アルケミア・オンライン

メビウス

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第6章 夢と混沌の祭典

追憶の回廊(第5〜6章)

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皆様、こちらでは随分とお久しぶりですね。支配人のメビウスです。第6章では執筆に時間がかかったがために、こちらの開放も遅くなってしまいました。申し訳ございません。

ところで、古参の皆様はお気付きでしょうか、名前が変わっておりますね。

そうなんです。この度、こちらの解説パートを新たに『追憶の回廊』と称することにいたしました。前は『秘密の博物館』だとかほざいておりましたが、あれは忘れて下さい。引くほどダサすぎたので…………。

と、前置きはこの辺で、早速主要人物の解説に入りましょう。今回更新が多いので、主役の2人には任せず、サクサクいきたいと思います。


⚠︎⚠︎⚠︎この先、第6章終了時点までのネタバレを含みます⚠︎⚠︎⚠︎







#プレアデス

本作の主人公。最強のイメージ力を持ち、その都度運営を悩ませてきた早瀬の胃腸を破壊してきた。生産職ながら戦闘も強く、アルケミオスでは決勝進出、そして何やかんやで優勝するほどの実力も兼ね備えている。しかしイマイチ本人の自己肯定感は低め。

これまで武器やアクセサリーはともかく、防具は主人公とは思えぬほどのお粗末さだったが、大会にて遂に完成。古代兵器である機動兵のパーツを駆使した、メカニカルな装備に一新された。

また、それにより戦闘スタイルも大きく変化。支援スキルに加え、チェインスキルなどの大技や宝石を軸とした中速ミドルレンジアタッカーから、 コマンド入力による能力変化ほぼシ◯ルクのモ◯ドアーツを駆使するオールラウンダーになり、その圧倒的な初見◯し性能から更に隙が少なくなった。

(個人的にはvs春風の【飛刃・阿修羅】に耐えて反撃したシーンはもはや理不尽の域)

実は幼少期に『ゆりかご』にいた経歴があり、その時の経験から高い電脳適性を得たといわれている。その結果、数多くのチェインスキルやスキルオーバーライド、更にはマスターコマンドにも手を出すなど、この世界ではやりたい放題している。

そんな彼を人々は「仮想世界に愛された少年」と呼んでいるが、作者目線ではもはや魔王である。何だコイツ。早瀬頑張れ。



#春風

本作のヒロイン。剣道場の出身という強みを活かした流麗な剣術で、大会予選では最も多くのプレイヤーを斬り伏せた。準決勝ではプレアデスと激闘を繰り広げ惜敗するも、その戦いぶりが評価され2位となった。

プレアデスに対しては、これまではどこかフレンドとしての認識が大きかったものの、第5章での一件を通して、徐々にその想いを自覚し始める。最後はかなり大胆な行動に出て周囲を驚かせたが、これが無自覚というのが末恐ろしい。

ダークスパイダー系のボスモンスター『スパイダーロード・ノワール』の撃破報酬により蜘蛛を支配するスキルを習得し、擬態や使役、糸を活用した戦術など、トリッキーさに磨きがかかっている。



#闇春風(仮称)

春風のスキル【狂乱化バーサーク】によって彼女の中に宿った人格。仮想世界の作用で一時的に性格や人格が変化することは珍しくないが、それらは大抵AIによって再現された擬似人格である。

一方、闇春風は本来知るはずのない、現実での主人格の過去を知っているなど、明らかに異なる点があり謎が多い。そのため、プレアデスは彼女のことを「れっきとした1人の人間」「もう1人のハル」とも考えている。

戦闘スタイルは剣道の流派、伏宮流剣術を活かしたものだが、プレアデスに次ぐ高いイメージ力と意志の力により、その技はより強力に磨き上げられている。

伏宮流剣術を使うのは春風自身も同じだが、本人と異なり、最初から二刀流に慣れている様子を見せるなど、不可解な現象が起きている。「伏宮流剣術を限界まで極めた世界線の春風の力」と考えられているが、その真相は未だ不明。

(ところで、もう1人のボク………というのは決して、某カードゲーム作品のオマージュではない。第1章時点で複数の人格を出す予定は立っていたが、ここまではっきり自我を乗っ取る予定はなかったため本当に結果論である)



#カンナ

丁寧な口調が特徴の薬師のお姉さん。アルケミオスでは特製のブッ壊れポーションを売り出し、売上高の順位を覆すほどの性能が評価されコンテスト優勝者となった。四星の中で1番の常識人と思われていたが、インタビューでの爆弾発言以来、実は1番ヤバいやつと思われ始めた。大正解である。

過去にミハイルにトラウマを植え付けられており、それが因縁を呼んでいるが、当の本人は時効と考えており、そこまで気にしていない。というのは、当時から彼自身が本当はそれを望んでいなかったことを、何となく察していたからである。

口調は互いに丁寧語のままだが春風とは特に仲が良く、一緒にお茶をしたり、本編第4章以降も実は何度か一緒に温泉に入るなどしている。裸の付き合いをした春風曰く「ボクの知りうる限り1番の巨◯」「いつもお日さまの匂いがする」とのこと。



#セイス

ボウガンや罠操術を軸としたスピード戦術を使うプレイヤー。AGI極振りという作中1の変態ステータスだが、持ち前のプレイヤースキルや(ステータス以外)無駄のないキャラクタービルドにより、トーナメント3位の大戦果を挙げる。

希少な世界系スキルの使い手でもあり、彼のオリジナルスキル【無制限の速度領域アウトバーン】は、内部のプレイヤーに『動いている間は、速く動くほど強力なバフ効果が付与される』という独自ルールを押し付けることができ、圧倒的な強化率の差で敵を寄せ付けず、足を止めた瞬間に狙撃と罠の集中砲火でトドメを刺すという、プレアデスもびっくりの理不尽ゲーを強制する。

さらに、速度制限解除によってオーバーフローしたスピードは、幻影系スキルとの組み合わせで分身体を出現させることも可能で、カラクリを見破られない限り攻撃を受け付けないというバランスブレイカーっぷり。

最も、その分扱いが非常に難しいピーキーな性能なのだが、これでミハイルやユノンを倒しているため、本人のスペックがとんでもないことが窺える。実際、環境や運などの不確定要素を排除した純粋なゲームの腕前では、四星最強…………どころか、恐らく雪ダルマら三皇込みでもぶっちぎりの1位だろう。

そんな彼のリアルは、生物学者カンナの夫にして、仮想世界の治安を守るサイバー警察。幼少期の親の借金問題等の経験から、高校で『ベルセリア・ナイツ』を通じてカンナとミハイルに出会うまでは孤独を貫いていたが、友情が芽生えて以降は人間関係も改善。大学入学直後にカンナと交際も開始した。

昔の苦労から厄介ごとには基本首を突っ込まないスタンスを貫いている。一方で、大切な友人のためなら人生を懸けて行動できるほどの正義感も併せ持っている。そんな彼がサイバー警察になったのは、ある事件をきっかけに闇に堕ちてしまった(?)かつての友人を助けるためであった…………。



#ミハイル

本名、三原勝。IG社の現役テストプレイヤー。今作の前身となった仮想世界黎明期の人気ゲーム『ベルセリア・ナイツ』の大手ギルド「セイロン会」の強硬派幹部であり、その時の繋がりから現在の地位を手に入れた。カンナ、セイスとは同じ高校の出身であり、よく同じゲームで遊ぶ仲間だった。しかし、大学受験の失敗を皮切りに、次々と様々な挑戦に失敗する転落人生を歩み、彼ら2人とも疎遠になっていった。

そんな中、当時セイロン会幹部だったプレイヤー、アムナエルにプレイヤーとしての高い才能を買われスカウトされる。心が疲弊しきっていた彼は、アムナエルの甘言をまんまと受け入れ、以降、彼はアムナエルに心酔し彼の指示を何でも実行するようになってしまう。これが悲劇…………カルマクエストを通した、5年に渡る大事件の幕開けだった。

徐々に事の重大さに気づいたミハイルは、かつての友人だった2人を秘密裏に呼び出し、周囲に悟られぬようセイロン会からの脱退を打診したが、その意図が彼らに伝わることはなかった。そしてその直後、セイロン会の犯罪行為が明るみに出たことで、隠す必要のなくなった強硬派の活動が本格化。副会長まで登り詰めたアムナエルの命令には逆らえず、やむなくカンナを拉致し暴行を加えた。これがセイスの逆鱗に触れ、確執を生み出した。

セイスはかつてのミハイルの性格から、後にこれが彼自身の意志ではなかったことを突き止め、以来その元手を完全に絶ち彼を救うべく、サイバー警察として捜査を開始。そして、アルケミア・オンラインにて再会した。

しかし、既にアムナエルのリアルに現実の肉体を掌握されているミハイルは、また彼らを危険な目には遭わせられないと、敢えて当時のような邪険な対応をとっているが、本人はそのことをかなり心苦しく思っている。また、セイスもそんな彼の様子をどことなく察しており、そのためプレアデスや春風のような、彼らの過去を知らない人には、敢えてミハイルのことを恨んでいる様子を見せる。

そんな彼の葛藤や苦悩が、ゆりかごによって強力な意志の力として覚醒。小春同期前の春風を圧倒するほどの実力を持ち、魂の刻印ソウルコードという謎の力に目覚めたことで、セイスをもギリギリまで追い詰めるほどの戦果を挙げている。最後はセイスに手がかりを託し、それ以来アルケミア・オンラインには暫くログインしていない。



#煌

本名、芦名光。プレアデスの実姉で、彼を追ってアルケミア・オンラインの世界に遅れて参加した。普段は海外の大学に通っているが、現在は夏季休暇により帰省中。アルケミオスでは訳あって最初ファンを装ってプレアデスと接触。その後、戦闘中に彼にだけ分かる形で自身の正体を明かした。

彼女の戦闘スタイルは主に占星術に依存しており、彼女が戦闘時常に展開しているスターフィールドは、8つの星がそれぞれランダムな速さで公転していて、それらが特定の役を揃えた時、それに対応するスキルが発動する…………という、基本的には運ゲーである。そのため、【アトモスフィア】や【ブラックホール】など、防御や相手の行動阻害に長けたスキルを多く揃えており、試行回数を重ねる時間を稼いでいる。

また、彼女は回避能力に優れており『絶対回避』の異名が付けられたが、そのタネは空間系スキルの【天眼】。これをスターフィールドと併用すると360°全方位から自分の姿を客観視できるため、いかなる不意打ちにも即座に反応できる。ただ、このスキルはまだ発展途上で、現時点では人や敵mobの動作を捉えるのが限界だったため、背後から忍び寄るプレアデスの爆弾には対応できなかった。

そして煌は、プレアデスが推測した通り2人目の宝石使いであり、特殊装備『運命の指輪リング・オブ・フォーチュン』を介して宝石を核とする星々の動きを緻密に制御できる。ただし、8つの物体の回転運動を同時に操作すること自体(プレアデスを除いて)非常に困難であり、更に役を全て覚え、戦闘中に状況に応じて、適切に揃えないといけないため、占星術に詳しい彼女にしかできないプレイングだといえる。

と、このように極めて高い戦闘IQを持つ煌だが、その正体は対AI特務組織『オーダーズ』のエース、識別コードX02。現在の任務はX01、プレアデスのスカウト。だが、オーダーズ自体の素性がまだ明かされていない他、宙野博士との通話も本編中で確認されており、未だ謎に包まれている。



#宙野星一

IG社に勤める白衣姿の銀髪の男性。アルケミア・オンラインや『ゆりかご』を開発するなど、既に判明しているだけでも驚異的な実績を持つ、天才AI開発者である。

性格は沈着冷静、泰然自若といった様相。毎日起こる第1サーバーのトラブルにも淡々と応じているため、本部の人間だが実質第1サーバーの専属研究者になりつつある。プレアデスを常に気にかけていたり、煌との通話がみられたりなど、芦名家との繋がりが匂わせられている。



#早瀬

第1サーバー管理課の課長。ザ・中間管理職というべき苦労人。ただし、彼を悩ませているのは部下ではなく専らプレアデスらである。他サーバーと比べてイレギュラーが異常に多いため、連日終電までの残業は当たり前、全体会議でも詰められるなど、胃に穴が空きそうな日々を過ごしている。



#カタリナ

プレアデスの精神世界にのみ姿を現す謎の女性。アルケミア・オンラインのシステムとは完全に切り離された独立型AIプログラムだと考えられている。かつてプレアデスがゆりかごで治療を受けていた時、ナビゲーターとして共に仮想世界を旅した元相棒であり、第二の母親。

彼女がこの世界に出現できた理由は、ゆりかごのシステムが世界の中枢に標準搭載されているため。そのため、ゆりかごの中でのみ行動できるカタリナも、それが展開する仮想世界を自由に行き来することができる。

ただし、あまりやりたい放題し過ぎるとセキュリティシステムに引っかかるため、こっそりプレアデスの支援をするに留めている。しかし、通常ありえないレベルのチェインスキルやイメージ発現のサポート、本部へのマスターコマンドの申請など、彼の力の半分を担っており、もう既に十分チートレベルである。



#仮面の男
事実上の第5章ボスとなった、自身を完璧主義者と称する謎の男。真っ白な仮面と白衣に身を包む研究者風の装いで、廃棄されたはずの旧王立研究所の地下をたった1人で管理していた。所内に潜入し極秘の研究データを持ち出そうとしたプレアデスの前に現れ、機動兵の大軍を操り彼を死の直前まで追い詰めた。

結果的に助太刀してきた春風に追い込まれ撤退したが、研究所もろとも時限爆弾で爆破してデータの漏出を最小限に抑えた。その後は行方をくらましているが、彼が『ヒトホムンクルス化実験』に深く関与している以上、いずれまた必ず現れるとプレアデスは考えている。



#雪ダルマ

三皇のリーダーにして、最強プレイヤーの1人。息をするようにチェインスキルを使用し、テラナイトを降し、セイスを瞬殺するなど大活躍。チェインスキルでそこまでの手数を用意できるのは、MP効率が良いスキルが多いのと、彼の凄まじい好奇心による圧倒的な試行回数の賜物である。

また、彼の愛剣『天命剣デュランダル』も彼の強さを支える要因で、アルティメット・レガシー・アイテムである『賢者の石』に類似した強大な力を秘めている。ただ、これが原因で一度失格扱いになってしまったが、事情聴取の末、特例措置としてトーナメントに復帰。その恩を返すべく、決勝戦を棄権し、倒れたプレアデスに優勝の座を譲った。



#テラナイト

三皇の1人にして、雪ダルマの頼れる右腕。全プレイヤー中最大の耐久指数を持っており、予選ではプレアデスの【破壊の嵐ヘル・テンペスト】にも耐えてみせた。そうして耐久戦でジリジリ削った相手を【リベンジ・バースト】の決定力で一気に倒すというのが、彼の勝利の方程式。しかし、雪ダルマの評する通り、実直すぎる性格が故に裏をかく行動が不得手であり、雪ダルマには1度も勝ったことがない。



#ユノン

フリーディア戦線を乗り越え、心身共に大きく成長した彼女は、進化した錬金従魔アルケミック・サーヴァントのホーちゃんと真影を武器に大健闘し、4位に入賞した。プレアデスと同じアドリブでのチェインスキル作成にも成功し、今後更なる成長が見込まれる。セイスとは過去に師弟関係を結んでおり、ベルセリア・ナイツで当時の三皇がいるサーバーにコンバートしてきたセイスに弟子入りし戦闘術を学んだ。



#マグ太郎

リアルでも芸術大学に通う生粋の創作者。フリーディア戦線から得たインスピレーションで制作した『ホウオウの樹』は高く評価され美術品部門で3位に輝いた。針金細工を駆使した作品をよく作る影響か、こちらの世界では【液状化】と【再構成】という唯一無二のスキルを会得している。これにより金属を簡単に制御し、雪ダルマの『天命剣デュランダル』や、その他攻略班を支える多くの武器を量産した。



#ノルキア

ステータス強化を自在に操るバトルスタイルのおとこの娘拳闘士。『アルケミオス』では予選を突破したものの、初戦で春風の刀の錆にされてしまった。さらに、自身の戦闘スタイルもプレアデスにパクられてしまうなど、ちょっと不憫な目に遭っている。だが、相手のバフ効果を奪える【強化奪取ブースト・スナッチ】やほぼノーモーションで発動できるオーラスキルなど、まだまだ傑出した部分も多い。

…………因みに、イベントの後にちゃんと女装し、新たな扉を開きかけた。



#レオン

名前の通り、ライオンの獣人でプレイする少年。光による撹乱と手数の多い攻撃を得意とする武闘家スタイル…………だったのが、金獅子の力によって大幅なパワーアップを遂げ、メイン火力級のアタッカーに変貌。彼自身が持つ強い正義感や真っ直ぐな精神が、誇り高き『金獅子レオパルド』に認められ契約を果たした。

現状、テイマー系統以外でMOBを使役できる手段は【エンゲージ】のみであり、契約可能なMOBの中でもレオパルドは規格外のパワーを持つ。レオパルドとのエンゲージ中は攻撃が全て『陽属性』という特殊状態となり、威力も格段に上昇する。しかし、その特性を逆手に取ったプレアデスの【暴食グラトニー】に切り札を完璧に防がれ敗北した。



#ハニハニ

同じく名前通り、蜂の獣人でプレイする少女。よく見ると触角や針が付いている。プレアデスお手製の毒槍や多数の毒スキルを主軸に置いた立ち回りをする。【エンゲージ】のような切り札が未だ存在せず、戦い慣れもしていないなど現状ではレオンと比べ発展途上だが、彼女の戦闘センス自体はレオン以上であり、煌相手にも善戦してみせた。

また、彼女が真価を発揮するのは本来対多人数戦であり、毒の範囲攻撃と【ポイズンヒール】の組み合わせにより尋常でない耐久性を持つ。この戦法を活かし、雪ダルマがいる激戦区の予選Fブロックを勝ち抜いた。



大変長くなりましたが、解説は以上となります。やはり2章分ともなると、量がとんでもないことになりますね…………本当は武器とかスキルについてももっと深掘りしたかったのですが、紙幅や時間の都合上、ここいらで端折らせてください。

さて、書きたかったPvP大会も終わり、ようやくこの作品も中盤に差し掛かりました。この調子で完結までにいつまでかかるのでしょうか…………?でも、必ず完結させます!ですので、それまでどうか見守っていてください。

それではまたいつか。支配人のメビウスでした。
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