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登場人物(登場人物の名前を忘れた時に、読んでください)
しおりを挟むアルテ・フォン・アルムガルト・・・・前世の記憶を持つ、アルムガルト侯爵家の令嬢。青紫色の髪に、緑の目を持つ。原作の〝花畑の聖女〟を序盤までしか読んでいないため、断片的な情報しかもっていない。高位の神獣を使役できるほどの魔力を持っている。原作では嫁ぎ先のファンクハウザー家で、先々代の当主のハインリッヒに鞭で虐待されて、心を病み、ラストボスとして、処刑される運命だった。
アリアドナ・フォン・ヴュートリッヒ・・・・アルテと同じく、前世の記憶を持つ、三大侯爵家の一つ、ヴュートリッヒ侯爵家の令嬢。艶やかな黒髪に緑の目を持つ。原作を何度も読みこむほどの熱心なファンだったが、一方で主人公のシュリアを「お花畑女」と呼び、嫌っていた。原作の続きを知っていることを利用して、原作のシュリアの立場を乗っ取る。その上、様々な国難を意図的に引き起こして、それを解決したように見せかけることで、偽りの聖女になろうとしている。
ヨルグ・・・・モルゲンレーテ皇国の第二皇子で、金髪碧眼。皇祖と同じ銀髪、赤い瞳にこだわる皇帝によって皇位継承権を剥奪され、庶子に落とされる。そのせいで抑圧された幼年期を過ごす。成長すると乱暴なふるまいが目立つようになり、そのため乱暴者の烙印を押されてしまう。言動は確かに乱暴だが、一方で頭はよく回り、冷静沈着な一面も持つ。
クリストフ・フォン・バウムガルトナー・・・・三大侯爵家の一つ、バウムガルトナー侯爵家の当主で、原作ヒロインのシュリアの父親。灰色の髪に灰色の目、長身で眼鏡をかけている。前世の記憶を取り戻したのがかなり遅かったため、アリアドナに後れを取り、バウムガルトナー家を弱らせてしまう。記憶を取り戻して以降は、物語の軸を元に戻すべく、奔走する。
シュリア・フォン・バウムガルトナー・・・・クリストフの娘で、原作のヒロイン。桃色の髪に青い瞳、高い治癒力を持つ美少女。ヒロインにふさわしい純粋で優しい性格で、アルテにはかなり好意的。
ディートマル四世・・・・モルゲンレーテ皇国の、十四代目の皇帝で、ヨルグの父親。モルゲンレーテでは髪のように崇められている皇祖の力を取り戻したくて、皇祖と同じ特徴を持つ子供にこだわる。望み通りの子供を授かるため、結婚と離婚を繰り返し、その過程で大勢の人を不幸にした。
ボリス・フォン・ヴュートリッヒ・・・・ヴュートリッヒ家の当主。アリアドナとは血の繋がりはないが、彼女のことを使える駒として重宝している。強欲で商才はあるが、思考や行動が短絡的なため、アリアドナと出会う前は、成り上がることができなかった。アリアドナの力を頼りつつ、金遣いが荒く生意気な彼女のことをあまりよく思っていない。
バルドゥール・・・・バウムガルトナー家お抱えの闇組織、ヴォルケのリーダー。もとはクリーガーという貴族の子息だったが、親戚であるヴュートリッヒ家に無実の罪をでっちあげられた上に、両親は処刑、家門を潰された挙句、財産まで奪われてしまった。妹ともども路頭に迷っていたところを、クリストフに拾われる。そんな経緯から、クリストフとシュリアに忠誠を誓う一方、復讐のためにボリスとアリアドナの命を狙っている。
ギュンター・フォン・フックス・・・・南部の大貴族フックス侯爵家の当主で、ダミアンやベルントの母親の兄。フックス家は長年にわたり、南部産の酒の流通を牛耳っていたため、今では莫大な資産家になっている。農奴を家畜のように扱い、搾取する人物だったため、彼が権力を持った弊害として、南部の労働者達は過労死するほど酷使されている。
ジャコブ・フォン・ファンクハウザー・・・・アルテの最初の結婚相手。家督と爵位を継いで当主になったのに、引退したはずの祖父に頭が上がらず、愛人のクロエを邸宅でのさばらせ、アルテを苦しめる。そればかりか、アルテが暴力的な祖父に虐待されていることを知りながら、見てみぬふりをする。
ニーナ・・・・アリアドナの取り巻きの一人。純粋にアリアドナを慕っているわけじゃなく、アリアドナのそばにいたほうがいじめに加担できるという計算から、彼女のご機嫌をうかがっている。弱い者はいじめ、強い者には媚びるという典型的ないじめっ子タイプ。
コルネリウス・・・・第一皇子。母方の実家は、教皇の親戚でもあるバルシュミーデ。信仰深い母親から生まれ、皇帝である父親に捨てられた影響から、やや気難しい性格に育つ。金髪に青い目。
ダミアン・・・・第三皇子。母方の実家は、南部の大貴族フックス。皇帝が望む銀髪赤目だったため、皇太子の地位を与えられたが、治療困難な遺伝性の疾患を持っているため、長い間臥せっている。
ベルント・・・・第四皇子で、ヨルグの異母弟。第三皇子ダミアンとは母親が同じ。ヨルグのように庶子に落とされることなく、正式な皇子として育てられる。高貴な生まれなため、まわりの人間を見下していて、高圧的。民衆が思い描く嫌な貴族そのものの性格をしている。
フィリップ・・・・第五皇子。ヨルグの異母兄弟で、表面的には好青年に見えるものの、その実かなり陰湿な性格。アリアドナにぞっこんで、彼女のことを聖女だと信じきっている。
フロレンツィア・フォン・クロイツェル・・・・ヨルグの母親で、二番目の皇后。クロイツェル家の令嬢で、銀髪の美しい女性だったが、ディートマルに離婚を突きつけられたこと、ヨルグが庶子に落とされたことで運命が狂う。息子を皇太子にするというクロイツェル家の期待に応えられなかったことで、彼女は実家で親子ともども冷遇されることになる。
アルホフ・・・・ヨルグに忠誠を誓ったクロイツェルの騎士。クロイツェルの番犬と呼ばれている。護衛もつけずにで個人行動するなど、自由に動くヨルグに振り回されている。
バスラー・・・・ヨルグの補佐をする伯爵。
マルティン・・・・ボリスの息子で長男、次期ヴュートリッヒ家当主。
エルネスタ・・・・ボリスの実子で、アリアドナの義妹。アリアドナからいじめられている。金髪碧眼。
エトヴィンとフロレンツ・・・・アルムガルト騎士団の騎士で、アルテの護衛。
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