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最終章 性の行方(高校1年編)
5-26 幸せ(完)★
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事を終えたあと、俺らは一緒にお風呂に入った。俺が誘った時は恥ずかしがっていたが、半ば強引に浴室に連れ込んでしまった。精液やお互いの唾液がついたところを中心に体を流したあと、湯舟の中に一緒に入った。普通のホテルのツインルームの風呂だが案外広い。俺と涼介は向かい合っている。明るい場所で改めてみると涼介の体はとても綺麗だ。無駄な肉も体毛も一切なく、全身も色白で艷やかだ。そして顔も整っている。俺は涼介の顔を見つめているが、彼は少し視線を下に向け目を合わせてくれない。
「恥ずかしいの?」
「いや。でもなんか、そんな見ないでよ。なんかちょっとエッチなかんじ」
「俺実は中1の時のサッカー部の合宿で蒼と一緒にお風呂入ったことあるんだけどその時の俺は今の涼介みたいに恥ずかしがってたな」
「え?」
「いや、最終日に入浴の時間がなくて一緒に入らざるを得なかっただけ」
「は、浮気だわ」
お風呂に入ったのが自分が初めてじゃないという事実を聞いて妬いてくれている。そんな様子が凄く可愛いくて、また唇にキスをしてしまった。
「けど、ファーストキスは中2のスキー教室のときの涼介だね」
「俺も壮太とのあれがはじめて」
「あとあの日AV見ながら俺のちんこ涼介に扱かれたけど、あの時から俺のこと狙ってたの?」
「いや、よくわかんない。当時はそもそも自分がゲイだと思っていなかった。でもキスしてちょっとドキッとして、なんか触りたくなったのかも」
「俺はゲイって自覚はあったけど、当時は他の人の方が好きだと思ってたかな。涼介は気になる子の1人って感じで」
「他のって秀太か?」
「そう。よくわかったね」
「わかるわ。めっちゃ秀太にエッチな絡みしてるもん。結構嫉妬したわ」
「けどあの日を境に涼介に惹かれていったかな。涼介の方が性格は断然いいしね。サッカー負けて悔しかったときに涼介に優しくされて、あと1回廊下でハグしたときにめちゃドキドキして一番好きってことに気づいたのかな」
風呂の中ではセクシャリティやお互いへの感情の変遷などを語り合った。涼介は小学校の時女の子と遊んだりもしていたが、恋愛感情が何なのかをそもそも分かっておらず、自分がゲイなんてまったく自覚してなかったらしい。俺も達也に目覚めるまではそうだったし気持ちは分かる。
また、女性のAVとかもたくさん見たし、周りに合わせて好きな女性のタイプとかも作ってたけど、本音ではイマイチピンときてなかったと言っている。だが性欲なんてそんなもんなんだろうと思っていたらしい。そういう言動を聞いて俺は彼のことをずっとノンケだと思っていたのだ。
一方で、中学入学後、俺にはじめてあった日からずっと俺と話したいとか仲良くしたいという感情を持っていたがそれがまさか恋愛感情だとは思わなかったとか。ただの、"友達になりたい"という感情だと思っていたが、俺と性的な絡みをしていく中でそれが好意だということに気づいたそうだ。
「まあ俺の初恋は壮太だと思う。ちゃんと自覚したのはかなり最近だけど、今考えると一目惚れしていた」
そういうふうに言われると凄く嬉しいが、
「俺は3人目とかかな?」
と正直にそういうと"なんでやねん"って感じで突っ込まれる。
お風呂から出るとき、中3の修学旅行を思い出してまた性的な質問をしてしまった。彼がそういうのを答えたくないとは分かっているが。
「涼介全然おちんちん見せてくれなかったよね。中1の毛が生える前のは普通に出してたのに。中3の修学旅行で頑なに見せないからてっきりまだ小さいんだと思ってたわ」
といって彼のイチモツをタオル越しにちょこっと触った。
「うるせーよ。壮太だって隠してたじゃん」
「でも俺の見たんだよね?」
今考えるとその時から彼に意識されていたんだなと思った。俺も涼介のことは言えずかなりガードが固い。そのガードが一瞬取れたのを見逃さずに見ていたってことは、相当注意してなければできないはずだ。
「まあ、壮太のこと気になってたんだよ」
「え?じゃあ抜いた?その時」
「うるさい。抜いてねーよ。たぶん…」
「たぶん?まあ俺は涼介の朝勃起ち触ったときに初めて抜いたんだけどね」
「うわ、きしょ。あれめっちゃ嫌だった。勃起触られるのマジ不快だったわ」
「で、俺で抜いたことはある?」
「うるさい。あるに決まってるだろ。お前のデカマラ思い浮かべて何回も抜いたわ」
よくよくきくと彼は中2の冬くらいに毛が生えはじめて、精通もその頃だとか。俺の見立ては大体当たっていた。その頃はAVなどの女性で抜いているつもりだったが、後で考えると最後は男を思い浮かべていたとか。しごいたり見たりした俺のちんこを自然と思い出すことも多かったそうだ。
他の男にそんなことをされていたらたまったもんじゃないが、涼介だと凄く嬉しい。だが、涼介は思ったよりも変態だった。
俺らは寝間着の浴衣に着替えると結構もう良い時間だったためそのままベッドに入った。ツインのベッド1台はかなり狭いためさすがに俺は遠慮して、涼介に綺麗なベッドに入らせ、俺はプレイをしたベッドで寝ようとしたところ、
「え?こっち来てよ」
涼介から一緒に寝ようと誘ってきてくれたため、俺は喜んで彼のいるベッドに入った。
大好きな涼介と俺は今日エッチをした。お尻は使ってないためまだ童貞卒業とは言わないかもしれないが、淫らな行為を通じて間違いなく俺は彼と愛を深めあった。そして、今から添い寝をする。
「俺らも一線超えちゃったな」
「涼介思ってたより全然変態でびっくりした。旅行だって涼介から誘ってきてくれたし」
「うるせーよ。今年はバレンタイン何もあげなかったしどっか行きたいなって。それで、スキーってなんかエロいなって思って誘った」
「そうか?まあ、でも初めてが涼介で本当よかったよ」
「俺も壮太でよかった」
今横に大好きな可愛い男の子がいる。夢にまで見た時間だ。
「涼介、」
「何?」
「かわいいよ」
「壮太はかっこいい?かわいい?まあどっちでもいいけど好きだよ」
そう言われて俺はおやすみのキスをした。
俺は彼と手を繋ぐ。このまま一晩を過ごす。俺は人生最高の幸せを噛み締めた。
俺はゲイだ。一生好きな人と結ばれることはないと思っていた。だが、今、こうして好きな人と愛し合うことができている。ゲイに生まれなければこんな素敵な人に恋をすることができなかった。
涼介のことが大好きだ。そして、俺は幸せだ。
(完)
「恥ずかしいの?」
「いや。でもなんか、そんな見ないでよ。なんかちょっとエッチなかんじ」
「俺実は中1の時のサッカー部の合宿で蒼と一緒にお風呂入ったことあるんだけどその時の俺は今の涼介みたいに恥ずかしがってたな」
「え?」
「いや、最終日に入浴の時間がなくて一緒に入らざるを得なかっただけ」
「は、浮気だわ」
お風呂に入ったのが自分が初めてじゃないという事実を聞いて妬いてくれている。そんな様子が凄く可愛いくて、また唇にキスをしてしまった。
「けど、ファーストキスは中2のスキー教室のときの涼介だね」
「俺も壮太とのあれがはじめて」
「あとあの日AV見ながら俺のちんこ涼介に扱かれたけど、あの時から俺のこと狙ってたの?」
「いや、よくわかんない。当時はそもそも自分がゲイだと思っていなかった。でもキスしてちょっとドキッとして、なんか触りたくなったのかも」
「俺はゲイって自覚はあったけど、当時は他の人の方が好きだと思ってたかな。涼介は気になる子の1人って感じで」
「他のって秀太か?」
「そう。よくわかったね」
「わかるわ。めっちゃ秀太にエッチな絡みしてるもん。結構嫉妬したわ」
「けどあの日を境に涼介に惹かれていったかな。涼介の方が性格は断然いいしね。サッカー負けて悔しかったときに涼介に優しくされて、あと1回廊下でハグしたときにめちゃドキドキして一番好きってことに気づいたのかな」
風呂の中ではセクシャリティやお互いへの感情の変遷などを語り合った。涼介は小学校の時女の子と遊んだりもしていたが、恋愛感情が何なのかをそもそも分かっておらず、自分がゲイなんてまったく自覚してなかったらしい。俺も達也に目覚めるまではそうだったし気持ちは分かる。
また、女性のAVとかもたくさん見たし、周りに合わせて好きな女性のタイプとかも作ってたけど、本音ではイマイチピンときてなかったと言っている。だが性欲なんてそんなもんなんだろうと思っていたらしい。そういう言動を聞いて俺は彼のことをずっとノンケだと思っていたのだ。
一方で、中学入学後、俺にはじめてあった日からずっと俺と話したいとか仲良くしたいという感情を持っていたがそれがまさか恋愛感情だとは思わなかったとか。ただの、"友達になりたい"という感情だと思っていたが、俺と性的な絡みをしていく中でそれが好意だということに気づいたそうだ。
「まあ俺の初恋は壮太だと思う。ちゃんと自覚したのはかなり最近だけど、今考えると一目惚れしていた」
そういうふうに言われると凄く嬉しいが、
「俺は3人目とかかな?」
と正直にそういうと"なんでやねん"って感じで突っ込まれる。
お風呂から出るとき、中3の修学旅行を思い出してまた性的な質問をしてしまった。彼がそういうのを答えたくないとは分かっているが。
「涼介全然おちんちん見せてくれなかったよね。中1の毛が生える前のは普通に出してたのに。中3の修学旅行で頑なに見せないからてっきりまだ小さいんだと思ってたわ」
といって彼のイチモツをタオル越しにちょこっと触った。
「うるせーよ。壮太だって隠してたじゃん」
「でも俺の見たんだよね?」
今考えるとその時から彼に意識されていたんだなと思った。俺も涼介のことは言えずかなりガードが固い。そのガードが一瞬取れたのを見逃さずに見ていたってことは、相当注意してなければできないはずだ。
「まあ、壮太のこと気になってたんだよ」
「え?じゃあ抜いた?その時」
「うるさい。抜いてねーよ。たぶん…」
「たぶん?まあ俺は涼介の朝勃起ち触ったときに初めて抜いたんだけどね」
「うわ、きしょ。あれめっちゃ嫌だった。勃起触られるのマジ不快だったわ」
「で、俺で抜いたことはある?」
「うるさい。あるに決まってるだろ。お前のデカマラ思い浮かべて何回も抜いたわ」
よくよくきくと彼は中2の冬くらいに毛が生えはじめて、精通もその頃だとか。俺の見立ては大体当たっていた。その頃はAVなどの女性で抜いているつもりだったが、後で考えると最後は男を思い浮かべていたとか。しごいたり見たりした俺のちんこを自然と思い出すことも多かったそうだ。
他の男にそんなことをされていたらたまったもんじゃないが、涼介だと凄く嬉しい。だが、涼介は思ったよりも変態だった。
俺らは寝間着の浴衣に着替えると結構もう良い時間だったためそのままベッドに入った。ツインのベッド1台はかなり狭いためさすがに俺は遠慮して、涼介に綺麗なベッドに入らせ、俺はプレイをしたベッドで寝ようとしたところ、
「え?こっち来てよ」
涼介から一緒に寝ようと誘ってきてくれたため、俺は喜んで彼のいるベッドに入った。
大好きな涼介と俺は今日エッチをした。お尻は使ってないためまだ童貞卒業とは言わないかもしれないが、淫らな行為を通じて間違いなく俺は彼と愛を深めあった。そして、今から添い寝をする。
「俺らも一線超えちゃったな」
「涼介思ってたより全然変態でびっくりした。旅行だって涼介から誘ってきてくれたし」
「うるせーよ。今年はバレンタイン何もあげなかったしどっか行きたいなって。それで、スキーってなんかエロいなって思って誘った」
「そうか?まあ、でも初めてが涼介で本当よかったよ」
「俺も壮太でよかった」
今横に大好きな可愛い男の子がいる。夢にまで見た時間だ。
「涼介、」
「何?」
「かわいいよ」
「壮太はかっこいい?かわいい?まあどっちでもいいけど好きだよ」
そう言われて俺はおやすみのキスをした。
俺は彼と手を繋ぐ。このまま一晩を過ごす。俺は人生最高の幸せを噛み締めた。
俺はゲイだ。一生好きな人と結ばれることはないと思っていた。だが、今、こうして好きな人と愛し合うことができている。ゲイに生まれなければこんな素敵な人に恋をすることができなかった。
涼介のことが大好きだ。そして、俺は幸せだ。
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