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第三部・元彼 編
真綿で首を絞めるように
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「いや、今日は人と会う予定があるから、先に帰っていてくれるか? 悪いけど食事も済ましていていいから」
「分かりました」
友人と会うのだろうと思い、香澄は頷く。
「今日はもう帰る準備をしていいよ。瀬尾に連絡をよこしてあるから、帰宅は瀬尾の車で。俺は別行動をするから」
「はい」
こういう時、二人制の運転手だと便利なのだな、と感心しつつ、香澄は帰る準備をする事にした。
「それでは、お先に失礼致します」
帰る支度をした香澄がもう一度挨拶をしに来たのに応え、見送ってから佑は腕時計を見る。
健二とは十九時にこの付近にある店で約束してある。
TMタワーのすぐ近くにある和食レストランで、接待にもよく使っている店だ。
だから、もちろん高級だ。
大した事のない敵を精神的に葬るには、まず形から。
だから健二に送った写真にも、わざわざ腕時計を写した。
彼の給料ではまず手に入らない腕時計を見せ、自撮り写真を見せる。
佑は自分の容姿を、自慢するものではないと思っている。
目を世界に向ければ、もっと美しい男性は大勢いる。中には美形すぎて入国禁止になったという逸話のある男性までいるので、世界は広い。
だが人の顔というものは、会った時まず目に入るので、佑は自分の外見を十二分に商売に生かしていた。
たまにメディアに出る時は、どのように微笑んだら女性が騒ぐのかも熟知している。
逆にまじめに話したい時、どのような表情を作り、どんなトーンの声で訴えればいいのかも身につけている。
日本での商談と、海外での商談では求められる対応が異なるので、それらもまとめて若い頃に国内外の講師に学んだ。
だから佑は、自分の外見、声、雰囲気、身振り手振りすべてで、人の心をある程度掌握する事ができる。
一概に、それは彼の美貌あってゆえのものだ。
加えて少し金のかかった演出をすれば、ほとんどの人――特に一般人は佑の思いのままになるだろう。
勿論、大切な付き合いのある人に対しては、そのような演出も話し方もしない。
香澄には素のままの御劔佑で接しているし、友人には社会的地位など余計なものをなしに付き合っている。
彼らにそうするのは、本当の佑を知っているからだ。
逆を言えば、他の人は素の御劔佑を知らず、Chief Everyの社長もしくはCEPのデザイナー、メディアに露出している存在として彼を認識している。
だから佑もそう応じる。
それだけのシンプルな話だ。
(装備は……完璧だな)
この日のために、佑は最も自分を映えさせるスーツとネクタイを選んだ。
見る者が見れば、生地からして量販店で売っている物とは違うと分かるだろう。
(緊張した彼がそこまで気付くかは分からないけど)
指定した店は、家紋のついた暖簾が下がっている店で、外観から高級感がある。
一般人ならまず緊張すること請け合いだ。
話の主導権を握るなら、まず自分が場をセッティングする事。
そして、さりげなく身につけている物の差で圧倒する。
傍から見れば金にものを言わせた下品な手だが、相手が相手なのでこれぐらいが丁度いい。
(もう二度と香澄の前に現れない気分になってくれれば、何でもいい)
ゆっくりと仕事を終える準備をし、立ち上がってもう一度腕時計を見る。
香澄はもう、帰路についている頃合いだ。
「さて、行こうか」
佑は誰にともなく言い、ハンガーに掛かっていたコートに手を伸ばした。
健二は途方に暮れて品川駅近くのビル内にある、和食料理店の前に立ち尽くしていた。
ビルの地下にあるその店には、家紋のついた暖簾が掛かり、入るのに勇気がいる。
だが店の前で立っていたからか、着物を着た女性店員に「いらっしゃいませ」と声を掛けられてしまった。
「ご予約ですか?」
「い、いえ……。あ、はい。……み、御劔佑さんの名前で予約している……はずですが」
自分があの御劔佑の予約で店に入るなど、夢のようだ。
目の前の女性も、ただのサラリーマンにすぎない健二と御劔佑が釣り合わないと分かっているはずなのに、慣れているからか「どうぞお入りください」と笑みを浮かべて暖簾をめくった。
店内は落ち着いた雰囲気で、暖簾をくぐると目の前に間接照明で照らされた枯山水がある。
床はつや消しの黒で、他は木目調で統一されている。
前方には人気のない廊下が続き、どうやら完全個室のようだ。
女性は健二をとある個室まで連れて行き、「こちらでお待ちください」と引き戸を開ける。
靴を脱いで個室に入ると、掘りごたつのテーブル席がある。
席の向こう側にはコーニス証明で照らされた木目調の壁の下、生けられた花が飾られてあった。
壁の一部と同化しているクローゼットにコートを収め座ると、女性が微笑みかけてきた。
「いま、お茶をお持ちしますので、お待ちください」
「はい」
(なんでこんな店なんだよ。こんな場所で落ち着いて話せる訳ねぇだろ)
自分がこれから、佑に何を言われるかは大体察している。
まさか香澄が御劔佑の女だと思っていなかった。
『知らなかったでは済まされない』
世の中では厳しくそう言われるが、知らなかったものは知らなかったのだ。
(先日香澄と出掛けた時だって、俺は何も乱暴な事をしなかった。香澄が一方的に嫌がって逃げただけだろ)
心の中で自分を守る言葉で愚痴を繰り返していた時、「お連れ様がお見えです」と店員の声がして佑が現れた。
「……ど、どうも。こんばんは」
健二は一度掘りごたつから出て、膝をついた状態で挨拶をする。
「こんばんは。遅れてすみません」
涼やかに微笑む佑は、男の健二から見ても腹が立つぐらい顔立ちが整っている。
そして詳しいブランドなどは分からないものの、一目で彼が一般人には手が届かない値段の服飾品で全身を固めているのが分かった。
自分とは天と地の財力の差があると知っただけで、言いようのない敗北感と劣等感を覚える。
加えて、自分が彼と同じスーツなどを身につけたとしても、佑のような圧倒的オーラを醸し出す事はできないと分かっているから、余計に惨めになる。
(天性のカリスマ……ってか)
心の中で毒づいて自分を落ち着かせ、表向きは佑に微笑みかける。
「今日はご多忙な中、急な声掛けに応じてくださり、ありがとうございます」
佑は向かいに座り、言い慣れていそうなセリフを口にした。
「こちらこそ、こんな高級そうな店に招いてくださってありがとうございます。いやぁ、緊張しますね」
「急な予定にも対応してくださる贔屓の店なのですが、ご紹介できて嬉しいです」
この高級店を「贔屓の店」というだけでも、佑との格差を感じる。
(一応、カードの枠は確認したけど、誘っておいてまさか俺が支払うとかないよな)
会社で営業のエースとなるべくバリバリ働いていても、一回の食事が万単位しそうな食事など、滅多にできるものではない。
やきもきしている健二の気持ちなど知らないという表情で、佑は運ばれてきた熱いお茶を飲んでホッとした顔をしている。
やがてドリンクメニューが運ばれてきたが、基本的に千円超えの値段に健二は内心顔を引き攣らせる。
こういう店に来た事がないとは言わないが、彼女の誕生日やクリスマスなど、本当に特別な時だけだ。
それも給料に余裕を持たせた時に行くので、心構えができていない状態でこういう値段を見ると心臓に悪い。
佑はメニューを見て高価そうな日本酒を頼んだが、健二は〝世界の御劔〟に喧嘩を売られる状況で酒を飲んでいられないので、大人しくソフトドリンクにした。
「コース料理を予約していたのですが、アレルギーや嫌いな食べ物はありますか?」
「アレルギーはありません。嫌いな物も……大丈夫です」
「そうですか、良かった」
本当は、細かく言えば好きではない食べ物が沢山ある。
だが無理をすれば食べられなくもないので、今は我慢する事にした。
何より、あらゆる面でこの男に負けたくないと足掻く気持ちがあるのに、嫌いな物が沢山あるなど言えない。
飲み物を頼んで女性が一度出て行ったあと、健二は落ち着かない気持ちのまま口を開いた。
「……あの、今日お会いした理由というのは……」
掘りごたつの下でせわしなく脚を揺らし、健二は呼吸を整えながら問う。
普通、自分の女が他の男とデートしたと聞いたなら、最初から喧嘩腰でかかってくるものだ。
それなのに佑はゆったりと構え、それが逆に恐ろしい。
「分かりました」
友人と会うのだろうと思い、香澄は頷く。
「今日はもう帰る準備をしていいよ。瀬尾に連絡をよこしてあるから、帰宅は瀬尾の車で。俺は別行動をするから」
「はい」
こういう時、二人制の運転手だと便利なのだな、と感心しつつ、香澄は帰る準備をする事にした。
「それでは、お先に失礼致します」
帰る支度をした香澄がもう一度挨拶をしに来たのに応え、見送ってから佑は腕時計を見る。
健二とは十九時にこの付近にある店で約束してある。
TMタワーのすぐ近くにある和食レストランで、接待にもよく使っている店だ。
だから、もちろん高級だ。
大した事のない敵を精神的に葬るには、まず形から。
だから健二に送った写真にも、わざわざ腕時計を写した。
彼の給料ではまず手に入らない腕時計を見せ、自撮り写真を見せる。
佑は自分の容姿を、自慢するものではないと思っている。
目を世界に向ければ、もっと美しい男性は大勢いる。中には美形すぎて入国禁止になったという逸話のある男性までいるので、世界は広い。
だが人の顔というものは、会った時まず目に入るので、佑は自分の外見を十二分に商売に生かしていた。
たまにメディアに出る時は、どのように微笑んだら女性が騒ぐのかも熟知している。
逆にまじめに話したい時、どのような表情を作り、どんなトーンの声で訴えればいいのかも身につけている。
日本での商談と、海外での商談では求められる対応が異なるので、それらもまとめて若い頃に国内外の講師に学んだ。
だから佑は、自分の外見、声、雰囲気、身振り手振りすべてで、人の心をある程度掌握する事ができる。
一概に、それは彼の美貌あってゆえのものだ。
加えて少し金のかかった演出をすれば、ほとんどの人――特に一般人は佑の思いのままになるだろう。
勿論、大切な付き合いのある人に対しては、そのような演出も話し方もしない。
香澄には素のままの御劔佑で接しているし、友人には社会的地位など余計なものをなしに付き合っている。
彼らにそうするのは、本当の佑を知っているからだ。
逆を言えば、他の人は素の御劔佑を知らず、Chief Everyの社長もしくはCEPのデザイナー、メディアに露出している存在として彼を認識している。
だから佑もそう応じる。
それだけのシンプルな話だ。
(装備は……完璧だな)
この日のために、佑は最も自分を映えさせるスーツとネクタイを選んだ。
見る者が見れば、生地からして量販店で売っている物とは違うと分かるだろう。
(緊張した彼がそこまで気付くかは分からないけど)
指定した店は、家紋のついた暖簾が下がっている店で、外観から高級感がある。
一般人ならまず緊張すること請け合いだ。
話の主導権を握るなら、まず自分が場をセッティングする事。
そして、さりげなく身につけている物の差で圧倒する。
傍から見れば金にものを言わせた下品な手だが、相手が相手なのでこれぐらいが丁度いい。
(もう二度と香澄の前に現れない気分になってくれれば、何でもいい)
ゆっくりと仕事を終える準備をし、立ち上がってもう一度腕時計を見る。
香澄はもう、帰路についている頃合いだ。
「さて、行こうか」
佑は誰にともなく言い、ハンガーに掛かっていたコートに手を伸ばした。
健二は途方に暮れて品川駅近くのビル内にある、和食料理店の前に立ち尽くしていた。
ビルの地下にあるその店には、家紋のついた暖簾が掛かり、入るのに勇気がいる。
だが店の前で立っていたからか、着物を着た女性店員に「いらっしゃいませ」と声を掛けられてしまった。
「ご予約ですか?」
「い、いえ……。あ、はい。……み、御劔佑さんの名前で予約している……はずですが」
自分があの御劔佑の予約で店に入るなど、夢のようだ。
目の前の女性も、ただのサラリーマンにすぎない健二と御劔佑が釣り合わないと分かっているはずなのに、慣れているからか「どうぞお入りください」と笑みを浮かべて暖簾をめくった。
店内は落ち着いた雰囲気で、暖簾をくぐると目の前に間接照明で照らされた枯山水がある。
床はつや消しの黒で、他は木目調で統一されている。
前方には人気のない廊下が続き、どうやら完全個室のようだ。
女性は健二をとある個室まで連れて行き、「こちらでお待ちください」と引き戸を開ける。
靴を脱いで個室に入ると、掘りごたつのテーブル席がある。
席の向こう側にはコーニス証明で照らされた木目調の壁の下、生けられた花が飾られてあった。
壁の一部と同化しているクローゼットにコートを収め座ると、女性が微笑みかけてきた。
「いま、お茶をお持ちしますので、お待ちください」
「はい」
(なんでこんな店なんだよ。こんな場所で落ち着いて話せる訳ねぇだろ)
自分がこれから、佑に何を言われるかは大体察している。
まさか香澄が御劔佑の女だと思っていなかった。
『知らなかったでは済まされない』
世の中では厳しくそう言われるが、知らなかったものは知らなかったのだ。
(先日香澄と出掛けた時だって、俺は何も乱暴な事をしなかった。香澄が一方的に嫌がって逃げただけだろ)
心の中で自分を守る言葉で愚痴を繰り返していた時、「お連れ様がお見えです」と店員の声がして佑が現れた。
「……ど、どうも。こんばんは」
健二は一度掘りごたつから出て、膝をついた状態で挨拶をする。
「こんばんは。遅れてすみません」
涼やかに微笑む佑は、男の健二から見ても腹が立つぐらい顔立ちが整っている。
そして詳しいブランドなどは分からないものの、一目で彼が一般人には手が届かない値段の服飾品で全身を固めているのが分かった。
自分とは天と地の財力の差があると知っただけで、言いようのない敗北感と劣等感を覚える。
加えて、自分が彼と同じスーツなどを身につけたとしても、佑のような圧倒的オーラを醸し出す事はできないと分かっているから、余計に惨めになる。
(天性のカリスマ……ってか)
心の中で毒づいて自分を落ち着かせ、表向きは佑に微笑みかける。
「今日はご多忙な中、急な声掛けに応じてくださり、ありがとうございます」
佑は向かいに座り、言い慣れていそうなセリフを口にした。
「こちらこそ、こんな高級そうな店に招いてくださってありがとうございます。いやぁ、緊張しますね」
「急な予定にも対応してくださる贔屓の店なのですが、ご紹介できて嬉しいです」
この高級店を「贔屓の店」というだけでも、佑との格差を感じる。
(一応、カードの枠は確認したけど、誘っておいてまさか俺が支払うとかないよな)
会社で営業のエースとなるべくバリバリ働いていても、一回の食事が万単位しそうな食事など、滅多にできるものではない。
やきもきしている健二の気持ちなど知らないという表情で、佑は運ばれてきた熱いお茶を飲んでホッとした顔をしている。
やがてドリンクメニューが運ばれてきたが、基本的に千円超えの値段に健二は内心顔を引き攣らせる。
こういう店に来た事がないとは言わないが、彼女の誕生日やクリスマスなど、本当に特別な時だけだ。
それも給料に余裕を持たせた時に行くので、心構えができていない状態でこういう値段を見ると心臓に悪い。
佑はメニューを見て高価そうな日本酒を頼んだが、健二は〝世界の御劔〟に喧嘩を売られる状況で酒を飲んでいられないので、大人しくソフトドリンクにした。
「コース料理を予約していたのですが、アレルギーや嫌いな食べ物はありますか?」
「アレルギーはありません。嫌いな物も……大丈夫です」
「そうですか、良かった」
本当は、細かく言えば好きではない食べ物が沢山ある。
だが無理をすれば食べられなくもないので、今は我慢する事にした。
何より、あらゆる面でこの男に負けたくないと足掻く気持ちがあるのに、嫌いな物が沢山あるなど言えない。
飲み物を頼んで女性が一度出て行ったあと、健二は落ち着かない気持ちのまま口を開いた。
「……あの、今日お会いした理由というのは……」
掘りごたつの下でせわしなく脚を揺らし、健二は呼吸を整えながら問う。
普通、自分の女が他の男とデートしたと聞いたなら、最初から喧嘩腰でかかってくるものだ。
それなのに佑はゆったりと構え、それが逆に恐ろしい。
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