男の性春

はりお

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第四章 夢中になる少年(中学校3年編)

4-22 スーパー銭湯

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年が明けて、約束通り俺は吉田くんと遊ぶことにした。なんか吉田くんが俺の地元に来ると言っている。
「あのサイドバックの後輩地元一緒って言ってたよね?あの子も誘わない?この前ちょっと喋ってめちゃいい子だった」
「翼?おっけー。誘ってみる」
ラインでそう言われたため、翼も来ることになった。
吉田くんが来てくれるのはいいが、俺の地元にはそんな特別な場所はない。強いて言うなら、有名なのは翼がよく行ってる銭湯のサウナくらいだ。俺はそこに行くっていう流れになったら嫌だなと思いっていた。

午前中は折角この3人で集まったということで公園で軽くサッカーをした。そして、それを終えると案の定吉田くんがその有名なサウナに行きたいと言ってきた。
「壮太くん、いいすか?」
いつも俺が断ってるため翼は気にかけてくれたが、駄目という理由が見つからなかった。そこではご飯も食べれるため、ひとまずその銭湯に向うことになった。

その銭湯は初めて行ったが大きくて、綺麗だった。また、不幸中の幸いにも、サウナパンツ着用のスタイルであった。脱衣所でサウナパンツに着替える時、吉田くんは躊躇いもなく着替えていたが、翼は少し恥ずかしそうに見られないように着替えていた。俺も翼には背を向けて着替えた。
本格的なサウナは初めてだったため、俺には結構きつかった。すぐギブアップしてしまい、俺は浴槽の方に向かった。当然浴槽はパンツを脱がなくてはいけない。だが、翼も吉田くんも慣れているようでしばらくサウナに籠もっていたため、俺は安心して湯に浸かった。平日の昼で空いており、ゆったりとできて気持ちよかった。
2人がサウナを終える前に俺は上がってしまおうかと思っていたが、流石に2人もその前には出てきてしまった。彼らが体を洗う前に、「壮太ちょっとまってて」と言われてしまったため出るわけにはいかない。そこで、俺は湯が濁っているシルク風呂に入り見られないように準備した。我ながら自意識過剰がすぎると思ったが、恥ずかしいものは恥ずかしい。修学旅行で頑なに隠していた涼介のことをまったく馬鹿にできない。
二人は体を洗い終えると俺がいるシルク風呂に向かってきた。吉田くんは堂々とし、翼はタオルを軽く添えている。
吉田くんのはやはり俺のに良く似ていた。ただ、俺は最近少しばかり先っぽが平常時も剥け気味であるが、吉田くんは被りきっていた。ただ、サイズや太さは良く似ている。浴槽に入る瞬間翼のもちょっとだけ視界に入ったが、俺は吉田くんに注目しており、ほとんどわかんなかった。そもそも翼にそういう感情は抱いてない。
シルク風呂では、浴槽サイドに腰を掛けてもアソコは見えないため、少し時間が経ってからはそこに腰を掛けてお話をした。2人ともやはり容姿は良い。吉田くんは前から思っていたが、翼もやはり可愛らしい顔をしている。そして体つきも翼は見事だった。本当に細身の全身に薄っすらと筋肉がつき、特に腹筋は美しく割れている。体毛も全くない。
だが、そんな翼から言ってきた。
「2人ともやっぱいい体してますね。カッコいいっす。」
「翼くんもめっちゃエロい体してんじゃん」
と吉田くんに言われて照れている。
少し談笑をしてから、俺はもう上がると言った。2人からは早いと言われたが、のぼせそうだと言ったら許してくれた。そのタイミングで彼らも別の浴槽に向かったが、俺はうまく自然な感じで見られないように先に上がってなんとか乗り切った。

その日は3人でボーリングにいったあと、夕飯も一緒に食べて解散となった。吉田くんを駅まで送り届けた後、翼と2人で途中まで帰った。
「壮太くんとやっと一緒にお風呂入れましたね」
「まあ折角吉田くんが来てくれたから」
「今度は2人でも行きましょ」
「えー、やだ」
「なんでですか?やっぱ人に見られるの恥ずかしいとかですか?」
嫌なことを聞かれた。そう思ってても聞かないでほしかった。
「翼には嫌かな」
「えっ、ひどい。確かに今日も上半身しかみてない。ちなみに僕のは見ました?」
「いや、まじで見てない。興味ないし」
「辛辣ですね」
翼は悪気がないのだろうがそういうことを平気な顔して言ってくる。やめてほしい。翼には変な感情を抱きたくない。
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