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後編

『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー⑧:儚きカテナチオ』

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   (作者)……今回は傑作だと思います!

     


     15・儚きカテナチオ (木曜日 14:50)

 美麗な奥さんの全体重を受け止めて、その身体の深奥に、自分の一物を突き立て続ける快感!
 その、一突きごと、締まって熟れた愛肉に包まれる感覚……、固い液体に亀頭の粘膜がズルズルと擦り取られる・こそぎ取られるような感覚は、俺に疲れを感じさせず、永久に続けていられるピストン自動人形にでもなってしまったかのようだ。
「あーん! あーん!」と、可愛い声を出していると思うと、「おおーっ!」と、あの美しい奧さんとは思えないようなドスの利いた叫びをあげたりする。
 ジュルッ、ジュルッ、ヌルッ、ヌルッと言う抜き差しの音に、たまに空気が入り、ブフッ! とオナラのような音が混じり、興奮させてくる。
 リカはそれを「オナラじゃないのよ」とでも否定していいのに、短時間のうちに、そんな言葉を必要としない関係になっていた、いや、たとえオナラであっても、それを快楽の一要素に変えられる関係だ。
 ブフッ、ブフッ、ブパッ……、連発だ。
「あーっ、最ッ高っっ!! く、首筋が、ジェットコースターで落ちるときみたいにスーッとするよおおお!」
「フーっ、ふーっ、リカ、もはや、お母さんとして堕ちるとこまで墜ちてるからなぁ、いけない奥さんだ!」
「そうです、私が、いけない奥さんですぅぅううう、クーッ、気持ちいい……ッ!」
 偶然にも、なんか、最近 亡くなったコメディアンの有名なギャグと同じ言い回しになっている。

 リカの膣壁の周囲と、俺のチンチンの間にはウズラのタマゴ大のローターがゴリゴリと存在し、俺のチンチンに痛みを与えてきている。
 クールビューティーでならしていた田中梨華は、今は欲望に忠実なメスとして、俺にだけ痛みを与えていられる優越感で腰を上下左右に動かしていた。
 三次元を実感できるモーション、別次元に翻弄される俺のエモーション!
「あーっ! きっもちいいッ! いろんな場所が気持ちいいようッ!」
 今は、スポーツでもやっているかのような爽やかな顔をしている。
 そう、瞬間瞬間に変わる少女のような魅力を発散し、ベッドサイドの部屋の中心で、室内灯を受け、今は、顔を含めた身体中に浮き出る玉の汗は青春の輝きを見せてくれていた。

     ラブホテルの中心で青春を謳歌する。

 ただ、お互いの身体の密着部は、汗でピチャピチャしている、それは不倫にふさわしい淫靡さだった。
 俺は、痛みが張りつきつつも、人妻とドロドロと溶け合い、混ざり合うような欲望補完計画の中で、そう、その痛みのみが、自分の持つ「個のカタチ」として認識もするのだった。
 フーフーと俺は息継ぎしながら、心地良くてやめられない激しい挿抜を繰り返していた。
 その打ちつけにふさわしい反応を、この頑張り屋の主婦は返してくれている。
「つ、疲れてる?」
 俺に抱きかかえられ、俺の首に縋りついている他人嫁。
「いや……」
「息、荒いから」
 普通に話しているようだが、その腰は、俺のチンチンを軸としグラインドしまくっている。
 愛液は、定期的に俺の太ももにビシャビシャ降り注いでいる。
 膣内のローターからはコードが伸びており、バッテリーをズルズルと引きずっている、なんかエヴァンゲリオンみたいだった……(感染症対策で公開が延び延びになっていた「エヴァンゲリオン完結編」だが、この時点から40日後(3/7)に公開が決定だ、おめでとう!)。
「フーっ、それは、派手に動いているからさぁ、身体に酸素を取り込まなくちゃならないからね、フーフー、しっかし、俺も気持ちいいぜ!」
「そ、そう……、ウズラの、た、たまご、痛くないの?」
 普通にしゃべっているように見えるリカだが、目じりや唇の端、まつ毛や眉毛、頭髪の先に、ライトに照らされて光る耳の産毛が痙攣している、ずーっと小刻みにイキ続けているのだ。
「かなり痛い、それを誤魔化して、突き続けている。ウズラ、抜こうかな?」
 すると、駅弁ファックスタイルで持ち上げられているリカは、俺の首をきつく抱き、身体を密着させてきた、両足は、俺の腰を挟み込んだ。
「うーっ! また違った、気持ちいい場所、はっけーん!」
 リカは感極まっていた。
「ううっ……」
 俺も、ローターが肉棒に食い込み、痛かった。
「ちょっとッ、待って! 大きくイクからッ!」
 なにを「待って」なのか。
「ハァーッ!! おっきくイックぅーッ! イキますーッ!」
 更に、リカは俺に抱き着いた、密着感ハンパねぇ!軽い、可愛い、大好きッ!
 小さくはイキ続けていて、たまに深くイク、らしい……。

 三十秒ほど経って、息を整えリカはやっと話し始めた。
 話の内容を「待って」らしかった。
「わ、私、ずーっと、あなたに責められて、なんとなく悔しかった。……私、男性経験少ないけど、これでも、中学生時代から、人気あったのよ」
 ……おいおい、面白い話をしはじめたぞ。
「確かに、リカは美人さんだからな」
「うん、人気あるの分かっていた。自分が美人だってわかっていた。だからこそ、優等生ってほどじゃないけど、まじめに過ごしていた。男の子を試すような真似もしたことなかったけど、それでも、男の人が、私に<羨望>の視線を向けてきていたのは分かっていました」
 縋りつき、俺の耳元で話し続ける。
「うん、俺もそうだったし……」
 だからと言って、自分から言うか? まあ、可愛いから許しちゃうんだが。
「私が朝の見守りをしていた時、あなたにもおはようの挨拶をしていたでしょ?」
「うん」
「……あれは、美人の私からの社会貢献です……」
 すっげぇ、この奥さん、こんな自意識があったんだ、でもそれは過剰じゃない、美しいから当然だ。
 美人は公共のものだ、だが、今は俺のもの、公衆便所にはさせないよ、俺は、今度から、朝の見守りの時、俺以外の男への挨拶の禁止を申しつけようと思った。
「そりゃ、ありがとう。でも、俺は、リカとこういう関係になれて幸運を噛みしめ続けているよ」
「当り前よ、私、きっと<高嶺の花>ですもの。もっと大事に扱ってほしいものだわ……」
「うっ!」と、俺はウズラの痛みに呻いた。
 リカの膣が縮んだのだ。
 いや……、リカはニヤリと笑っていた、リカがわざとに縮めたのだ!
「痛いでしょ?」
「そ、それほどじゃない……」
「やせ我慢」
 そして、また、膣を締めた、三度も!
「ちーっ!」
 俺は顔を歪めた。
 リカを見ると、膣を縮めたことで、快感の波が襲ってきたようで、また、深イキしている。
 が、手足の力は抜けなかった。
 イッているリカ、俺はキスしたかったが、その顔は正面を向いていなかったので、その細い首を舐めた。
 ぺローン、ぺローンと、人妻の曲線を舌で実感した。
 ああ、俺は、この短髪を支える小首が大好きなんだよな、と汗の塩気に苦みを感じながら思った。
 好みの丸みショートヘアーの生え際をシャクシャクと口に含んだりもした、たまらん。
 やはり、深イキの余韻に浸っての三十秒後。
 これ以上なく、俺に抱きつきながら、リカは言った。
「……カテナチオ……」
「ん?」
「私、息子のサッカーチームの付き添いもしてるから、サッカーに詳しいの。サッカーの戦術の一つで、言葉の意味は<閂(かんぬき)>とか<掛け金>の意味で、堅い守りに徹して、チャンスには、少ないフォワード陣で一気に点を取るの」
「そ、それがなに……?」
 俺は、こんな最中に、リカの方から自分の家族の話を始めたことに少し驚いた。
 母親と言うのは、息子を産むと、とたんに、その息子に<彼氏>に対してのような想いを抱く女性が多いと思う。
 旦那以上に、息子のことは頭に浮かべたくないはずだ。
 自分の父親以外の男に不潔な行為をされまくっている母親の姿を、息子には、少しでも知ってほしくないはずだ。
「今の私、カテナチオしてるな、と思ったの。ずっと責められて、数少ないチャンスをものにしたの。力を込めた両手と両足は、文字通りの<かんぬき>のつもり……」
 と言うと、またも、膣を収縮させた!
「あーっ! いちち」
 俺は呻く。
「私もあなたを躾けるわ!」
 あっ! この女王様風のセリフで、リカ、また小さくイッてる、女のヴァギナほどではないけど、男もチンチンを通し、相手の局部の痙攣は分かる。
「はあ、はあ、はふっ!」
 リカは俺に縋りつき、犬のように揺れた。
「な、なんか、やられっぱなしじゃ、<クールなリカリカ>の名が廃るもんッ!」
 「もんッ!」なんて、可愛い!
 しかも、昔のニックネームが<リカリカ>かよっ! <クールなリカリカ>の自負があるんだね。

 ……実は、俺には、この形勢を完全に逆転できる一言があるのだが、もう少し、リカのペースに乗ろうと思った。
「わーった、わーった! では、リカリカ姫はどうしたい?」
 すると、リカは少し悩み、言った。
「あんましイジメないでください。私、人気者だったんだよ、私と……、私と、こういう関係になったことを……、私、を尊重してよ。みんなの憧れだったんだから、私……。む、胸は大きくないけど、モデルみたいって、みんなから言われてきたんです」
 恥ずかしそうに言う。
「うん。でも、俺は、リカの全てを尊重してるからこそ、こうしているんだけどなぁ」
「それ、違う、ちょっと間違っていると思います。男の人と女の子は感じ方が違う」
 ……調子に乗っているリカ、自分のこと<女の子>だって! 俺が例えて女子扱いするのならば分かろうけど、自分で素で言っちゃってるよ……。
「じゃあ、リカリカ姫のご要望に応えるよ、どう愛してほしい?」
「えーと、えーと」と、確かに少女のようにたどたどしくなるリカ、結婚もしていて、子供も二人も産んでいて、凄っげぇ乙女チックだ!
 まあ、ブラもフリルでピンクで乙女チックだけど。
 俺は、いまだ外されていないブラをチラリと見た。
 ピンクが黒く縁取りされていて、ゴスロリっぽくもあった。
「じゃあね」とリカ。「キスをしたまま、もっと、もっともっと突いて欲しいの。私の、結婚してから絶頂を経験してない不幸を、あなたが挽回して! オマンコをかきまわしなさい!」
 さすがに「オマンコをかきまわしなさい」のセリフは恥ずかしさの極致のようだ。
「ああ、任して。それから、ウズラ、そろそろ抜こうか? もう電池も切れてバイブレーションもないし」
「それはダメです! 私みたいな、学区内でも、美人奥さんとして有名だった私をイジメたあなたへの躾でもあるの。あなたにリスクを与え続けたいし、何よりも、今は、もう少し、三つのウズラのタマゴが、あなたのオチンチンの動きに連動して、私のお腹の中をこそげ取る感覚を楽しみたいの」
 ……リスクねぇ……。
 なんか、心の中がダダ漏れだった、こんなにもプライドの高い女性だったのかよ、こんなにも欲望に忠実な女だったのかよ、しかも、かなりのわがままさんだ。
「うん、分かった」
 チンポ単体の突きも、それはそれで自由度があり気持ちいいと思うのだが、今はそれもありだなと思った。
 俺はリカを抱えなおした。
 やっぱり軽い、こんなにも過激な発言をしているのに、ヒョイと持ち上げられる小ささだ。
「俺が激しく動くから、キスのほうは、リカリカ姫主導でお願いしますよ」
「はい」
「あっ、それから、さっき、キスの時、俺の口にツバ流し込んだだろう?」
「うん、嫌だった……?」
 不安そうなクールビューティー。
「いや、最高だった! ああいうの、好きだわぁ」
 不安から笑顔に変わり、俺に縋る力を強くする乙女チック淫乱奥さん。
 ……まあ、きっかり10分後、俺の一言で、奥さんは絶頂からどん底に突き落とされる。

 俺らは口づけした、素直な人妻は、すぐに、体温と等しい生温かい唾液を俺の口内に送り込んできた、口のはしからトロリとこぼれる、なんかもったいない。
 と同時に、俺は、ゆっくりと挿入する。
 やはり、ウズラは痛いが、勃起も増しているので、多少は防御にもなる。
 2,3回のウォーミングアップのあと、俺は猛烈なラッシュを始めた。
「あああああああ!」
 愛すべきバカ女はすぐにイッてる。
「はあああああああっ!」
 そのまま、10分イキ続けた。
 その身体は火の玉のように熱くなっていた、明らかに、奥さんはオーバーヒートを起こしていた。
 きっと、おれも熱いのだろう。
 二人して、サウナにでも入った後のようだった。

 奥さんに、クーリングダウンをも含めた、絶望への一言を与えるときが来た。
 調子に乗っていた、確かに稀な美しさの美麗人妻は、それが、あまりにもささやかな<天下>であったことを知る。
 自分が<性奴隷麗妻(せいどれいれいさい)>であったことを知る。
 人妻であるからこそ、母親であるからこそ、家族があるからこそ、俺の言葉は<急転直下>になろう。

 俺のラッシュは続いていて、リカはイキっぱなしだった。
 俺は囁くように言った。
「リカ、聞いて、もう三百回くらいイッたかな、凄いね。可愛いよ。リカ、よく聞いて」
 リカは朦朧としているけど、聞こえていると思う。
 女ってば、感情の生き物のように思えて、非常に合理的な一面も持ってるからね。
「子宮口はかなり開いていると思う。だから、確実に着床すると思う」
 イキの痙攣とは異なる、俺の言葉に反応したビクつきがあった。
「俺、イクよ! 今日初めてだ! 他人の家族の一員に中出し、最高だよ!」
 快感に陶酔していたリカの目が、これまでの人生で、おそらくなかっただろうくらいに限界まで開かれた!
「俺も、快楽ばかりのダメ妻・ダメママに、リスクを与えたいしね」

「ちょ、ちょっと、ちょっと、待って、いや、待ってくださいッ!!!」
 長時間の喘ぎでややかすれた叫びが、密室に響き渡った!!!
「やだ! イヤーっ!!! やめて! 出しちゃヤダ! ……やだ、私またイクーっ!!!」
 リカは身体をエビ反らした。

 人妻リカの頭の構造、今、どうなってるんだよ……!?

                    (続く)

 (予告)……正直、この後、田中梨華の中に「俺」がザーメンを放出するのか否か、まだ決めていません、さてぃ!!
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