候爵令嬢は楽して生きたい

オカピ

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1章

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「っ…!反応した」
メイドさんは驚いた様で目を見開いた

なぜこんなにメイドさんが驚いているのかというと、母が私を本を見せるために家の書庫に連れて行ってくれたのだが
その規模が凄い。
図書館と言われて連れてこられたら
信じてただろう。
流石侯爵家

広い! 高い! …宝の山!!

私はそれはもう興奮した。
本を指さして読みたいアピールをしまくった。
そんな興奮を抑えきれない私を見たメイドさんは驚いて先程の様な反応になったのだ。

自分でも興奮しすぎたと反省しております。

「だから言ったじゃない、うちの子は天才なのよ!!」
母は相変わらずだ。

「さぁ、沢山本を読ませて勉強させるわよ」
そう言って母は私を抱きかかえたまま
本棚に向かって歩いて行き一冊の本を手に取った。

…なんて書いてあるのか分からない
言語は理解できても読み書きはできないらしい。

「シャルちゃん字読める?」
母が聞いてくる。
頷いたほうが良いだろうか?
母は私を天才だと信じてる。
その期待を裏切ったら冷たくなったりしないだろうか?

私は実際天才じゃ無い
ウソをつくのは良くないよね…?
それに勉強するにしたって読み書き出来なかったら不便だろう。

「よ~いぇに」
言ってしまった。
これ伝わってる…?話す練習しよう。

「まぁ読めないって言ってくれたの!?
ホントに凄いわ!じゃあまずは読み書きから初めまちょ~ね」
母のその反応を見てホットする。

この母は私の母というよりシャルロットの母という意識が強いため
あんまり家族とは思えないが、でもやっぱりシャルロットの事を心から愛しているのは伝わるから嫌われたらショックだろう。

それに誰であっても好かれるに越したことはないしね。

そんなこんなで私は読み書きの練習から始めることになった。

ただ母もさすがに毎日私と一緒にいられる訳じゃなかった。
母を見てると忘れそうになるが、母はアレでも侯爵夫人なのだ。
お茶会や、夜会という名の貴族の情報交換の場に定期的に出席しなくてはいけないらしい。

なので母がお茶会や夜会に行くときは
私の専属メイドのアリーさんに先生になってもらった。

しばらく勉強して色々わかってきたことがある。

この世界は1ヶ月は約30日1年は13ヶ月ある様だ。

前の世界より少し長い。

そして私が住んでいる国
オリベール王国は四季がある。
私が産まれたのは9月15日
四季の分け方は
13月~2月が冬
3月~6月が春
7月~8月が夏
9月~12月が秋

これに当てはめると私の誕生日は秋だ。


そしてついに今日は、私の1歳の誕生日9月15日だ。
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