116 / 792
手に入れた女神 編
けだもの ☆
しおりを挟む
『……だって、気持ちいいって思えなかったんです。痛かったんです。何回か我慢して付き合ったけど、〝もう一回したい〟と思えませんでした。くっついているのは気持ちいいけど、デリケートな所を触られると痛くて……』
――田村の事なんて忘れるぐらい、俺が気持ちいい思いをさせてやるよ。
『……下手くそだったんだろうな』
朱里は男の側が下手だと考えた事がなかったのか、俺の言葉を聞いて目を瞬かせた。
『……ど、どうして元彼が下手だって言えるんです?』
『女に〝痛い〟なんて言わせる奴は、下手以外の何者でもないだろう。俺だったら痛がらせず、ちゃんと濡らして気持ちよくさせてから抱く』
そこで初めて『俺なら』と自分の存在を示したからか、朱里は無言で息を吸い、体を緊張させた。
よし、俺を〝自分を抱くかもしれない男〟として見たな?
あと一押しだ。
『……試してみるか?』
暗いなか、俺は朱里を見てニヤリと笑ってみせる。
ネオンに照らされた彼女は、戸惑った表情で俺を見ていたが、やがて小さく頷いた。
――落ちた。
十二年、ずっと大切に守ってきた果実は、いまや完全に熟した。
甘い匂いを放ち、みずみずしい果汁がたっぷり詰まった楽園の実を、俺はこの手でもいで食い散らかすのだ。
隣で朱里が緊張する気配を感じながら、俺は暗い目で満足げに笑った。
朱里には『シャワーに入っている間、大人しく待っていてください』と言われた。
だが水音を聞いているうちに平静でいられなくなり、服を脱ぎ始めた。
――もう駄目だ。我慢できない。
いきなりドアを開けてバスルームに入ったものだから、朱里は目を見開いて驚いた。
だが理性を飛ばした俺は、彼女を抱き締め、柔らかな唇に吸い付いた。
ザアアアア……、とシャワーが降り注ぎ、裸になった俺たちを濡らしていく。
もう自分の気持ちに嘘をつかない。
黙っていたほうがいい事はあるだろうが、朱里を好きだという想いは偽らない。
今まで誰の事も大切にできなかった。
その分、思いきりお前を可愛がり、愛させてくれ。
望むものは何でも与える。美味い物が食べたかったらどんなレストランでも連れて行く。旅行も行こう。お前と一緒ならどこに行っても楽しいに決まってる。
――朱里、お前が好きだ。
そのあとの俺は、けだもののようだった。
恋い焦がれ続けた女の体は、触れるだけでも気持ちいい。
朱里の肌は柔らかでとても滑らかだ。すべすべしていて、そこに欲芯を押しつけて果ててしまいたいと思うほど、極上の肌質をしている。
夢にまでみた乳房は張りがあって大きく、とても柔らかいのに形がいい。
乳首の色まで綺麗で、俺は夢中になってそれにしゃぶりついた。
どこを触っても気持ちがいい。いい匂いがする。
朱里のすべてが俺の理性をたやすく奪っていく。
『あ……っ、あぁ、もっと……っ、ぶちょ、もっとぉ……っ』
俺はヌルヌルになった朱里の膣内を愛撫しながら、彼女の嬌声を聞いて溜め息をつく。
――まだだ。もう一つ壁を壊さなきゃ。
『……こういう時まで部長って呼ばれるのは萎えるな。名前で呼べ。――朱里』
初めて大人になった彼女の名前を呼び捨てにした俺は、興奮のあまり屹立を大きくさせた。
朱里の嬌態を見ているだけで愚息はいきり立ち、すでに先端から透明な涎を零している。
肉体的な興奮だけでなく、ようやく彼女を抱く事ができる心の悦楽も相まって、今すぐにも射精してしまいそうだ。
『――――ひぅっ』
耳元で囁かれた朱里は、首を竦めて小さく悲鳴を上げた。
『ァ……あ、みこ……と、さんっ』
求めていた女がトロンとした顔で俺の名前を呼ぶ。
あまりにエロい顔、声で呼ばれて頭の中がジンと甘く痺れた。
『朱里、こんなにココをヌルヌルにして、そんなに俺の指がイイか?』
『あぁ……っあ、いい……、です……っ、ぶちょ……、尊……さんの、指……いいっ』
俺は完全に手の中に落ちた朱里の姿を見て、悦びに表情を彩らせた。
『一回達け。朱里のイキ顔が見たい』
囁いた俺は、朱里の膣肉を丁寧にほぐしていった。
柔らかくぐずついた場所に指を滑り込ませ、グチャグチャと音を立てて擦り、本当の彼女を暴いていく。
完全に女になった朱里の甘ったるい声を聞き、俺はどんどん興奮していった。
ふっくらと充血した淫芽を撫で、さやからはみ出た肉真珠を指の腹で執拗に撫でていく。
弱点をひたすらに愛撫したからか、朱里は大きな波を迎えたようだった。
『やぁああぁっ、達く――、イッちゃ……っ』
『――朱里、俺の指を覚えて達け』
――田村なんて忘れろ。
――俺の事で頭をいっぱいにするんだ。
囁いたあと、俺は舌でねっとりと朱里の耳孔を犯しながら、痙攣する彼女を抱き締める。
彼女がブシャッと派手に愛潮を漏らしたのを感じ、俺は愉悦に満ちた笑みを浮かべた。
――あぁ、朱里を達かせられた。
――できたじゃないか。俺は女を愛せる。悦ばせられる。
だが、前戯だけで終わってやれない。終われるはずもない。
『抱くぞ、朱里』
ぐったりとした彼女の耳元で、俺は自分に言い聞かせるように告げた。
――田村の事なんて忘れるぐらい、俺が気持ちいい思いをさせてやるよ。
『……下手くそだったんだろうな』
朱里は男の側が下手だと考えた事がなかったのか、俺の言葉を聞いて目を瞬かせた。
『……ど、どうして元彼が下手だって言えるんです?』
『女に〝痛い〟なんて言わせる奴は、下手以外の何者でもないだろう。俺だったら痛がらせず、ちゃんと濡らして気持ちよくさせてから抱く』
そこで初めて『俺なら』と自分の存在を示したからか、朱里は無言で息を吸い、体を緊張させた。
よし、俺を〝自分を抱くかもしれない男〟として見たな?
あと一押しだ。
『……試してみるか?』
暗いなか、俺は朱里を見てニヤリと笑ってみせる。
ネオンに照らされた彼女は、戸惑った表情で俺を見ていたが、やがて小さく頷いた。
――落ちた。
十二年、ずっと大切に守ってきた果実は、いまや完全に熟した。
甘い匂いを放ち、みずみずしい果汁がたっぷり詰まった楽園の実を、俺はこの手でもいで食い散らかすのだ。
隣で朱里が緊張する気配を感じながら、俺は暗い目で満足げに笑った。
朱里には『シャワーに入っている間、大人しく待っていてください』と言われた。
だが水音を聞いているうちに平静でいられなくなり、服を脱ぎ始めた。
――もう駄目だ。我慢できない。
いきなりドアを開けてバスルームに入ったものだから、朱里は目を見開いて驚いた。
だが理性を飛ばした俺は、彼女を抱き締め、柔らかな唇に吸い付いた。
ザアアアア……、とシャワーが降り注ぎ、裸になった俺たちを濡らしていく。
もう自分の気持ちに嘘をつかない。
黙っていたほうがいい事はあるだろうが、朱里を好きだという想いは偽らない。
今まで誰の事も大切にできなかった。
その分、思いきりお前を可愛がり、愛させてくれ。
望むものは何でも与える。美味い物が食べたかったらどんなレストランでも連れて行く。旅行も行こう。お前と一緒ならどこに行っても楽しいに決まってる。
――朱里、お前が好きだ。
そのあとの俺は、けだもののようだった。
恋い焦がれ続けた女の体は、触れるだけでも気持ちいい。
朱里の肌は柔らかでとても滑らかだ。すべすべしていて、そこに欲芯を押しつけて果ててしまいたいと思うほど、極上の肌質をしている。
夢にまでみた乳房は張りがあって大きく、とても柔らかいのに形がいい。
乳首の色まで綺麗で、俺は夢中になってそれにしゃぶりついた。
どこを触っても気持ちがいい。いい匂いがする。
朱里のすべてが俺の理性をたやすく奪っていく。
『あ……っ、あぁ、もっと……っ、ぶちょ、もっとぉ……っ』
俺はヌルヌルになった朱里の膣内を愛撫しながら、彼女の嬌声を聞いて溜め息をつく。
――まだだ。もう一つ壁を壊さなきゃ。
『……こういう時まで部長って呼ばれるのは萎えるな。名前で呼べ。――朱里』
初めて大人になった彼女の名前を呼び捨てにした俺は、興奮のあまり屹立を大きくさせた。
朱里の嬌態を見ているだけで愚息はいきり立ち、すでに先端から透明な涎を零している。
肉体的な興奮だけでなく、ようやく彼女を抱く事ができる心の悦楽も相まって、今すぐにも射精してしまいそうだ。
『――――ひぅっ』
耳元で囁かれた朱里は、首を竦めて小さく悲鳴を上げた。
『ァ……あ、みこ……と、さんっ』
求めていた女がトロンとした顔で俺の名前を呼ぶ。
あまりにエロい顔、声で呼ばれて頭の中がジンと甘く痺れた。
『朱里、こんなにココをヌルヌルにして、そんなに俺の指がイイか?』
『あぁ……っあ、いい……、です……っ、ぶちょ……、尊……さんの、指……いいっ』
俺は完全に手の中に落ちた朱里の姿を見て、悦びに表情を彩らせた。
『一回達け。朱里のイキ顔が見たい』
囁いた俺は、朱里の膣肉を丁寧にほぐしていった。
柔らかくぐずついた場所に指を滑り込ませ、グチャグチャと音を立てて擦り、本当の彼女を暴いていく。
完全に女になった朱里の甘ったるい声を聞き、俺はどんどん興奮していった。
ふっくらと充血した淫芽を撫で、さやからはみ出た肉真珠を指の腹で執拗に撫でていく。
弱点をひたすらに愛撫したからか、朱里は大きな波を迎えたようだった。
『やぁああぁっ、達く――、イッちゃ……っ』
『――朱里、俺の指を覚えて達け』
――田村なんて忘れろ。
――俺の事で頭をいっぱいにするんだ。
囁いたあと、俺は舌でねっとりと朱里の耳孔を犯しながら、痙攣する彼女を抱き締める。
彼女がブシャッと派手に愛潮を漏らしたのを感じ、俺は愉悦に満ちた笑みを浮かべた。
――あぁ、朱里を達かせられた。
――できたじゃないか。俺は女を愛せる。悦ばせられる。
だが、前戯だけで終わってやれない。終われるはずもない。
『抱くぞ、朱里』
ぐったりとした彼女の耳元で、俺は自分に言い聞かせるように告げた。
144
あなたにおすすめの小説
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
夫が運命の番と出会いました
重田いの
恋愛
幼馴染のいいなづけとして育ってきた銀狼族の族長エーリヒと、妻ローゼマリー。
だがエーリヒに運命の番が現れたことにより、二人は離別する。
しかし二年後、修道院に暮らすローゼマリーの元へエーリヒが現れ――!?
【完結】留学先から戻って来た婚約者に存在を忘れられていました
山葵
恋愛
国王陛下の命により帝国に留学していた王太子に付いて行っていた婚約者のレイモンド様が帰国された。
王家主催で王太子達の帰国パーティーが執り行われる事が決まる。
レイモンド様の婚約者の私も勿論、従兄にエスコートされ出席させて頂きますわ。
3年ぶりに見るレイモンド様は、幼さもすっかり消え、美丈夫になっておりました。
将来の宰相の座も約束されており、婚約者の私も鼻高々ですわ!
「レイモンド様、お帰りなさいませ。留学中は、1度もお戻りにならず、便りも来ずで心配しておりましたのよ。元気そうで何よりで御座います」
ん?誰だっけ?みたいな顔をレイモンド様がされている?
婚約し顔を合わせでしか会っていませんけれど、まさか私を忘れているとかでは無いですよね!?
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた
今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。
レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。
不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。
レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。
それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し……
※短め
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる