男の性春

はりお

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最終章 性の行方(高校1年編)

5-7 宿命

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文化祭の翌日は代休だったため、その次の日に学校に行くとやはり何人かからは美穂と一緒にいたところを揶揄われた。真司に「お前が余計なこと言ったせい」だと文句を言ってやった。
美穂といたところは涼介にも見られていた。
「あの一緒にいた女の子がお前に告白してきた子?」
「うん、そうだよ。みんなに言うなよ」
「めっちゃ可愛かったじゃん。付き合えばいいのに。勿体ない」
「だから、俺は好きじゃないんだって」
「なんで?」
「理由は特にないけど、俺はそういう目で見てない」
「贅沢者だな。じゃあ俺が貰っちゃうぞ。紹介しろよ」
口にはもちろんしていないが「そんなことを言わないでくれ。俺が好きなのはお前なんだよ」と心の中で叫んだ。
叶わないとはわかってるが、それでも俺は涼介に自分を好きになってもらいたい。だからこそ気を引きたくなる。
その日はそんな彼の気を引きたいという気持ちが強くなってしまった。

そんな思いからか、体育の授業の時間中"彼が嫌がること"をしてやりたくなった。俺はこれから行われるバレーボールのゲームにむけ待機している彼の背後をそっととり、後から股下に手を入れて彼の男性器一式を鷲掴みにした。
彼は常に俺のセクハラを警戒しており、俺も少しは遠慮しているため、普段はまともに彼のを触れない。また昨年一度触った勃起も一部分だけであったため、その大きさなどは一切分からなかった。頑なに俺に見せようとしないことから彼のはまだ小さいのではないかと少しばかり疑っていたが、その掴んだ彼の物体は重量感があった。手のひらには彼の睾丸袋がずっしりと乗っかり、また指では下向きに垂れ下がった彼の竿の部分をしっかりと感じることができた。やっぱり体操着の短パン越しに触れても詳細な長さや太さまではわからない。だが、竿は蕾のような微かな感触ではなく、確かに性徴済だということはしっかりと認識できた。気のせいかもしれないが、俺の指の第一関節あたりには、カリの段差も感じ取れた気がする。
俺は触れたあとは指をモミモミと動かし数秒間刺激を与えたが、すぐに彼から頬にビンタを食らった。
「キモい。お前ゲイだからあの子好きじゃないのか」
ちょっと涼介が怒り気味の口調でそんなことを言ってきたが図星である。俺はその場は笑って謝罪した。
先日賢一のクラスに遊びに行った時に、テニスのウェアに着替えていた賢一が、パンツを下ろされていた。賢一もかつて中2の水泳の授業でみたときは、ツルツルの小指サイズのチンであったが、そのときは太くて毛も生えてる立派な性器に進化していた。

涼介についても俺は中1のときに性徴前の豆粒のようなおちんちんは見たことがある。だが、今日触った感触から考察するに、今や彼も成長を遂げ並の人と比較しても小さくないモノになっているに違いない。ますます彼のソレがどんなものか気になってしまった。また、去年の修学旅行でもっと強引にでも見に行っとけばよかったなとも後悔してしまう。ひたすら見たいという気持ちが強くなる。
だが想像することしかできない。仕方なく俺はその日も想像して、また自分に快感を与えるためのその儀式を帰宅後すぐに実施してしまった。
その儀式は気持ちよかった。だがその余韻は最悪であった。久々に俺は賢者になった。彼と付き合いたいし、エッチなこともしたい。だが、彼のことを好きになってもどうせ一方通行で終わってしまう。それがゲイの宿命だと分かりつつも受け入れたくない現実である。
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