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別離編
8.夏の果てに、ゆく恋は
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あれから一週間が経った。
そろそろシルベリアは北に出発しただろうか、と鍛錬終わりに演習場を横切っていたエディスは息を吐きながら首にかけたタオルで汗を拭う。
大切な友人たちだ、上手くいってくれることを願おう――そう思っていたところ、玄関前で人とすれ違った。
「えっ、あれ……っ、シュウ⁉︎」
シルベリアが北に発つのは今日だったはずだ。予定を聞き間違えたんだろうかとシュウに声を掛けると、いかにも不思議そうな顔で「今日だぞ」と返ってくる。
「なんで見送りに行かないんだ?」
もしかしてもう仲直りをしたんだろうかと思ったが、「あれから話してなくて。なんか気まずいだろ」と平然とした顔で言われた。
「それでいいのか?」
シュウにとってもシルベリアは大事な人だと思い込んでいたが、違ったのだろうか? 落胆を感じながらそう訊くと、シュウは歯切れ悪く、よくはないと頭を掻く。よくないなら行けよ馬鹿とエディスは怒鳴ったが、でもなあと渋る。これは決心がつかないとか、そういうのだろうか?
「何時の汽車だって?」
シルベリアはシュウとの別れを惜しむはずだから、絶対に汽車の時間を伝えている。そう確信して訊くと、こちらが想定していたよりも早い時間帯だった。
「車借りてくるから、表で待ってろ!」
ついでに待機も変わってもらってくるからと叫んだエディスは、シュウの答えも聞かずに走っていく。すぐに車を表に回し、シュウだけを拾って走らせる。
駅までの道は舗装されてあるから走りやすいが、いかんせんスピードの出しすぎだ。蒸気が出て跳ねて車体が跳ね、尻が座席にぶつかって「痛い、もっとゆっくり走れ!」「こっちは急いでんだよ!」と言い争う。
無茶苦茶にスピードを出して滑走したエディスは、なんとか汽車が出る前に駅に車を着かせた。行け行け行けとシュウの背中を押して走り、すでに機関車が来ているホームに滑り込む。
「時間稼ぎするから!」
と言い捨てたエディスに、シュウはおい! と上擦った声で呼びかける。十何年の付き合いになるシルベリアと話をするのに緊張も何もないだろう、と腕を引っ張っていく。
「すみません、マクアリン大佐!」
シルベリアの傍にいる人の中で最も階級が高い男に話しかけたエディスは、彼の手を握る。
「もう汽車が出るんだが……どうした?」
「最後にどうしてもお話がしたくて。ワグアイツの戦いで作戦を一緒に立ててくれたことを思い出したら、俺……」
ごめんなさいと言いながら涙を見せると、慌ててこちらに来なさいと群衆から見えない所に案内してくれようとする。
置いて行かれて呆然とするシルベリアに首を動かす。その先で首に手を当ててどうすべきか悩み、息を吐くシュウを見つけたシルベリアの目が大きく見開かれた。
頑張れよと口パクをしていると、シュウに睨まれていることに気が付く。舌を見せて笑いかけると、シュウは眉間に皺を寄せて目線を逸らす。
*** *** *** *** ***
片側だけ伸ばした銀髪が揺れて、柱の向こうに消えて行くのを目の端で追いかける。余計なことすんなよとか、荒っぽい運転しやがってとか不平ばかりが浮かんでくるが、アイツがいなかったらここには来れなかった。
「……見送りに来てくれたのか」
喧嘩したから来ないと思ってたんだけどなと言われて、視線を上げる。想像通り、憎たらしげな顔で笑うシルベリアがそこにはいて「お前が悪いんだろ」と言ってやる。
「あのな。世界で一番とか、そういうのはよく分かんねえんだよ」
小さい時に婚約者はいたが親が決めたものだったし、あれは姉みたいな存在だ。
シルベリアと遊んだり、機械いじりをしている方が楽しいから女と触れ合ったり、ましてや恋愛なんてしようとしたこともない。
――そんな俺になにを急に求めてきているのか。
そもそも、コイツとずっと一緒にいると約束したのは俺だ。ずっとって一生って意味なんだから、焦ることないだろ。
「でも、この先も一緒にいるならお前がいい」
選ぶのはシルベリアじゃない、俺なんだという気持ちを込めて腕を掴む。この気持ちが恋といえるのか、まだ分からない。でも、無駄に正装をさせられているコイツの見栄えだけしか見ない奴らには譲りたくないと思う。
帽子を奪って、髪をぐちゃぐちゃに掻き乱すと「シュウ、お前な……」とシルベリアのお綺麗な顔が歪む。ほとんど目線の変わらない男に顔を寄せていく。
「……まあ、嫌な気持ちはしないな」
返す、と乱した頭の上に帽子をのせて、口を拭う。指の腹に赤い物がついて「うわ」と言いながらズボンのポケットを漁るがハンカチが見つからない。
「おい、ハンカチ」
なんでこんな日まで口紅なんか塗ってんだと言いながら手を差し出す。いつも塗っている赤い口紅が薄まったシルベリアは、代わりに頬が赤くなっていた。
「……おい?」
「あ! えーっと、ハンカチ、だよな。待て待て、持ってるからー……」
うわなんで俺こんなんで照れてんだと言いながらシルベリアはポケットからハンカチを出してきて、渡してくる。それで口を拭って返すと、それを見て「うわー……」とか呟く。
あまりに不気味だったからハンカチを奪い取ってズボンのポケットに突っ込んだ。
「元気でな」
帰ってきたぞと親指で差す方をシルベリアが見て、「ああ……」と口の端をひくつかせる。
「北に来ることがあれば歓迎する」
あの偏屈な大佐になにを言ったらああも緩むのか。お飾りの人形みたいな笑顔を浮かべているエディスを呆れ果てて見ていると、大佐が先に乗るぞと片手を上げる。
「君たちは仲が良かっただろう。もう少し時間があるから後から来なさい」
「あ……はい! わかりました」
だってさと言いながらこちらに来るエディスに、シルベリアが「お前どうやったの、あれ」と訊く。
「今それ気にするかあ?」
お前らこそどうなったんだよと綺麗な顔を崩して、腰に手を当てる。
「まあ、一歩前進ってとこかね」
「一歩ぉ⁉︎ なんでだよ、いい感じだったじゃん」
シュウお前シルベリアをフったんじゃないだろなと目を吊り上げて見てくるエディスに、ぷっと吹き出して笑ってしまう。
「まだまだ人生、先が長いからな」
お子ちゃまには分からないかもしれないけどと言うと、エディスはなんだよそれと口をむっと引き結んだ。
汽笛が鳴って、シルベリアは慌てて「じゃあな」と言って俺の肩を叩いた。
「ちゃんと飯食えよ、部屋も掃除しろ。エディス、コイツの面倒頼んだからな」
お前は俺の母ちゃんかと言いそうになりながらも「早く行け」と押しやると、ヤベッと言いながら走っていく。
髪を整えながら入っていく奴に、俺は手間がかかると息を吐いた。緩やかに走り出した機関車の窓の向こうに、極彩色の髪を目が探してしまう。
どこだ、と急く俺の腕を引っ張って、「あそこ」とエディスが指を差す。ようやく見つけた色に安堵した。
「ありがとう、向こうに着いたら連絡する!」
窓を開けたシルベリアが身を乗り出してくる。待ってる、と返すと隣のエディスが片手を大きく振った。
「元気でなー!」
雪の降る北の大地で見る、シルベリアの髪はさぞかし綺麗だろう。
今年はそれを見に行ってやってもいいかもしれない。
胸の前で小さく手を振っていたが、汽車の黒い姿が遠ざかっていくと胸に込み上げてくるものがあった。
それを堪えられなくなってきて、とりあえず隣にあったものを抱きしめると「なんだよ、やっぱ寂しいんじゃねえか!」と背中を叩かれる。
それに返す言葉もなく、アイツに似た髪に頬を寄せると背中を撫でられた。
秋も近くの、ぬるい風が吹き付ける。早く冬になればいい。そうしたら、アイツが見ているのと同じ雪が降る――
そろそろシルベリアは北に出発しただろうか、と鍛錬終わりに演習場を横切っていたエディスは息を吐きながら首にかけたタオルで汗を拭う。
大切な友人たちだ、上手くいってくれることを願おう――そう思っていたところ、玄関前で人とすれ違った。
「えっ、あれ……っ、シュウ⁉︎」
シルベリアが北に発つのは今日だったはずだ。予定を聞き間違えたんだろうかとシュウに声を掛けると、いかにも不思議そうな顔で「今日だぞ」と返ってくる。
「なんで見送りに行かないんだ?」
もしかしてもう仲直りをしたんだろうかと思ったが、「あれから話してなくて。なんか気まずいだろ」と平然とした顔で言われた。
「それでいいのか?」
シュウにとってもシルベリアは大事な人だと思い込んでいたが、違ったのだろうか? 落胆を感じながらそう訊くと、シュウは歯切れ悪く、よくはないと頭を掻く。よくないなら行けよ馬鹿とエディスは怒鳴ったが、でもなあと渋る。これは決心がつかないとか、そういうのだろうか?
「何時の汽車だって?」
シルベリアはシュウとの別れを惜しむはずだから、絶対に汽車の時間を伝えている。そう確信して訊くと、こちらが想定していたよりも早い時間帯だった。
「車借りてくるから、表で待ってろ!」
ついでに待機も変わってもらってくるからと叫んだエディスは、シュウの答えも聞かずに走っていく。すぐに車を表に回し、シュウだけを拾って走らせる。
駅までの道は舗装されてあるから走りやすいが、いかんせんスピードの出しすぎだ。蒸気が出て跳ねて車体が跳ね、尻が座席にぶつかって「痛い、もっとゆっくり走れ!」「こっちは急いでんだよ!」と言い争う。
無茶苦茶にスピードを出して滑走したエディスは、なんとか汽車が出る前に駅に車を着かせた。行け行け行けとシュウの背中を押して走り、すでに機関車が来ているホームに滑り込む。
「時間稼ぎするから!」
と言い捨てたエディスに、シュウはおい! と上擦った声で呼びかける。十何年の付き合いになるシルベリアと話をするのに緊張も何もないだろう、と腕を引っ張っていく。
「すみません、マクアリン大佐!」
シルベリアの傍にいる人の中で最も階級が高い男に話しかけたエディスは、彼の手を握る。
「もう汽車が出るんだが……どうした?」
「最後にどうしてもお話がしたくて。ワグアイツの戦いで作戦を一緒に立ててくれたことを思い出したら、俺……」
ごめんなさいと言いながら涙を見せると、慌ててこちらに来なさいと群衆から見えない所に案内してくれようとする。
置いて行かれて呆然とするシルベリアに首を動かす。その先で首に手を当ててどうすべきか悩み、息を吐くシュウを見つけたシルベリアの目が大きく見開かれた。
頑張れよと口パクをしていると、シュウに睨まれていることに気が付く。舌を見せて笑いかけると、シュウは眉間に皺を寄せて目線を逸らす。
*** *** *** *** ***
片側だけ伸ばした銀髪が揺れて、柱の向こうに消えて行くのを目の端で追いかける。余計なことすんなよとか、荒っぽい運転しやがってとか不平ばかりが浮かんでくるが、アイツがいなかったらここには来れなかった。
「……見送りに来てくれたのか」
喧嘩したから来ないと思ってたんだけどなと言われて、視線を上げる。想像通り、憎たらしげな顔で笑うシルベリアがそこにはいて「お前が悪いんだろ」と言ってやる。
「あのな。世界で一番とか、そういうのはよく分かんねえんだよ」
小さい時に婚約者はいたが親が決めたものだったし、あれは姉みたいな存在だ。
シルベリアと遊んだり、機械いじりをしている方が楽しいから女と触れ合ったり、ましてや恋愛なんてしようとしたこともない。
――そんな俺になにを急に求めてきているのか。
そもそも、コイツとずっと一緒にいると約束したのは俺だ。ずっとって一生って意味なんだから、焦ることないだろ。
「でも、この先も一緒にいるならお前がいい」
選ぶのはシルベリアじゃない、俺なんだという気持ちを込めて腕を掴む。この気持ちが恋といえるのか、まだ分からない。でも、無駄に正装をさせられているコイツの見栄えだけしか見ない奴らには譲りたくないと思う。
帽子を奪って、髪をぐちゃぐちゃに掻き乱すと「シュウ、お前な……」とシルベリアのお綺麗な顔が歪む。ほとんど目線の変わらない男に顔を寄せていく。
「……まあ、嫌な気持ちはしないな」
返す、と乱した頭の上に帽子をのせて、口を拭う。指の腹に赤い物がついて「うわ」と言いながらズボンのポケットを漁るがハンカチが見つからない。
「おい、ハンカチ」
なんでこんな日まで口紅なんか塗ってんだと言いながら手を差し出す。いつも塗っている赤い口紅が薄まったシルベリアは、代わりに頬が赤くなっていた。
「……おい?」
「あ! えーっと、ハンカチ、だよな。待て待て、持ってるからー……」
うわなんで俺こんなんで照れてんだと言いながらシルベリアはポケットからハンカチを出してきて、渡してくる。それで口を拭って返すと、それを見て「うわー……」とか呟く。
あまりに不気味だったからハンカチを奪い取ってズボンのポケットに突っ込んだ。
「元気でな」
帰ってきたぞと親指で差す方をシルベリアが見て、「ああ……」と口の端をひくつかせる。
「北に来ることがあれば歓迎する」
あの偏屈な大佐になにを言ったらああも緩むのか。お飾りの人形みたいな笑顔を浮かべているエディスを呆れ果てて見ていると、大佐が先に乗るぞと片手を上げる。
「君たちは仲が良かっただろう。もう少し時間があるから後から来なさい」
「あ……はい! わかりました」
だってさと言いながらこちらに来るエディスに、シルベリアが「お前どうやったの、あれ」と訊く。
「今それ気にするかあ?」
お前らこそどうなったんだよと綺麗な顔を崩して、腰に手を当てる。
「まあ、一歩前進ってとこかね」
「一歩ぉ⁉︎ なんでだよ、いい感じだったじゃん」
シュウお前シルベリアをフったんじゃないだろなと目を吊り上げて見てくるエディスに、ぷっと吹き出して笑ってしまう。
「まだまだ人生、先が長いからな」
お子ちゃまには分からないかもしれないけどと言うと、エディスはなんだよそれと口をむっと引き結んだ。
汽笛が鳴って、シルベリアは慌てて「じゃあな」と言って俺の肩を叩いた。
「ちゃんと飯食えよ、部屋も掃除しろ。エディス、コイツの面倒頼んだからな」
お前は俺の母ちゃんかと言いそうになりながらも「早く行け」と押しやると、ヤベッと言いながら走っていく。
髪を整えながら入っていく奴に、俺は手間がかかると息を吐いた。緩やかに走り出した機関車の窓の向こうに、極彩色の髪を目が探してしまう。
どこだ、と急く俺の腕を引っ張って、「あそこ」とエディスが指を差す。ようやく見つけた色に安堵した。
「ありがとう、向こうに着いたら連絡する!」
窓を開けたシルベリアが身を乗り出してくる。待ってる、と返すと隣のエディスが片手を大きく振った。
「元気でなー!」
雪の降る北の大地で見る、シルベリアの髪はさぞかし綺麗だろう。
今年はそれを見に行ってやってもいいかもしれない。
胸の前で小さく手を振っていたが、汽車の黒い姿が遠ざかっていくと胸に込み上げてくるものがあった。
それを堪えられなくなってきて、とりあえず隣にあったものを抱きしめると「なんだよ、やっぱ寂しいんじゃねえか!」と背中を叩かれる。
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