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2章
04 郷子の優しさ
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3
3人はまばらに来店したほかの客を適度にさばきながら、途切れることのない美喜の話を聴いていた。
自分自身のこと、大学のこと、将来のこと、趣味のカメラのこと、ネットで知り合った友達のことなど……とにかく話題が尽きず、時間があればずっと話していただろう。結局美喜は、1時間半ほど滞在したのちに、大学の講義があるからと言って去っていった。
「いやあ、おもしろい人だったねー。また来ないかなー?」
成実の率直な感想だ。萌と優美もカウンターを片付けながら、笑顔で応えた。
「そうですわね。でも、心配には及ばないかと。また、来店していただけると思いますけどね」
「え? どうしてですか?」
優美の頭の上には疑問符が浮かんでいる。萌の目が細まっていく。
「あらあら、優美さんは意外とにぶいところがあるのですね」
「どう考えても優美ちゃんのことを気に入ってたじゃん! もー、にぶいんだから!」
冗談であろうが、成実の半分怒ったような語調を聞いて、ようやく優美は合点がいった。
「気に入ってくれたんだ……!」
「でも、よかったねっ。初日から常連さん候補ができて。いいスタートだと思うよ!」
「まだ半日しか経っていないですけれどね」
「もー、細かいことはいいの!」
成実が頬を膨らまし、萌と優美が笑う。成実もおかしくなって笑っていると、厨房からの視線を感じた。
「郷子さん、どうしたの?」
近づいてきた成実を一瞥し、郷子は口を開く。
「優美を呼んでくれ」
「はいはーい。優美ちゃん、郷子さんが呼んでるよ~」
優美は厨房に入ると。壁にもたれかかって腕を組んでいる郷子がいた。
「お呼びでしょうか?」
「昼飯」
「え?」
「説明を聞いて……ああ、してるわけないわな。あの店長が」
面倒くさそうに溜息をこぼし、郷子は眼鏡を指で直しつつ優美に説明し始めた。
「これからの時間は自分がランチも作る。メニューが3つある。オムライスセットとビーフシチューセットと和風定食だ。これらは日替わりで毎日違う。客向けの昼飯だけど、多少は余る。だから、休憩の時間におまえも食うか? って話だ」
棒読みも相まって、まるで説明文をそのまま読んでいるような郷子の説明だったが、優美の心は躍った。
「郷子さんの料理が食べれるんですかっ? うれしいなぁ、どうしようかしら」
「べつに、昼飯を用意してきてるんだったら、食わなくてもいい――」
優美は首を横にブンブン振る。尋常じゃないぐらいの期待が込められた眼光が、郷子を突き刺した。
「食べないなんてとんでもないっ! ぜひともいただきます!」
急に威勢がよくなって目の前に来た優美に、郷子は顔にこそ出さないが、心中では少したじろいだ。
「鼻息荒く言わなくたっていいだろ」
「だって、郷子さんの料理は絶対、おいしいに決まってるじゃないですかっ」
「根拠は?」
「さっきのチョコレートパフェですよ! 美喜さんが喜んで食べてましたし!」
「バカだな。それぞれの材料を買って、グラスに詰めりゃ完成だろうが」
「あっ、そう言われてみれば……」
優美の眼光から勢いが消えていく。それを見計らってから、郷子は逃げるようにして調理台に立った。
「で、何にすんだ?」
「どれもおいしそうですよねぇ」
油断すれば口の間からよだれが出てきそうだ。少し考えてから、
「今日はオムライスセットでお願いします!」
と、注文をした。
「わかった。少し待ってな」
優美は厨房のすみから丸イスを持ってきて、作業台の前に座って待つことにした。
「そういえば、ランチを食べに来る人ってどんな人たちなんですか?」
「サラリーマンとかOLが中心」
「いわゆるオタクな方とかじゃないんですね」
「そういう奴らはあまり来ないな。しかし、サラリーマンやOLは値段を安めにしてるからって、よくここまで来るもんだ」
「おいくらなんですか?」
「全部一律500円」
「そんなに安いんですかっ?」
「正直ギリギリだな。まあ、黒字は黒字だから、これ以上安くなることはないけどな」
「へえー……」
「よし、できた。食え」
待ちわびた優美の前に、オムライスとサラダとスープとオレンジジュースが乗ったトレーが置かれた。
「わあ、おいしそうっ」
ほどよい半熟の卵がチキンライスに覆いかぶさり、その上にはケチャップがかけられている。厨房の照明もあるせいか、卵の黄色とケチャップの赤がきらめいて見えた。
サラダはキャベツときゅうりの千切りと、2個のミニトマトが器の中に納まっている。ドレッシングは茶色い粒が見えることから、おそらくゴマドレッシングなのだろう。
スープはミネストローネ。全体的にホールトマトによる赤みが映え、たまねぎやじゃがいもセロリやベーコンなどが入っている。
「いただきます!」
まずはオムライスを口に運ぶ。「うーん」と味を噛み締めて飲み込んでから、
「半熟の卵が絶妙ですね! チキンライスも味がしっかりしていて、いっしょに食べるとちょうどいい具合に調和してます!」
「おまえはコメンテーターか」
思わず郷子は苦笑する。優美は一瞬ポカンとしたが、
「郷子さん、笑うとすごくかわいいわぁ」
郷子は取り直すように横を向いてせきをする。腕組みをして、眉を少し吊り上げた。
「なんだその、さっきから取り繕ったような女言葉。もっとやるからには真剣にやれ」
「す、すみません」
優美は萎縮したらしく、食べるスピードが落ちてしまった。郷子は横目で見てから、背を向ける。
「べつに怒ってないから気にするな。褒められるとどうしていいかわからんだけだ」
郷子はバツが悪そうにぼそぼそ言う。
「とにかく、速く食って次の奴を呼んでこい」
「わかりました。そうだ、ちょっと聞いてもいいですか?」
「手短にな」
「郷子さんは、どうしてここで働こうと思ったんですか?」
「……当ててみな」
「料理人になりたいとか」
郷子はフライパンを煽る手を止める。冷蔵庫から白い塊が入ったプラスチックカップを取り出すと、コンロの前に戻りながら後ろを見ずにそれを放った。
「わっ、とっと」
優美がなんとか両手でキャッチする。
「これはなんですか?」
「牛乳プリン。正解だってことだ。食えるなら食え」
「ありがとうございます! 大好物なんですよっ」
「単純な理由だろ?」
「いえ、そんなことないですよ。でもまた、ここなんです?」
「集団というか組織が嫌いなんだ。上の人間からあれこれ言われるのが。だったら、ひとりでなんでもやったほうがいいと思った。料理に関してはな」
「なるほど……」
そんな理由もあるものかと感心していると、郷子のぶっきらぼうな声が飛んできた。
「いいから、さっさと食え。あとが詰まってるぞ」
「あ、すいませんっ」
優美はあわてて手と口を動かし始めた。
3人はまばらに来店したほかの客を適度にさばきながら、途切れることのない美喜の話を聴いていた。
自分自身のこと、大学のこと、将来のこと、趣味のカメラのこと、ネットで知り合った友達のことなど……とにかく話題が尽きず、時間があればずっと話していただろう。結局美喜は、1時間半ほど滞在したのちに、大学の講義があるからと言って去っていった。
「いやあ、おもしろい人だったねー。また来ないかなー?」
成実の率直な感想だ。萌と優美もカウンターを片付けながら、笑顔で応えた。
「そうですわね。でも、心配には及ばないかと。また、来店していただけると思いますけどね」
「え? どうしてですか?」
優美の頭の上には疑問符が浮かんでいる。萌の目が細まっていく。
「あらあら、優美さんは意外とにぶいところがあるのですね」
「どう考えても優美ちゃんのことを気に入ってたじゃん! もー、にぶいんだから!」
冗談であろうが、成実の半分怒ったような語調を聞いて、ようやく優美は合点がいった。
「気に入ってくれたんだ……!」
「でも、よかったねっ。初日から常連さん候補ができて。いいスタートだと思うよ!」
「まだ半日しか経っていないですけれどね」
「もー、細かいことはいいの!」
成実が頬を膨らまし、萌と優美が笑う。成実もおかしくなって笑っていると、厨房からの視線を感じた。
「郷子さん、どうしたの?」
近づいてきた成実を一瞥し、郷子は口を開く。
「優美を呼んでくれ」
「はいはーい。優美ちゃん、郷子さんが呼んでるよ~」
優美は厨房に入ると。壁にもたれかかって腕を組んでいる郷子がいた。
「お呼びでしょうか?」
「昼飯」
「え?」
「説明を聞いて……ああ、してるわけないわな。あの店長が」
面倒くさそうに溜息をこぼし、郷子は眼鏡を指で直しつつ優美に説明し始めた。
「これからの時間は自分がランチも作る。メニューが3つある。オムライスセットとビーフシチューセットと和風定食だ。これらは日替わりで毎日違う。客向けの昼飯だけど、多少は余る。だから、休憩の時間におまえも食うか? って話だ」
棒読みも相まって、まるで説明文をそのまま読んでいるような郷子の説明だったが、優美の心は躍った。
「郷子さんの料理が食べれるんですかっ? うれしいなぁ、どうしようかしら」
「べつに、昼飯を用意してきてるんだったら、食わなくてもいい――」
優美は首を横にブンブン振る。尋常じゃないぐらいの期待が込められた眼光が、郷子を突き刺した。
「食べないなんてとんでもないっ! ぜひともいただきます!」
急に威勢がよくなって目の前に来た優美に、郷子は顔にこそ出さないが、心中では少したじろいだ。
「鼻息荒く言わなくたっていいだろ」
「だって、郷子さんの料理は絶対、おいしいに決まってるじゃないですかっ」
「根拠は?」
「さっきのチョコレートパフェですよ! 美喜さんが喜んで食べてましたし!」
「バカだな。それぞれの材料を買って、グラスに詰めりゃ完成だろうが」
「あっ、そう言われてみれば……」
優美の眼光から勢いが消えていく。それを見計らってから、郷子は逃げるようにして調理台に立った。
「で、何にすんだ?」
「どれもおいしそうですよねぇ」
油断すれば口の間からよだれが出てきそうだ。少し考えてから、
「今日はオムライスセットでお願いします!」
と、注文をした。
「わかった。少し待ってな」
優美は厨房のすみから丸イスを持ってきて、作業台の前に座って待つことにした。
「そういえば、ランチを食べに来る人ってどんな人たちなんですか?」
「サラリーマンとかOLが中心」
「いわゆるオタクな方とかじゃないんですね」
「そういう奴らはあまり来ないな。しかし、サラリーマンやOLは値段を安めにしてるからって、よくここまで来るもんだ」
「おいくらなんですか?」
「全部一律500円」
「そんなに安いんですかっ?」
「正直ギリギリだな。まあ、黒字は黒字だから、これ以上安くなることはないけどな」
「へえー……」
「よし、できた。食え」
待ちわびた優美の前に、オムライスとサラダとスープとオレンジジュースが乗ったトレーが置かれた。
「わあ、おいしそうっ」
ほどよい半熟の卵がチキンライスに覆いかぶさり、その上にはケチャップがかけられている。厨房の照明もあるせいか、卵の黄色とケチャップの赤がきらめいて見えた。
サラダはキャベツときゅうりの千切りと、2個のミニトマトが器の中に納まっている。ドレッシングは茶色い粒が見えることから、おそらくゴマドレッシングなのだろう。
スープはミネストローネ。全体的にホールトマトによる赤みが映え、たまねぎやじゃがいもセロリやベーコンなどが入っている。
「いただきます!」
まずはオムライスを口に運ぶ。「うーん」と味を噛み締めて飲み込んでから、
「半熟の卵が絶妙ですね! チキンライスも味がしっかりしていて、いっしょに食べるとちょうどいい具合に調和してます!」
「おまえはコメンテーターか」
思わず郷子は苦笑する。優美は一瞬ポカンとしたが、
「郷子さん、笑うとすごくかわいいわぁ」
郷子は取り直すように横を向いてせきをする。腕組みをして、眉を少し吊り上げた。
「なんだその、さっきから取り繕ったような女言葉。もっとやるからには真剣にやれ」
「す、すみません」
優美は萎縮したらしく、食べるスピードが落ちてしまった。郷子は横目で見てから、背を向ける。
「べつに怒ってないから気にするな。褒められるとどうしていいかわからんだけだ」
郷子はバツが悪そうにぼそぼそ言う。
「とにかく、速く食って次の奴を呼んでこい」
「わかりました。そうだ、ちょっと聞いてもいいですか?」
「手短にな」
「郷子さんは、どうしてここで働こうと思ったんですか?」
「……当ててみな」
「料理人になりたいとか」
郷子はフライパンを煽る手を止める。冷蔵庫から白い塊が入ったプラスチックカップを取り出すと、コンロの前に戻りながら後ろを見ずにそれを放った。
「わっ、とっと」
優美がなんとか両手でキャッチする。
「これはなんですか?」
「牛乳プリン。正解だってことだ。食えるなら食え」
「ありがとうございます! 大好物なんですよっ」
「単純な理由だろ?」
「いえ、そんなことないですよ。でもまた、ここなんです?」
「集団というか組織が嫌いなんだ。上の人間からあれこれ言われるのが。だったら、ひとりでなんでもやったほうがいいと思った。料理に関してはな」
「なるほど……」
そんな理由もあるものかと感心していると、郷子のぶっきらぼうな声が飛んできた。
「いいから、さっさと食え。あとが詰まってるぞ」
「あ、すいませんっ」
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