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本編後ストーリー
恋愛初心者
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私はトーマの部屋を飛び出して、ミランダの部屋へ直行した。
「どうしたの?」
「夜遅くにごめん。少しミランダに聞きたい事があって……」
「そんな事、気にしなくていいわよ。」
ミランダは私を抱えて、ソファーに座らせてくれた。
「で、トーマと何かあったの?」
「どうしてトーマが出てくる?」
「そんな真っ赤な顔して、気付かれないと思った?」
そんなに解りやい顔してるのかな。恥ずかしい。
「トーマの事っていうか、その……」
「何?」
「女性から口づけするのって、はしたないのかな……」
「プッ、クククッ」
私の話しを聞いて、ミランダが吹き出した。
「ミランダ、私は真剣なのよ……」
「ごめんごめん。想像以上に可愛い質問だったから。」
「可愛くないわよ。」
「何?口づけしたいの?」
「……既に、してしまったの。」
「それは、喜んでたでしょ?」
「すぐに逃げ出したから、反応を確認する暇もなかったわ。すごく怒ってたらどうしよう。」
「怒るわけないでしょ。」
「でも、『トーマ様は女性に言い寄られるのにうんざりしてた』って、マイセンが言ってたのよ。」
「まぁ……見てて引くくらい、女が群れてたからね。『未婚の侯爵』なんて、飢えた肉食獣の中に放り込まれた餌のような物だし。」
「ミランダは、その様子を見た事があるの?」
「ええ、欲丸出しで追いかけられたら、私でも逃げるわよ。」
やっぱり、女性の方から近寄られるのがトラウマなっている可能性があるよね。嫌われる行動の1つかもしれない。
「口づけなんて、するんじゃなかった……」
「あの女達とルーナは違うでしょう。」
「でも、貴族女性のルールみたいな、そんなのがあるかもしれないよね。」
トーマは私と違って、貴族として礼節を重んじてそうだし。
「別に公式の場でなければ、問題ないわよ。家の中で夫婦がどんな風に過ごしてても、気にする事ないじゃない。」
そうだといいけど。
「恋愛結婚なんて夢見てなかったし、男に適当に身を任せればいいのだと思っていたけど、トーマ相手だと色々考えてしまって、何だか簡単じゃないの。変な事をして、嫌われたくないし……」
「『トーマの事を好きだ』と、私にアピールされてもね。」
「してないわよ。」
「そう?『トーマは特別だ』って言ってるようにしか聞こえないけど。」
「……」
恥ずかしいけど、その通りだわ。
「たかが口づけ1つでルーナを嫌うような男なら、母親の大切な薔薇園を無茶苦茶にした時点でアウトでしょ。」
「あれは、子供の頃の悪戯だし……」
「私なら薔薇園の悪戯の方を気にするけど。」
「……」
「もし不安なら、ノートに書いてみればいいじゃない。その為のノートでしょ」
「うん」
過ぎた事を悩んでても仕方がないし、ノートに書いてみよう。
……そのノートは今、トーマが持ってるんだけどね。
「どうしたの?」
「夜遅くにごめん。少しミランダに聞きたい事があって……」
「そんな事、気にしなくていいわよ。」
ミランダは私を抱えて、ソファーに座らせてくれた。
「で、トーマと何かあったの?」
「どうしてトーマが出てくる?」
「そんな真っ赤な顔して、気付かれないと思った?」
そんなに解りやい顔してるのかな。恥ずかしい。
「トーマの事っていうか、その……」
「何?」
「女性から口づけするのって、はしたないのかな……」
「プッ、クククッ」
私の話しを聞いて、ミランダが吹き出した。
「ミランダ、私は真剣なのよ……」
「ごめんごめん。想像以上に可愛い質問だったから。」
「可愛くないわよ。」
「何?口づけしたいの?」
「……既に、してしまったの。」
「それは、喜んでたでしょ?」
「すぐに逃げ出したから、反応を確認する暇もなかったわ。すごく怒ってたらどうしよう。」
「怒るわけないでしょ。」
「でも、『トーマ様は女性に言い寄られるのにうんざりしてた』って、マイセンが言ってたのよ。」
「まぁ……見てて引くくらい、女が群れてたからね。『未婚の侯爵』なんて、飢えた肉食獣の中に放り込まれた餌のような物だし。」
「ミランダは、その様子を見た事があるの?」
「ええ、欲丸出しで追いかけられたら、私でも逃げるわよ。」
やっぱり、女性の方から近寄られるのがトラウマなっている可能性があるよね。嫌われる行動の1つかもしれない。
「口づけなんて、するんじゃなかった……」
「あの女達とルーナは違うでしょう。」
「でも、貴族女性のルールみたいな、そんなのがあるかもしれないよね。」
トーマは私と違って、貴族として礼節を重んじてそうだし。
「別に公式の場でなければ、問題ないわよ。家の中で夫婦がどんな風に過ごしてても、気にする事ないじゃない。」
そうだといいけど。
「恋愛結婚なんて夢見てなかったし、男に適当に身を任せればいいのだと思っていたけど、トーマ相手だと色々考えてしまって、何だか簡単じゃないの。変な事をして、嫌われたくないし……」
「『トーマの事を好きだ』と、私にアピールされてもね。」
「してないわよ。」
「そう?『トーマは特別だ』って言ってるようにしか聞こえないけど。」
「……」
恥ずかしいけど、その通りだわ。
「たかが口づけ1つでルーナを嫌うような男なら、母親の大切な薔薇園を無茶苦茶にした時点でアウトでしょ。」
「あれは、子供の頃の悪戯だし……」
「私なら薔薇園の悪戯の方を気にするけど。」
「……」
「もし不安なら、ノートに書いてみればいいじゃない。その為のノートでしょ」
「うん」
過ぎた事を悩んでても仕方がないし、ノートに書いてみよう。
……そのノートは今、トーマが持ってるんだけどね。
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