども……」
言葉が後半にいくにつれ、尻すぼみになっていく……彼のあの綺麗な顔に見惚れてしまうのは、1度や2度ではないからだ。
「殿下のお気持ちはここに来るまでにも散々聞かせられましたが、肝心のクレハ様がどう思っていらっしゃるかは分かりませんでしたから。まさか、この短期間であんなに仲良くなられているなんて思いませんでしたよ」
「仲良く……見えるかな」
「少なくとも、クレハ様が嫌がっているようには見えませんね」
リズの目から見てもそうなのか……確かに嫌ではないけれど。恥ずかしいという気持ちは強くあるが、彼の側はとても心地が良い。それに、不思議と懐かしい感じがする……
「お体の調子も良さそうで良かったです。私だけでなく、お屋敷の皆もとても心配していたのですよ」
レオンの前で気絶したのが、そんなに大事になっていたのだろうか。慣れない事をしたせいで、疲れていただけなんだけど……
「心配かけて、ごめんなさい。もうすっかり大丈夫よ」
トレーニングも再開してるし、体調は万全なのだとリズに伝えた。島には広くて大きな訓練所があるから場所にも困らないと言うと、彼女は困惑したような目つきで、ぎこちなく笑った。
「とっ、ところでクレハ様。実はジェフェリーさんと私から、クレハ様にプレゼントがあるんですよ」
「えっ!!」
リズは花柄の布に包まれた荷物を、私の目の前に差し出した。大事そうに抱えていたから何だろうと思ってはいたけれど、まさか私へのプレゼントだったなんて……
「私はジェフェリーさんの贈り物を見て、便乗しただけなんですけどね。ジェフェリーさん……わざわざ私の家まで来て、クレハ様に渡して欲しいと頼んできたんですよ」
「ジェフェリーさんが……」
ひょっとしてお見舞いのつもりなのかな……こんなにみんなに心配させていたなんて……
レオンに言われるがまま王宮で過ごしていたけれど、やっぱり一度家に帰った方が良いんじゃないだろうか。わざわざ来てくれたリズには申し訳ないけれど、王宮にはまた来ればいいしね。レオンが神殿から戻ったら相談してみよう。私はリズから布包みを受け取った。
「さあ! クレハ様、どうぞ開けてみて下さい」
「私も見せて頂きましたが、とても素敵なお品ですよ」
お茶を準備して戻って来たセドリックさんも交えて、頂いたプレゼントを開封することになった。プレゼントが包まれている布を、ゆっくりと開いていく……すると、出て来たのは1冊の本と長方形の小さな箱。
「これは……」
まずは本の方へ手を伸ばす。タイトルは『ローズ物語』……聞いたこと無いけれど、どんな内容の本だろう。
「本は私からです。これ最近町で流行ってるんですよ」
「少女向けの恋愛小説ですね。シリーズ物ですが、1冊完結型でそこまで長くなく、気軽に読めるので人気なんだそうですよ。現在3巻まで刊行中です」
「セドリックさん……詳しいんですね。もしかして、読んだことあるんですか?」
「いえいえ、店でご婦人方から聞いたのですよ」
『とまり木』のお客さんは若い女性が多いらしいからなぁ。そこで働くセドリックさんには、自然と情報が入って来てしまうようだ。ふたりから本のあらすじを軽く教えてもらう。
主人公のローズは幼い頃に両親を亡くし、遠い親戚の家に預けられて育つ。そこでの生活はとてもいいと呼べるものではなく、ローズは下働き同然の扱いを受けていた。ある日、ローズは食材の買出しのため町へ赴くが、そこで1人の老婦人に出会う。この婦人との出会いが、彼女の運命を大きく変える事となり――――
「へぇ……面白そう。ありがとう、リズ。今日から早速読んでみるね」
「クレハ様、どうして私が本を差し上げたのだと思いますか?」
「えっ、どういうこと?」
「その箱の中……ジェフェリーさんからの贈り物を見てみて下さいませ」
リズは本と一緒に入っていた箱を開けるように促す。この中にジェフェリーさんからのプレゼントが……何が入っているのだろう。箱の形状からして万年筆とか……? もしかしてお菓子かな! 本を読みながら食べて下さいみたいな感じで……って違うよね。
考えても埒があかないので、さっさと自分の目で確認してしまおう。私は箱を手に取り、その蓋を開けた。
「わぁ……すごい、綺麗」
中から出てきたのは金属製のブックマーカーだった。そっと持ち上げると、しゃらんと微かに音が鳴る。本に挟む金属部分は銀色で、2センチくらいのガラス玉と、同じくガラス製のドロップビーズが華奢なチェーンで先端部に繋がれていた。ビーズは青色系で統一されており、透明なガラス玉の中にはドライフラワーが入っている。
「町の雑貨屋さんで偶然見つけたんだそうですよ。他にもピンクとか黄色とかあったけど、クレハ様の瞳に合わせて青色にしたんですって。ブックマーカーがあるなら……それを挟む本もないとって事で、私のお勧めの本を添えさせて頂きました」
揺れるたびにキラキラして、まるでアクセサリーのようだ。こんなに綺麗なブックマーカーがあるなんて知らなかった。本自体あまり読む方じゃなかったからなぁ……でも、この機会に読書に目覚めてみるのも良いかもしれない。リズから貰った本も面白そうだし、このブックマーカーも使ってみたいしね。
「リズもジェフェリーさんも、素敵なプレゼントを本当にありがとう。大切にするね」
改めてプレゼントのお礼を言った。ジェフェリーさんにも直接伝えたいな……
「クレハ様に喜んで頂けて良かったです。その笑顔が見れただけで……リズは胸が一杯でございます」
リズは頬を赤らめ、恍惚とした目でぼんやりとしている。こんな時のリズは自分の世界に入ってしまっていて、何を言っても反応が薄い。しばらくそっとしておいた方が良いだろう。
「王宮にも図書館はありますが……小難しい本ばっかりですからねぇ。お嬢様方向けに娯楽になるような物も入れるよう、司書に相談してみます」
ジャンルなどリクエストがあれば教えて下さいと、セドリックさんが妙に張り切っている。セドリックさんは本が好きなのかな……
せっかくなので『ローズ物語』シリーズの続刊を入れて頂けるよう、お願いすることにした。
私とリズはふたりで並んでソファに座る。リズの顔を見た途端に舞い上がってしまい、以前カミルに注意された事もすっかり忘れて思い切り抱きついてしまった。
今回はあの時のように、私の行動を窘める人はいなかったけれど、それ以上に恥ずかしい目にあってしまった。心配していた通り……レオンは相変わらずのマイペースで、リズの前でもお構いなしで私に触れてくる。きっと驚いたよね……リズがどんな顔をして私達を見ているか、怖くて確認できなかった。
「レオン殿下は……」
リズがレオンの名前を呟く。心臓の鼓動が高鳴るのを感じた。
「殿下は本当にクレハ様の事をお好きなのですね。話だけは伺っていたのですけど、実際に目の当たりにして、何というか……圧倒されてしまいました」
「うぅ……人がいても全然気にしないから。リズもびっくりしたよね」
「驚かなかったと言えば嘘になりますが、ちょっとだけ安心もしました」
「安心?」
リズは政略結婚が当たり前と聞かされても、私が会った事もない相手と婚約させられたのをとても心配していたのだと言う。けれど、後に婚約がレオン本人の希望であったことや、私の為にリズに直接会い来た事など……レオンの私に対する想いを感じられて、嬉しかったらしい。
「クレハ様の方も満更でもなさそうですし……」
殿下、カッコいいですもんねー……とリズはニヤニヤしながら私に言った。
「べっ、別にレオンがカッコいいから流されてるわけじゃないよ! そりゃ……ちょっと、かなりドキドキするけども……」
言葉が後半にいくにつれ、尻すぼみになっていく……彼のあの綺麗な顔に見惚れてしまうのは、1度や2度ではないからだ。
「殿下のお気持ちはここに来るまでにも散々聞かせられましたが、肝心のクレハ様がどう思っていらっしゃるかは分かりませんでしたから。まさか、この短期間であんなに仲良くなられているなんて思いませんでしたよ」
「仲良く……見えるかな」
「少なくとも、クレハ様が嫌がっているようには見えませんね」
リズの目から見てもそうなのか……確かに嫌ではないけれど。恥ずかしいという気持ちは強くあるが、彼の側はとても心地が良い。それに、不思議と懐かしい感じがする……
「お体の調子も良さそうで良かったです。私だけでなく、お屋敷の皆もとても心配していたのですよ」
レオンの前で気絶したのが、そんなに大事になっていたのだろうか。慣れない事をしたせいで、疲れていただけなんだけど……
「心配かけて、ごめんなさい。もうすっかり大丈夫よ」
トレーニングも再開してるし、体調は万全なのだとリズに伝えた。島には広くて大きな訓練所があるから場所にも困らないと言うと、彼女は困惑したような目つきで、ぎこちなく笑った。
「とっ、ところでクレハ様。実はジェフェリーさんと私から、クレハ様にプレゼントがあるんですよ」
「えっ!!」
リズは花柄の布に包まれた荷物を、私の目の前に差し出した。大事そうに抱えていたから何だろうと思ってはいたけれど、まさか私へのプレゼントだったなんて……
「私はジェフェリーさんの贈り物を見て、便乗しただけなんですけどね。ジェフェリーさん……わざわざ私の家まで来て、クレハ様に渡して欲しいと頼んできたんですよ」
「ジェフェリーさんが……」
ひょっとしてお見舞いのつもりなのかな……こんなにみんなに心配させていたなんて……
レオンに言われるがまま王宮で過ごしていたけれど、やっぱり一度家に帰った方が良いんじゃないだろうか。わざわざ来てくれたリズには申し訳ないけれど、王宮にはまた来ればいいしね。レオンが神殿から戻ったら相談してみよう。私はリズから布包みを受け取った。
「さあ! クレハ様、どうぞ開けてみて下さい」
「私も見せて頂きましたが、とても素敵なお品ですよ」
お茶を準備して戻って来たセドリックさんも交えて、頂いたプレゼントを開封することになった。プレゼントが包まれている布を、ゆっくりと開いていく……すると、出て来たのは1冊の本と長方形の小さな箱。
「これは……」
まずは本の方へ手を伸ばす。タイトルは『ローズ物語』……聞いたこと無いけれど、どんな内容の本だろう。
「本は私からです。これ最近町で流行ってるんですよ」
「少女向けの恋愛小説ですね。シリーズ物ですが、1冊完結型でそこまで長くなく、気軽に読めるので人気なんだそうですよ。現在3巻まで刊行中です」
「セドリックさん……詳しいんですね。もしかして、読んだことあるんですか?」
「いえいえ、店でご婦人方から聞いたのですよ」
『とまり木』のお客さんは若い女性が多いらしいからなぁ。そこで働くセドリックさんには、自然と情報が入って来てしまうようだ。ふたりから本のあらすじを軽く教えてもらう。
主人公のローズは幼い頃に両親を亡くし、遠い親戚の家に預けられて育つ。そこでの生活はとてもいいと呼べるものではなく、ローズは下働き同然の扱いを受けていた。ある日、ローズは食材の買出しのため町へ赴くが、そこで1人の老婦人に出会う。この婦人との出会いが、彼女の運命を大きく変える事となり――――
「へぇ……面白そう。ありがとう、リズ。今日から早速読んでみるね」
「クレハ様、どうして私が本を差し上げたのだと思いますか?」
「えっ、どういうこと?」
「その箱の中……ジェフェリーさんからの贈り物を見てみて下さいませ」
リズは本と一緒に入っていた箱を開けるように促す。この中にジェフェリーさんからのプレゼントが……何が入っているのだろう。箱の形状からして万年筆とか……? もしかしてお菓子かな! 本を読みながら食べて下さいみたいな感じで……って違うよね。
考えても埒があかないので、さっさと自分の目で確認してしまおう。私は箱を手に取り、その蓋を開けた。
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中から出てきたのは金属製のブックマーカーだった。そっと持ち上げると、しゃらんと微かに音が鳴る。本に挟む金属部分は銀色で、2センチくらいのガラス玉と、同じくガラス製のドロップビーズが華奢なチェーンで先端部に繋がれていた。ビーズは青色系で統一されており、透明なガラス玉の中にはドライフラワーが入っている。
「町の雑貨屋さんで偶然見つけたんだそうですよ。他にもピンクとか黄色とかあったけど、クレハ様の瞳に合わせて青色にしたんですって。ブックマーカーがあるなら……それを挟む本もないとって事で、私のお勧めの本を添えさせて頂きました」
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「リズもジェフェリーさんも、素敵なプレゼントを本当にありがとう。大切にするね」
改めてプレゼントのお礼を言った。ジェフェリーさんにも直接伝えたいな……
「クレハ様に喜んで頂けて良かったです。その笑顔が見れただけで……リズは胸が一杯でございます」
リズは頬を赤らめ、恍惚とした目でぼんやりとしている。こんな時のリズは自分の世界に入ってしまっていて、何を言っても反応が薄い。しばらくそっとしておいた方が良いだろう。
「王宮にも図書館はありますが……小難しい本ばっかりですからねぇ。お嬢様方向けに娯楽になるような物も入れるよう、司書に相談してみます」
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