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6章
05 変わる努力、変われる勇気
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5
「俺は君のことが好きだ! 付き合ってくれ!」
ステージ上に学生服姿の男とセーラー服姿の女が、向かい合うように立っていた。
一拍間を置かずして男の声のナレーションが不意に流れた。
『春、卒業式が終わって、桜が舞うころ』
セーラー服姿の女が驚いた顔をした。
『俺は、ひとりの女の子に告白した』
「……ごめんなさいっ! 陸(りく)くんとはそういう関係になれそうにないの。お友達からでもいい?」
『そして、あっさりとフラれた』
照明が消えて、女が舞台袖に退く。照明が明転すると、うなだれた陸の肩に手を置く学生服姿の男がいた。
「そっかー、海(うみ)ちゃんにフラれちゃったか」
陸は納得のいかないとばかりに、拳を地面に打ちつけている。
「せめていっしょの高校だったら、チャンスはあったんだけどな」
「隆志(たかし)……俺は諦めたわけじゃないぞ」
陸の悔しさを滲ませた地を這う声に、隆志は自分のことのように驚喜した。
「お、また告白するのか!」
「おう、このままフラれたままで終われねぇってんだ! 俺には海ちゃんしかいない。何度もフラれても告白し続ける!」
顔を隆志に近づけて宣言する。
「男だなぁ……いや、漢字の漢で漢(おとこ)だよおまえは! がんばれよ! 俺も遠くに行っても応援するから!」
隆志は陸の背中をしきりにたたいている。
「遠くって……おまえは同じ高校だろ」
照明が消える。ここで陸のナレーションが流れた。
『このあと海ちゃんは女子高に、俺はごく普通の共学校に進学した。結論から言うと、俺は高1、高2も同じ時期に告白したけどダメだった。だけど、高2の告白のあと――』
照明が点く。さっきとは違う制服を着た陸と海が、ステージの中央で向かい合っている。
海は思いつめた表情で陸を見据えていた。
「……私、男性恐怖症なの」
「え……ええ!?」
陸は驚き、口を開けたまま何も言えない。
「とは言っても、陸くんのおかげでだいぶ改善したほうだけど」
海は慰め程度の微笑みを浮かべる。
「で、でも、いろんな所に遊びに行ったじゃないか! 手もつないで歩いたし、腕も組んだ!」
「でも、それ以上のことはしてない……」
「そ、それは……」
陸は拳を震わせてがっくりとうなだれる。
「俺に勇気がないからだ……!」
「ううん、私が望んでいないだけ。陸くんはそれを心の中で察してくれてる。だから、行動に移せない」
「そんなことない、俺にだって!」
海の両肩をつかみ、真正面から向き合う。
陸の顔と海の顔が狭まっていく。が、鼻先が触れ合いそうなところで、ふたりの動きは止まる。
『俺と海との間に見えない壁でもあるかのように、何かが阻んだ。顔がこんなにも近くにあるのに、触れられる距離が遠い』
「ごめんなさい!」
海が今にも泣きそうな声で言い、ビンタを陸の頬に喰らわせる。
その衝撃で肩をつかむ力が弱まり、海は肩を動かして振り払い、去って行った。
照明が消え、少しの間ののち点く。あぐらを掻いている陸の隣に、私服姿の隆志があぐらを掻いていた。
「また、フラれたのか」
「ああ……しかも今回はビンタのおまけつきだ」
「あちゃー」
隆志は天井を見上げ、顔の上に手のひらを落とす。
「さらに言われたのが、男性恐怖症だってことだ」
「それってもう、救いも望みもないじゃん……」
「だけど、俺は諦めたくない」
何かを決意にしているのか、口調によどみがない。思わず陸を見返す隆志。
「どうするつもりなんだ?」
「明日からバイトを始める。金を貯めなきゃ、なんにもならんからな」
「確かにそれはあるけど……何を考えているんだ?」
「時期がきたらわかるさ」
照明が落ちる。舞台袖のほうからチェーンの回る音がしてきた。照明がパッと灯る。
「えーっと次は岩中(いわなか)さんだな」
陸が押してきた自転車のカゴには、折られた新聞紙が大量に入れられていた。
ここでナレーションが流れ出し始める。感情が今まで以上に込められ、噛みしめるように読まれていた。
『俺の高校生活最後の年は、学業と労働に明け暮れた。同級生とは遊ばず、海とはあの日から一度も会わなかった――』
ナレーションの速度とは対照的に、暗転と明転が活発になった。
明転すれば陸は、制服や作業着や着ぐるみなどを着て、何かしらの動きやセリフを言う。
『――就職活動などは眼中にない。ただひたすらに、あの日芽生えた目標に向かって突き進むのみだった。そして――』
7、8度目かの暗転はそれまでよりも長かった。やっと点けられたと思えば、陸と海のぎこちなさそうな姿があった。
『去年と同じ日になった』
海が目を伏せたまま訊く。
「どこかに行くの?」
背中に大きなリュックサック、片手にはこれもまた大きなスーツケースが引かれている。
「ああ、永遠にさよならだ」
陸が満面の笑みで言うと、すぐに背を向けた。
「海、元気でな」
それ以上何も言うこともなく振り返りもせず、陸はその場から消えていく。
残された海は、力なくへたり込む。それから、声が枯れるまで泣き続けた。
照明が徐々に消えていく。照明が完全に消えたころには、海の泣き声もやんでいた。
スポットライトが点くと、手術台の上に仰向けになっている手術衣姿の陸があった。
かたわらには、青みがかった手術着に身をまとった褐色の顔の女が、陸を見下ろしていた。
「わざわざ、タイまで、来なくて、も、日本、でも、できた、ん、じゃ、ないです、か?」
女は独特のイントネーションで、どうにかこうにか日本語を操る。
「覚悟を決めたかったんです。男として、最後の覚悟を」
「覚悟、ですか。日本、男児、万歳! って、ことに、なりま、す?」
「ハハ、そうですね。それより、先生はまだですか?」
「ここにいます」
手術台の下から発せられた流暢な日本語。次の瞬間には、シーツをまくり上げて赤ジャージ姿の金髪ボブカットの少女が出てきた。
絶句している陸に、少女の緑色の虹彩の目がしばたたいた。
「じゃ、始めますね。最後に何か言い残しておきたい言葉はありますか?」
てきぱきと手袋をはめて、陸を見ることもなく、メスやガーゼの位置を確認しながら質問する少女。
「え……あ、今までの生涯に悔いなし!」
気後れしていた陸だったが、最後は意志の強さを表すかのごとく、はっきり言い切った。
照明が落ちて暗闇が再来する。しかし、今回は今までよりも長く沈黙と闇に包まれている。このまま点かないのでは、と思われたとき、パッとステージ上が照らされた。
髪の伸びた海が、そわそわしながらうろついていた。何回も携帯を開いたり閉じたりしている。
そこへ、腰まで伸ばした茶髪の女がやってきた。背中には大きなリュック、片手にはスーツケースを引いて。
「海」
海の耳に澄んだ声が入ってくる。声のしたほうを振り返れば、見知らぬ女が自分に微笑みかけていた。
「えっと……どちら様で?」
警戒心を全身から発している海に、女は一冊の手帳を胸ポケットから取り出して渡した。
海は開いてみて見る。写真と名前を見て驚愕した。
「り、陸くん……? 陸くんなのっ?」
せわしなく見比べる。
「今はソラって名前だけどね」
ソラがおもむろに近づき、海の肩を優しくつかむ。顔を近づけ、今度こそは唇と唇が重なった。
はらり、と海の手から手帳が地面に落ちる。同時に照明も消えた。
5秒ほどで照明が点灯する。
ふたりは向かい合ったままの状態だった。
海が不意に泣き出した。
「あのときはごめんね。私、何も言えなくて……」
「いいんだよ。どっちにしろ行くつもりだったから」
ソラが海を包むように抱きしめ、頭をなでる。
「ねえ、海。私たちこれで結ばれる?」
「もちろんだよ。私なんかのために、ここまでしてくれるなんて……」
「そう、よかった。男を捨てた甲斐があったよ」
「本当、ごめんね……」
「いいのよ。それより、改めて訊くね」
「うん」
「私のことを愛してくれませんか?」
「喜んで。……ソラと一緒ならどこでもいい」
海はソラの目を見て、満面の笑みを浮かべる。
照明が非常にゆっくり落とされていく。
「俺は君のことが好きだ! 付き合ってくれ!」
ステージ上に学生服姿の男とセーラー服姿の女が、向かい合うように立っていた。
一拍間を置かずして男の声のナレーションが不意に流れた。
『春、卒業式が終わって、桜が舞うころ』
セーラー服姿の女が驚いた顔をした。
『俺は、ひとりの女の子に告白した』
「……ごめんなさいっ! 陸(りく)くんとはそういう関係になれそうにないの。お友達からでもいい?」
『そして、あっさりとフラれた』
照明が消えて、女が舞台袖に退く。照明が明転すると、うなだれた陸の肩に手を置く学生服姿の男がいた。
「そっかー、海(うみ)ちゃんにフラれちゃったか」
陸は納得のいかないとばかりに、拳を地面に打ちつけている。
「せめていっしょの高校だったら、チャンスはあったんだけどな」
「隆志(たかし)……俺は諦めたわけじゃないぞ」
陸の悔しさを滲ませた地を這う声に、隆志は自分のことのように驚喜した。
「お、また告白するのか!」
「おう、このままフラれたままで終われねぇってんだ! 俺には海ちゃんしかいない。何度もフラれても告白し続ける!」
顔を隆志に近づけて宣言する。
「男だなぁ……いや、漢字の漢で漢(おとこ)だよおまえは! がんばれよ! 俺も遠くに行っても応援するから!」
隆志は陸の背中をしきりにたたいている。
「遠くって……おまえは同じ高校だろ」
照明が消える。ここで陸のナレーションが流れた。
『このあと海ちゃんは女子高に、俺はごく普通の共学校に進学した。結論から言うと、俺は高1、高2も同じ時期に告白したけどダメだった。だけど、高2の告白のあと――』
照明が点く。さっきとは違う制服を着た陸と海が、ステージの中央で向かい合っている。
海は思いつめた表情で陸を見据えていた。
「……私、男性恐怖症なの」
「え……ええ!?」
陸は驚き、口を開けたまま何も言えない。
「とは言っても、陸くんのおかげでだいぶ改善したほうだけど」
海は慰め程度の微笑みを浮かべる。
「で、でも、いろんな所に遊びに行ったじゃないか! 手もつないで歩いたし、腕も組んだ!」
「でも、それ以上のことはしてない……」
「そ、それは……」
陸は拳を震わせてがっくりとうなだれる。
「俺に勇気がないからだ……!」
「ううん、私が望んでいないだけ。陸くんはそれを心の中で察してくれてる。だから、行動に移せない」
「そんなことない、俺にだって!」
海の両肩をつかみ、真正面から向き合う。
陸の顔と海の顔が狭まっていく。が、鼻先が触れ合いそうなところで、ふたりの動きは止まる。
『俺と海との間に見えない壁でもあるかのように、何かが阻んだ。顔がこんなにも近くにあるのに、触れられる距離が遠い』
「ごめんなさい!」
海が今にも泣きそうな声で言い、ビンタを陸の頬に喰らわせる。
その衝撃で肩をつかむ力が弱まり、海は肩を動かして振り払い、去って行った。
照明が消え、少しの間ののち点く。あぐらを掻いている陸の隣に、私服姿の隆志があぐらを掻いていた。
「また、フラれたのか」
「ああ……しかも今回はビンタのおまけつきだ」
「あちゃー」
隆志は天井を見上げ、顔の上に手のひらを落とす。
「さらに言われたのが、男性恐怖症だってことだ」
「それってもう、救いも望みもないじゃん……」
「だけど、俺は諦めたくない」
何かを決意にしているのか、口調によどみがない。思わず陸を見返す隆志。
「どうするつもりなんだ?」
「明日からバイトを始める。金を貯めなきゃ、なんにもならんからな」
「確かにそれはあるけど……何を考えているんだ?」
「時期がきたらわかるさ」
照明が落ちる。舞台袖のほうからチェーンの回る音がしてきた。照明がパッと灯る。
「えーっと次は岩中(いわなか)さんだな」
陸が押してきた自転車のカゴには、折られた新聞紙が大量に入れられていた。
ここでナレーションが流れ出し始める。感情が今まで以上に込められ、噛みしめるように読まれていた。
『俺の高校生活最後の年は、学業と労働に明け暮れた。同級生とは遊ばず、海とはあの日から一度も会わなかった――』
ナレーションの速度とは対照的に、暗転と明転が活発になった。
明転すれば陸は、制服や作業着や着ぐるみなどを着て、何かしらの動きやセリフを言う。
『――就職活動などは眼中にない。ただひたすらに、あの日芽生えた目標に向かって突き進むのみだった。そして――』
7、8度目かの暗転はそれまでよりも長かった。やっと点けられたと思えば、陸と海のぎこちなさそうな姿があった。
『去年と同じ日になった』
海が目を伏せたまま訊く。
「どこかに行くの?」
背中に大きなリュックサック、片手にはこれもまた大きなスーツケースが引かれている。
「ああ、永遠にさよならだ」
陸が満面の笑みで言うと、すぐに背を向けた。
「海、元気でな」
それ以上何も言うこともなく振り返りもせず、陸はその場から消えていく。
残された海は、力なくへたり込む。それから、声が枯れるまで泣き続けた。
照明が徐々に消えていく。照明が完全に消えたころには、海の泣き声もやんでいた。
スポットライトが点くと、手術台の上に仰向けになっている手術衣姿の陸があった。
かたわらには、青みがかった手術着に身をまとった褐色の顔の女が、陸を見下ろしていた。
「わざわざ、タイまで、来なくて、も、日本、でも、できた、ん、じゃ、ないです、か?」
女は独特のイントネーションで、どうにかこうにか日本語を操る。
「覚悟を決めたかったんです。男として、最後の覚悟を」
「覚悟、ですか。日本、男児、万歳! って、ことに、なりま、す?」
「ハハ、そうですね。それより、先生はまだですか?」
「ここにいます」
手術台の下から発せられた流暢な日本語。次の瞬間には、シーツをまくり上げて赤ジャージ姿の金髪ボブカットの少女が出てきた。
絶句している陸に、少女の緑色の虹彩の目がしばたたいた。
「じゃ、始めますね。最後に何か言い残しておきたい言葉はありますか?」
てきぱきと手袋をはめて、陸を見ることもなく、メスやガーゼの位置を確認しながら質問する少女。
「え……あ、今までの生涯に悔いなし!」
気後れしていた陸だったが、最後は意志の強さを表すかのごとく、はっきり言い切った。
照明が落ちて暗闇が再来する。しかし、今回は今までよりも長く沈黙と闇に包まれている。このまま点かないのでは、と思われたとき、パッとステージ上が照らされた。
髪の伸びた海が、そわそわしながらうろついていた。何回も携帯を開いたり閉じたりしている。
そこへ、腰まで伸ばした茶髪の女がやってきた。背中には大きなリュック、片手にはスーツケースを引いて。
「海」
海の耳に澄んだ声が入ってくる。声のしたほうを振り返れば、見知らぬ女が自分に微笑みかけていた。
「えっと……どちら様で?」
警戒心を全身から発している海に、女は一冊の手帳を胸ポケットから取り出して渡した。
海は開いてみて見る。写真と名前を見て驚愕した。
「り、陸くん……? 陸くんなのっ?」
せわしなく見比べる。
「今はソラって名前だけどね」
ソラがおもむろに近づき、海の肩を優しくつかむ。顔を近づけ、今度こそは唇と唇が重なった。
はらり、と海の手から手帳が地面に落ちる。同時に照明も消えた。
5秒ほどで照明が点灯する。
ふたりは向かい合ったままの状態だった。
海が不意に泣き出した。
「あのときはごめんね。私、何も言えなくて……」
「いいんだよ。どっちにしろ行くつもりだったから」
ソラが海を包むように抱きしめ、頭をなでる。
「ねえ、海。私たちこれで結ばれる?」
「もちろんだよ。私なんかのために、ここまでしてくれるなんて……」
「そう、よかった。男を捨てた甲斐があったよ」
「本当、ごめんね……」
「いいのよ。それより、改めて訊くね」
「うん」
「私のことを愛してくれませんか?」
「喜んで。……ソラと一緒ならどこでもいい」
海はソラの目を見て、満面の笑みを浮かべる。
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