259 / 778
北海道旅行 編
泣かすぞ ☆
しおりを挟む
「やっぱり南の島に行くしかねぇかな……。思いきって、沖縄飛び越してバリとかセブとか、モルディブとか」
「セックスオンザビーチ」
「カクテルかよ」
尊さんはクスクス笑い、また私にキスをする。
「東南アジアのグルメもいいですね。受けて立ちます」
「頼もしいな、おい……。でもあっちは油が違うから、腹を壊しやすいぞ」
「慣れたらこっちのもんです」
両手で拳を握ると、尊さんは「これだから食いしん坊は」と笑って、私の額にキスをした。
「……さて、そろそろ中入るか」
「…………はい」
おしゃべりで時間を凌いでいたけれど、とうとう〝その時〟がやってきた。
「俺、先出てるな」
尊さんはそう言って温泉から上がる。
一瞬無防備なアレを目にしてしまいそうになり、私はとっさに横を向いた。
けれどパタンとドアが閉じたあとに、「あれ?」と我に返る。
(戦闘態勢じゃないモノを、見ちゃいけない決まりはあるのかな。……大きいのも小さいのも、等しく愛しいので……。今度お願いして見せてもらおうかな)
そのあとしばし一人で露天風呂の雰囲気を楽しんだあと、ランプを持って温泉を出た。
螺旋階段を下りるとリビングの照明は落ちていて、洗面所の電気がついているのみだ。
ベッドルームに向かうと、手前のツインベッドに尊さんがいた。
彼はすでに上半身裸になっていて、私を見て目を細めて笑う。
彼は羽根布団をめくってポンポンとマットレスを叩き、私は四つん這いになってそこへ潜り込む。
ローベッドの上で向かい合わせに座った私たちは、チュッと触れるだけのキスをする。
「……可愛いな」
尊さんは溜め息混じりに言い、私の作務衣を脱がせた。
私は露天風呂から上がったあと、わざと作務衣の下に下着を着なかった。
彼の前にふるんと双つの乳房が晒され、それを見た尊さんは静かに息を吸って目の奥に欲を宿す。
「……綺麗だ。たまんねぇ」
尊さんはそう言って、両手で私の乳房をすくって、たゆたゆと弄ぶ。
「おっぱい好きですよね」
「男にないもんだからな。余計に目についちまう」
尊さんが求めていると知り、私は膝立ちになると彼の口元に乳房を寄せた。
「ん……」
彼は私の上半身を抱き寄せ、ちゅぱちゅぱと乳首を吸い立てると、背中を撫で、作務衣のズボンを下着ごと下ろしてきた。
「はぁ……っ」
私は尊さんの頭を抱き締め、彼の髪を手で梳く。
こうして胸を吸われていると、母性本能に似た何かが溢れ、彼を「可愛い」と思ってしまう。
可愛いと思いつつも、もっと荒々しくしてほしくて、つい煽ってしまった。
「……もっと吸って」
その言葉を聞き、尊さんは私の胸元でフーッと熱い息を吐き、上目遣いに睨んできた。
「泣かすぞ」
脅されて、私は「いたずら成功」という顔で笑ってみせる。
「……っこいつ!」
「きゃあっ!」
途端に尊さんはガバッと私を押し倒し、ちゅっちゅっと顔じゅうにキスを振らせる。
彼は脚に引っ掛かっていたズボンを脱がし、完全に私を裸にした。
「……っ、くそ、可愛い……っ」
尊さんは私の首筋、肩、鎖骨へと場所を移動させてキスをし、きつく吸っては温かい舌で舐め上げる。
そして私の乳房を揉み、親指でピンと乳首を弾いて、片方をまたしゃぶり始めた。
静かな室内に、……ちゅっ、ちゅぱっと小さくいやらしい音が立つ。
それに合わせ、私が静かに呼吸を荒げていく音も混じっていく。
私は自ら脚を広げ、腰をくねらせて尊さんを煽る。
胸元から顔を上げた彼は一瞬「この」というように私を軽く睨んでから、胸の谷間にきつくキスをし、乳房にもキスして、甘噛みしながら太腿に手を滑らせる。
「朱里……っ」
尊さんは熱でかすれた声で私の名前を呼び、口内で乳首を転がし、ちゅぱっと吸いながら、内腿をなぞり、秘唇に触れてきた。
「ぁ……っ、~~~~っ!」
小さく声を上げた時、彼は私にキスをし、ぬぷりと蜜孔に指を入れてきた。
「セックスオンザビーチ」
「カクテルかよ」
尊さんはクスクス笑い、また私にキスをする。
「東南アジアのグルメもいいですね。受けて立ちます」
「頼もしいな、おい……。でもあっちは油が違うから、腹を壊しやすいぞ」
「慣れたらこっちのもんです」
両手で拳を握ると、尊さんは「これだから食いしん坊は」と笑って、私の額にキスをした。
「……さて、そろそろ中入るか」
「…………はい」
おしゃべりで時間を凌いでいたけれど、とうとう〝その時〟がやってきた。
「俺、先出てるな」
尊さんはそう言って温泉から上がる。
一瞬無防備なアレを目にしてしまいそうになり、私はとっさに横を向いた。
けれどパタンとドアが閉じたあとに、「あれ?」と我に返る。
(戦闘態勢じゃないモノを、見ちゃいけない決まりはあるのかな。……大きいのも小さいのも、等しく愛しいので……。今度お願いして見せてもらおうかな)
そのあとしばし一人で露天風呂の雰囲気を楽しんだあと、ランプを持って温泉を出た。
螺旋階段を下りるとリビングの照明は落ちていて、洗面所の電気がついているのみだ。
ベッドルームに向かうと、手前のツインベッドに尊さんがいた。
彼はすでに上半身裸になっていて、私を見て目を細めて笑う。
彼は羽根布団をめくってポンポンとマットレスを叩き、私は四つん這いになってそこへ潜り込む。
ローベッドの上で向かい合わせに座った私たちは、チュッと触れるだけのキスをする。
「……可愛いな」
尊さんは溜め息混じりに言い、私の作務衣を脱がせた。
私は露天風呂から上がったあと、わざと作務衣の下に下着を着なかった。
彼の前にふるんと双つの乳房が晒され、それを見た尊さんは静かに息を吸って目の奥に欲を宿す。
「……綺麗だ。たまんねぇ」
尊さんはそう言って、両手で私の乳房をすくって、たゆたゆと弄ぶ。
「おっぱい好きですよね」
「男にないもんだからな。余計に目についちまう」
尊さんが求めていると知り、私は膝立ちになると彼の口元に乳房を寄せた。
「ん……」
彼は私の上半身を抱き寄せ、ちゅぱちゅぱと乳首を吸い立てると、背中を撫で、作務衣のズボンを下着ごと下ろしてきた。
「はぁ……っ」
私は尊さんの頭を抱き締め、彼の髪を手で梳く。
こうして胸を吸われていると、母性本能に似た何かが溢れ、彼を「可愛い」と思ってしまう。
可愛いと思いつつも、もっと荒々しくしてほしくて、つい煽ってしまった。
「……もっと吸って」
その言葉を聞き、尊さんは私の胸元でフーッと熱い息を吐き、上目遣いに睨んできた。
「泣かすぞ」
脅されて、私は「いたずら成功」という顔で笑ってみせる。
「……っこいつ!」
「きゃあっ!」
途端に尊さんはガバッと私を押し倒し、ちゅっちゅっと顔じゅうにキスを振らせる。
彼は脚に引っ掛かっていたズボンを脱がし、完全に私を裸にした。
「……っ、くそ、可愛い……っ」
尊さんは私の首筋、肩、鎖骨へと場所を移動させてキスをし、きつく吸っては温かい舌で舐め上げる。
そして私の乳房を揉み、親指でピンと乳首を弾いて、片方をまたしゃぶり始めた。
静かな室内に、……ちゅっ、ちゅぱっと小さくいやらしい音が立つ。
それに合わせ、私が静かに呼吸を荒げていく音も混じっていく。
私は自ら脚を広げ、腰をくねらせて尊さんを煽る。
胸元から顔を上げた彼は一瞬「この」というように私を軽く睨んでから、胸の谷間にきつくキスをし、乳房にもキスして、甘噛みしながら太腿に手を滑らせる。
「朱里……っ」
尊さんは熱でかすれた声で私の名前を呼び、口内で乳首を転がし、ちゅぱっと吸いながら、内腿をなぞり、秘唇に触れてきた。
「ぁ……っ、~~~~っ!」
小さく声を上げた時、彼は私にキスをし、ぬぷりと蜜孔に指を入れてきた。
211
あなたにおすすめの小説
3歳児にも劣る淑女(笑)
章槻雅希
恋愛
公爵令嬢は、第一王子から理不尽な言いがかりをつけられていた。
男爵家の庶子と懇ろになった王子はその醜態を学園内に晒し続けている。
その状況を打破したのは、僅か3歳の王女殿下だった。
カテゴリーは悩みましたが、一応5歳児と3歳児のほのぼのカップルがいるので恋愛ということで(;^ω^)
ほんの思い付きの1場面的な小噺。
王女以外の固有名詞を無くしました。
元ネタをご存じの方にはご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。
創作SNSでの、ジャンル外での配慮に欠けておりました。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
病弱な私と意地悪なお姉様のお見合い顛末
黒木メイ
恋愛
幼い頃から病弱だったミルカ。外出もまともにできず、家の中に引きこもってばかり。それでもミルカは幸せだった。家族が、使用人たちがいつもミルカの側にいてくれたから。ミルカを愛してくれたから。それだけで十分――なわけないでしょう。お姉様はずるい。健康な体を持っているだけではなく、自由に外出できるんだから。その上、意地悪。だから、奪ったのよ。ずるいお姉様から全てを。当然でしょう。私は『特別な存在』で、『幸せが約束されたお姫様』なんだから。両親からの愛も、次期当主の地位も、王子様も全て私のもの。お姉様の見合い相手が私に夢中になるのも仕方ないことなの。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※『病弱な妹と私のお見合い顛末』のミルカ(妹)視点です。
完結 愛人さん初めまして!では元夫と出て行ってください。
音爽(ネソウ)
恋愛
金に女にだらしない男。終いには手を出す始末。
見た目と口八丁にだまされたマリエラは徐々に心を病んでいく。
だが、それではいけないと奮闘するのだが……
地味な私を捨てた元婚約者にざまぁ返し!私の才能に惚れたハイスペ社長にスカウトされ溺愛されてます
久遠翠
恋愛
「君は、可愛げがない。いつも数字しか見ていないじゃないか」
大手商社に勤める地味なOL・相沢美月は、エリートの婚約者・高遠彰から突然婚約破棄を告げられる。
彼の心変わりと社内での孤立に傷つき、退職を選んだ美月。
しかし、彼らは知らなかった。彼女には、IT業界で“K”という名で知られる伝説的なデータアナリストという、もう一つの顔があったことを。
失意の中、足を運んだ交流会で美月が出会ったのは、急成長中のIT企業「ホライゾン・テクノロジーズ」の若き社長・一条蓮。
彼女が何気なく口にした市場分析の鋭さに衝撃を受けた蓮は、すぐさま彼女を破格の条件でスカウトする。
「君のその目で、俺と未来を見てほしい」──。
蓮の情熱に心を動かされ、新たな一歩を踏み出した美月は、その才能を遺憾なく発揮していく。
地味なOLから、誰もが注目するキャリアウーマンへ。
そして、仕事のパートナーである蓮の、真っ直ぐで誠実な愛情に、凍てついていた心は次第に溶かされていく。
これは、才能というガラスの靴を見出された、一人の女性のシンデレラストーリー。
数字の奥に隠された真実を見抜く彼女が、本当の愛と幸せを掴むまでの、最高にドラマチックな逆転ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる