新世界の支配者

絢麗夢華。

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一章:新時代の幕開け

新時代の始まり

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「これより、政府は全面的に効率を優先し、可能な範囲において産業機械の導入による業務を推奨し、また政府内でも行う事を発表致します。」

テレビの中で、政治家が遅れた事を言っている。
業務の機械化?既に現社会の何割が行っているか、考えた事が無いのだろうか?馬鹿馬鹿しいにも程がある。
実際、人の手で行う方が良い作業なんて数%だろう。果たして1%を超えるかも怪しい。
合理性と道徳性を天秤にかける様な事だけ人の手で行えば良い。何故、そんな簡単な事にも気が付かないのだろう。

仕事に就く人口なんてほんのひと握りで済む、素晴らしい時代じゃないか。
社会的に困るということも無くなるから、無駄に学校にだって通う必要が無い筈だ。買い物で困らない様に、足し算と引き算が出来ればそれでいい。いや、多分そのうち勝手に代金を計算してくれるアプリケーションでも出てくるであろうから、それすら必要の無くなる時代が来るかも知れない。そういう先進的な考えを持つ技術者だけが新しい職業に就けばいい。それ以外は必要ない。人々はもっと自由に生き、新しい生き方を満喫すればいいのだ。
時間に縛られて、社会に押し潰される必要なんて、どこにもないではないか。
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