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第十部・ニセコ 編
獣の愛交 ☆
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一通り満足すると、彼はまたグチュグチュと水音を立て香澄を攻め立てる。
太竿が狭隘な蜜道を前後するたび、香澄は甘ったるい悲鳴を上げてシーツに顔をこすりつけた。
膨れ上がった亀頭がグリグリと香澄の最奥をいじめた時は、「あぅっ」と声を上げ一瞬意識を飛ばした。
「あー……っ、あ、……ァ、も……っ、やぁ、たす……けて……っ」
涙と涎でグチャグチャになった顔をなんとか上げ、香澄は前方に手を伸ばした。
助けてくれる人などいないのに、終わりのない快楽地獄から解放されたくて、誰かに救いを求める。
「あっ……」
だがその手を佑に掴まれ、両手首を後方に引っ張られた。
「あん……っ」
両腕を後方に引っ張られ、自由を奪われた体勢でガツガツと突き上げられる。
逃げられない状態で激しい抽送を受け、豊かな乳房がぶるんぶるんと揺れた。
――気持ち良くて堪らない。
ひどくされているのに、香澄はたっぷりと感じて恍惚とする。
滝のように溢れた愛蜜が、それを如実に表していた。
結合部からはブチュブチュと卑猥な音が立ち、その音だけで頭が深い淫悦に酩酊していく。
――全部、食べてほしい。
――心も体も、すべて支配して、佑さんだけのものにしてほしい。
甘ったるい願望がとろりと心の奥から漏れ、香澄の口から嬌声となって迸る。
「香澄……っ、感じるって言え。俺が一番だと……っ」
「ん……っ、感じる……っ、気持ちいい……っ、佑さん、だけ、……だから、ぁっ」
肉襞をグチュグチュと摩擦され、一番感じる場所を執拗に擦られる。
唇がわななき、「アァア……ッ」とか細い悲鳴が出たあと、香澄はまた膣を痙攣させ絶頂した。
「――ぁ、…………あぁ……」
同時にきつく締め付けられた佑もブルッと胴震いし、ドプドプと遠慮無く香澄の中に吐精する。
「っあぁ……っ」
腕を放された香澄は、汗みずくになってドサッとベッドに倒れ込んだ。
だが佑がのし掛かる気配を感じて、ハッと息を呑む。
確認するよりも前に、潤みきった孔にまたぐぷりと亀頭がねじこまれ、絶望の声を上げる。
「あぁー……」
――また気持ちいいのがきちゃう。
――もう体がもたない。
――でも嬉しい。
バラバラになった想いが心を駆け抜ける。
それを振り払うかのように、ズンッと最奥まで貫かれた。
「あぁうっ!」
入れられただけで香澄は達し、柔らかく濡れた蜜襞で愛しい人の分身を締め付ける。
佑は繋がったまま香澄の横に寝転び、横臥すると香澄の脚を抱え上げてまた腰を打ち付け始めた。
「んやぁあぁ……っ、あ、あ、あ、あぁ、ん、ああぁ」
すっかり弱々しくなった喘ぎ声が、天井の高い寝室に反響する。
――ここ、どこだっけ。
――私、どうして佑さんに抱かれてるんだっけ。
――どうして、こうなったんだっけ。
トロトロになった思考では何も考えられず、香澄は胡乱な目を前方にある窓に向ける。
大きな窓の向こうに雄大な自然が広がり、その中に色々な思い出や感情があった気がする。
――……なんだっけ……。
御劔佑という愛しい人に、何もかもが塗りつぶされている。
脚を下ろされてまたうつ伏せにされ、上からズボズボと激しく肉棒を抜き差しされる。
「あぅっ、あ、ああぁあーっ、んんぁ、あやぁ、あ、あぁアあっ」
もう可愛らしい嬌声など出せない。
腹の底から本能の声を上げ、香澄は両手でバリバリとシーツを引っ掻いて首を振る。
吐息で自身の顔を湿らせ、開いた口からは、また新たな糸が引いてシーツを濡らす。
普段使わない筋肉すら使ってビクビクッと体を痙攣させ、香澄はまた達した。
さらには弱い場所ばかり擦られて、ビュッと愛潮も漏れる。
「も……っ、やだぁ……っ」
くぐもった悲鳴を上げた途端、より激しく一物が前後し、強い快楽を得ると同時に、香澄の意識がふぅっと遠のいた。
太竿が狭隘な蜜道を前後するたび、香澄は甘ったるい悲鳴を上げてシーツに顔をこすりつけた。
膨れ上がった亀頭がグリグリと香澄の最奥をいじめた時は、「あぅっ」と声を上げ一瞬意識を飛ばした。
「あー……っ、あ、……ァ、も……っ、やぁ、たす……けて……っ」
涙と涎でグチャグチャになった顔をなんとか上げ、香澄は前方に手を伸ばした。
助けてくれる人などいないのに、終わりのない快楽地獄から解放されたくて、誰かに救いを求める。
「あっ……」
だがその手を佑に掴まれ、両手首を後方に引っ張られた。
「あん……っ」
両腕を後方に引っ張られ、自由を奪われた体勢でガツガツと突き上げられる。
逃げられない状態で激しい抽送を受け、豊かな乳房がぶるんぶるんと揺れた。
――気持ち良くて堪らない。
ひどくされているのに、香澄はたっぷりと感じて恍惚とする。
滝のように溢れた愛蜜が、それを如実に表していた。
結合部からはブチュブチュと卑猥な音が立ち、その音だけで頭が深い淫悦に酩酊していく。
――全部、食べてほしい。
――心も体も、すべて支配して、佑さんだけのものにしてほしい。
甘ったるい願望がとろりと心の奥から漏れ、香澄の口から嬌声となって迸る。
「香澄……っ、感じるって言え。俺が一番だと……っ」
「ん……っ、感じる……っ、気持ちいい……っ、佑さん、だけ、……だから、ぁっ」
肉襞をグチュグチュと摩擦され、一番感じる場所を執拗に擦られる。
唇がわななき、「アァア……ッ」とか細い悲鳴が出たあと、香澄はまた膣を痙攣させ絶頂した。
「――ぁ、…………あぁ……」
同時にきつく締め付けられた佑もブルッと胴震いし、ドプドプと遠慮無く香澄の中に吐精する。
「っあぁ……っ」
腕を放された香澄は、汗みずくになってドサッとベッドに倒れ込んだ。
だが佑がのし掛かる気配を感じて、ハッと息を呑む。
確認するよりも前に、潤みきった孔にまたぐぷりと亀頭がねじこまれ、絶望の声を上げる。
「あぁー……」
――また気持ちいいのがきちゃう。
――もう体がもたない。
――でも嬉しい。
バラバラになった想いが心を駆け抜ける。
それを振り払うかのように、ズンッと最奥まで貫かれた。
「あぁうっ!」
入れられただけで香澄は達し、柔らかく濡れた蜜襞で愛しい人の分身を締め付ける。
佑は繋がったまま香澄の横に寝転び、横臥すると香澄の脚を抱え上げてまた腰を打ち付け始めた。
「んやぁあぁ……っ、あ、あ、あ、あぁ、ん、ああぁ」
すっかり弱々しくなった喘ぎ声が、天井の高い寝室に反響する。
――ここ、どこだっけ。
――私、どうして佑さんに抱かれてるんだっけ。
――どうして、こうなったんだっけ。
トロトロになった思考では何も考えられず、香澄は胡乱な目を前方にある窓に向ける。
大きな窓の向こうに雄大な自然が広がり、その中に色々な思い出や感情があった気がする。
――……なんだっけ……。
御劔佑という愛しい人に、何もかもが塗りつぶされている。
脚を下ろされてまたうつ伏せにされ、上からズボズボと激しく肉棒を抜き差しされる。
「あぅっ、あ、ああぁあーっ、んんぁ、あやぁ、あ、あぁアあっ」
もう可愛らしい嬌声など出せない。
腹の底から本能の声を上げ、香澄は両手でバリバリとシーツを引っ掻いて首を振る。
吐息で自身の顔を湿らせ、開いた口からは、また新たな糸が引いてシーツを濡らす。
普段使わない筋肉すら使ってビクビクッと体を痙攣させ、香澄はまた達した。
さらには弱い場所ばかり擦られて、ビュッと愛潮も漏れる。
「も……っ、やだぁ……っ」
くぐもった悲鳴を上げた途端、より激しく一物が前後し、強い快楽を得ると同時に、香澄の意識がふぅっと遠のいた。
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