【本編完結】【R-18】逃れられない淫らな三角関係～美形兄弟に溺愛されています～

イギリス 編

美味しく食べてね ☆

「優美、キス」

「ん……」

　コリコリと乳首をつままれ、慎也に優しいキスをされる。
　お尻では淫具が震えていて、大事な部分には指、そして最も敏感な場所は正樹に舐められている。
　ちう……、ちぱっ、と音を立てて陰核を舐められ、その裏側をそろえた指で何度も擦られる。

「んーっ！　んぅ、ん……っ」

　慎也にキスされて塞がれている唇で、私は必死に快楽を訴えた。

　指の腹で両方の乳首を弾かれ、プルプルと玩ばれる。
　堪らず、私は慎也の両腕を強く掴んだまま、激しい絶頂を迎えてしまった。

　思いきり慎也の唇に吸い付いたので、ぢゅぱっ、と大きな音が立ち恥ずかしい。

　けれど気にする余裕もなく、私は正樹の顔に愛潮を掛けて脱力してしまった。

「あっは！　かわいー。潮漏らして達っちゃった」

　私がピクピクと痙攣している間、正樹は指を抜いて愛蜜を大切そうに舐める。
　恥ずかしいからやめてほしいのに、私は薄く目を開いて呼吸を荒げる事しかできない。

「……入れたい」

　慎也が呟いたかと思うと、自身の屹立にゴムを被せ、仰向けになると腰の上に私を座らせた。

「優美、入れられる？」

「ん……、がん、……ばる」

　手はまだ力が入らず、ガクガク震えている。
　それでも私は頑張って慎也の屹立に手を添え、ゆっくり腰を埋めていった。

「あ、あー…………」

　後孔には振動が止まったとはいえ、まだアナルプラグが入っている。

「すっげぇエロ顔……」

　赤面して口を開いている私を見て、慎也がそう呟くとゴクリと生唾をのみ込む。

「もっとエロ顔にしてあげる」

　正樹がそう言ったかと思うと、私の後孔に入っているアナルプラグに手を掛けた。

「あぁあ！　ら、めぇ、――ぁ、あっ、……あー……」

　涙と涎で顔をグシャグシャにし、私は正樹に懇願する。

「いいよ、正樹。抜いちゃって」

　けれど慎也は鬼畜にもそう言い、ズンッと私を最奥まで突き上げてきた。

「んぁああっ！　――――ぁ、…………あ……」

　私はうつろな目で斜め上の中空を見て、口を大きく開いて呆ける。

　あまりに強い淫激に、膣奥がピクピク痙攣して慎也の肉棒を吸い上げていた。

　そんな私の後ろ孔は、精一杯拡がってグポ……ポ……、とアナルプラグを押し出していた。

　恥ずかしさと気持ちよさとで、私はポロポロ涙を零す。

「可愛い……、優美……」

　慎也はうっとりとした顔で私を見つめ、膣内に潜っている屹立が大きさを増した。

　やがてグポッとアナルプラグが抜けて、私は慎也の胸板にタラリと涎を垂らしてしまう。

「あー、美味しそうな孔！」

　後ろで正樹が言い、すぐに彼の亀頭が柔らかくなった後孔に押しつけられた。

「入れるよ。美味しく食べてね」

　何とも卑猥な言葉を掛けて、正樹が腰を進めてくる。

「あ！　あぁー……、あー…………、ぁ、あぁ、あ…………」

　前の孔は慎也がみっちり満たしているのに、後ろも正樹に征服されようとしている。
　とうとう腕に力が入らなくなった私は、慎也の胸板に縋り付いてビクビク震えた。

「気持ちいいねー、優美ちゃん。アナルがヒクヒクしてるよ。あっは、食いちぎられそう」

　後ろから正樹が私の頭を撫でてくる。

　恥ずかしい……、けど、二人が褒めてくれる。

　私がどんなに善がっても、淫らに二人を求めても、どれだけの快楽を貪欲に得ようとしても、すべて「いいよ」と無条件に受け入れてくれる。

「き……、もち、……ぃ……っ、の……っ」

　とめどなく涙を流し、私は慎也に訴える。

「うん。気持ちいいな。俺も気持ちいいよ」

　目を細めて笑ってくれる彼が愛しくて、私は快楽にむせび泣きながら、唇をわななかせてぎこちなく笑い返した。

「んぅ……っ、んぁあ……っ、あん……っ」

　正樹の切っ先が突き当たりに至って、私は本能の声を上げビクビクと痙攣する。

「あー……、かわいい……」

　正樹は囁くような声で呟き、私のお尻を撫でてくる。
　快楽の波に襲われて体全体に悦楽が染み渡っていた時、急に正樹がお尻をパンッ！　と叩いてきた。

「っひぁん！」

　私は思いきり二人を締め付け、腰を反らして反応する。

「入れて終わりじゃないからね」

　口調は優しいのに、正樹は鬼畜な事を言い、ヌチュヌチュと腰を動かしてきた。

「あぁああぁ……っ！」

　奥を何度もトントンとつつかれ、私は涙を零して快楽に打ち震える。