【R-18・連載版】部長と私の秘め事

臣桜

文字の大きさ
358 / 791
帰宅して 編

頑張っちゃう ☆

しおりを挟む
「……はぁ……」

 尊さんのぬくもりを感じて安堵感を得た私は、彼の髪を撫でて吐息を漏らす。

 彼は胸を吸い、乳房を揉みながら太腿を撫で、徐々に秘部に近い部分をさすってくる。

 そうされるに従って秘所が潤むのが分かり、私はお腹の奥を甘く疼かせて期待していた。

「指、入れるぞ」

 確認するように言われ、私は小さく頷く。

 すると尊さんはクチ……と小さな音を立てて、秘唇を撫で始めた。

 指を入れると宣言されたから、すぐに挿入されると思いきや、彼はゆっくりと焦らすように陰唇を撫で、溢れてきた愛蜜を指先に纏わせ、さらにヌルヌルと指を往復させる。

「ん……っ、あぁ、……あ……」

 焦れったい指使いに思わず腰を揺らすと、尊さんはクスッと小さく笑う。

「ちゃんと慣らしてからな」

「んぅ……」

 すぐ入れてもらえると期待していた私は、赤面して彼を軽く睨む。

 そのあとも優しく胸を吸って揉まれ、陰唇や陰核のさやを撫でられ続けて、焦れったさが蓄積していく。

「んんーっ」

 我慢できなくなって駄々をこねるような声を漏らし、体を悶えさせると、尊さんはクスクス笑って「分かったよ」と言うと、私の額にキスをして指を入れてきた。

「あぁ……」

 求めていたモノを体に受け入れ、私は歓喜の声を漏らしてうっとりと目を閉じる。

「やらしい顔」

 尊さんは私の羞恥を煽るように囁き、クップクップと音を立てて指を前後させ始めた。

「ん……、きもち……っ、……尊さんの指、好き……っ」

 私はそう言って、胸を揉んでいた彼の手を両手で掴むと、その指先にチュッチュッとキスをし、甘噛みする。

「~~~~、……悪い猫だな」

 尊さんは激情を押し殺した声で言い、大きな手で私の頭を撫で、親指で唇の輪郭を辿る。

「……にゃあ」

 私は与えられる快楽に頬を染めて額に汗を浮かべつつ、彼の親指を軽く噛んで悪い猫のふりをした。

「~~~~っ! あぁあっ!」

 その瞬間、お仕置きと言わんばかりに親指で淫芽を撫でられ、私はビクンッと体を震わせる。

「ほぐれてきた。もう一本入るな」

 尊さんは悪辣に笑い、二本の指でたっぷり潤った蜜壷をジュプジュプと掻き混ぜてくる。

「ん……っ、あぁっ、あ……っ、あー……」

 弱い所ばかりを執拗に撫でられ、私は必死に両手で彼の手首を掴んで動きを止めようとした。

 けれど感じるのはゴツゴツとした男性の手の存在感と、いやらしい動きで蜜壷を探る手つき。

(……エッチだ……)

 蜜壷と淫芽を同時に攻められ、困って尊さんを見上げると熱の籠もった目で私を見下ろしている。

 主導権を握られて心地いい被支配心にまみれた私は、彼の与えてくれる悦楽に陶酔してトロトロと酩酊する。

「ん……っ、あぁ……っ、尊さん……っ、達っていい……?」

「いいよ、沢山達けよ」

 優しく言った尊さんは、膣内を傷つけないように慎重に、けれど手の動きをそれまでよりも速くして私を攻めたてる。

 グチャグチャズボズボとはばからない、いやらしい音が寝室に響き渡り、私の高い声と荒い息がそれに重なる。

「ん……っ、ぁっ、――達く……っ、~~~ぃ……っ」

 蜜壷の中でいやらしく蠢く尊さんの指を感じながら、私は思いきり膣を引き絞って全身を痙攣させた。

「――――はぁっ、はぁっ、……ぁ、はぁっ……」

 呼吸は荒くなり、心臓もドッドッドッ……と早鐘を打っている。

 尊さんは「可愛かった」と言い、全身を火照らせて汗を浮かばせた私の髪を撫でつける。

「…………もう……、駄目……」

 すっかり気持ちよくなって脱力してしまった私は、下腹の奥がピクピクと痙攣するのを感じながら、小さく訴える。

 すると尊さんは私の手をとり、お姫様みたいに手の甲にチュッとキスをして尋ねた。

「俺の事は気持ちよくしてくれないのか?」

 微笑む顔はねだっている様子でもなく、私が拒否すればあっさり引いてくれる感じがある。

 だからこそ、「自分だけ気持ちよくなって尊さんに我慢させたら駄目だ」という想いが生じた。

「……頑張っちゃう」

 小さい声で返事をすると、尊さんはクシャッと破顔した。
しおりを挟む
感想 2,510

あなたにおすすめの小説

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」 母に紹介され、なにかの間違いだと思った。 だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。 それだけでもかなりな不安案件なのに。 私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。 「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」 なーんて義父になる人が言い出して。 結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。 前途多難な同居生活。 相変わらず専務はなに考えているかわからない。 ……かと思えば。 「兄妹ならするだろ、これくらい」 当たり前のように落とされる、額へのキス。 いったい、どうなってんのー!? 三ツ森涼夏  24歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務 背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。 小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。 たまにその頑張りが空回りすることも? 恋愛、苦手というより、嫌い。 淋しい、をちゃんと言えずにきた人。 × 八雲仁 30歳 大手菓子メーカー『おろち製菓』専務 背が高く、眼鏡のイケメン。 ただし、いつも無表情。 集中すると周りが見えなくなる。 そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。 小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。 ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!? ***** 千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』 ***** 表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101

夫の妹に財産を勝手に使われているらしいので、第三王子に全財産を寄付してみた

今川幸乃
恋愛
ローザン公爵家の跡継ぎオリバーの元に嫁いだレイラは若くして父が死んだため、実家の財産をすでにある程度相続していた。 レイラとオリバーは穏やかな新婚生活を送っていたが、なぜかオリバーは妹のエミリーが欲しがるものを何でも買ってあげている。 不審に思ったレイラが調べてみると、何とオリバーはレイラの財産を勝手に売り払ってそのお金でエミリーの欲しいものを買っていた。 レイラは実家を継いだ兄に相談し、自分に敵対する者には容赦しない”冷血王子”と恐れられるクルス第三王子に全財産を寄付することにする。 それでもオリバーはレイラの財産でエミリーに物を買い与え続けたが、自分に寄付された財産を勝手に売り払われたクルスは激怒し…… ※短め

(完)そんなに妹が大事なの?と彼に言おうとしたら・・・

青空一夏
恋愛
デートのたびに、病弱な妹を優先する彼に文句を言おうとしたけれど・・・

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...