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ひねくれ者
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初めまして。読者諸君 、私は妖偉中学校の月 神無だ。
平仮名で直すと、よういちゅうがっこう の つき かんな だ。
読みづらいようだったら、すまない。
最初に言っておこう。私はひねくれ者だ。
いきなり何言ってんだこいつ、と思いのことだろう。
しかし、諸君。私はこの話を読んでるうちに
あ、こいつひねくれてるな などど、思われるのは嫌なのだ。
なぜか、それは私がひねくれ者だからだ。
理由にならないなど という反論は受け付けない。
さて、そろそろ本題に入ろう。
私は今、この妖偉中学校の玄関前で 、ある男と一緒にいる。
そいつの髪は栗色で、女子なら誰もが羨むであろうサラサラ感をこれでもかというほど
サラサラさせた羨ましい髪。目はくりくりしていて、一言で言うと可愛らしい。
私は思う。なぜこいつは 男子なのか、生まれる性別を間違えたのではなかろうか。
けれども、そいつは見た目とは裏腹に……
なんてことはなく、見た目通り 純粋で優しく、良い奴だ。
私はまたもや思う。 なぜ、女子ではないのか、これは神が退屈ゆえに本当は女子に
生まれるはずのそいつを男子に変えてしまったのか。神よ、いくら退屈でもこれは
あんまりだと私は思う。
私がそいつをずっと見つめていたからだろう。
そいつは、フワリと栗色の髪を揺らして可愛らしく首を傾げた。
そして、その柔らかそうな唇を動かし、
「どうしたの?」と、男子にしては少々高い声で私に問いかけた。
私はこう答えた。
「お前を見る度に思うが、やはり生まれる性別を間違えたのではないか?」と。
「はぁ。君って僕に会う度にそのセリフを言わないと気が済まないのかな?」
呆れ顔でそいつは言ってきた。
「失礼な。毎回 私にそう思わせるお前がダメなんだろう?
それに、お前だって、私がそれを言う度に同じセリフを言ってるじゃないか。
お前こそ そのセリフを言わないと気が済まないんじゃないか?」
と、返してやった。
そいつは また呆れ顔で
「はぁ。君は毎回僕が言った言葉を数倍にして返すよね。それも、毎回違うセリフで。
君は本当に筋金入りのひねくれ者だ。尊敬するよ。」
と言った。フッ 私はまたもやそいつに尊敬されてしまったようだ。
「筋金入りのひねくれ者だとは、光栄だな。」
「褒めてないから」
おや、真顔でそんなことを言ってきた。まったく、素直じゃないんだから。
「あぁ。君には何を言っても無駄だね。もういいや。」
などと言う声が聞こえた気がするけどもきっと 気のせいだな。私の勘違いだ。
「はっ。相変わらずだな、お前らは。」
おっと、その声は私の担任の先生 源 和尾(みなもと かずお)だ。
「あ、先生。今日は出張ではなかったんですか?」
そいつ……名前の紹介がまだだったな。
我が唯一の友 栗沢 啓(くりざわ けい) 。そいつは私とは違い、顔が広く、信頼も厚い。
よって、当然先生にも好かれる……のだが、何故かこのひねくれ者の私も好かれている
先生達によると 私とそいつのやり取りが面白いらしい。
ふむ。私には全く理解できんな。
「出張だったさ。 でもそれは午前までだ。神無に聞いてなかったのか?」
「あ……それが」
ん?私が読者に説明している間にどうやら、話が進んでたらしいな。
なになに。出張?
「そもそも、源先生って居なかったのか?」
と、私は疑問に思ったことを言ってみた。
すると、何故か二人共、
「「はぁ……」」
と、ため息を吐いている。何か悩みでもあるのだろうか。
「お前って奴は……」
「君ってそういう奴だよね……」
なにを言っているのか。私は元々こう言う奴だ。ひねくれ者だ。
今更なにを……と言う感じなのだ。
「はぁ。まぁとりあえず帰れ。もうすぐ完全下校時刻だ。」
「はい。先生さようなら。」
「私が明日風邪で休むか、先生が出張じゃなければ、嫌でも会うことになるがな。」
「お前……はぁ……」
何故先生は額に手を置き、ため息を吐いているのだろうか。私には理解不能だ。
「先生。こいつは元からそう言う奴です。今のだって、自己流のさようならのあいさつですよ。」
「あぁ。そうだよな。……」
流石、私の唯一の友だ。よく私のことを分かっている。それに比べて先生は……
全く情けない。
「それでは、また明日会えれば明日会おう!」
と、友に向かって言った。
「うん。じゃぁね。」
友はそこら辺の女子になら勝てるとても、可愛い笑顔でまたもや可愛いらしく返事を
返すのだった。
さて、読者諸君 。
ここまで、読んでみてどうだっただろうか。
面白いと思って頂ければ、それよりも嬉しいことはない。
私は、説明があまり上手くはないのでな。
説明が足りなかったのなら、申し訳ない。その時は諸君のイメージ能力を最大限に使っ
て イメージしてほしい。
それでは、またいつか会えることを願って。
平仮名で直すと、よういちゅうがっこう の つき かんな だ。
読みづらいようだったら、すまない。
最初に言っておこう。私はひねくれ者だ。
いきなり何言ってんだこいつ、と思いのことだろう。
しかし、諸君。私はこの話を読んでるうちに
あ、こいつひねくれてるな などど、思われるのは嫌なのだ。
なぜか、それは私がひねくれ者だからだ。
理由にならないなど という反論は受け付けない。
さて、そろそろ本題に入ろう。
私は今、この妖偉中学校の玄関前で 、ある男と一緒にいる。
そいつの髪は栗色で、女子なら誰もが羨むであろうサラサラ感をこれでもかというほど
サラサラさせた羨ましい髪。目はくりくりしていて、一言で言うと可愛らしい。
私は思う。なぜこいつは 男子なのか、生まれる性別を間違えたのではなかろうか。
けれども、そいつは見た目とは裏腹に……
なんてことはなく、見た目通り 純粋で優しく、良い奴だ。
私はまたもや思う。 なぜ、女子ではないのか、これは神が退屈ゆえに本当は女子に
生まれるはずのそいつを男子に変えてしまったのか。神よ、いくら退屈でもこれは
あんまりだと私は思う。
私がそいつをずっと見つめていたからだろう。
そいつは、フワリと栗色の髪を揺らして可愛らしく首を傾げた。
そして、その柔らかそうな唇を動かし、
「どうしたの?」と、男子にしては少々高い声で私に問いかけた。
私はこう答えた。
「お前を見る度に思うが、やはり生まれる性別を間違えたのではないか?」と。
「はぁ。君って僕に会う度にそのセリフを言わないと気が済まないのかな?」
呆れ顔でそいつは言ってきた。
「失礼な。毎回 私にそう思わせるお前がダメなんだろう?
それに、お前だって、私がそれを言う度に同じセリフを言ってるじゃないか。
お前こそ そのセリフを言わないと気が済まないんじゃないか?」
と、返してやった。
そいつは また呆れ顔で
「はぁ。君は毎回僕が言った言葉を数倍にして返すよね。それも、毎回違うセリフで。
君は本当に筋金入りのひねくれ者だ。尊敬するよ。」
と言った。フッ 私はまたもやそいつに尊敬されてしまったようだ。
「筋金入りのひねくれ者だとは、光栄だな。」
「褒めてないから」
おや、真顔でそんなことを言ってきた。まったく、素直じゃないんだから。
「あぁ。君には何を言っても無駄だね。もういいや。」
などと言う声が聞こえた気がするけどもきっと 気のせいだな。私の勘違いだ。
「はっ。相変わらずだな、お前らは。」
おっと、その声は私の担任の先生 源 和尾(みなもと かずお)だ。
「あ、先生。今日は出張ではなかったんですか?」
そいつ……名前の紹介がまだだったな。
我が唯一の友 栗沢 啓(くりざわ けい) 。そいつは私とは違い、顔が広く、信頼も厚い。
よって、当然先生にも好かれる……のだが、何故かこのひねくれ者の私も好かれている
先生達によると 私とそいつのやり取りが面白いらしい。
ふむ。私には全く理解できんな。
「出張だったさ。 でもそれは午前までだ。神無に聞いてなかったのか?」
「あ……それが」
ん?私が読者に説明している間にどうやら、話が進んでたらしいな。
なになに。出張?
「そもそも、源先生って居なかったのか?」
と、私は疑問に思ったことを言ってみた。
すると、何故か二人共、
「「はぁ……」」
と、ため息を吐いている。何か悩みでもあるのだろうか。
「お前って奴は……」
「君ってそういう奴だよね……」
なにを言っているのか。私は元々こう言う奴だ。ひねくれ者だ。
今更なにを……と言う感じなのだ。
「はぁ。まぁとりあえず帰れ。もうすぐ完全下校時刻だ。」
「はい。先生さようなら。」
「私が明日風邪で休むか、先生が出張じゃなければ、嫌でも会うことになるがな。」
「お前……はぁ……」
何故先生は額に手を置き、ため息を吐いているのだろうか。私には理解不能だ。
「先生。こいつは元からそう言う奴です。今のだって、自己流のさようならのあいさつですよ。」
「あぁ。そうだよな。……」
流石、私の唯一の友だ。よく私のことを分かっている。それに比べて先生は……
全く情けない。
「それでは、また明日会えれば明日会おう!」
と、友に向かって言った。
「うん。じゃぁね。」
友はそこら辺の女子になら勝てるとても、可愛い笑顔でまたもや可愛いらしく返事を
返すのだった。
さて、読者諸君 。
ここまで、読んでみてどうだっただろうか。
面白いと思って頂ければ、それよりも嬉しいことはない。
私は、説明があまり上手くはないのでな。
説明が足りなかったのなら、申し訳ない。その時は諸君のイメージ能力を最大限に使っ
て イメージしてほしい。
それでは、またいつか会えることを願って。
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