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慈雨の如き目に愛されて6
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「……癖になりそうだ」
抽送を続けながらクライヴが呟き、欲のこもった目でモニカを見下ろすと、より一層激しく腰を突き立てる。
「うっ……、う、あぁあっ、あっ、後ろいやぁっ」
正面とは異なる感覚にモニカは喘ぎ、体重を支える細い腕は酷く震えていた。
「嫌って言うなよ。こんなに吸い付いてる癖に。いい時は素直にいいって言うんだ」
腰を掴んでいた手をずらし、濡れそぼった和毛を撫でる。
何をされるか悟ったモニカは、必死に声を上げていた。
「ダメっ、も……っ、気持ちいいからぁっ、おマメ弄っちゃダメぇっ」
「……だーめ」
さも楽しげな声がしたかと思うと、クライヴの指先がコリコリと真珠を弄り出す。
「っひぃっ、あぁああぁっ!」
悲鳴を上げたモニカは、可哀想なほど体を震わせて達した。
ナカが収斂してクライヴを喰い締め、精を吸い上げるような動きをする。
「っあ……っ」
思わず吐精してしまったクライヴは、そのままモニカを抱きしめて腰を突き入れる。
王妃のナカで分身がビクビクと暴れ、胎内に子種を植え付ける。それを感じて、クライヴは恍惚としていた。
「ん……っ、あぁあっ」
熱い迸りを感じてモニカは甘くうめき、力を失って倒れ込む。
上からの重みがやけに愛しく、その肌の温かさも自分の胎内に入ったままの怒張も、すべてが嬉しい。
ヒクンとナカが動き、国王の精をたっぷり飲んだ子宮が「もの足りない」と言っているような気がした。
「モニカ……」
妻の名を呼び、クライヴは屹立を引き抜くと妻と向かい合う。
汗で額に貼り付いた前髪を斜めに払い、うっとりと目を開いた彼女にキスをした。
「ん……」
「愛してるよ、モニカ」
「んふ……、わたしも……」
声を上げすぎてふにゃりと力の抜けた声だったが、モニカは心から愛しいと思い目を細める。
そんな蕩けた顔を見ると、クライヴの雄がまた頭をもたげてしまう。
いや、まだ立派に勃ち上がっていたのだが、それが更に硬さを取り戻しモニカの中に潜りたいと言っている。
「……ごめん、もう一回いい?」
困ったようにモニカを覗き込むクライヴに、彼女はグリーンの目を丸くした。
それから困ったように眉を寄せ、クシャッと笑ってみせる。
「もぉ……、仕方ないわね」
「ありがとう」
ちゅ、ちゅ、とモニカの顔にキスを降らせ、クライヴは彼女の太腿を撫で上げると脚を左右に割る。
白濁したものがはみ出ている花唇に、先端をヌルヌルとこすりつけクライヴは困ったように笑った。
「参ったな。一度したら気持ちが落ち着くような気がしたんだが、君の体を前にすると欲がどんどん溢れて止まらない」
「……新婚だしね」
恥ずかしそうに、けれど少し悪戯っぽくモニカが笑うと、クライヴも破顔する。
「たっぷり愛し合おう、モニカ」
夫婦の幸せを味わおうと腰を進めると、クライヴの先端をモニカの唇がぱくんと咥えた。
「ん……っ、先っぽ……おっきい……」
眉根を寄せてハァッと息をつくモニカが、壮絶に色っぽい。
白い肌を所有の赤色に染めた彼女を見下ろし、クライヴは静かに興奮を募らせる。
ずっと想い続けてきたモニカの痴態を目にすれば、嫌でも屹立の硬さが増す。
何度か腰を揺すって奥を目指した際、自分の分身がズブズブと蜜口の中に埋まってゆくのが卑猥だ。
「モニカが俺を食べてる」
「もぉ……、やだ」
知らずと秘部はクライヴを締め付け、いつもは真っ白な肌を紅潮させたモニカが悪態をつく。
「大好きな癖に」
ニヤッと意地悪に笑って腰を動かすと、返事の代わりに「あんっ」と甘い声が聞こえた。
「あ……っ、あ、あ、……す、好き、好きなの……っ」
優しい抽送に声が漏れ、快楽はモニカを素直にさせる。
十を過ぎた頃から国の行事がある毎に顔を合わせ、密かに想い続けてきた。二人きりで話せて素直に嬉しいと思った時期や、顔を見るのも恥ずかしいと思った時期。恋しくて枕を涙で濡らした時期。
それらを越えて、やっと結ばれた相手だ。
嬉しい――以外の何の感情があるというのか。
「俺もモニカが大好きだよ。……いや、愛してる」
優しい目がじっとモニカを見下ろす。見られているのは恥ずかしいが、愛している人にならすべてを見て欲しいという気持ちもあった。
「私も……っ、あっ、……愛っ……し、てる……っ、のっ」
「知ってるよ。……モニカのことなら、きっとほとんど知ってる」
熱のこもった吐息をつきながら、クライヴは何度もモニカの最奥を突く。同時にモニカの体が上下し、魅惑的な双丘もプルンと弾む。
「そんな……っ、のっ」
涙に潤んだ目が、「嘘だ」と言っている。
モニカだってクライヴのすべてを知りたい、分かりたいと思っていても、結局それは叶わない。
自分ではない誰かを完全に知ろうとする空しさは、モニカが身をもって知っている。
快楽に呑まれてすべて言葉にならなかった思いを、クライヴは汲み取った。
優しく目を細め、モニカのくびれた腰を撫でつつ囁く。
「魔法みたいに全部ぴったり分かる訳じゃない。ただ……、君がいま何を思っているか。想像すると大体いつも合ってる。……っは……、それ、……だけだよ」
「うっ……、うぅっ」
言葉の通りだとモニカは思った。
隠れたモニカを、クライヴは必ず探し当てた。
拗ねた時も、欲しい言葉をくれた。
全部を分かり合える訳じゃないが、クライヴは自分を分かろうとしてくれている。
それが――、何より嬉しい。
「泣くんじゃない、モニカ。笑ってくれ。俺は君の笑顔が大好きなんだ」
「ん……っ、ふ、あ……っ、ぁ、ふ……っ」
眦に涙を浮かべ、不器用に笑顔を浮かべるモニカに、クライヴは唇を重ねた。
「ん……っ、ん、ぁ、……ん」
――嬉しい。
こうして上下で繋がることができるのが、堪らなく嬉しい。
「モニカ……」
体の左右に手をつき、クライヴは真っ直ぐモニカを見下ろしてくる。そのまま、腰の動きが速まってきた。
抽送を続けながらクライヴが呟き、欲のこもった目でモニカを見下ろすと、より一層激しく腰を突き立てる。
「うっ……、う、あぁあっ、あっ、後ろいやぁっ」
正面とは異なる感覚にモニカは喘ぎ、体重を支える細い腕は酷く震えていた。
「嫌って言うなよ。こんなに吸い付いてる癖に。いい時は素直にいいって言うんだ」
腰を掴んでいた手をずらし、濡れそぼった和毛を撫でる。
何をされるか悟ったモニカは、必死に声を上げていた。
「ダメっ、も……っ、気持ちいいからぁっ、おマメ弄っちゃダメぇっ」
「……だーめ」
さも楽しげな声がしたかと思うと、クライヴの指先がコリコリと真珠を弄り出す。
「っひぃっ、あぁああぁっ!」
悲鳴を上げたモニカは、可哀想なほど体を震わせて達した。
ナカが収斂してクライヴを喰い締め、精を吸い上げるような動きをする。
「っあ……っ」
思わず吐精してしまったクライヴは、そのままモニカを抱きしめて腰を突き入れる。
王妃のナカで分身がビクビクと暴れ、胎内に子種を植え付ける。それを感じて、クライヴは恍惚としていた。
「ん……っ、あぁあっ」
熱い迸りを感じてモニカは甘くうめき、力を失って倒れ込む。
上からの重みがやけに愛しく、その肌の温かさも自分の胎内に入ったままの怒張も、すべてが嬉しい。
ヒクンとナカが動き、国王の精をたっぷり飲んだ子宮が「もの足りない」と言っているような気がした。
「モニカ……」
妻の名を呼び、クライヴは屹立を引き抜くと妻と向かい合う。
汗で額に貼り付いた前髪を斜めに払い、うっとりと目を開いた彼女にキスをした。
「ん……」
「愛してるよ、モニカ」
「んふ……、わたしも……」
声を上げすぎてふにゃりと力の抜けた声だったが、モニカは心から愛しいと思い目を細める。
そんな蕩けた顔を見ると、クライヴの雄がまた頭をもたげてしまう。
いや、まだ立派に勃ち上がっていたのだが、それが更に硬さを取り戻しモニカの中に潜りたいと言っている。
「……ごめん、もう一回いい?」
困ったようにモニカを覗き込むクライヴに、彼女はグリーンの目を丸くした。
それから困ったように眉を寄せ、クシャッと笑ってみせる。
「もぉ……、仕方ないわね」
「ありがとう」
ちゅ、ちゅ、とモニカの顔にキスを降らせ、クライヴは彼女の太腿を撫で上げると脚を左右に割る。
白濁したものがはみ出ている花唇に、先端をヌルヌルとこすりつけクライヴは困ったように笑った。
「参ったな。一度したら気持ちが落ち着くような気がしたんだが、君の体を前にすると欲がどんどん溢れて止まらない」
「……新婚だしね」
恥ずかしそうに、けれど少し悪戯っぽくモニカが笑うと、クライヴも破顔する。
「たっぷり愛し合おう、モニカ」
夫婦の幸せを味わおうと腰を進めると、クライヴの先端をモニカの唇がぱくんと咥えた。
「ん……っ、先っぽ……おっきい……」
眉根を寄せてハァッと息をつくモニカが、壮絶に色っぽい。
白い肌を所有の赤色に染めた彼女を見下ろし、クライヴは静かに興奮を募らせる。
ずっと想い続けてきたモニカの痴態を目にすれば、嫌でも屹立の硬さが増す。
何度か腰を揺すって奥を目指した際、自分の分身がズブズブと蜜口の中に埋まってゆくのが卑猥だ。
「モニカが俺を食べてる」
「もぉ……、やだ」
知らずと秘部はクライヴを締め付け、いつもは真っ白な肌を紅潮させたモニカが悪態をつく。
「大好きな癖に」
ニヤッと意地悪に笑って腰を動かすと、返事の代わりに「あんっ」と甘い声が聞こえた。
「あ……っ、あ、あ、……す、好き、好きなの……っ」
優しい抽送に声が漏れ、快楽はモニカを素直にさせる。
十を過ぎた頃から国の行事がある毎に顔を合わせ、密かに想い続けてきた。二人きりで話せて素直に嬉しいと思った時期や、顔を見るのも恥ずかしいと思った時期。恋しくて枕を涙で濡らした時期。
それらを越えて、やっと結ばれた相手だ。
嬉しい――以外の何の感情があるというのか。
「俺もモニカが大好きだよ。……いや、愛してる」
優しい目がじっとモニカを見下ろす。見られているのは恥ずかしいが、愛している人にならすべてを見て欲しいという気持ちもあった。
「私も……っ、あっ、……愛っ……し、てる……っ、のっ」
「知ってるよ。……モニカのことなら、きっとほとんど知ってる」
熱のこもった吐息をつきながら、クライヴは何度もモニカの最奥を突く。同時にモニカの体が上下し、魅惑的な双丘もプルンと弾む。
「そんな……っ、のっ」
涙に潤んだ目が、「嘘だ」と言っている。
モニカだってクライヴのすべてを知りたい、分かりたいと思っていても、結局それは叶わない。
自分ではない誰かを完全に知ろうとする空しさは、モニカが身をもって知っている。
快楽に呑まれてすべて言葉にならなかった思いを、クライヴは汲み取った。
優しく目を細め、モニカのくびれた腰を撫でつつ囁く。
「魔法みたいに全部ぴったり分かる訳じゃない。ただ……、君がいま何を思っているか。想像すると大体いつも合ってる。……っは……、それ、……だけだよ」
「うっ……、うぅっ」
言葉の通りだとモニカは思った。
隠れたモニカを、クライヴは必ず探し当てた。
拗ねた時も、欲しい言葉をくれた。
全部を分かり合える訳じゃないが、クライヴは自分を分かろうとしてくれている。
それが――、何より嬉しい。
「泣くんじゃない、モニカ。笑ってくれ。俺は君の笑顔が大好きなんだ」
「ん……っ、ふ、あ……っ、ぁ、ふ……っ」
眦に涙を浮かべ、不器用に笑顔を浮かべるモニカに、クライヴは唇を重ねた。
「ん……っ、ん、ぁ、……ん」
――嬉しい。
こうして上下で繋がることができるのが、堪らなく嬉しい。
「モニカ……」
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