【R-18】魔王の生贄に選ばれましたが、思いのほか溺愛されました

臣桜

文字の大きさ
17 / 38

媚薬キャンディの力を借りた初夜 ☆

しおりを挟む
「あ、あ、……やぁ、わ、分かり……ますっ」

 鼻にかかった声を出しムズムズと腰を揺らすと、エデンはもう少し深い場所まで指を入れ、私の内側をぐぅっと優しく圧迫してきた。

「うっ……、う――、あ、……あぁ……、ぁ」

 じぃんと頭がしびれ、いつの間にかつむっていた目を薄っすら開くと、ベッドの天蓋を見上げた私の眦から涙がこぼれた。

 あぁ、人って悲しいとき、悔しいとき以外にも涙が出るんだ……。これは……、『嬉しい』なのかな。私、嬉しくて泣いているのかな……。

 そう思うと、エデンがこうしてくれていることは、私にとって「とてもいいこと」なのだと思えた。

 エデンは「愛する」、「大切にする」と言ってくれて、出会ってすぐなのにその言葉は信じがたい。

 でも彼の優しい手がこうやって私に『嬉しい』を与えてくれるたびに、それが本当なのだと思い知る。

「あぁ……、あ、……はぁ、あ、ぁぁあ、ん」

 小さな声で遠慮がちに快楽に反応していると、私にもっと大きな声を出させたいと思ったのか、エデンはとんでもない場所に触れてきた。

「!? きゃああっ!」

 ビリッ! と強烈な電撃が体にはしり、なにが起こったのかと私が目を白黒させていると、エデンがまた一番敏感な場所――小さな真珠に触れてくる。

「あぁぁっ! ……あ!」

 腰を弓なりにそらせた私はもだえ、手はシーツを掴み足はバタバタと体内にこもった快楽を放出しようとする。

「そこ! そこ駄目です! エデン! 私……、おかしくなっちゃ――」

 彼を制止しようとした私の声は途中でとぎれ、代わりに私を襲ったのは今まで味わった事のない感覚――絶頂だった。

 頭の中が真っ白になり、体の奥でキュウッと何かが一気に収縮したと思うと、一点に凝縮された快楽が体中に放出される。

 そして、毛穴という毛穴からそれが蒸発していくような感覚に陥った。

「はぁ……、はぁ……」

 薄く開いた目の前は白くチカチカしていて、私はいつのまにか口端から細い糸を垂らしていたのにも気づかない。

「大丈夫か?」

 ぐったりとした私の頬にエデンの少し冷たい手が触れ、全身をほてらせた私にその手はとても心地いい。

 こちらを覗きこむ美しい人に、私は小さく微笑んで頷いた。

「気持ち……良かったです。エデン。……愛の神に祝福されて、楽園にいるようでした」

 私のその表現は相変わらず神さま寄りのものだったけれど、彼はいまはそれについて言及するつもりはないみたいだった。

「それは良かった。では、この先も大丈夫かな……」

 そう言ってエデンは私の体の上に乗り上げ、また私の脚を押し上げる。

「う……ん、エデン、何を……?」

 ぼんやりとしている私の秘部に、くぷ……と何かが押し当てられた。

「あっ……!」

 その感触に私は声を上げ、腰を浮かす。

 少し意識が戻って体を起こすと、彼は下半身に滾った恐ろしいまでのモノを、私の蜜壺に押し当てていた。

「えっ!? それ……、どうなるんですか?」

 キャンディに支配されてぼんやりとした私でも、エデンの体の一部が大きく隆起しているのを見ると、呆然として自分がこれからどうなるのか不思議になってしまう。

「これからお前と一つになる。大丈夫だ、キャンディの効果があるのなら痛くない」

 エデンが優しく笑って私の頬に指先をすべらせると、私の若干の不安はスッと消えていってしまった。

「はい……。好きにして下さい」

 とろけた顔で微笑むと、エデンは愛しそうに微笑んでキスを一つくれ、ゆっくり腰を進めていった。

「んっ……、う……」

 何か大きなものが入ってくる。そう思ったけれど、彼の体の一部が私の胎内に入っているのだと思うと、嬉しくてたまらない。

 私はこうして男性を受け入れるのは初めてだから、もちろん彼を受け入れるのは体が「きつい」と言っている。

 狭い場所に、エデンがむりやり入りこもうとしているのが分かる。

 けれど、彼が言ったようにキャンディの効果なのか、私は痛いと思うことはなく、ただ陶酔したまま彼が入ってくるのを受け入れていた。

「あぁ……、あ……、エデンが入っているの、分かります……」

 最奥に彼の先端がトンと当たると、ジワンと快楽が脳天までにいきわたって、一瞬脳が揺れた気がした。

 彼が私を満たしているだけでも軽く意識が引っくり返ってしまいそうなのに、これからどうなるのか分からない。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです

沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!

男として王宮に仕えていた私、正体がバレた瞬間、冷酷宰相が豹変して溺愛してきました

春夜夢
恋愛
貧乏伯爵家の令嬢である私は、家を救うために男装して王宮に潜り込んだ。 名を「レオン」と偽り、文官見習いとして働く毎日。 誰よりも厳しく私を鍛えたのは、氷の宰相と呼ばれる男――ジークフリード。 ある日、ひょんなことから女であることがバレてしまった瞬間、 あの冷酷な宰相が……私を押し倒して言った。 「ずっと我慢していた。君が女じゃないと、自分に言い聞かせてきた」 「……もう限界だ」 私は知らなかった。 宰相は、私の正体を“最初から”見抜いていて―― ずっと、ずっと、私を手に入れる機会を待っていたことを。

処理中です...