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346 誘い出し
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ウォータージェットと土魔法で穴を拡張。あとは人海戦術でしてなんとか通れるようにした。
予想通り、三日で開通。オレ、ゴブリン駆除より土木会社を経営したほうが成功すんじゃね?
なんて妄想は寝る前でいい。まずはこの先を調べねばならぬ。
「ロンダリオさん。お願いします」
調べねばならぬとか言っておいてなんですが、東の洞窟でゴブリンが出始めたと連絡がきたのだ。
まさかこちらの騒ぎに東へ移動したか? よくわからないが、手に終えないと言うのでオレらも東の洞窟に移るとする。
「ああ、任せろ」
頼りになる言葉を受けて地上に向かった。
やはり東の洞窟に移ったのか、地上に出るまでゴブリンに出会うことはなかった。ただ、ここから飛び出したゴブリンが数十匹いたようで、東拠点(村)はちょっと騒がしくなっていた。
「マイセンズの砦から人を出す。あんたらは作業を続けてくれ」
ラダリオンがマイセンズの砦にやってきた。飛び出したのはラダリオンにやらせるとしよう。
まずはマイセンズの砦に戻り、シエイラや職員たちと情報共有をし、一っ風呂浴び、装備を換えてから東の洞窟に向かった。
「……また雪か……」
積もりそう勢いで降ってくる。また雪かきに苦労しそうだ。
ヒートソードは、オレ、ラダリオン、ミリエル、ビシャが持っている。このまま雪が降り続けるならオレのをミサロに渡すか。コラウスの流通も滞ると困るしな。
東拠点に到着したら休憩にし、ホームに入ってヒートソードをミサロに渡し、久しぶりにMP-9を装備することにした。
東拠点に到着する頃には雪が足首まで積もっており、降る勢いは止みそうもなかった。
「次出てきたときは二メートルくらい積ってそうだ」
「マスター」
と、東洞窟の情報を持ってきてくれたアリサとカインゼルさんたちがいた。
「ご苦労様です。外に出てたんですね」
「ああ。ゴブリンがいきなり出てくるようになったんでな、安全を考えて出てきた。弾薬も心もとなくなってきたからな」
「かなり出たみたいですね」
報酬額を確認したら三十万円近く増えていた。軽く二百匹以上は出たのか。そりゃ、安全を考えて出てくるわな。
「ああ。まだまだ出てきそうな勢いだ」
「それなら外に誘き出しますか。こちらに逃げてくるように誘導したらロンダリオさんたちの探索も楽になるでしょうからね」
たくさんいればたくさん稼げるが、狭い洞窟より広い地上に出てきてくれたほうが楽だ。片付けも楽だしな。
「そうだな。それならわしらも楽だ。洞窟の中にいるのは気が滅入るからな」
まあ、洞窟探検が好きってんなら一日籠っていても平気だろうが、普通のヤツには半日でも辛いものだ。何日も洞窟に籠ってられるロンダリオさんが変なのだ。
「では、まずは大空間に処理肉をばら撒いて、地上に誘導しましょう」
カインゼルさんたちには休息をしてもらい、オレらで大空間に向かった。
「ビシャ、メビ、処理肉を出したらばら撒いてくれ。ゴブリンが現れたら攻撃して構わないから」
二人に任せてホームに入った。
玄関にはミリエルがいて、ハンドキャリーに段ボールを積んでいた。どした?
「館に男爵の奥様方がやってきて、夫人からわたしにも参加して欲しいとお願いされてしまったんです」
「この雪でか?」
「雪ですか? こちらは雨ですよ」
二十キロも離れてないのに天気が違うのかよ。遠くに見える山から吹いてきてるのか?
「なら、そのうちそっちも雪になるかもしれないな。こっちは足首まで積もったよ。もし、帰れなくなるほど積もったら巨人たちに橇を作ってもらって引いて帰ってもらえ。巨人たちには報酬に酒を出すから」
「わかりました。あと、夫人が化粧品や石鹸を男爵の奥様方に配りたいそうです」
「そこはミリエルに任せる。こっちはゴブリンを誘き出す作戦で忙しくなると思うからさ」
何匹出てくるかわからない。また千匹とか出てきたら片付けだけで三日はかかるだろうよ。
「わかりました。奥様方が帰ったらマイセンズに向かいます」
「ああ。わかった。頼むよ」
処理肉を五十キロ買い、ダストシュートから外に出した。
窓から覗いて処理肉が退けられたら外に出て、オレも大空間に処理肉をばら撒いた。
「ビシャ。処理肉を焼いてくれ」
「了ー解」
ヒートソードを抜き、ばら撒いた処理肉を焼いていくと、大空間に焼けた肉の匂いが満ちてきた。
「よし、下がるぞ」
二人を先にいかせ、地上に続く穴の前にも処理肉をばら撒いた。
「さあ、どんどん集まってこいよ」
奥から微かにゴブリンの鳴き声がしてきたので、地上までいっきに駆けた。
カインゼルさんたちやエルフも集まっており、臨戦態勢バッチリであった。てか、気が早いな。まだ出てくるまで時間があるよ。
「カインゼルさん。指揮をお願いします。オレはシエイラや職員たちを連れてきますんで」
「先にやっていても文句は言わんでくれよ」
「構いませんよ。一匹残らず駆除してください。あ、暖かくしててくださいよ。風邪引いたら戦線離脱させますからね」
「アハハ! わかっとるよ。ホットウイスキーでも飲んで待っとるさ」
それもどうかと思うが、ここには三十人もいる。しかも、ほとんどが銃を装備している。酷く酔ってなければ問題なかろうよ。
いい感じに積もってくれたので、スノーモービルを出してマイセンズの砦に向かった。
予想通り、三日で開通。オレ、ゴブリン駆除より土木会社を経営したほうが成功すんじゃね?
なんて妄想は寝る前でいい。まずはこの先を調べねばならぬ。
「ロンダリオさん。お願いします」
調べねばならぬとか言っておいてなんですが、東の洞窟でゴブリンが出始めたと連絡がきたのだ。
まさかこちらの騒ぎに東へ移動したか? よくわからないが、手に終えないと言うのでオレらも東の洞窟に移るとする。
「ああ、任せろ」
頼りになる言葉を受けて地上に向かった。
やはり東の洞窟に移ったのか、地上に出るまでゴブリンに出会うことはなかった。ただ、ここから飛び出したゴブリンが数十匹いたようで、東拠点(村)はちょっと騒がしくなっていた。
「マイセンズの砦から人を出す。あんたらは作業を続けてくれ」
ラダリオンがマイセンズの砦にやってきた。飛び出したのはラダリオンにやらせるとしよう。
まずはマイセンズの砦に戻り、シエイラや職員たちと情報共有をし、一っ風呂浴び、装備を換えてから東の洞窟に向かった。
「……また雪か……」
積もりそう勢いで降ってくる。また雪かきに苦労しそうだ。
ヒートソードは、オレ、ラダリオン、ミリエル、ビシャが持っている。このまま雪が降り続けるならオレのをミサロに渡すか。コラウスの流通も滞ると困るしな。
東拠点に到着したら休憩にし、ホームに入ってヒートソードをミサロに渡し、久しぶりにMP-9を装備することにした。
東拠点に到着する頃には雪が足首まで積もっており、降る勢いは止みそうもなかった。
「次出てきたときは二メートルくらい積ってそうだ」
「マスター」
と、東洞窟の情報を持ってきてくれたアリサとカインゼルさんたちがいた。
「ご苦労様です。外に出てたんですね」
「ああ。ゴブリンがいきなり出てくるようになったんでな、安全を考えて出てきた。弾薬も心もとなくなってきたからな」
「かなり出たみたいですね」
報酬額を確認したら三十万円近く増えていた。軽く二百匹以上は出たのか。そりゃ、安全を考えて出てくるわな。
「ああ。まだまだ出てきそうな勢いだ」
「それなら外に誘き出しますか。こちらに逃げてくるように誘導したらロンダリオさんたちの探索も楽になるでしょうからね」
たくさんいればたくさん稼げるが、狭い洞窟より広い地上に出てきてくれたほうが楽だ。片付けも楽だしな。
「そうだな。それならわしらも楽だ。洞窟の中にいるのは気が滅入るからな」
まあ、洞窟探検が好きってんなら一日籠っていても平気だろうが、普通のヤツには半日でも辛いものだ。何日も洞窟に籠ってられるロンダリオさんが変なのだ。
「では、まずは大空間に処理肉をばら撒いて、地上に誘導しましょう」
カインゼルさんたちには休息をしてもらい、オレらで大空間に向かった。
「ビシャ、メビ、処理肉を出したらばら撒いてくれ。ゴブリンが現れたら攻撃して構わないから」
二人に任せてホームに入った。
玄関にはミリエルがいて、ハンドキャリーに段ボールを積んでいた。どした?
「館に男爵の奥様方がやってきて、夫人からわたしにも参加して欲しいとお願いされてしまったんです」
「この雪でか?」
「雪ですか? こちらは雨ですよ」
二十キロも離れてないのに天気が違うのかよ。遠くに見える山から吹いてきてるのか?
「なら、そのうちそっちも雪になるかもしれないな。こっちは足首まで積もったよ。もし、帰れなくなるほど積もったら巨人たちに橇を作ってもらって引いて帰ってもらえ。巨人たちには報酬に酒を出すから」
「わかりました。あと、夫人が化粧品や石鹸を男爵の奥様方に配りたいそうです」
「そこはミリエルに任せる。こっちはゴブリンを誘き出す作戦で忙しくなると思うからさ」
何匹出てくるかわからない。また千匹とか出てきたら片付けだけで三日はかかるだろうよ。
「わかりました。奥様方が帰ったらマイセンズに向かいます」
「ああ。わかった。頼むよ」
処理肉を五十キロ買い、ダストシュートから外に出した。
窓から覗いて処理肉が退けられたら外に出て、オレも大空間に処理肉をばら撒いた。
「ビシャ。処理肉を焼いてくれ」
「了ー解」
ヒートソードを抜き、ばら撒いた処理肉を焼いていくと、大空間に焼けた肉の匂いが満ちてきた。
「よし、下がるぞ」
二人を先にいかせ、地上に続く穴の前にも処理肉をばら撒いた。
「さあ、どんどん集まってこいよ」
奥から微かにゴブリンの鳴き声がしてきたので、地上までいっきに駆けた。
カインゼルさんたちやエルフも集まっており、臨戦態勢バッチリであった。てか、気が早いな。まだ出てくるまで時間があるよ。
「カインゼルさん。指揮をお願いします。オレはシエイラや職員たちを連れてきますんで」
「先にやっていても文句は言わんでくれよ」
「構いませんよ。一匹残らず駆除してください。あ、暖かくしててくださいよ。風邪引いたら戦線離脱させますからね」
「アハハ! わかっとるよ。ホットウイスキーでも飲んで待っとるさ」
それもどうかと思うが、ここには三十人もいる。しかも、ほとんどが銃を装備している。酷く酔ってなければ問題なかろうよ。
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