『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け!』

深夜遊園地トシワカ丸

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後編

これから読んでもまだ間に合う!『人妻論《ママ狩り》 奥さんは熱いうちに突け! …後編ー㉛:告解・その2:遡及効』㉚から読み直して!

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     31:告解・その②:遡及効 (木曜日 13:15)

 <時間圧縮>と言う、時間の逆行能力を、性行為した相手に施すのは「俺」の能力だが、それまでの「俺」は「未来」に置いて行かれる。
 その「未来」の「俺」はもはや、これがドラマや小説だとしたら、もはや与り知らぬ、関係ない存在として消え去っていく……。
 突然、「俺」と数時間の性行為を体験した女(俺の性対象は異性であるから女で、また、今回は田中梨華と言う名の女性であること)が、その体験記憶を残したまま目の前に現れる。
 「今の俺」には、当然ながらその記憶がない。
 相手の女の方は、戻ってきた現在時点のまっさら清潔な身体の状態……、だが、性行為の体験記憶があるという不思議な状態。
 田中梨華の場合は、今のところは気づいていない。
 わりと、時間や心の違和感に鈍感なのだろう、……主婦とは、都合の悪いものにはあえて鈍感になるものだ。

 分かりやすく言うと、仮に、午後一時に処女の娘がいて、男の部屋に行き、初セックスしたとする、初めての破瓜の痛みを乗り越えて、数時間後、初めてのエクスタシーを覚える、そのあまりにもの快感の中 意識を失い、その娘は<時間圧縮>で過去に戻る、そう、処女喪失前の身体に戻るのだ、しかし、娘の心は喪失の衝撃と動揺でいっぱい、てな状態。
 仮の話ではあるが、「俺」はと言うと、処女を奪おうとした女が、その一瞬前とは別の「オンナの表情」で目の前にいるので驚きつつ、「ああ、時間圧縮されて戻ってきたんだな」と認識するのがやっと、の思いなのである。
 どうやら、この娘、これから、二度目以上の処女喪失に迎えるのだな、と思いつつ、「俺」は、目の前の娘の「連続処女喪失の最初の処女」を奪えないことを嘆くことになる。
 「俺」自身にジェラシーを感じるのだ。

 なお、田中梨華の場合は、イキ気絶の最中に<時間圧縮>されたわけだが、<時間圧縮>は気絶した状態限定で起こるわけではない。
 意識ある中で不意に起こることもある。
 ……と、ここまで細かく、その超能力の定義をする必要があるのか意味不明なのだが、作者は記しておきたいようだ。
 もしかして、この<時間圧縮快楽無間地獄>ネタで、長大なサーガを構築していく予定なのだろうか……?
 それは、作者自身にも分かっておらず、あまつさえ、あまりにも長大になってしまった「人妻論」に飽き飽きしはじめているのか?
 いや、美少女と同じく、人妻と言うのは書いても書いても飽きないのである。
 ああ、まだ、こんな苛め方があるんだッ! と、「エウレカ!」と叫ぶことしばし!

 話を戻す。
 だからこそ、<時間圧縮>で過去に戻ってきた主婦を迎えし「俺」にとって、その主婦が、「未来の俺」から言いつけられた「今回 行われたエッチの復習」として、「逢瀬の最後の時間」として、これまでの経緯・流れを語りだしたことは、最高の好都合だった。
 「未来の俺」、GJッッ!!
 だって、<時間圧縮>の発動はランダムである。
 それが起こった時、俺はいつも手探りで、相手の違和感をなくしつつ、自分の知らない未来選択肢で起こったことを把握しようとしていた。
 それが、今回は、この人妻自身に違和感がない中で、人妻の口から、「未来の俺」に仕込まれたことが語られるのである。
 奇跡の僥倖、と言えた。
     世界は言葉に支配されている。
 「俺」は、そのリカの話す内容を吸収し、自分のものとし、自分の体験として「遡及効」を起こさせようとした。
 量子力学的には、それは当然にあり得ることだ。

 ましてや、相手は、これまでの「ママ狩り」の対象であった女とは段違いの極上美麗奥さん・タナカリカである。
 何度も何度も犯して、それを自分の経験として抱きたいのだ。

 以下【 】内、読まないで良し!
 【 田中梨華……、その格付けは、最上位7◇(セブンダイヤ)には、背があまり高くないこともあり届かないが、5◇(ファイブダイヤ)レベルにはあった。
 その、セブンとかファイブとかダイヤと言うレベル付けは何なのか?
 ……それは、この作品では明かされることのない<超国際人妻売春組織「ワールド・ワイフ・ワーテルロー(www)」>の所属性奴隷人妻のランク名称である。
 いつの日か、その組織体系について、組織運営について記される日が来るだろう、いや、来ないかもしれない、……作者がふと思いつきで書いているだけだからだ。
 だが、いつの日か、田中梨華を心から愛しはじめた「俺」が組織を敵に回し、孤軍奮闘で「ママ狩り」軍団と戦うことになるのである……、リカとやりまくり、<時間圧縮>を繰り返し、だ……、それも、フフフ、思いつきだ。
 「俺」が、7人の伝説のコールガールと性交を果たした時、組織は瓦解する……。】

   ◇     ◇

   (告白・2)

 「俺」は、内ももへの一舐め一舐めを、その舌触りをゆーっくりと楽しんでいた。
 ここは、イカせる時間ではないので、舐める行為そのものを、耳をそばだてつつ楽しむ。
「ひゃー、こそばゆくて気持ちいい……ぃぃい!」
 母親は、小娘のように弾んだ声で堪能し、話を続けた。

 ……ああ、私、その頃から、翻弄され続ける自分に疑問を感じて、あなたへの反抗心を芽生えさせたわ。
 思い通りにばかりはいかないわよ、とばかりに、自分が着ていた服を脱ぎざまにあなたにかぶせたりしたよね。
 でも、あなたは、私の行なうささやかなイジワルなど、楽しむべきものとして、優しい視線を返してきたよね。
 私は壁にもたれてガニ股にさせられて、イカされてた、それだけですっごくいやらしい行ないなんだけど、こんなのまだまだ始まりの始まりに過ぎなかったよね。
 私、立ちながらガニ股、しかも半裸でいるなんて、人生でもあり得ない立ち姿なんだけど、気持ち良さは尽きないし、いつもと違う筋肉を使うので、ストレッチ的にも、少し気持ち良かったよ。
 あなたは私を休ませない。
 ウズラのタマゴ(ピンクローター)3個は私の中で振動し、更にあなたの手でかき回され続けてる。
 そして、不意に、オチンチンを入れる、と言ってきたよね。
 私、次第に床に愛液を垂らしながら、……ふしだら過ぎるけど、それはあなたに感じている証拠よ……、「避妊」の有無について聞いた、それが、うん、不倫については一番大切なことだから。
 あなたは、うん、結ばれてから(セックスを果たしてから)は、信頼の呼び捨て・お前呼称だったけど、ここまではずっと「リカさん」と呼んで、ああ、紳士なんだなぁと思ってたけど、どうやら、中に精子を出すことは、あなたにとって譲れないことみたいで。
 私、必死で抗いたかったけど、言い返そうとしたら、もう、視界が消え去ってしまうほどの深イキしてしまって(白目になった時)。
 でも、その、私のあられもないイキ様を見て、……ふふっ、変だわ、生き様っていい言葉があるけど、イキ様なんて褒められた言葉じゃない……、その姿を見たか知らないけど、あなたは、私が、これからいつも精子を残さず飲むって言ったら、中に出すのは許してくれるって。
 この後も、何度も何度も、中出しについては、あなたは私の心を揺り動かしてくる。
 でも、赤ちゃんが出来たら、あなた、私と別れがくるので、私、中出しはないんじゃないかと思ってる。
 私、この数時間で、あなたが私を必要としているのがよーくわかった、それには自信がある。
 うん、私、あなたと出会うために、今の容姿に生まれてきたのかも、なんてね。
 だから、中だしはないと考えているの。
 ただ、ここでは、私があなたと二人の時は必ず、下半身を裸にして、アソコを晒すことと、精子を必ず嚥下することは約束させられた。
 あなたの、恥ずかしい言葉責めは続き、お、「おまんこ」とか「ドM」とか当然のように使われると、不思議と胸がキュンキュンして、初恋にも似た疼きが胸に起こるのです。
 あなたは次第に、私の家庭環境を聞きはじめる。
 ペットのコーギー、アツギリの話などを詳細に聞き、更には、私が「俺」さんのペットなどと言う。
 それでもキュンキュンさせられ、うん、私、罵られると、興奮しちゃうみたいで。
 これでも、私、クラス一の美人的に言われ続けてきた人生なのに、あなたにはコケにされて、でもどうしようもなく喜びを感じ……。
 言葉と、あなたの物理的な責めがかち合うと、私、深イキしちゃう。
 またも、視界が消えて、なんか、身体中の毛穴が開くような爽快感の中で、オシッコを、蛇口のように垂れ流しちゃって。
 私、入室してから短時間なのに、はしたなくもイキっぱなし。
 あなたは今度は、誠二さんにイカされたかどうか聞いてきた。
 結婚して十数年だけど、私は誠二さんにイカされたことがなかった。
 しかも、この時から、私は、あなたに、誠二さんを「主人」「夫」と呼ぶことを禁じられた。
 わ、私、しゅ、いや、誠二さんに不満はない、幸せだけど、次第に、半面、あなたによって、心の中の誠二さんの配分を断絶させられていってる気がして、でも、イッてしまうし、もう、あかん状態です。
 そ・れ・で・も・ッ、あなたとの行為は、まだ、始まったばかりで、私はどこに連れていかれるのか……。
 口の中はイキっぱなしで渇き、あなたに生温かい呼吸を嗅がれ、私の頭蓋骨はイキ狂いで振動しっぱなし。
 オナニーの経験などを聞かれ、私、経験ないのだけど、それが罪のような気がしてきて、……冤罪を着せられ、取調室できつい尋問を繰り返し強制され、いつしか、やってもいない罪をやったかのように思ってしまった容疑者の如く、私、オナニーをしていないことが罪のようにも感じてきて。
 いつしか、自分の結婚前の火遊びについて告白させられていた。
 告白しながら、あなたが、私が不倫処女じゃないこと知り、不満そうなのが分かった。
 だってしつこく聞いてきたから。
 ねちっこく責めてきたから。
 私、何度となくイキながら、少しだけ、あなたに一矢報いたような気がした、あなたの思うがままにはいないわよ、って。
 でも、あの時した会話、あなたとは肉体だけの関係、恋人の愛・家族愛みたいなのは形成できないから、純粋に肉欲に溺れられる、と言ったのはウソです、その場しのぎの詭弁でした。
 身体と心は、どうしてもいつしか直結してます、私は言いながら、自分がいい加減なことを言ってるな、と思ってました。
 イキ続けていたけど、あなたは言いました、「もう一回イキな、そしたら、セックスだ!」。
 私はティーシャツを脱がせられる途中で、顔が隠れている状態。
 誰にも、その表情が見られない、心おきなくはしたなさを全開できる。
 私は高まっていたので、すぐにイケた。
 その時は、ウエストをグネグネさせつつ、壁に身体をバウンドさせるのが最もいい快楽を得られると感じ、その直感を信じて、顔があなたに見えないままに深イキ・長イキを堪能したわ。
 あなたはブラの上から乳首を抓ってくれた、痛くて、うん、愛されてる感がたまらなかった……。

                   (回想だけで、まだまだ続く……)
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