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露璃恨・逆/古
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オジさんはとてもいい人だった。
私に悪戯もしたけれど、とても優しく接してくれた。
一緒にお風呂に入るか?と誘ってくれたし、私の初めてを奪った時も、痛くないか?と心配してくれた。
あれからかなり経った。私もかなり成長した。
私も既に高校生になった。とは言え、まぁ高校に通ってないので高校生では無いから正確には違うのだろうけれど。。どんなに通いたくても通えない。それでも、今の私は幸せだ。とても幸せだ。そう言える。同棲してる相手が幼い時に、私の初めてを奪った相手だとしても、それでも私は幸せだと言いきれる。あの家に居続けるよりは余っ程マシだ。今もあの家に居たならば、私はきっと今生きていない。だから私はオジさんにとても感謝している。元々か、私に気を遣ってか、私は知らないけれど、オジさんはタバコも吸わないし、アルコールも全く嗜まない。それだけで私はもう幸せなのである。事実上の嫁、妻か、そう思うけれど、いやこれはよく言い過ぎなのかも知れない。
オジさんは今の私には全然興奮してくれない。精々家政婦と言った所か。このまま私を娶って欲しいものだが、きっとそんな事は無いだろう。今すぐにでも出て行って欲しい、と思っていてもおかしくないだろう。
例えオジさんが私を寵愛していてもそもそも私を娶れない。私はもう死んでいる。生きているのに死んでいる。血が通っているのに、死んだ事になっている。生きた屍とでも言うのだろうか。私は屍生人〈ゾンビ〉か吸血鬼〈 ヴァンパイア〉か。いや、私はそんな大した者ですら無い。私は親に殺された。社会的に殺された。私の戸籍は7年程前に消えている。あの家が嫌で飛び出した私の戸籍はもう、無い。存在しない。だから婚姻届等到底出せないし、保険にも入れない。親の話をオジさんにした時、オジさんは泪を流していた。私の為に泪を流してくれたのだ。そして私の戸籍が死亡した事になっていた事を教えてくれた。その瞬間には私は泪が出なかった。私が泪を流したのはそれから、1時間が経った後だった。オジさんは心配して私に優しい声を掛けてくれたが、私はそんな事では泣かなかった。いや、その事で泣いたという事に変わりはなかったのだが、そういう意味で泣いたのでは無かった。
私は、あの親から完全に棄てられた事がとても嬉しくて泣いたのだった。激しく笑いながら激しく泣いた。正直、あの日、というかあの頃の私は狂ってた。
その日、完全に、私はそれ迄の自分を棄てた。
自分の全てを打ち明けた私を、オジさんはとても優しく抱き締めてくれた。
実は自分に幼女趣味がある事を、それ故に私を拾ってくれた事を、オジさんも教えてくれたのだった。
不思議とショックは無かった。
それ程にまで、あの家との縁が完全に切れた事が嬉しかった嬉しくて堪らなかった。
いつもはベットの両端に離れて寝てた私達だったのだが、その夜は、私はオジさんの横にくっ付いていった。
向こうを向いていたオジさんの背中に、まな板とも言える絶壁な、無い胸を押し付け、首に腕を回し、「こっち来てよ」と、ベットの真ん中に誘った。一緒に寝て欲しいとオジさんに抱き着いた。
「オジさん大好き。」とオジさんの唇を奪った。
私は続いて、舌も入れた。
オジさんは驚いたようだが私を優しく抱き締めてくれた。
オジさんは魅羽みたいな子が大好きな変態なんだぞ?と躰を離し、私に注意した。
でも逆に、私にそんな心配をしてくれた事さえも私は嬉しくて余計にくっついた。
短い脚でオジさんのズボンを降ろし、パンツを降ろした。
短い脚でオジさんの魔羅を弄んだ。今思えば全然良くなかっただろうが、オジさんは既にビンビンだった。それからオジさんは私にキスをし押し倒したのだった。
オジさんは押し倒した私に、「本当にいいのかい?」と尋ねた。
私は何も答えずに、来ていた服を脱ぐ。
それが答えだった。
肌着とパンツだけになり私は肌着を脱いだ。
押し付ける胸も無いのだ。
ブラジャー等していない。
そしてパンツも脱いだ。
オジさんはなにかを決意したかのように私の躰を触り始めた。
オジさんと過ごす中でそれまでの生活で荒れ果てていたのが治ってきた顔を撫で、散髪してもらって綺麗になった髪を梳き、幼く性長する前の無い胸を揉み、何も生えてない脇から骨盤がまだ未形成の腰ら辺まで撫で、安産型では勿論無い尻を掴み、まだ形作られる前の股を指でなぞった。
私は既に濡れていたらしく、オジさんは私の膣内に魔羅を挿入しようとしていた。
その瞬間急に親と同じ様になってしまうのでは無いかと怖くなったが、オジさんへの恋心に似た何かが上回り、良いよ。と挿入を認めた。
オジさんの魔羅が私の狭い入口を突き破り、処女膜を破り、全然発達していない子宮の入口へと辿り着いた。痛かった。身体の中心を引き裂かれる様な痛みと言う表現があるがまさしくそれだった。オジさんは少しづつ進める度に痛くない?大丈夫?と、声をかけてくれた。痛いけど大丈夫と返した。実際激痛と共に快楽があった。
オジさんはゆっくり動き始めた。
上半身で私を抱きしめ、それでいて潰れない様に躰を浮かしながらゆっくり腰を動かし始めた。私の躰を激痛が襲う。もう激痛でそれ以上の上書きは無いかと思ったが想像以上だった。今でも思い出せる。痛みが増してき何も考えられなくなる。でも私が何も考えられなくなったのは痛みと他にそれ以上に幸せだったからだ。私を必要としてくれる人が居て、母親と同じ様に愛してくれている。大人としてと言うとオジさんの性癖に反してしまうので違うのだろうが、1人の女性として愛される事に私は悦びを感じていたのだと思う。ゆっくり動いていたオジさんが速度を上げた。狭い入口からこじ開けて入って来た魔羅が私の躰を突き抜ける。ミチミチと音がして、ギシギシとベッドが軋み、今度こそ痛みの上書きはなかった。快楽に身を任せ、私も少しながら動いた。オジさんの動きと逆向きに。オジさんが上の方に進めば私は下に。下に戻れば私は上に。私が初体験で、しかも未成熟だったからだろう。外れることは無かった。それからオジさんは私の中が摩擦で痛みというより痒さが襲って来た頃にもう無理と引っこ抜こうとした。でも私はどうせ子供は未だ作れない。大嫌いな母親が色んな男にやっていた行動に移る。脚を腰に回す。子供の力だから普通はだいしゅきホールドなんざ速攻で解けるだろう。ただオジさんは私を潰してしまわない様に躰を浮かせていた。オジさんは私の中にぶちまけた。
私はあの日、成長したのだと思う。あぁこんなにも気持ち良いのかと親の気持ちがわかった。幼い躰ながら痛感した。でもだからこそ親の気持ちが分からなかった。母親は何故色々な男と関係を持ち、育てずに殺すのに次々と子供を作るのか。考えても考えても分からなかった。オジさんが幼女として以外、私をどう思っていたかは分からないが、私はオジさんに特別な感情を感じていた。今のそれは変わらない。あの日以来オジさんは私を犯したことも、私とヤった事も無い。一緒にお風呂に入る事はあったが、それも半年ほどだった。
私が初潮を迎えた時はきちんと生理ナプキンも与えてくれて、私の無い胸が育って来るとブラジャーを買いに連れて行ってくれ、買ってくれた。時間がある時はご飯を作ってくれ、夜寂しいと一緒に寝てくれた。私はもうちっとも幼くない。でもオジさんは私をここまで育ててくれた。オジさんはもう私のお父さんの様な存在になってしまった。オジさんに、お父さんと呼んでもいいかと尋ねたが、娘を犯す人間を父親とは呼ばないだろうと拒否された。あの日以来オジさんは私を気遣って大事にしてくれた。居場所を与えてくれたオジさんに私が出来る事は帰る場所を護る事だろうか。今日も私はオジさんの帰りを待っている。
オジさん。私の事嫌い?
思い切って聴いてみた。
オジさんは私に嘘を付かない。
オジさんは、「好きだよ。最近魅羽を見てるとムラムラする。だから近づかないでくれないかな。」と、ベットに入ろうとする私を追い出そうとした。
私は嬉しかった。
自分が必要とされている事がわかって。
だからベットに入った。
今日はTシャツの下に、買って貰ったブラはしていない。
私にもベットを買ってくれたオジさんだけど私は今日ここで寝る。オジさんと寝る。昔みたいに向こうを向いたオジさんに私はもう無いとは言えな胸を押し付けた。
やめろ。オジさんは怒りそうな、泣きそうな声で私に言った。
でも私はやめない。昔同様首に腕を廻し、胸を押し付け、脚を脚の間に挟んだ。
そしてオジさん無理矢理移動させる。
オジさんを押し倒し、躰を重ねる。唇を奪い、舌を入れる。オジさんは抵抗しようとしたが途中で諦め、力を抜いた。
私が唇を離した途端話し掛けてきた。
魅羽は、母親がやった事を繰り返そうとしてるんだぞ。
そう言われたが私は否定した。
私は誰にでも股を開いたりしないし、胸を押し付けたりしない。私を救ってくれた恩人のオジさんだからやるんだ。
そう言ってオジさんのTシャツを強引に脱がした。
オジさん、私は自分の子供を殺すなんてこと絶対しないし見棄てない。絶対に育てる。だからデキても良いから私を抱いて。
私は言い放ち、自分のTシャツを脱いだ。自分でも中々と思う胸が揺れた。跨ったオジさんの下半身を脱がせ、私も脱ぐ。
ねぇオジさん、私、親を見てて口にソレを入れるのだけは気持ち悪いと思ってたからしたくないんだけどいいよね?と、私は聞いた。
オジさんは俺にそんな事出来る資格は無いと言った。
私はこの実った胸でオジさんの魔羅を挟んだ。一気に大きくなる。待ってよオジさん。ここに出しちゃダメ。
私は胸を魔羅から離し、オジさんに抱きついた。オジさんが私の胸を弄ってくれる。私もオジさんを撫で始めた。もうビショビショの私と既にビンビンなオジさんなので、シックスナイン等必要無くすんなりと入った。オジさんを跨いで私が上だ。やはり痛い。激痛が走る。だが昔以上に快感が上回る。自己修復で処女膜も復活したのか、股からたらりと血が流れる。2度目の破瓜か。気持ちが良い。中途半端で自分を認める為の破瓜、今回は相手を受け入れ子を宿す覚悟の上での破瓜だ。私は抑えられず溢れ出る喘ぎ声と共に上下運動を開始する。喘ぎ声以上に愛液が溢れどんどん速度が上がっていく。やはり昔は痛みが上回っていたのか。
と、突然オジさんが上半身を起こした。
私の肩を抱き、キスをする。私はそのまま身を倒した。ひっくり返され、抱きしめられる。
躰を密着させたまま、オジさんは激しく蠢動する。
私は激しく動くオジさんに任せて動きを止める。昔は動けたが今はその余裕は無い。
魅羽。
自分が名乗った名前を呼ばれ、私は余計に動けない。
匠真さん。
今まで1回も呼んだことのない彼の名前を呼んだ。
躰は匠真さんに任せっぱなしだが私も何もしていない訳では無い。私は動けないが、私の身体が何もしていないわけではない。膣内がキュンキュンと、どんどん締まっていく。匠真さんの魔羅を離さないようにどんどん狭く狭くなって行く私の膣内。快楽を超えて、潮を吹いた。あの頃には絶対に出来なかった。ベットが軋みっぱなしだ。またどんどんキツくなっていく。
捕まえた。私はそう感じた。離さないし、離せない。膣内はどんどん狭くなっていくのに魔羅はどんどん膨らんでいく。張り裂けそうだ。私の身体はもう小さくない。身体も大きくなり力も強い。物理的にも成長しているのだ。匠真さんの体重を身体で充分支えられる。だがら今日は匠真さんも本気で愛し合える。だから絶対に抜かせはしない。子宮に出して貰う。
私を孕ませて。
耳元で囁いてみる。
ただでさえかなり早かった蠢動がより早くなった。私もいよいよ限界だ。もう何も考えたくない。考えられない。匠真さんもそろそろ絶頂かな。
脇の下を通って匠真さんの背中で合わせていた手をより強く握り締める。
匠真さんの躰を自分の胸により密着させる。乳が痛い。ノーブラで擦れた乳首の先が匠真さんによって押し潰される。上半身を固定されたことにより下半身が、股間部がより大きな運動を出来るようになる。額を汗が滴るが、もはや気にならない。汗も愛液も唾液も色々混ざってシーツはもうビショビショというよりグショグショだまた速度が上がり、膣内がもっと締まり狭くなる。張り裂けそうな魔羅がまだ拡張する。締まり狭くなった事により私も動ける様になる。昔のように、匠真さんの前後運動に反する前後運動、後前運動とでも言うのか。2倍に増幅された前後運動はより速度を上げ、そろそろゴールを迎えそうだ。
匠真さんが上体を起こした。
あと5回持つだろうか。匠真さんがこちらに来、離れて行く、近ずき今度は背中を逸らし、股間部を前に押し出す。背中を戻す反動で今度は強く引き、その勢いで、此方へ来る。私が張り裂けそうだ。今度は私の腰に充てていた手の力を強め、より奥へ、これでもかと言う程進もうとする。そろそろだ。もう一度こっちへ来る。絶対抜かさせない。最後の力でだいしゅきホールド展開。
そのまま足の力で上体を倒させ、上半身を抱き締め、再び唇を奪い、舌を入れて、胸を押し付けながら、だいしゅきホールドの脚を一旦緩めて、それまでを軽く凌駕する、強い力で、もう一度だいしゅきホールドを展開する。
「"ドビュー"」
射精た。相当量出た。私は、腟内に出てる間は、絶対にだいしゅきホールドを緩めなかった。脚が痛くなった事から、かなり長い時間出し続けられていたと思う。最高の時間だった。私がこの世界で誰よりも愛する人に、これ以上無い程の愛を示してもらえた。これで子供が出来れいれば、出来てくれていれば、それは本当に愛の結晶だ。
私の知る限り、彼はあの日以来、ただの1回さえもオナニー、マスターペーション、つまり自慰行為をしていないのでは無いかと思う。
それが意味する事は、つまり、7年分の愛情が、濃い精液が、私に、私の腟内に、射精された、注がれた。
これで子供が出来ない方がおかしいだろう。
子供には、死んだ弟と妹に私がつけた名前をつけようか。いや、流石に不謹慎だ。思い出せる、名残がある程度の名前をつけてあげよう。
漸くして、出終わった。
だがここからだ。
私は今度はまたひっくり返り、躰を密着させながら、まだ敏感な身体を動かし、2回戦を開始した。
今日は貴方を、寝かしはしない。
哀嬢に続く。
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私に悪戯もしたけれど、とても優しく接してくれた。
一緒にお風呂に入るか?と誘ってくれたし、私の初めてを奪った時も、痛くないか?と心配してくれた。
あれからかなり経った。私もかなり成長した。
私も既に高校生になった。とは言え、まぁ高校に通ってないので高校生では無いから正確には違うのだろうけれど。。どんなに通いたくても通えない。それでも、今の私は幸せだ。とても幸せだ。そう言える。同棲してる相手が幼い時に、私の初めてを奪った相手だとしても、それでも私は幸せだと言いきれる。あの家に居続けるよりは余っ程マシだ。今もあの家に居たならば、私はきっと今生きていない。だから私はオジさんにとても感謝している。元々か、私に気を遣ってか、私は知らないけれど、オジさんはタバコも吸わないし、アルコールも全く嗜まない。それだけで私はもう幸せなのである。事実上の嫁、妻か、そう思うけれど、いやこれはよく言い過ぎなのかも知れない。
オジさんは今の私には全然興奮してくれない。精々家政婦と言った所か。このまま私を娶って欲しいものだが、きっとそんな事は無いだろう。今すぐにでも出て行って欲しい、と思っていてもおかしくないだろう。
例えオジさんが私を寵愛していてもそもそも私を娶れない。私はもう死んでいる。生きているのに死んでいる。血が通っているのに、死んだ事になっている。生きた屍とでも言うのだろうか。私は屍生人〈ゾンビ〉か吸血鬼〈 ヴァンパイア〉か。いや、私はそんな大した者ですら無い。私は親に殺された。社会的に殺された。私の戸籍は7年程前に消えている。あの家が嫌で飛び出した私の戸籍はもう、無い。存在しない。だから婚姻届等到底出せないし、保険にも入れない。親の話をオジさんにした時、オジさんは泪を流していた。私の為に泪を流してくれたのだ。そして私の戸籍が死亡した事になっていた事を教えてくれた。その瞬間には私は泪が出なかった。私が泪を流したのはそれから、1時間が経った後だった。オジさんは心配して私に優しい声を掛けてくれたが、私はそんな事では泣かなかった。いや、その事で泣いたという事に変わりはなかったのだが、そういう意味で泣いたのでは無かった。
私は、あの親から完全に棄てられた事がとても嬉しくて泣いたのだった。激しく笑いながら激しく泣いた。正直、あの日、というかあの頃の私は狂ってた。
その日、完全に、私はそれ迄の自分を棄てた。
自分の全てを打ち明けた私を、オジさんはとても優しく抱き締めてくれた。
実は自分に幼女趣味がある事を、それ故に私を拾ってくれた事を、オジさんも教えてくれたのだった。
不思議とショックは無かった。
それ程にまで、あの家との縁が完全に切れた事が嬉しかった嬉しくて堪らなかった。
いつもはベットの両端に離れて寝てた私達だったのだが、その夜は、私はオジさんの横にくっ付いていった。
向こうを向いていたオジさんの背中に、まな板とも言える絶壁な、無い胸を押し付け、首に腕を回し、「こっち来てよ」と、ベットの真ん中に誘った。一緒に寝て欲しいとオジさんに抱き着いた。
「オジさん大好き。」とオジさんの唇を奪った。
私は続いて、舌も入れた。
オジさんは驚いたようだが私を優しく抱き締めてくれた。
オジさんは魅羽みたいな子が大好きな変態なんだぞ?と躰を離し、私に注意した。
でも逆に、私にそんな心配をしてくれた事さえも私は嬉しくて余計にくっついた。
短い脚でオジさんのズボンを降ろし、パンツを降ろした。
短い脚でオジさんの魔羅を弄んだ。今思えば全然良くなかっただろうが、オジさんは既にビンビンだった。それからオジさんは私にキスをし押し倒したのだった。
オジさんは押し倒した私に、「本当にいいのかい?」と尋ねた。
私は何も答えずに、来ていた服を脱ぐ。
それが答えだった。
肌着とパンツだけになり私は肌着を脱いだ。
押し付ける胸も無いのだ。
ブラジャー等していない。
そしてパンツも脱いだ。
オジさんはなにかを決意したかのように私の躰を触り始めた。
オジさんと過ごす中でそれまでの生活で荒れ果てていたのが治ってきた顔を撫で、散髪してもらって綺麗になった髪を梳き、幼く性長する前の無い胸を揉み、何も生えてない脇から骨盤がまだ未形成の腰ら辺まで撫で、安産型では勿論無い尻を掴み、まだ形作られる前の股を指でなぞった。
私は既に濡れていたらしく、オジさんは私の膣内に魔羅を挿入しようとしていた。
その瞬間急に親と同じ様になってしまうのでは無いかと怖くなったが、オジさんへの恋心に似た何かが上回り、良いよ。と挿入を認めた。
オジさんの魔羅が私の狭い入口を突き破り、処女膜を破り、全然発達していない子宮の入口へと辿り着いた。痛かった。身体の中心を引き裂かれる様な痛みと言う表現があるがまさしくそれだった。オジさんは少しづつ進める度に痛くない?大丈夫?と、声をかけてくれた。痛いけど大丈夫と返した。実際激痛と共に快楽があった。
オジさんはゆっくり動き始めた。
上半身で私を抱きしめ、それでいて潰れない様に躰を浮かしながらゆっくり腰を動かし始めた。私の躰を激痛が襲う。もう激痛でそれ以上の上書きは無いかと思ったが想像以上だった。今でも思い出せる。痛みが増してき何も考えられなくなる。でも私が何も考えられなくなったのは痛みと他にそれ以上に幸せだったからだ。私を必要としてくれる人が居て、母親と同じ様に愛してくれている。大人としてと言うとオジさんの性癖に反してしまうので違うのだろうが、1人の女性として愛される事に私は悦びを感じていたのだと思う。ゆっくり動いていたオジさんが速度を上げた。狭い入口からこじ開けて入って来た魔羅が私の躰を突き抜ける。ミチミチと音がして、ギシギシとベッドが軋み、今度こそ痛みの上書きはなかった。快楽に身を任せ、私も少しながら動いた。オジさんの動きと逆向きに。オジさんが上の方に進めば私は下に。下に戻れば私は上に。私が初体験で、しかも未成熟だったからだろう。外れることは無かった。それからオジさんは私の中が摩擦で痛みというより痒さが襲って来た頃にもう無理と引っこ抜こうとした。でも私はどうせ子供は未だ作れない。大嫌いな母親が色んな男にやっていた行動に移る。脚を腰に回す。子供の力だから普通はだいしゅきホールドなんざ速攻で解けるだろう。ただオジさんは私を潰してしまわない様に躰を浮かせていた。オジさんは私の中にぶちまけた。
私はあの日、成長したのだと思う。あぁこんなにも気持ち良いのかと親の気持ちがわかった。幼い躰ながら痛感した。でもだからこそ親の気持ちが分からなかった。母親は何故色々な男と関係を持ち、育てずに殺すのに次々と子供を作るのか。考えても考えても分からなかった。オジさんが幼女として以外、私をどう思っていたかは分からないが、私はオジさんに特別な感情を感じていた。今のそれは変わらない。あの日以来オジさんは私を犯したことも、私とヤった事も無い。一緒にお風呂に入る事はあったが、それも半年ほどだった。
私が初潮を迎えた時はきちんと生理ナプキンも与えてくれて、私の無い胸が育って来るとブラジャーを買いに連れて行ってくれ、買ってくれた。時間がある時はご飯を作ってくれ、夜寂しいと一緒に寝てくれた。私はもうちっとも幼くない。でもオジさんは私をここまで育ててくれた。オジさんはもう私のお父さんの様な存在になってしまった。オジさんに、お父さんと呼んでもいいかと尋ねたが、娘を犯す人間を父親とは呼ばないだろうと拒否された。あの日以来オジさんは私を気遣って大事にしてくれた。居場所を与えてくれたオジさんに私が出来る事は帰る場所を護る事だろうか。今日も私はオジさんの帰りを待っている。
オジさん。私の事嫌い?
思い切って聴いてみた。
オジさんは私に嘘を付かない。
オジさんは、「好きだよ。最近魅羽を見てるとムラムラする。だから近づかないでくれないかな。」と、ベットに入ろうとする私を追い出そうとした。
私は嬉しかった。
自分が必要とされている事がわかって。
だからベットに入った。
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でも私はやめない。昔同様首に腕を廻し、胸を押し付け、脚を脚の間に挟んだ。
そしてオジさん無理矢理移動させる。
オジさんを押し倒し、躰を重ねる。唇を奪い、舌を入れる。オジさんは抵抗しようとしたが途中で諦め、力を抜いた。
私が唇を離した途端話し掛けてきた。
魅羽は、母親がやった事を繰り返そうとしてるんだぞ。
そう言われたが私は否定した。
私は誰にでも股を開いたりしないし、胸を押し付けたりしない。私を救ってくれた恩人のオジさんだからやるんだ。
そう言ってオジさんのTシャツを強引に脱がした。
オジさん、私は自分の子供を殺すなんてこと絶対しないし見棄てない。絶対に育てる。だからデキても良いから私を抱いて。
私は言い放ち、自分のTシャツを脱いだ。自分でも中々と思う胸が揺れた。跨ったオジさんの下半身を脱がせ、私も脱ぐ。
ねぇオジさん、私、親を見てて口にソレを入れるのだけは気持ち悪いと思ってたからしたくないんだけどいいよね?と、私は聞いた。
オジさんは俺にそんな事出来る資格は無いと言った。
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私は胸を魔羅から離し、オジさんに抱きついた。オジさんが私の胸を弄ってくれる。私もオジさんを撫で始めた。もうビショビショの私と既にビンビンなオジさんなので、シックスナイン等必要無くすんなりと入った。オジさんを跨いで私が上だ。やはり痛い。激痛が走る。だが昔以上に快感が上回る。自己修復で処女膜も復活したのか、股からたらりと血が流れる。2度目の破瓜か。気持ちが良い。中途半端で自分を認める為の破瓜、今回は相手を受け入れ子を宿す覚悟の上での破瓜だ。私は抑えられず溢れ出る喘ぎ声と共に上下運動を開始する。喘ぎ声以上に愛液が溢れどんどん速度が上がっていく。やはり昔は痛みが上回っていたのか。
と、突然オジさんが上半身を起こした。
私の肩を抱き、キスをする。私はそのまま身を倒した。ひっくり返され、抱きしめられる。
躰を密着させたまま、オジさんは激しく蠢動する。
私は激しく動くオジさんに任せて動きを止める。昔は動けたが今はその余裕は無い。
魅羽。
自分が名乗った名前を呼ばれ、私は余計に動けない。
匠真さん。
今まで1回も呼んだことのない彼の名前を呼んだ。
躰は匠真さんに任せっぱなしだが私も何もしていない訳では無い。私は動けないが、私の身体が何もしていないわけではない。膣内がキュンキュンと、どんどん締まっていく。匠真さんの魔羅を離さないようにどんどん狭く狭くなって行く私の膣内。快楽を超えて、潮を吹いた。あの頃には絶対に出来なかった。ベットが軋みっぱなしだ。またどんどんキツくなっていく。
捕まえた。私はそう感じた。離さないし、離せない。膣内はどんどん狭くなっていくのに魔羅はどんどん膨らんでいく。張り裂けそうだ。私の身体はもう小さくない。身体も大きくなり力も強い。物理的にも成長しているのだ。匠真さんの体重を身体で充分支えられる。だがら今日は匠真さんも本気で愛し合える。だから絶対に抜かせはしない。子宮に出して貰う。
私を孕ませて。
耳元で囁いてみる。
ただでさえかなり早かった蠢動がより早くなった。私もいよいよ限界だ。もう何も考えたくない。考えられない。匠真さんもそろそろ絶頂かな。
脇の下を通って匠真さんの背中で合わせていた手をより強く握り締める。
匠真さんの躰を自分の胸により密着させる。乳が痛い。ノーブラで擦れた乳首の先が匠真さんによって押し潰される。上半身を固定されたことにより下半身が、股間部がより大きな運動を出来るようになる。額を汗が滴るが、もはや気にならない。汗も愛液も唾液も色々混ざってシーツはもうビショビショというよりグショグショだまた速度が上がり、膣内がもっと締まり狭くなる。張り裂けそうな魔羅がまだ拡張する。締まり狭くなった事により私も動ける様になる。昔のように、匠真さんの前後運動に反する前後運動、後前運動とでも言うのか。2倍に増幅された前後運動はより速度を上げ、そろそろゴールを迎えそうだ。
匠真さんが上体を起こした。
あと5回持つだろうか。匠真さんがこちらに来、離れて行く、近ずき今度は背中を逸らし、股間部を前に押し出す。背中を戻す反動で今度は強く引き、その勢いで、此方へ来る。私が張り裂けそうだ。今度は私の腰に充てていた手の力を強め、より奥へ、これでもかと言う程進もうとする。そろそろだ。もう一度こっちへ来る。絶対抜かさせない。最後の力でだいしゅきホールド展開。
そのまま足の力で上体を倒させ、上半身を抱き締め、再び唇を奪い、舌を入れて、胸を押し付けながら、だいしゅきホールドの脚を一旦緩めて、それまでを軽く凌駕する、強い力で、もう一度だいしゅきホールドを展開する。
「"ドビュー"」
射精た。相当量出た。私は、腟内に出てる間は、絶対にだいしゅきホールドを緩めなかった。脚が痛くなった事から、かなり長い時間出し続けられていたと思う。最高の時間だった。私がこの世界で誰よりも愛する人に、これ以上無い程の愛を示してもらえた。これで子供が出来れいれば、出来てくれていれば、それは本当に愛の結晶だ。
私の知る限り、彼はあの日以来、ただの1回さえもオナニー、マスターペーション、つまり自慰行為をしていないのでは無いかと思う。
それが意味する事は、つまり、7年分の愛情が、濃い精液が、私に、私の腟内に、射精された、注がれた。
これで子供が出来ない方がおかしいだろう。
子供には、死んだ弟と妹に私がつけた名前をつけようか。いや、流石に不謹慎だ。思い出せる、名残がある程度の名前をつけてあげよう。
漸くして、出終わった。
だがここからだ。
私は今度はまたひっくり返り、躰を密着させながら、まだ敏感な身体を動かし、2回戦を開始した。
今日は貴方を、寝かしはしない。
哀嬢に続く。
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