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第二章 男の楽園(中学校1年編)
2-25 再会
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期末テストに向けて今回はしっかりといい準備ができた。試験の1週間前からは部活もなくなるが、その期間は涼介とずっと一緒に勉強してた。涼介は米田とは違い成長期が始まっている感じはせず、まだまだ幼いが、それでもやはり可愛い。先日角田が猫耳を買ってきて涼介に付けさせていたがとても似合っていた。だが、幸い、依然として涼介にはそこまで下心を抱いてはいない。また、友人としてもとても仲良くなっている気がする。勉強を一緒にする中で、お互いからかいあったりもすれば、お互いの部活のこととか様々な話もするようになった。
中間の成績が悪かったことを涼介からからかわれたりもしていたが、期末での結果は涼介よりも良かった。涼介は俺の中間の結果を少し馬鹿にしつつも、特に悪かった英文法とかを親身に教えてくれていた。すごく感謝している。
冬休みに入ると1月頭から行われる新人戦に向けて練習の緊張感が上がってきた。俺は中2の先輩たちに混じってレギュラーとして試合に出る見込みである。俺と学年キャプテンの健太がAチームとして練習している。裕翔もレギュラーになれるかと思っていたが、ベンチ止まりのようだ。
年末には練習試合が行われた。どこの学校も県内の学校相手だと手の内が割れてしまうため、隣県の学校とやる。俺の学校も、隣の県で1番の進学校と練習試合を組んだ。その学校と我が校は両県のトップということで、周りからライバル関係として見られることが多い。その分、部活動での交流も多く、よく練習試合を組んでいるそうだ。サッカー部もそこそこ強い。
練習試合では、俺はスタメンで右ウィングで出場した。試合はまず、前半半ばに俺の突破を起点に先制することができた。そのまま1-0の状態で続いていったが、後半少しした頃に両チーム選手交代を行った。この選手交代で俺もベンチに下がるかと思われたが、そのままピッチに残り今度は左WGを務めることになった。すると、相手の交代で入ってきた小柄で中1と思われる選手に見覚えがあった。そう、小6の塾の合宿で同部屋で少し性的に意識してしまった吉田くんである。あれ以来連絡を取ることはなく知らなかったが、きちんと第一志望校に無事合格したのだとわかった。
吉田くんはボランチの位置にいるが、彼が入ってから一気に相手ペースになった。彼がボールに触ると決定的なパスをバシバシ前線に刺している。まもなくして、相手に1点返されてしまった。
それで俺にも火がついた。ボールをもらうとどんどん仕掛け、相手を押し込む展開をつくる。後半終了間際には俺が右足でシュートを放ち、ゴールキーパーに止められたがそのこぼれ球をCFの先輩が決めて勝ち越して勝利した。
試合後は各校の交流があり、俺はもちろん吉田くんのところに話しに行った。
「吉田くん久しぶり!無事受かったんだね。」
「壮太くんいるかなと思ってたけどいきなり試合出ててすごかった。ドリブル突破やばかったわ。」
「吉田くんもめっちゃ上手かったね。ペドリみたいじゃん。」
吉田くんは相変わらず爽やかなイケメンだったが、身長は俺よりも低い。ただ、声が明確に低くなっている。
そんな会話をしてところ、突然、吉田くんの短パンが降ろされ彼のボクサーパンツが露わになった。背後から吉田くんの同級生が降ろしたのだ。ボクサーパンツは塾の合宿の最終日に見たのとちょうど同じ灰色のものだが、前の膨らみはその時よりも大きい気がする。
俺は、この時期はスパッツを履いている人も多いため、「もし吉田くんが生でスパッツを履いていたらもっと形が鮮明に…」なんて余計な妄想もしてしまった。冷静に考えると、相当気持ちが悪い。そもそも何で1年以上前に見た人のパンツ姿を鮮明に覚えているのかと自分に呆れた。
そんな事を考えていたら、その短パンを降ろした子が話しかけてきた。
「君ウィングのめっちゃ上手い子じゃん。吉田友達なの?」
「うん。塾の合宿で同じ部屋だった」
「へえ。吉田めっちゃ変態だけど、仲良くしてあげて」
その言葉を聞いてちょっと俺は嬉しかった。
すると、
「壮太もめっちゃ変態だよ」
蒼が横から割ってきた。相変わらず余計なことしか言わない。
「変態でサッカー上手いとか2人めっちゃ気が合いそうじゃん」
とクスクス蒼とその子が笑っている。
「俺ぜんぜん変態じゃないからね」
と吉田くんにいうと、
「え?壮太くん何かムッツリスケベだと思ってた」
と言われてショックだった。
隣県の近いレベルの学校であるためまた吉田くんと会う機会はあるかもしれない。次試合したときにもお互い活躍できるように頑張ろうと誓いあった。
中間の成績が悪かったことを涼介からからかわれたりもしていたが、期末での結果は涼介よりも良かった。涼介は俺の中間の結果を少し馬鹿にしつつも、特に悪かった英文法とかを親身に教えてくれていた。すごく感謝している。
冬休みに入ると1月頭から行われる新人戦に向けて練習の緊張感が上がってきた。俺は中2の先輩たちに混じってレギュラーとして試合に出る見込みである。俺と学年キャプテンの健太がAチームとして練習している。裕翔もレギュラーになれるかと思っていたが、ベンチ止まりのようだ。
年末には練習試合が行われた。どこの学校も県内の学校相手だと手の内が割れてしまうため、隣県の学校とやる。俺の学校も、隣の県で1番の進学校と練習試合を組んだ。その学校と我が校は両県のトップということで、周りからライバル関係として見られることが多い。その分、部活動での交流も多く、よく練習試合を組んでいるそうだ。サッカー部もそこそこ強い。
練習試合では、俺はスタメンで右ウィングで出場した。試合はまず、前半半ばに俺の突破を起点に先制することができた。そのまま1-0の状態で続いていったが、後半少しした頃に両チーム選手交代を行った。この選手交代で俺もベンチに下がるかと思われたが、そのままピッチに残り今度は左WGを務めることになった。すると、相手の交代で入ってきた小柄で中1と思われる選手に見覚えがあった。そう、小6の塾の合宿で同部屋で少し性的に意識してしまった吉田くんである。あれ以来連絡を取ることはなく知らなかったが、きちんと第一志望校に無事合格したのだとわかった。
吉田くんはボランチの位置にいるが、彼が入ってから一気に相手ペースになった。彼がボールに触ると決定的なパスをバシバシ前線に刺している。まもなくして、相手に1点返されてしまった。
それで俺にも火がついた。ボールをもらうとどんどん仕掛け、相手を押し込む展開をつくる。後半終了間際には俺が右足でシュートを放ち、ゴールキーパーに止められたがそのこぼれ球をCFの先輩が決めて勝ち越して勝利した。
試合後は各校の交流があり、俺はもちろん吉田くんのところに話しに行った。
「吉田くん久しぶり!無事受かったんだね。」
「壮太くんいるかなと思ってたけどいきなり試合出ててすごかった。ドリブル突破やばかったわ。」
「吉田くんもめっちゃ上手かったね。ペドリみたいじゃん。」
吉田くんは相変わらず爽やかなイケメンだったが、身長は俺よりも低い。ただ、声が明確に低くなっている。
そんな会話をしてところ、突然、吉田くんの短パンが降ろされ彼のボクサーパンツが露わになった。背後から吉田くんの同級生が降ろしたのだ。ボクサーパンツは塾の合宿の最終日に見たのとちょうど同じ灰色のものだが、前の膨らみはその時よりも大きい気がする。
俺は、この時期はスパッツを履いている人も多いため、「もし吉田くんが生でスパッツを履いていたらもっと形が鮮明に…」なんて余計な妄想もしてしまった。冷静に考えると、相当気持ちが悪い。そもそも何で1年以上前に見た人のパンツ姿を鮮明に覚えているのかと自分に呆れた。
そんな事を考えていたら、その短パンを降ろした子が話しかけてきた。
「君ウィングのめっちゃ上手い子じゃん。吉田友達なの?」
「うん。塾の合宿で同じ部屋だった」
「へえ。吉田めっちゃ変態だけど、仲良くしてあげて」
その言葉を聞いてちょっと俺は嬉しかった。
すると、
「壮太もめっちゃ変態だよ」
蒼が横から割ってきた。相変わらず余計なことしか言わない。
「変態でサッカー上手いとか2人めっちゃ気が合いそうじゃん」
とクスクス蒼とその子が笑っている。
「俺ぜんぜん変態じゃないからね」
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