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第5章 REACT【榊原と他キャラの行為あり】
11 誓約書
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しかし。ここまで自分を追い詰めてもなお、黒崎は止まらなかった。
一度ペニスを引き抜かれたと思ったら、再び身体をうつ伏せに転がされる。そして、腰を引かれ、また尻を高く上げさせられる。
屈辱的な格好だった。だが、もう抵抗なんてできなかった。黒崎のソレが再びナカに埋め込まれるのを、待ち侘びてさえいた。
「榊原さん」
「な、……に……」
「誓約書の存在、忘れてませんよね?」
どき、と心臓が跳ね上がる。
あの晩、自ら署名したあの紙切れ。自分の身も心も黒崎啓に預けるという悪魔の誓約書だった。
「今回の件はね、立派な誓約書違反ですよね? だから、もう一度きちんと宣誓してほしくて」
黒崎は、いつの間にか用意した例の誓約書を手にしていた。
「羽賀さん、見えますか? これは榊原さんが自ら署名した誓約書です。僕に所有されることを──榊原さんは受け入れていたんですよ」
「やめ、……っ! 見せないで……」
そう言っても、もう遅かった。
『なんですか……それ…………』
署名入りの誓約書を、黒崎はカメラにしっかりと映るように掲げていた。
「ねぇ。榊原さん。今から、羽賀さんによーく聞こえるように、この誓約書、読み上げてください」
「そんな、……こと、……ぁああっ!」
ぽん、と目の前に紙切れが置かれたと思ったら、後孔に再び熱いものが押し当てられた。そのまま、ぬぷ、と奥まで差し込まれる。
「ひ、ぃッ! ぁ、あああッ! や、だぁっ!!」
差し込まれた黒崎のペニスが、ナカに出された白濁をかき混ぜて淫猥な水音を立てる。
「もう既に何回もイってるから、ナカは相当敏感になってるでしょう? そんなナカをこんな風に乱暴に突かれたら、堪らないんじゃないですか。ねぇ、榊原さん」
「ぉお゛⁈ や、だッ! やめて、止まって! い゛ッ、ぁああああああああッッ!」
耐えられないほどの快感。
身を捩って必死に逃げようとする。しかし、後ろ手に縛られた腕を強く掴まれれば、逃げ場などなかった。
「う、ぁあ゛あ゛ッッ! やめ、て……ッ! ゆ、るして……ッ! くろさき、く……っ!」
「ちゃんと全部読み上げられたら、やめてあげますよ」
「や、ぁあああッ! こんな、の読めるわけ……ッ! うぅん、はぁっ!」
「じゃあ朝までずっと犯し続けます。────壊れてもずっと、ね」
そう耳元で囁かれ、ぞくりと背中が震える。
この男はきっと本気だ。朗読しなかったら、本当に朝まで自分を犯し続ける。
もう身体は限界を迎えていた。こんな強すぎる快感、もう耐えることなどできない。
「ほら、──────早く読め」
有無を言わさない低い声が、脳の全てを支配した。
「ひ、ぁあっ! わ、わた、し……は……ッ」
紙面の文字が滲んで見える。汗か涙かもわからない。
ただ、後ろから叩きつけられる衝撃が、読み上げる声を何度も途切れさせた。
「ほら、もっとはっきり。羽賀さんに聞こえないですよ?」
黒崎の手が顎を押し上げる。
否応なく羽賀と視線がぶつかった。その瞳には、怒りと……どうしようもない絶望が渦巻いていた。
榊原はまた羽賀から目線を逸らし、誓約書に目を向けた。
「……私は、自身の判断よりも……ッ! は、ぅ……っ! 黒崎啓の命令を、優先し……んぁあっ! いかなる、状況に、おいて、も……従います……ッ」
黒崎が奥を突く。
そのたびに声が裏返り、情けない喘ぎが混ざる。
「わたし、はッ! んぅ、やぁ……っ! 今後一切の抵抗・拒否・反論を、ぅあッ! 放棄し、……ッ! 服従する立場にあることを……ッ! 自覚しますッ」
読み上げている最中も、黒崎は容赦なく自分を責め立てる。弱点ばかりを狙って、激しく腰を打ちつけてくる。
途切れ途切れになりながら、榊原は、必死に誓約書を読み上げていく。
「私の、し、んたいてき自由ッ! は、ぅ……思想・判断・尊厳のすべてをッ! 黒崎啓に委ね……ッ! んぁああッ! や、、それをもって、自己の存在を、うぁッ! 証明します」
「ふふ、上手ですね。続けて」
「いかなる羞恥、苦痛、屈辱を伴う行為であっても……ッ! は、ぁん……っ! ふ、ぁ……ッ! それが黒崎啓の意向である限り、私は……甘受しますっ」
「────はい。ふふ、今まさにそうですね」
吐息まじりの囁きに、背筋が粟立つ。
それでもなんとか言葉を紡いだ。
もう、羽賀に見られていることなんてどうでもよかった。
「わた、しは……ッ! 黒崎啓に対する……所有関係を認め……っ! 以後、自らを……ッ! 黒崎啓の所有物として扱います…………ッ!」
「ほら、あと少しですよ」
「本契約は……んぅ、私のッ! 自由意志によって、はぁ……作成されッ! いかなる強要、脅迫を、受けた事実ッ! も存在、しませんッ!」
最後の一文を読み切った瞬間、黒崎の動きが一段と深く、荒くなる。
「ひぃ、ああッ! や、だぁッ! ね、、ぇ……も、やめ……ッ! ぁああああああああッ!」
脳の奥が真っ白に溶かされる。
羽賀の視線がまだそこにあるはずなのに、それさえ霞む。
「ふふ。よくできました。ああ、この瞬間もぜーんぶ、部屋に仕掛けた複数のカメラで撮影してますから。次に規約違反したら──そうですね。警察庁にばら撒きましょうか」
耳元で低く笑う声が、心臓を締め付けた。
嫌悪と、屈辱と……得体の知れない安堵がないまぜになって、もう何が正しいのか分からなかった。
「んっ、……ほら、榊原さん……イっていいですよ」
「ぁ、ッ! ぁ゛あ゛~~~~~~~ッ‼︎」
「……っ! 僕も……ッ」
がくん、と背中がしなる。もう何度目かわからない絶頂。
それと同時にまた、黒崎の熱が体内に流し込まれた。
「ぅ、あ……くろ、さき……く…………ん……ッ! くろ、さきくん……ッ!」
悔しい。
悔しいのに──────
ただ、どうしてか。
何かから解放されたような心地よさがあることだけは、確かだった──────
一度ペニスを引き抜かれたと思ったら、再び身体をうつ伏せに転がされる。そして、腰を引かれ、また尻を高く上げさせられる。
屈辱的な格好だった。だが、もう抵抗なんてできなかった。黒崎のソレが再びナカに埋め込まれるのを、待ち侘びてさえいた。
「榊原さん」
「な、……に……」
「誓約書の存在、忘れてませんよね?」
どき、と心臓が跳ね上がる。
あの晩、自ら署名したあの紙切れ。自分の身も心も黒崎啓に預けるという悪魔の誓約書だった。
「今回の件はね、立派な誓約書違反ですよね? だから、もう一度きちんと宣誓してほしくて」
黒崎は、いつの間にか用意した例の誓約書を手にしていた。
「羽賀さん、見えますか? これは榊原さんが自ら署名した誓約書です。僕に所有されることを──榊原さんは受け入れていたんですよ」
「やめ、……っ! 見せないで……」
そう言っても、もう遅かった。
『なんですか……それ…………』
署名入りの誓約書を、黒崎はカメラにしっかりと映るように掲げていた。
「ねぇ。榊原さん。今から、羽賀さんによーく聞こえるように、この誓約書、読み上げてください」
「そんな、……こと、……ぁああっ!」
ぽん、と目の前に紙切れが置かれたと思ったら、後孔に再び熱いものが押し当てられた。そのまま、ぬぷ、と奥まで差し込まれる。
「ひ、ぃッ! ぁ、あああッ! や、だぁっ!!」
差し込まれた黒崎のペニスが、ナカに出された白濁をかき混ぜて淫猥な水音を立てる。
「もう既に何回もイってるから、ナカは相当敏感になってるでしょう? そんなナカをこんな風に乱暴に突かれたら、堪らないんじゃないですか。ねぇ、榊原さん」
「ぉお゛⁈ や、だッ! やめて、止まって! い゛ッ、ぁああああああああッッ!」
耐えられないほどの快感。
身を捩って必死に逃げようとする。しかし、後ろ手に縛られた腕を強く掴まれれば、逃げ場などなかった。
「う、ぁあ゛あ゛ッッ! やめ、て……ッ! ゆ、るして……ッ! くろさき、く……っ!」
「ちゃんと全部読み上げられたら、やめてあげますよ」
「や、ぁあああッ! こんな、の読めるわけ……ッ! うぅん、はぁっ!」
「じゃあ朝までずっと犯し続けます。────壊れてもずっと、ね」
そう耳元で囁かれ、ぞくりと背中が震える。
この男はきっと本気だ。朗読しなかったら、本当に朝まで自分を犯し続ける。
もう身体は限界を迎えていた。こんな強すぎる快感、もう耐えることなどできない。
「ほら、──────早く読め」
有無を言わさない低い声が、脳の全てを支配した。
「ひ、ぁあっ! わ、わた、し……は……ッ」
紙面の文字が滲んで見える。汗か涙かもわからない。
ただ、後ろから叩きつけられる衝撃が、読み上げる声を何度も途切れさせた。
「ほら、もっとはっきり。羽賀さんに聞こえないですよ?」
黒崎の手が顎を押し上げる。
否応なく羽賀と視線がぶつかった。その瞳には、怒りと……どうしようもない絶望が渦巻いていた。
榊原はまた羽賀から目線を逸らし、誓約書に目を向けた。
「……私は、自身の判断よりも……ッ! は、ぅ……っ! 黒崎啓の命令を、優先し……んぁあっ! いかなる、状況に、おいて、も……従います……ッ」
黒崎が奥を突く。
そのたびに声が裏返り、情けない喘ぎが混ざる。
「わたし、はッ! んぅ、やぁ……っ! 今後一切の抵抗・拒否・反論を、ぅあッ! 放棄し、……ッ! 服従する立場にあることを……ッ! 自覚しますッ」
読み上げている最中も、黒崎は容赦なく自分を責め立てる。弱点ばかりを狙って、激しく腰を打ちつけてくる。
途切れ途切れになりながら、榊原は、必死に誓約書を読み上げていく。
「私の、し、んたいてき自由ッ! は、ぅ……思想・判断・尊厳のすべてをッ! 黒崎啓に委ね……ッ! んぁああッ! や、、それをもって、自己の存在を、うぁッ! 証明します」
「ふふ、上手ですね。続けて」
「いかなる羞恥、苦痛、屈辱を伴う行為であっても……ッ! は、ぁん……っ! ふ、ぁ……ッ! それが黒崎啓の意向である限り、私は……甘受しますっ」
「────はい。ふふ、今まさにそうですね」
吐息まじりの囁きに、背筋が粟立つ。
それでもなんとか言葉を紡いだ。
もう、羽賀に見られていることなんてどうでもよかった。
「わた、しは……ッ! 黒崎啓に対する……所有関係を認め……っ! 以後、自らを……ッ! 黒崎啓の所有物として扱います…………ッ!」
「ほら、あと少しですよ」
「本契約は……んぅ、私のッ! 自由意志によって、はぁ……作成されッ! いかなる強要、脅迫を、受けた事実ッ! も存在、しませんッ!」
最後の一文を読み切った瞬間、黒崎の動きが一段と深く、荒くなる。
「ひぃ、ああッ! や、だぁッ! ね、、ぇ……も、やめ……ッ! ぁああああああああッ!」
脳の奥が真っ白に溶かされる。
羽賀の視線がまだそこにあるはずなのに、それさえ霞む。
「ふふ。よくできました。ああ、この瞬間もぜーんぶ、部屋に仕掛けた複数のカメラで撮影してますから。次に規約違反したら──そうですね。警察庁にばら撒きましょうか」
耳元で低く笑う声が、心臓を締め付けた。
嫌悪と、屈辱と……得体の知れない安堵がないまぜになって、もう何が正しいのか分からなかった。
「んっ、……ほら、榊原さん……イっていいですよ」
「ぁ、ッ! ぁ゛あ゛~~~~~~~ッ‼︎」
「……っ! 僕も……ッ」
がくん、と背中がしなる。もう何度目かわからない絶頂。
それと同時にまた、黒崎の熱が体内に流し込まれた。
「ぅ、あ……くろ、さき……く…………ん……ッ! くろ、さきくん……ッ!」
悔しい。
悔しいのに──────
ただ、どうしてか。
何かから解放されたような心地よさがあることだけは、確かだった──────
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