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第一章 性の覚醒め(小学校6年編)
1-11 バレンタイン
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合格後に学校へ行ったら、みんながすごく祝ってくれた。県で1番であるため、受験しない子でもみんなが知ってる学校であり、周りの子たちも自分のことのように喜んでくれた。
達也もいつものように可愛らしい笑顔でお祝いの言葉をくれた。クラスだと美穂も第一志望にきちんと合格したようだ。
合格後しばらくは、手続きや親族や塾への報告などで忙しかったが、それが落ち着いた頃、バレンタインデーの時期となった。俺は毎年義理チョコ含め1個2個貰えるか貰えないかといったところであり、今年も特に貰えるとは思っていなかった。しかし、この年はなんと7個も貰った。くれた7人のうち4人は、他の男子にもあげており義理チョコと思われるが、3人は本命チョコなようだった。その3人の中の1人が美穂だ。美穂からもらったときは、ずっと塾も一緒だったし、お疲れ様の義理チョコだと思ったが、添えられた手紙をみた限りでは違うようだった。
「壮太へ
受験お疲れ様。やっぱ流石だね。サッカーも上手くて、優しくて、頭もよくて、顔もタイプかな笑。学校でも塾でもずっと一緒にいたけど、そんな壮太にずっと憧れていました。中学にいってもずっと仲良くしたいです。好きです。付き合ってください。
美穂より」
手紙をよんだのは家に帰ってからだ。自分に好意を持ってくれてることへのありがたさとともに、俺がゲイであるがゆえにその気持ちに応えられないことへの申し訳なさもある。最初はまさかとは思って驚いたが、少し考えてみると色々と辻褄があった。方面も同じだし、塾から帰るときよく一緒に帰ってたのだが、今考えると妙に時間が合ってた。俺は先生に質問したり自習したりで帰る時間は不規則だったのだが、その割には同じ時間になることが多かった。きっと俺に合わせていたのだろう。また、女子からも男子からも、"壮太は美穂がお似合いだと思う"と何度か言われたことがあるが、おそらく美穂の気持ちを知ってる子達が勧めてきたのだと思う。また、やたらと二学期の初日に美穂と2人でいた達也が俺にニヤニヤした顔を向けてたのは、きっと美穂が俺のことを好きだという話を達也がきいていたからであろう。美穂が男子のアソコの大きさの話を女子同士でしてたときもおそらく俺のことだ。きっと塾で飯田が吹き込んだに違いない。あいつは女子の前でも平然と下ネタを言う。迷惑だ。自分の性器を異性から性欲の対象として目を向けられたのかと思うと凄く気分が悪い。しまいには、女子同士でその話を共有されてたのだ。恥ずかしい。だが、俺が達也にしていることはもっと悪質だから文句はそんなに言えないのだが。今後美穂へどう接すればいいのか、返事もどうすればいいのか、卒業式までの悩みの種になってしまった。申し訳ないがそれからは美穂を避けるように生活していた。
達也もいつものように可愛らしい笑顔でお祝いの言葉をくれた。クラスだと美穂も第一志望にきちんと合格したようだ。
合格後しばらくは、手続きや親族や塾への報告などで忙しかったが、それが落ち着いた頃、バレンタインデーの時期となった。俺は毎年義理チョコ含め1個2個貰えるか貰えないかといったところであり、今年も特に貰えるとは思っていなかった。しかし、この年はなんと7個も貰った。くれた7人のうち4人は、他の男子にもあげており義理チョコと思われるが、3人は本命チョコなようだった。その3人の中の1人が美穂だ。美穂からもらったときは、ずっと塾も一緒だったし、お疲れ様の義理チョコだと思ったが、添えられた手紙をみた限りでは違うようだった。
「壮太へ
受験お疲れ様。やっぱ流石だね。サッカーも上手くて、優しくて、頭もよくて、顔もタイプかな笑。学校でも塾でもずっと一緒にいたけど、そんな壮太にずっと憧れていました。中学にいってもずっと仲良くしたいです。好きです。付き合ってください。
美穂より」
手紙をよんだのは家に帰ってからだ。自分に好意を持ってくれてることへのありがたさとともに、俺がゲイであるがゆえにその気持ちに応えられないことへの申し訳なさもある。最初はまさかとは思って驚いたが、少し考えてみると色々と辻褄があった。方面も同じだし、塾から帰るときよく一緒に帰ってたのだが、今考えると妙に時間が合ってた。俺は先生に質問したり自習したりで帰る時間は不規則だったのだが、その割には同じ時間になることが多かった。きっと俺に合わせていたのだろう。また、女子からも男子からも、"壮太は美穂がお似合いだと思う"と何度か言われたことがあるが、おそらく美穂の気持ちを知ってる子達が勧めてきたのだと思う。また、やたらと二学期の初日に美穂と2人でいた達也が俺にニヤニヤした顔を向けてたのは、きっと美穂が俺のことを好きだという話を達也がきいていたからであろう。美穂が男子のアソコの大きさの話を女子同士でしてたときもおそらく俺のことだ。きっと塾で飯田が吹き込んだに違いない。あいつは女子の前でも平然と下ネタを言う。迷惑だ。自分の性器を異性から性欲の対象として目を向けられたのかと思うと凄く気分が悪い。しまいには、女子同士でその話を共有されてたのだ。恥ずかしい。だが、俺が達也にしていることはもっと悪質だから文句はそんなに言えないのだが。今後美穂へどう接すればいいのか、返事もどうすればいいのか、卒業式までの悩みの種になってしまった。申し訳ないがそれからは美穂を避けるように生活していた。
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