男の性春

はりお

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第二章 男の楽園(中学校1年編)

2-18 連れ風呂★

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4日目は合宿の集大成としてミニゲームが行われた。中学全学年混合チームで3試合、学年ごとのチームで3試合それぞれ午前午後に行われたが、ほぼほぼ俺はフル出場した、というかさせられた。ポジションは基本的には右のウィングである。俺は手は右利きだが、サッカーボールの扱いに関しては左右両利きといえる。左足でシュートを打てるのは有利であるため、堂安律や久保建英のように右に配置されることが多い。だが、俺はスピードもあるため、伊東純也のように縦突破しての右足のクロスもできる。自分で言うのもなんだが、サイドアタッカーとしては何でも器用にこなせる方だ。実際今日だけでも、4ゴール6アシストと大活躍できた。午後は昨日の練習と同様裕翔と同じチームだったのだが、入学当初に話した通り、俺の突破から彼が得点したシーンも2度あった。彼とはいいコンビになれそうである。秀太も試合後俺と裕翔のところに来て
「お前らすごいんだな」
と一言だけ声をかけてくれた。態度は相変わらずだったが、やっぱり声をかけてくれると嬉しい。

部屋に戻ると、他の学年の先輩たちもちょくちょく見てくれていたみたいだったが、みんなから賞賛された。副部長は、
「俺に似てるけど俺より上手いな。」
と頭を撫でて褒めてくれた。
「壮太も裕翔もすげーな。俺も頑張んないとな」
蒼にも言われた。蒼は決して下手ではないが、おそらく俺等の学年でディフェンダーの控え1番手くらいの実力であろう。
みんなから褒められて気分が良くなっていたのだが、ここで問題が起きてしまった。この日は試合が長引いたため、いつもより部屋に戻るのが1時間以上遅かった。ミーティングまでに時間がない。ミーティング後は基本すぐ消灯となる。そこで、風呂は同学年の2人が一緒に入っていくことになった。
「しゃあない。みんな2人ずつ入っていきましょう」
高2の副部長が言う。中3の先輩とかは嫌そうにしている。
「俺もこいつと入るの嫌だよ。あ、壮太一緒に入らない?俺壮太となら全然一緒に入りたい。壮太かわいいし。マジで俺とどう?」
急に副部長から言われた。年上のイケメンに"かわいい"と言われるとちょっとドキッとしてしまう。別に向こうは変な意味で言ってるわけではないと思うが。俺は困ってしまったが、
「ほら、嫌だって俺と入るぞ。」
もう1人の高2の先輩がそう言ってくれた。だが、
「お前じゃなくて、壮太に聞いてんだよ。どう?」
最初は冗談かと思っていたが、結構本気みたいだ。それでもそのもう1人の先輩が無理矢理風呂場に連れて行ってくれたため、何とか事なきを得た。
先輩とは一緒に入らなくて済んだが、それでも蒼と一緒に入らなくてはならない。流石に2人で入るのにタオルで隠すのはおかしい。それに、俺は前から少し蒼のことを意識している。もしかすると勃起してしまうかもしれないと思い、怖かった。そんなことを考えていると、先輩たちが次々に入っていき、すぐに俺等の番が来てしまう。

洗面所では蒼も少し恥ずかしそうにしてたが、
「まあ、壮太ならいいや。移動教室でお互い見てるしな。お互い隠してはいたけど、俺壮太の見たし、壮太も俺の見たでしょ?」
「まあそうだけどね」
そう俺が答えると、蒼は思いっきり全ての服を脱いだ。俺も恥ずかしさを何とか抑え服を脱いで浴室に入った。
ありのままの姿の2人が密閉された空間に2人でいるというのはとても奇妙な気分である。幼い子供と親という関係性を除き、このようなことをするのは一般的には愛し合っている2人がすることであろう。それを蒼の彼女よりも先に俺が経験してしまっているのだ。
その姿の蒼を改めてみると、やはり顔立ちは端正であり、また鍛えられた体に加えて、立派な男性器がぶら下がっている。これ以上彼の体のことを考えると俺の下が反応してしまうかとも懸念していたが、緊張でそうなることはなかった。
蒼からの視線も時折感じはしたが、蒼も羞恥心があるのか、それとも恥ずかしがっている俺を気遣ってくれてか、それ以降お互いの体の話題に触れることはなかった。
浴槽の中で蒼はサッカーについて真面目に相談してきたが、俺は早く出たい一心であったためテキトーに返答は済ませてしまった。申し訳ないと思いつつ俺は湯にもあまり浸からず先に上がってしまった。
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