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第一章 噂の新妻は純粋無垢天使
08:真夜中の乱入者★
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※読者さまによっては、気分を害される展開になるやもしれませんので、ご注意ください。
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(どうして……二人がここに……)
つい数時間前まで姿を見ていた二人の登場に、メリッサは驚きを隠せなかった。
驚くあまり、無意識に瞬きを繰り返す。
しかし、視線の先にいるカインとミカエルの姿は、いつまで経っても消えてくれなかった。
長い時間、夫と情事に耽っていた名残りなのか、まだ頭がフワフワして、時折意識がぶれる。
そんなメリッサの胸元を、不意に涼しさが襲った。
突然の違和感に気づいた彼女は、鈍った思考のまま、二人へ向けていた視線を自分の胸元へ向ける。
「きゃあ!」
次の瞬間、自分が今どんな姿なのかを認識すると、メリッサは小さな悲鳴をあげ、目の前にある大きな身体へしがみついた。
(わ、わた、私……)
毎夜この部屋で感じる熱をまとった恥ずかしさとは違う、純粋な羞恥心に襲われながら、ガヴェインの胸板に額を押し付け必死に顔を隠す。
裸のままの自分を、夫以外の異性に見られることがこの上なく恥ずかしく、一度隠した顔はしばらく上げられそうにない。
「ガ、ガヴェイン、さま……どうして……どうして……」
恥ずかしさと戸惑い、その他色んな感情がない交ぜになるせいで、全身がプルプルと震えだす。
その振動はか細く吐き出した夫への問いかけにまで伝染り、ただでさえ聞き取りづらい声を、余計に聴きにくくした。
十数分後。男二人の荒い吐息と何かを啜る水音、そして甲高い女の嬌声が主寝室内に響きだした。
「ひゃあっ! あっ、はぁン、やめて……やめて、くださいッ」
広いベッドの上、所々皺の寄ったシーツの上に力なく投げ出した両足を震わせながら、メリッサは何度も懇願の声をあげる。
しかし彼女の訴えは、この場にいる誰の耳にも届かなかった。
「んんっ……はあ。メリッサ様、今夜は一段と、お美しいですよ……んんっ」
ベッドの左側を陣取るように腰掛けた執事服姿のカインが、メリッサの右足に触れながら、何度もその足の甲へ唇を寄せる。
前のめりに上半身を伏せた彼は、ピクピクと震えるしなやかな色白の足を前に、どこか恍惚とした表情を浮かべ、主の足へ幾度となく舌を這わせていく。
「ん、ちゅ……はあ、ん、ンン」
その反対側を陣取るのは、くすんだ青色の制服を着たままのミカエルだ。
彼は一心不乱に、メリッサの左足、その指先に吸いつき、指の間や爪の先まで執拗に舌を這わせている。
突然部屋に乱入してきた男たちは、特別何か言い訳をするわけでもなく、部屋を出ていくわけでもなかった。
無言のままベッドに上がると、揃って熱のこもった視線をメリッサに向け、彼女の華奢な足を貪りだす。
しかし、その舌使いは揃ってやけに丁寧だった。メリッサの足を掴む手も、肌をすべる指先も優しく、まるで宝物や宝石にでも触れているかのよう。
そんな優しさを見せるくせに、カインもミカエルも揃って、嫌がるメリッサの言葉に耳を貸そうとしない。
「ガ、ヴェインさ、まっ! 助けて……あン」
混乱するしかないメリッサは、縋る想いで背後から自分を抱きしめる夫を見上げた。
先程までお互い向き合うように正面から抱き合っていたのに、今はくるりと体位を変えられ、背後から抱きしめられている。
しかも、こんな状況にも関わらず、ガヴェインの剛直はまだ熱く、その存在を妻の膣内で主張し続けていた。
繋がったままの蜜壺は、混乱しかないメリッサの想いとは裏腹に、より一層よだれを垂らす。
愛液を溢れさせ、もっと、もっととワガママな子供のように、咥えた欲望を本人の意思とは関係なく締め付け、メリッサとガヴェイン、それぞれに不意をつく快感をもたらした。
「うッ、く、はあ……メリッサ、怖がらなくていい。何も考えずに、俺たちに身を任せてくれれば、何の心配もいらないからな……ほらっ」
一瞬、耳元で聞こえた夫のくぐもった声に、メリッサは必死に振り向こうとした。
しかし、次の瞬間背後から回された大きな手が、細身な身体に少し不釣り合いな程たわわに実った乳房を揉みしだく。
そして、その動きに合わせるように腰を突き上げ、ガヴェインはしばし休んでいた律動を再開した。
「ああっ、あっあ、はっ……っ、あン、あっ」
予測不可能な両足に感じる、二種類のじれったい愛撫。
それと相反するように、胸を揉みしだかれ、ナカをグチュグチュに突き上げ、終いには耳まで甘噛みを始めた夫の愛撫は、どれも激しいものばかり。
上半身と下半身に与えられる快感はあまりにも真逆だった。
それは、これまでメリッサが感じたことのない未知な熱に変わり、彼女の心と脳を支配していく。
「はあ、はあ……メリッサ様。クッ、はあ……貴女が屋敷へ来た日から、はあ……ずっと、お慕いしています」
「はあ……んっ、はあ。んっ、チュ……心の友の愛しい人。どうか……どうか、僕の想いを、許して……うっ」
カインとミカエルは、うわ言のようにメリッサの名を呼び、彼女への愛を囁きながら執拗に彼女の足を貪る。
それぞれが片方の手で、いつの間にか露わにした欲望に塗れた昂りを握り、張りつめた欲を解放しようと自慰に耽る。
しかしその姿は、幸か不幸か、強い快感に負け目を瞑ったメリッサには見えていない。
「はあ、はあ……メリッサ、大丈夫だ。クッ、はあ……お前のことは、俺たちが守る。クッ、ああっ」
妻の耳元で、所々掠れた熱い囁きを伝えたガヴェインは、ラストスパートとばかりに腰の動きを速め二度目の絶頂へのぼりつめる。
「あ、ああ、あああン!」
そしてメリッサも、最早言葉にすらなってない喘ぎを漏らしながら、今までに感じたことのない快感に意識が飲み込まれ果てていった。
彼女が達した瞬間、プシュッと噴き出した潮。
愛液とも違う透明な液体は、メリッサの足の付け根と秘部をこれでもかと濡らし、シーツに新たな染みを作っていった。
「ああ、なんて……」
「勿体ない」
二度目の絶頂を味わい、未知の快感に意識を失ったメリッサは、何も知らずにスヤスヤと夫の熱が残るシーツの上で眠り続ける。
そんな彼女の身体にのびるのは、男たちの手と舌。
ナカに吐き出された白濁を掻きだす夫のそばで、魅惑のモノを見つけた二匹の犬が、喜々として尻尾を振る。
最愛の人へ想いを伝えながら果てた犬たちは、白く細い彼女の太ももや、唾液の垂れた口元や胸元にむしゃぶりつき、一度収まった欲望を再び熱くしていく。
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(どうして……二人がここに……)
つい数時間前まで姿を見ていた二人の登場に、メリッサは驚きを隠せなかった。
驚くあまり、無意識に瞬きを繰り返す。
しかし、視線の先にいるカインとミカエルの姿は、いつまで経っても消えてくれなかった。
長い時間、夫と情事に耽っていた名残りなのか、まだ頭がフワフワして、時折意識がぶれる。
そんなメリッサの胸元を、不意に涼しさが襲った。
突然の違和感に気づいた彼女は、鈍った思考のまま、二人へ向けていた視線を自分の胸元へ向ける。
「きゃあ!」
次の瞬間、自分が今どんな姿なのかを認識すると、メリッサは小さな悲鳴をあげ、目の前にある大きな身体へしがみついた。
(わ、わた、私……)
毎夜この部屋で感じる熱をまとった恥ずかしさとは違う、純粋な羞恥心に襲われながら、ガヴェインの胸板に額を押し付け必死に顔を隠す。
裸のままの自分を、夫以外の異性に見られることがこの上なく恥ずかしく、一度隠した顔はしばらく上げられそうにない。
「ガ、ガヴェイン、さま……どうして……どうして……」
恥ずかしさと戸惑い、その他色んな感情がない交ぜになるせいで、全身がプルプルと震えだす。
その振動はか細く吐き出した夫への問いかけにまで伝染り、ただでさえ聞き取りづらい声を、余計に聴きにくくした。
十数分後。男二人の荒い吐息と何かを啜る水音、そして甲高い女の嬌声が主寝室内に響きだした。
「ひゃあっ! あっ、はぁン、やめて……やめて、くださいッ」
広いベッドの上、所々皺の寄ったシーツの上に力なく投げ出した両足を震わせながら、メリッサは何度も懇願の声をあげる。
しかし彼女の訴えは、この場にいる誰の耳にも届かなかった。
「んんっ……はあ。メリッサ様、今夜は一段と、お美しいですよ……んんっ」
ベッドの左側を陣取るように腰掛けた執事服姿のカインが、メリッサの右足に触れながら、何度もその足の甲へ唇を寄せる。
前のめりに上半身を伏せた彼は、ピクピクと震えるしなやかな色白の足を前に、どこか恍惚とした表情を浮かべ、主の足へ幾度となく舌を這わせていく。
「ん、ちゅ……はあ、ん、ンン」
その反対側を陣取るのは、くすんだ青色の制服を着たままのミカエルだ。
彼は一心不乱に、メリッサの左足、その指先に吸いつき、指の間や爪の先まで執拗に舌を這わせている。
突然部屋に乱入してきた男たちは、特別何か言い訳をするわけでもなく、部屋を出ていくわけでもなかった。
無言のままベッドに上がると、揃って熱のこもった視線をメリッサに向け、彼女の華奢な足を貪りだす。
しかし、その舌使いは揃ってやけに丁寧だった。メリッサの足を掴む手も、肌をすべる指先も優しく、まるで宝物や宝石にでも触れているかのよう。
そんな優しさを見せるくせに、カインもミカエルも揃って、嫌がるメリッサの言葉に耳を貸そうとしない。
「ガ、ヴェインさ、まっ! 助けて……あン」
混乱するしかないメリッサは、縋る想いで背後から自分を抱きしめる夫を見上げた。
先程までお互い向き合うように正面から抱き合っていたのに、今はくるりと体位を変えられ、背後から抱きしめられている。
しかも、こんな状況にも関わらず、ガヴェインの剛直はまだ熱く、その存在を妻の膣内で主張し続けていた。
繋がったままの蜜壺は、混乱しかないメリッサの想いとは裏腹に、より一層よだれを垂らす。
愛液を溢れさせ、もっと、もっととワガママな子供のように、咥えた欲望を本人の意思とは関係なく締め付け、メリッサとガヴェイン、それぞれに不意をつく快感をもたらした。
「うッ、く、はあ……メリッサ、怖がらなくていい。何も考えずに、俺たちに身を任せてくれれば、何の心配もいらないからな……ほらっ」
一瞬、耳元で聞こえた夫のくぐもった声に、メリッサは必死に振り向こうとした。
しかし、次の瞬間背後から回された大きな手が、細身な身体に少し不釣り合いな程たわわに実った乳房を揉みしだく。
そして、その動きに合わせるように腰を突き上げ、ガヴェインはしばし休んでいた律動を再開した。
「ああっ、あっあ、はっ……っ、あン、あっ」
予測不可能な両足に感じる、二種類のじれったい愛撫。
それと相反するように、胸を揉みしだかれ、ナカをグチュグチュに突き上げ、終いには耳まで甘噛みを始めた夫の愛撫は、どれも激しいものばかり。
上半身と下半身に与えられる快感はあまりにも真逆だった。
それは、これまでメリッサが感じたことのない未知な熱に変わり、彼女の心と脳を支配していく。
「はあ、はあ……メリッサ様。クッ、はあ……貴女が屋敷へ来た日から、はあ……ずっと、お慕いしています」
「はあ……んっ、はあ。んっ、チュ……心の友の愛しい人。どうか……どうか、僕の想いを、許して……うっ」
カインとミカエルは、うわ言のようにメリッサの名を呼び、彼女への愛を囁きながら執拗に彼女の足を貪る。
それぞれが片方の手で、いつの間にか露わにした欲望に塗れた昂りを握り、張りつめた欲を解放しようと自慰に耽る。
しかしその姿は、幸か不幸か、強い快感に負け目を瞑ったメリッサには見えていない。
「はあ、はあ……メリッサ、大丈夫だ。クッ、はあ……お前のことは、俺たちが守る。クッ、ああっ」
妻の耳元で、所々掠れた熱い囁きを伝えたガヴェインは、ラストスパートとばかりに腰の動きを速め二度目の絶頂へのぼりつめる。
「あ、ああ、あああン!」
そしてメリッサも、最早言葉にすらなってない喘ぎを漏らしながら、今までに感じたことのない快感に意識が飲み込まれ果てていった。
彼女が達した瞬間、プシュッと噴き出した潮。
愛液とも違う透明な液体は、メリッサの足の付け根と秘部をこれでもかと濡らし、シーツに新たな染みを作っていった。
「ああ、なんて……」
「勿体ない」
二度目の絶頂を味わい、未知の快感に意識を失ったメリッサは、何も知らずにスヤスヤと夫の熱が残るシーツの上で眠り続ける。
そんな彼女の身体にのびるのは、男たちの手と舌。
ナカに吐き出された白濁を掻きだす夫のそばで、魅惑のモノを見つけた二匹の犬が、喜々として尻尾を振る。
最愛の人へ想いを伝えながら果てた犬たちは、白く細い彼女の太ももや、唾液の垂れた口元や胸元にむしゃぶりつき、一度収まった欲望を再び熱くしていく。
応援ありがとうございます!
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