157 / 230
第6章 夢と混沌の祭典
第10話 破壊の嵐
しおりを挟む
「出口だ!」
しばらく進んでいるうちに、やがて森の出口が見えてきた。背後では、今でもあのボロマントが追って来ている。なかなかしつこいな……そしてマズいのが、この先の地形次第ではワイヤーアクションが難しいかもしれない。そうすると、いよいよアレから逃げ切るのは難しくなってしまう。
視界の端でマップを確認する。この先は……平原だ。木も何本か生えている、中央エルメイア平原に似ているエリアだ。ここなら、ある程度ワイヤーを使えるが……問題は、木の頻度が低いことだろう。森林地帯のように、コンスタントにワイヤーを射出し続けることができない。やはりここで何とか、あのマントのプレイヤーを退けるしかない。そのためには……。
(上だッ!)
出口付近にある、一際背の高い木。その天辺まで全力で登る。いくら優れた動体視力を持っていようと、全力疾走を続ける脚は簡単には止まれない。その結果、僕を追い続けた彼の身体は……。
「森の外に……顔を出す!」
今だ。森を出たこの瞬間なら、上空からの奇襲ができる!彼が対応できるまでのほんの数瞬、その間にケリをつける!
「【バーストスマッシュ】!!」
「……ッ!!?」
寸前で受け止められるが、さっきと違い向こうにはスキルによる補正がない。流石にこれなら、僕の方が押し勝てる!重力加速度も加味して、ボロマントのガードを……解く!!
このスキルは簡単で強力な反面、次の攻撃を繰り出すまで時間がかかる。だが僕には、もう一つのメインウェポンがある!
「出番だ!【レヴァテイン】!!」
木に登った時から起動し熱しておいた左手の炎筒。これを一気にブーストさせ、炎の刃を作る。そして、ガードをこじ開けた身体に……!
「ぐっ……おおおぉぉぉぉっっ!!」
「貫けぇぇぇぇぇっっ!!!」
手ごたえを覚える。熱が防具の装甲を焼き切り、彼の身体を完全に貫通する。ボロマントのHPは、一瞬にして吹っ飛んだ。
「ふっ、私の負けです……力は、見極めさせてもらいましたよ…………」
最後にそう言い残し、彼は弾けて消えた。
───プレアデスがEavesdropを倒しました。(残り39人)
「……どういう意味だ?今のは」
遺言、名前の由来、戦い方……何から何まで謎だったな。何だか、まだ全然本気を出してなさそうな感じもした。それで僕の刃を受けたというのは……この大会で勝つこと以外に、別の目的があるということか?
「……あとで、盗聴器でも付けられてないか確認しておくか」
さて、先を急ごう。彼との戦闘に手間取っている間に、かなり生存者も減ってきている。あの戦いの中で人が集まって来なかったのは奇跡だろう。或いは、テラナイトさんの知名度に救われたか?
とりあえず、前方へ移動する。さっきの戦いで結構MPを消費してしまった。このイベントでは、持ち込んだ回復アイテムは使えない。その代わり、フィールド内に落ちているアイテム、そしてここで新たに錬成したアイテムに限り使用することができる。とはいえ、錬成には時間がかかるし、そんなことをする人はいないだろうが。僕も、作業台をここに持ち込むつもりはない。
この先には小さな村があるらしい。そこなら、アイテムもそれなりに落ちているだろう。そう思い、そこに向けて走っていたところ……。
「……あっ」
「……あっ」
見つけてしまった。渦中のプレイヤー、テラナイトさんを。
~~side 雪ダルマ~~
「アイツ、どうするのかしら」
「さあな……流石に、そのまま斬って捨てたりはしないだろうが」
テラが、プレアデスに遭遇した。連戦の中、束の間の隙を突いて回復アイテムを探しに行った先で、だ。プレアデスの方も、さっきまで強いプレイヤーとの戦闘を終えたばかりで多少疲弊している。お互い、ここで戦闘しても利益より被害の方が大きくなる状況だ。
「有名プレイヤーってのも、なかなか辛いな……」
「アンタがそれ言う?雪ダルマこそ、このゲームで一番の有名プレイヤーじゃない」
「フッ、そうだったな……それに、プレアデスも」
前線を張る俺達にとっては春風の方が知名度は高いが……彼もまた、四星と呼ばれるプレイヤーの1人。知名度は、十分に高い。そんな彼が、もしここでテラを倒そうものなら……恐らく、残りの全プレイヤーが彼の元に向かうだろう。キルログは名前だけじゃなく、どこで倒されたのかも閲覧できるのだから。
「さあ、どうする……?」
~~side プレアデス~~
「…………」
「…………」
一応、お互いファイティングポーズを取り、ジリジリと近づく。少なくとも、今ここで彼とやり合う気はない。テラナイトさんの防御は鉄壁だ。今のMPで挑んでも、すぐにジリ貧に追い込まれるのが関の山だ。そして多分向こうも、連戦でかなり疲弊していることだろう。そんな状態で、僕と戦いたくはないはずだ……多分。
そういうわけで、互いの意思を確認するためにこうしているのだ。このまま接近しても戦闘にならなければ……とりあえずは信用して良いだろう、という暗黙の了解の下に。
「……まさか、こんなところでお会いするとは」
「やれやれ……今だけは、カシラみたいな強いのには当たりたくなかったな」
お、言葉をかけてもこれなら大丈夫そうかな?ゆっくりと臨戦態勢を解きながら、さらに声をかけてみる。
「僕もですよ……どうですか?ここはお互いのために、戦わないことにする、というのは」
さあ、どう答える……!?
「……そうだな。今は、ともかく回復しておきたい」
よし、その答えが聞けただけでも十分だ。僕達は完全に戦闘態勢から立ち返り、普通にする。何だか、安心で一気に力が抜けたように感じる。
「それで、カシラはどこに向かっているんだ?」
「この先の村です。そこなら、アイテムも高確率でドロップしているかと」
フィールドの消費アイテムは、一定時間経つとリポップする。そして、その手のアイテムは大抵、村や町といったランドマークの中に生成されることが多い。その定石に従って人が集まり、戦闘が起これば……そのプレイヤーが持っていた消費アイテムもドロップする、という仕組みだ。
さっきの相手は回復アイテムを1つも持っていなかったが、僕達は倒した相手から、ここで手に入れたものであれば奪うことができるのだ。
「それもそうだな。じゃあ、俺も一緒に行っていいか?」
「ええ。心強いです」
とは口に出して言ってみたものの……やれやれ、これじゃ嵐の中を避雷針を背負って歩くようなものだろう。結局、村までの道で2人ほど襲ってきた。幸いなことに動きが初心者だったから助かったが……。
「あ、ありましたよ。HP回復アイテムです」
「助かる!こっちはMP用だ」
お互い、発見したアイテムを交換する。僕はHPはそこまで消費していないし、タリスマンでかなり賄える。最低限は残して、あとはテラナイトさんに渡した方が役に立つだろう。それより、なかなかMPがキツい。タリスマンの回復量じゃ限界があるのだ。
「さて……残り人数も少なくなってきましたね」
「そうだな。範囲も、かなり狭くなってきた」
どうやら、この村が狭まる行動範囲の中心になるようだ。となると、必然的に生き残ったプレイヤーはここに集まることになる。
「どうする?お互い回復できたことだし、今からここで決闘するか?」
「それも良いですが……見て下さい、もうすぐそこまで来てます」
そう言って窓の外を指差す。目に見える範囲だけで、最低5人は明らかに結託した動きでこの村……いや、この建物を目指していた。
「あちゃー、もう嗅ぎつけやがったか。こりゃゆっくり戦ってる暇は無さそうだな」
「……そこで一つ、提案があるんですが」
そう言って、僕はテラナイトさんに話を持ちかける。これに乗ってくれるかどうかは正直賭けだったが、上手くいった。彼には衝撃に備え、全力で防御態勢を取ってもらった。流石に、彼なら耐えてくれるだろう。
「さて……終わらせますか、この戦いを」
僕は家の中にテラナイトさんを残し、屋根の上へと登った。残り人数は……16人。距離は、全員目視で確認できるほど。この範囲制限の割には、かなり多い。恐らく、テラナイトさんを協力して倒そうと協力したプレイヤー集団が多いからだろう。だが、残念。
「聞けええぇぃ!!お前達の獲物テラナイトは、この家の中だ!!」
全力で声を張り、叫ぶ。しめた、と言わんばかりに一斉に、僕とテラナイトさんがいる家へと真っ直ぐ突っ込んで来る。少しは怪しいと思わないのだろうか。まあ、その方が好都合なのだから、今は彼らの愚直さに感謝すべきだろう。大人数を相手にするなら、広範囲攻撃で一撃、ってね。
「破壊の力、死の風となりて戦場に吹き荒べ」
限界まで細かく分断した、粉末状の蒼粒石。これを、霧状に周囲へばら撒く。合計の質量が少ないからこそ、スキルによる制御も容易になるのだ。
「【ザ・ミスト】【宝石制御】……【連鎖爆破】」
これが、3つのスキルを統合させた新次元のチェインスキル。対多人数戦闘の、最強の切り札。
「チェインスキル……【破壊の嵐】ォォッ!!」
【ザ・ミスト】消費MP:30 クールタイム:10分
自身の周囲に霧を発生させる。粉末状のアイテムを混ぜることもできる。
【破壊の嵐】消費MP:340 クールタイム:3時間
霧状に散布した宝石の粉末を一斉に起爆し、広範囲に破壊をもたらす。相手が粒子を体内に吸入した場合、DEFを無視して大ダメージを与える。
しばらく進んでいるうちに、やがて森の出口が見えてきた。背後では、今でもあのボロマントが追って来ている。なかなかしつこいな……そしてマズいのが、この先の地形次第ではワイヤーアクションが難しいかもしれない。そうすると、いよいよアレから逃げ切るのは難しくなってしまう。
視界の端でマップを確認する。この先は……平原だ。木も何本か生えている、中央エルメイア平原に似ているエリアだ。ここなら、ある程度ワイヤーを使えるが……問題は、木の頻度が低いことだろう。森林地帯のように、コンスタントにワイヤーを射出し続けることができない。やはりここで何とか、あのマントのプレイヤーを退けるしかない。そのためには……。
(上だッ!)
出口付近にある、一際背の高い木。その天辺まで全力で登る。いくら優れた動体視力を持っていようと、全力疾走を続ける脚は簡単には止まれない。その結果、僕を追い続けた彼の身体は……。
「森の外に……顔を出す!」
今だ。森を出たこの瞬間なら、上空からの奇襲ができる!彼が対応できるまでのほんの数瞬、その間にケリをつける!
「【バーストスマッシュ】!!」
「……ッ!!?」
寸前で受け止められるが、さっきと違い向こうにはスキルによる補正がない。流石にこれなら、僕の方が押し勝てる!重力加速度も加味して、ボロマントのガードを……解く!!
このスキルは簡単で強力な反面、次の攻撃を繰り出すまで時間がかかる。だが僕には、もう一つのメインウェポンがある!
「出番だ!【レヴァテイン】!!」
木に登った時から起動し熱しておいた左手の炎筒。これを一気にブーストさせ、炎の刃を作る。そして、ガードをこじ開けた身体に……!
「ぐっ……おおおぉぉぉぉっっ!!」
「貫けぇぇぇぇぇっっ!!!」
手ごたえを覚える。熱が防具の装甲を焼き切り、彼の身体を完全に貫通する。ボロマントのHPは、一瞬にして吹っ飛んだ。
「ふっ、私の負けです……力は、見極めさせてもらいましたよ…………」
最後にそう言い残し、彼は弾けて消えた。
───プレアデスがEavesdropを倒しました。(残り39人)
「……どういう意味だ?今のは」
遺言、名前の由来、戦い方……何から何まで謎だったな。何だか、まだ全然本気を出してなさそうな感じもした。それで僕の刃を受けたというのは……この大会で勝つこと以外に、別の目的があるということか?
「……あとで、盗聴器でも付けられてないか確認しておくか」
さて、先を急ごう。彼との戦闘に手間取っている間に、かなり生存者も減ってきている。あの戦いの中で人が集まって来なかったのは奇跡だろう。或いは、テラナイトさんの知名度に救われたか?
とりあえず、前方へ移動する。さっきの戦いで結構MPを消費してしまった。このイベントでは、持ち込んだ回復アイテムは使えない。その代わり、フィールド内に落ちているアイテム、そしてここで新たに錬成したアイテムに限り使用することができる。とはいえ、錬成には時間がかかるし、そんなことをする人はいないだろうが。僕も、作業台をここに持ち込むつもりはない。
この先には小さな村があるらしい。そこなら、アイテムもそれなりに落ちているだろう。そう思い、そこに向けて走っていたところ……。
「……あっ」
「……あっ」
見つけてしまった。渦中のプレイヤー、テラナイトさんを。
~~side 雪ダルマ~~
「アイツ、どうするのかしら」
「さあな……流石に、そのまま斬って捨てたりはしないだろうが」
テラが、プレアデスに遭遇した。連戦の中、束の間の隙を突いて回復アイテムを探しに行った先で、だ。プレアデスの方も、さっきまで強いプレイヤーとの戦闘を終えたばかりで多少疲弊している。お互い、ここで戦闘しても利益より被害の方が大きくなる状況だ。
「有名プレイヤーってのも、なかなか辛いな……」
「アンタがそれ言う?雪ダルマこそ、このゲームで一番の有名プレイヤーじゃない」
「フッ、そうだったな……それに、プレアデスも」
前線を張る俺達にとっては春風の方が知名度は高いが……彼もまた、四星と呼ばれるプレイヤーの1人。知名度は、十分に高い。そんな彼が、もしここでテラを倒そうものなら……恐らく、残りの全プレイヤーが彼の元に向かうだろう。キルログは名前だけじゃなく、どこで倒されたのかも閲覧できるのだから。
「さあ、どうする……?」
~~side プレアデス~~
「…………」
「…………」
一応、お互いファイティングポーズを取り、ジリジリと近づく。少なくとも、今ここで彼とやり合う気はない。テラナイトさんの防御は鉄壁だ。今のMPで挑んでも、すぐにジリ貧に追い込まれるのが関の山だ。そして多分向こうも、連戦でかなり疲弊していることだろう。そんな状態で、僕と戦いたくはないはずだ……多分。
そういうわけで、互いの意思を確認するためにこうしているのだ。このまま接近しても戦闘にならなければ……とりあえずは信用して良いだろう、という暗黙の了解の下に。
「……まさか、こんなところでお会いするとは」
「やれやれ……今だけは、カシラみたいな強いのには当たりたくなかったな」
お、言葉をかけてもこれなら大丈夫そうかな?ゆっくりと臨戦態勢を解きながら、さらに声をかけてみる。
「僕もですよ……どうですか?ここはお互いのために、戦わないことにする、というのは」
さあ、どう答える……!?
「……そうだな。今は、ともかく回復しておきたい」
よし、その答えが聞けただけでも十分だ。僕達は完全に戦闘態勢から立ち返り、普通にする。何だか、安心で一気に力が抜けたように感じる。
「それで、カシラはどこに向かっているんだ?」
「この先の村です。そこなら、アイテムも高確率でドロップしているかと」
フィールドの消費アイテムは、一定時間経つとリポップする。そして、その手のアイテムは大抵、村や町といったランドマークの中に生成されることが多い。その定石に従って人が集まり、戦闘が起これば……そのプレイヤーが持っていた消費アイテムもドロップする、という仕組みだ。
さっきの相手は回復アイテムを1つも持っていなかったが、僕達は倒した相手から、ここで手に入れたものであれば奪うことができるのだ。
「それもそうだな。じゃあ、俺も一緒に行っていいか?」
「ええ。心強いです」
とは口に出して言ってみたものの……やれやれ、これじゃ嵐の中を避雷針を背負って歩くようなものだろう。結局、村までの道で2人ほど襲ってきた。幸いなことに動きが初心者だったから助かったが……。
「あ、ありましたよ。HP回復アイテムです」
「助かる!こっちはMP用だ」
お互い、発見したアイテムを交換する。僕はHPはそこまで消費していないし、タリスマンでかなり賄える。最低限は残して、あとはテラナイトさんに渡した方が役に立つだろう。それより、なかなかMPがキツい。タリスマンの回復量じゃ限界があるのだ。
「さて……残り人数も少なくなってきましたね」
「そうだな。範囲も、かなり狭くなってきた」
どうやら、この村が狭まる行動範囲の中心になるようだ。となると、必然的に生き残ったプレイヤーはここに集まることになる。
「どうする?お互い回復できたことだし、今からここで決闘するか?」
「それも良いですが……見て下さい、もうすぐそこまで来てます」
そう言って窓の外を指差す。目に見える範囲だけで、最低5人は明らかに結託した動きでこの村……いや、この建物を目指していた。
「あちゃー、もう嗅ぎつけやがったか。こりゃゆっくり戦ってる暇は無さそうだな」
「……そこで一つ、提案があるんですが」
そう言って、僕はテラナイトさんに話を持ちかける。これに乗ってくれるかどうかは正直賭けだったが、上手くいった。彼には衝撃に備え、全力で防御態勢を取ってもらった。流石に、彼なら耐えてくれるだろう。
「さて……終わらせますか、この戦いを」
僕は家の中にテラナイトさんを残し、屋根の上へと登った。残り人数は……16人。距離は、全員目視で確認できるほど。この範囲制限の割には、かなり多い。恐らく、テラナイトさんを協力して倒そうと協力したプレイヤー集団が多いからだろう。だが、残念。
「聞けええぇぃ!!お前達の獲物テラナイトは、この家の中だ!!」
全力で声を張り、叫ぶ。しめた、と言わんばかりに一斉に、僕とテラナイトさんがいる家へと真っ直ぐ突っ込んで来る。少しは怪しいと思わないのだろうか。まあ、その方が好都合なのだから、今は彼らの愚直さに感謝すべきだろう。大人数を相手にするなら、広範囲攻撃で一撃、ってね。
「破壊の力、死の風となりて戦場に吹き荒べ」
限界まで細かく分断した、粉末状の蒼粒石。これを、霧状に周囲へばら撒く。合計の質量が少ないからこそ、スキルによる制御も容易になるのだ。
「【ザ・ミスト】【宝石制御】……【連鎖爆破】」
これが、3つのスキルを統合させた新次元のチェインスキル。対多人数戦闘の、最強の切り札。
「チェインスキル……【破壊の嵐】ォォッ!!」
【ザ・ミスト】消費MP:30 クールタイム:10分
自身の周囲に霧を発生させる。粉末状のアイテムを混ぜることもできる。
【破壊の嵐】消費MP:340 クールタイム:3時間
霧状に散布した宝石の粉末を一斉に起爆し、広範囲に破壊をもたらす。相手が粒子を体内に吸入した場合、DEFを無視して大ダメージを与える。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
【VTuber】猫乃わん太 through Unmemory World Online【ぬいぐるみ系】
mituha
SF
「Unmemory World Online」通称「アンメモ」は実用、市販レベルでは世界初のフルダイブ方式VRMMOである。
ぬいぐるみ系VTuberとして活動している猫乃わん太は、突然送られてきたベータテスト当選通知に戸惑いつつもフルダイブVRMMO配信を始めるのだったが……
その他の配信はこちら
https://kakuyomu.jp/users/mituha/collections/16817330654179865121
777文字で書いた短編版の再編集+続きとなります。
俺の職業は【トラップ・マスター】。ダンジョンを経験値工場に作り変えたら、俺一人のせいでサーバー全体のレベルがインフレした件
夏見ナイ
SF
現実世界でシステムエンジニアとして働く神代蓮。彼が効率を求めVRMMORPG「エリュシオン・オンライン」で選んだのは、誰にも見向きもされない不遇職【トラップ・マスター】だった。
周囲の冷笑をよそに、蓮はプログラミング知識を応用してトラップを自動連携させる画期的な戦術を開発。さらに誰も見向きもしないダンジョンを丸ごと買い取り、24時間稼働の「全自動経験値工場」へと作り変えてしまう。
結果、彼のレベルと資産は異常な速度で膨れ上がり、サーバーの経済とランキングをたった一人で崩壊させた。この事態を危険視した最強ギルドは、彼のダンジョンに狙いを定める。これは、知恵と工夫で世界の常識を覆す、一人の男の伝説の始まり。
虚弱生産士は今日も死ぬ ―遊戯の世界で満喫中―
山田 武
ファンタジー
今よりも科学が発達した世界、そんな世界にVRMMOが登場した。
Every Holiday Online 休みを謳歌できるこのゲームを、俺たち家族全員が始めることになった。
最初のチュートリアルの時、俺は一つの願いを言った――そしたらステータスは最弱、スキルの大半はエラー状態!?
ゲーム開始地点は誰もいない無人の星、あるのは求めて手に入れた生産特化のスキル――:DIY:。
はたして、俺はこのゲームで大車輪ができるのか!? (大切)
1話約1000文字です
01章――バトル無し・下準備回
02章――冒険の始まり・死に続ける
03章――『超越者』・騎士の国へ
04章――森の守護獣・イベント参加
05章――ダンジョン・未知との遭遇
06章──仙人の街・帝国の進撃
07章──強さを求めて・錬金の王
08章──魔族の侵略・魔王との邂逅
09章──匠天の証明・眠る機械龍
10章──東の果てへ・物ノ怪の巫女
11章──アンヤク・封じられし人形
12章──獣人の都・蔓延る闘争
13章──当千の試練・機械仕掛けの不死者
14章──天の集い・北の果て
15章──刀の王様・眠れる妖精
16章──腕輪祭り・悪鬼騒動
17章──幽源の世界・侵略者の侵蝕
18章──タコヤキ作り・幽魔と霊王
19章──剋服の試練・ギルド問題
20章──五州騒動・迷宮イベント
21章──VS戦乙女・就職活動
22章──休日開放・家族冒険
23章──千■万■・■■の主(予定)
タイトル通りになるのは二章以降となります、予めご了承を。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる