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Gender Bender Bitches 6/7
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「ゲキの! ああっ……んちゅ♥ っぱ……っは♥ ゲキのっ、ちゅ……あぁ♥ ちんぽっ、おぉ……♥ ちゅっ、っ……っは、ぁあッ♥」
プロセルピナはしっとり潤んだ瞳が寄り目になるほど熱烈にゲキのちんぽを見つめ、恍惚の声と吐息を挟みながら、ちゅっちゅと竿に口付けを贈っていく。
黒檀の無垢材から伐り出したご神体が如き巨根は、肉竿の裏側に浮き立った水道管のような筋をプロセルピナの唇で啄まれるたび、ぴくっぴくんっと細かく脈打つ。
「ん……っふぁ♥ あ、あぁ……ッ♥ ゲキのちんぽ、わたしにキスされて喜んで――……ッ!?」
触れた唇に返ってくる質感、温度、脈拍、ほのかな塩味と青臭さ――そして、知らない風味。
「……あっ」
プロセルピナは思い出した。
この部屋に入ってきたとき、既にゲキたちは三人とも全裸だった。そして、女性に見える男性二人はぐったりと伏していた。つまり、挿入を一戦終えた後だった。
「ということは、この味はさっきまでゲキのちんぽが入っていた女性器の……じゃないわ。女性器ではなく……お、おっ、お尻の……ッ!!」
「って、おうこら! あーしらの尻まんこ、舐めんじゃねーぞ。こくと旨味の円やかバター&バニラ風味だっつの!」
「というかぁ、これはあくまでアバター。だから、そんな泣きそうな顔することないわよぉ」
二人の舌打ちと微苦笑に、プロセルピナは切れ長の瞳をぱちくりとさせて、あぁ、と納得の声を漏らす。
「……それもそうね。そういうことなら遠慮なく……んあぁ♥」
プロセルピナはちんぽへの舐め奉仕を再開させた。
待てを強要された反動か、べちゃべちゃじゅずずっ、と激しい水音を掻き鳴らして舐めたくる。
「はっ……ん、んっ、んぁ♥ ちんぽ、美味ひっ♥ ゲキのちんぽっ、んぁ♥ おいひっ♥ んっふぁッ♥」
臍の向かって反り返る勃起ちんぽの太くて長い竿の裏側を、舌の腹を押しつけるようにして根元から先へと舐め上げる。竿と亀頭の繋ぎ目になる裏筋の窪みを舌先で抉ると、そこから舌を横にくるりとずらしていって、大きく張り出した肉厚の笠と竿との段差が作る溝を舌先で掃き掃除するように舐めまわす。
そうやって存分に舐って、こびり付いた他の穴の味を自分の涎で水洗いしてしまうと、最後は薄紅を刷いた唇を雑巾代わりにして竿の付け根か亀頭までを唇で擦り上げ、裏筋にも唇を押しつけて自分の涎を拭った後、カリ肉を唇で啄むことで溝の乾拭きも完了させた。
「ん……っふ……よしっ♥ 変な味、しなくなったわ♥」
「だから変な味じゃねっつの!」
一仕事終えて誇らしげに笑ったプロセルピナを、ハウティがいまにも噛みつきそうな顔で睨む。プロセルピナは一瞬だけハウティに視線を向けて、すぐに逸らした。それがまたいっそう、ハウティには癪だったようだ。
「おめーよぉ、おいこら訂正しろやーっ!」
「……味がどうとかではないの。重要なのは、わたしの以外の味だということよ」
「つまり、不味くはなかった、っつーことだろ? なら謝れやーっ!」
「あ、先走りが♥」
亀頭の先っぽに唇を寄せて、そこに浮いていた透明な雫をちゅるるっと啜るプロセルピナ。
「って無視かーっ! 実力行使じゃーっ!」
「きゃっ!?」
プロセルピナの隣にしゃがんだハウティが、横から肩を当ててプロセルピナを押し退けた。そして、プロセルピナがまだ一口しか啜っていなかった亀頭の割れ目に口をつけると、ぶちゅーっと頬を凹ませながら舌を使って、尿道の奥に溜まっていた残りの汁を啜り上げる!
「あぁ! あっ、あなた、なんてことを! それはわたしのよ!」
「んっ、ん……うっせー、こういうのは早い者勝ちだっつのー」
「それなら尚更、わたしのじゃない!」
「はいはい、喧嘩しないのぉ」
呆れ顔のキセノンがぱんぱんと手を打ちながら、ちんぽを挟んで啀み合っている二人の間に、ずいっと身体を割り込ませた。
「そうやって喧嘩していたら、せっかくのちんぽが萎えちゃうわぁ……ねぇ?」
「ま、そうだな」
早く食べないとせっかくの料理が冷めちゃうわ、みたいな口調で同意を求められたゲキが苦笑混じりに頷くと、ハウティを威嚇していたプロセルピナは渋々ながらも矛を収める。
「わたしは間違っていないけれど、ゲキがそう言うなら……」
――が、ハウティは納めていなかった。
「おっさん、ほんとにこんなガミガミババァがカノジョでいいのかよ?」
「なっ!?」
「……!」
見る見る顔を真っ赤にしていくプロセルピナ。その横で、彼女と同年代の見た目をしたキセノンが静かに笑顔の口元を引き攣らせているけれど、ハウティは気づいていない。だから、プロセルピナが絶句したのをいいことに、調子に乗って言い立てる。
「んー? ババァって言われて反応したってことは、自分でも自分のことババァだと思ってるっつーことだよな。なぁ、そうだよな、ババあっああっあぁあ――ッ♥♥」
いきなり甲高い媚声を張り上げたハウティの尻穴には、キセノンの小指と親指を除いた指三本が付け根までねじ込まれていた。
「ハウちゃん、そこまでよぉ……ね?」
「あっ、ひゃ……ひゃい、いいぃ……ッ♥」
ハウティは怖いくらいにっこり頬笑むキセノンの指に、括約筋を内側からぐちゃぐちゃ拡げられながら、快楽と恐怖で脂汗を垂らしながらぷるぷると必死に頷くのだった。
「よろしい。じゃあ、仲直りのキスねぇ」
「ふぁいぃ……ッ」
抵抗する気力をなくしたハウティは、素直にプロセルピナのほうへと顔を寄せていく。
「ちょっ!? わたしは貴方たちとキスなんて――あっ」
プロセルピナは抵抗しようとしたけれど、キセノンが後頭部を掴んでぐいっと引き寄せると、抵抗は無意味だった。
「この力、やっぱり男……!」
「アバターに男女は関係ないでしょ! あたしのほうが筋力高いだけよぉ!」
キセノンの語気を強めると、腕の力も強くなる。
「きゃっ……ん! んっ、んぅ!」
二人はキセノンを挟んでキスをする。片一方は無理やりで、もう一方も諦観の顔だけど、キスはキスだ。
「仲直りのキスって美しいわぁ♥」
眼前で行われる女同士のキスを、キセノンは優しい笑顔で見守る。と、そこに割り込んできたものがあった。ゲキのちんぽだ。
「そろそろ、俺も混ぜてくれよ」
根元を軽く抑えて仰角を下げた勃起ちんぽが、触れ合っている唇を左右に押し退けて、キスに混ざってくる。
「あっ♥」
「んはっ♥」
だが、乱入された二人はさっきまでの嫌そうだった顔から一転して脂下がる。
「あ、ぁ……ゲキのちんぽ♥ ゲキのちんぽ♥ ゲキの……んんぅッ♥」
「ったく、どんだけ勃起してるんだっつの……ちゅ、んぁ♥ っつか、マジ太ぇしっ、っ、んぅ♥」
プロセルピナは何度も甘くささやきながら肉竿に口付けを繰り返し、ハウティは緩んだ顔で文句をつけつつ肉竿を啄む。
左右からの微妙に異なる刺激を受けて、ゲキのちんぽは鷹揚に頷くみたいに、上下に揺らめく。
「おぉ……二人とも気持ちいいぜ」
ゲキは満足げに脂下がって、ついさっき正式な恋人になったばかりの女性の唇と、つい一時間ほど前に出会ったばかりの女性の唇とで竿を挟まれ、扱かれる愉悦に浸っていた。
それを真正面の、いや鼻先に触れるほどの超至近距離で眺めているキセノンの顔も、瞳を潤ませ、頬を赤らめた発情顔になっている。
「あらっ、まぁ……先走りがすごいわぁ……あっ、垂れちゃう!」
自分に向かって突き出されている亀頭の先から水飴のようにとろりと垂れていく先走りを、キセノンは思わず舌を伸ばして受け止めた。余人よりも少し長い舌は、多数の口淫経験がないと取得できない技能【舌技】のおかげもあって、後から後から垂れ落ちてくる濃厚な先走りを、くるくると舌先で巻き取るようにして舐め取ると、口の中でくちゅくちゅと咀嚼し、味わう。
やがて、こっくんと喉を鳴らして飲み干すと、キセノンは短距離走でもしてきたかのように頬を上気させて、嬉しげに呻く。
「んっ、っ……ん、っふぁ――……っはぁ♥ 先走りで、こんな……んぅ……粘っこいなんてぇ……んはッ♥」
もう飲み干したというのに、まだ舌や喉にへばり付いている感覚が残っていて、キセノンは感想を述べている間にも、何度となく舌や喉を鳴らしては、滲み出る唾液を嚥下している。
「そうなのよね。ゲキのちんぽは、出てくるお汁まで元気いっぱいなのよね」
などと頷いていたプロセルピナだったが、はたと気づいて唇を尖らせる。
「……ねえ、どうしてカノジョのわたしが横で、行きずりの貴方が正面なの?」
「あぁら、やっと気づいたのねぇ」
プロセルピナの追求に、キセノンは悪びれることなく、濡れた舌をぺろっと出して笑った。その態度に、プロセルピナはますます唇を尖らせると、キセノンの腰を抱えて引っ張り、自分と場所を入れ替えようとする。
「貴方、替わりなさい。正面はカノジョである、わたしの席よ!」
「はぁいはい、食前酒は堪能したし、替わってあげるわよぉ」
アバターの能力に男女差はないけれど、キセノンのほうが筋力を上げている分、本来だったらプロセルピナがキセノンを退かすことはできなかっただろう。だけど、キセノンは抵抗することなく身体を委ねて、されるがままに正面を譲った。
「あっふぁ♥ ああっ、横顔も素敵だったけれど、やっぱり正面からはもっと素敵だわ……あぁッ♥」
勃起ちんぽの正面最前列特等席に戻ってきたプロセルピナは、自制しようとすることもなく亀頭の割れ目に口付けをする。
そこから溢れる汁は今し方キセノンが啜り取ったばかりだったけれど、プロセルピナが口付けした時点でもう、新たな汁がどくどくと溢れ出していて、遠慮なく啜るプロセルピナの舌と喉を潤していく。
「ん、んんっ……んぁ♥ ――はあぁッ♥ この塩気、粘り気、堪らないわ……!」
「……んだよぉ、自分だけ美味そうにちゅぱちゅぱしやがってよーっ」
プロセルピナの蕩けた横顔に、ハウティは文句たらたらだ。
「まぁまぁ、ハウちゃん。先っぽはカノジョに譲って、あたしたちはこっちを味わわせてもらいましょ」
それを取りなすのはキセノンだが、ちんぽを挟んで向けられるハウティの視線は刺々しい。
「そりゃ、お姉様はさっきちゅぱちゅぱ味わったから、いいでしょーけどー」
「あ……あらぁ、そういえばハウちゃだけ舐めてないのね……じゃあ、後でいっぱい舐めさせてもらいましょ。そのときは、あたしも一緒にお願いしてあげるからっ」
「まー、お姉様がそこまで言うんだったら、いまはこっちで我慢してやる……かっ♥」
最後の一言と同時に、ハウティは巨根の根元にぶら下がった袋のひとつを、ぺろんと頬張った。
「むっ……!」
竿や亀頭を舐られるのとは別種の快感が、ゲキを低く唸らせる。
「あぁら、ゲキは金玉も性感帯なのねぇ。それじゃあ、あたしも遠慮なくぅ……んむぅ♥」
「むおっ……おぉ……!」
ふたつの陰嚢を左右から咥えられて、袋の中で熱を放っている睾丸を口内で転がされる快感に、ゲキの蚰蜒眉が小刻みに震える。
亀頭の先を舐られたり啄まれたりする快感が直火で一気に炙られるバーベキューだとすれば、睾丸をしゃぶられる快感は熱した水蒸気でじっくりと熱を通す蒸し焼きだ。あるいは、亀頭への奉仕が高らかに歌うエレキギターで、睾丸へのそれは低音で啾々と唸るベースだ。
つまり、亀頭と睾丸を同時に舐めしゃぶられるのは三倍どころではなく気持ちいい、ということだ。
「は――……くっ……おぉ……いいぞ、これ……」
ゲキは口元をだらしなく緩ませながら、両手をそれぞれ、両の睾丸を咥えて口内で舐め転がしているキセノンとハウティの頭に載せて、労を労うように何度も撫でる。
「ん、んっふ……♥」
「あっ……髪、乱れるっつ、にょ……っはむむ♥」
金玉を袋ごと口に含んだまま、目を細めて艶然と頬笑むキセノンと、煩わしげに頭を振って文句を言いつつも、またすぐに金玉しゃぶりを再開させるハウティ。そんな二人の髪を、ゲキは指でそっとなぞるような手つきで撫で続ける。そうしていると、キセノンのほうは言わずもがな、文句を言っていたハウティのほうも観念したかのように瞳をとろんと潤ませて、撫でられる気持ち良さに感じ入りながら金玉をくちゅくちゅしゃぶるのだ。
「ゲキ、このひとたちばかり狡いわ! カノジョはわたしなのに!」
一人だけ頭を撫でてもらっていないプロセルピナが涙目になってゲキを睨めつける。
「そう言われても、俺の手はふたつしかないからな。それに、こいつらの頭がちょうどいい位置にあるもんだからなぁ」
「狡い! ……なら、わたしも頭を近づければいいのね――ああぁっむ!」
眉間にぎゅっと皺を刻んだプロセルピナだったが、すぐに名案を思いついたとばかりに眉を開くと、大口を開け、それまで舐めまわすだけだった亀頭をぱくりと咥えた。そして、あむあむと鼻息を鳴らしながら、太い肉竿もどんどん口内に収めていく。
「んっ、ん……ん、っふ……ふぅん、ん、んうぅ……♥」
口が塞がっている分、鼻にかかった声を漏らしながら顔をゲキの股間に近寄せていって、自分から喉の奥まで巨根ちんぽを受け容れていく。
キセノンとハウティがゲキの太腿にしなだれかかるようにしてちんぽの両脇を陣取っているので、二人の顔が邪魔になって、プロセルピナはちんぽを竿の半ばまでも咥えることができなかった。もっとも、そのような邪魔がなくとも、彼女がゲキの巨根を根元まで咥えるのは無理だっただろうが。
「っ、んっ……んんぅ、う、うっ……う、うっふぁ……ッ……♥」
顰めた眉を跳ねさせて、苦しげな吐息を漏らしながらも、それでもゲキを見上げる両目だけはきらきらと輝いている。
「へいへい、分かってるよ。甘えん坊だな、ピナは」
ゲキは微笑みながら両手をキセノンとハウティの頭から離すと、餌を待つ犬のようにしているプロセルピナの髪を両手で撫でつけた。
緩く波打つ淡い金色の髪が、ゲキの太い指にくしゃりと絡んでは流れ落ちる。
「はっ……っ、んぅ、んっ! っ……ん、んんぅ――……ッ♥」
巨根を竿の半ばまで咥えて、上目遣いでゲキを見つめたまま、プロセルピナは背筋や尻をがくがくぶるぶると痙攣させる。
「え、えー……お姉様、ちょっと。この姉ちゃん、おっさんに髪を撫でられるだけでイきかけてね!?」
「そうみたいねぇ。撫でられるだけでイけるのは、ちょっと羨ましいわぁ」
「お姉様、そういう感想?」
ちんぽと、それにしゃぶりつくプロセルピナを挟んで漫才のような会話をしている二人。でも、そんな声などプロセルピナの耳には入っていないようで、彼女は遂に感極まって、ぎゅっと目を閉じる。
「ピナ、ちょっと頑張れよ」
ゲキはそう声をかけると、彼女の頭に載せていた両手を後頭部のほうへとまわしていって、ぐいっと自分のほうに引き寄せた。
「っふご――ッ!!」
頭を抱え込まれて、強引に喉奥まで巨根を咥え込まされたプロセルピナが、汚い声で鳴いた。
空気を読んで金玉の傍から顔を離していた二人が、目の前に来たプロセルピナの横顔に向かって、くすくすと笑いかける。
「すっげ、いまの声。なに、蛙? キモ!」
「ハウちゃん、あんまり笑っちゃ駄目よぉ……それに、ふごっ、は蛙よりも豚じゃなぁい?」
「あ、そっか。豚かー」
「そうよぅ。豚よ、豚」
「ぶーぶー♥」
くすくすだった笑いが、そのうちにけらけら声を立てての大笑いになる。プロセルピナはそれでも全く聞こえていない様子で、喉奥まで詰め込まれたちんぽの熱と硬さと力強さに酔い痴れていた。
「むっ、っふご♥ おっ、おぅ、うぅ……うぇ♥ ふぇ……えっ、んぇッ♥」
赤くなった目尻から涙の粒を零しながらも、口の端から涎と共に滴る声は苦しげなのに艶やかで、唯々色っぽかった。
そうした姿を見せられていれば、笑っていた二人の顔も物騒になっていく。
「……っつか、マジ美味そうにしゃぶってんじゃん。いや、美味いの知ってっけど」
「美味しいものを独り占めって、あたし好きじゃないわぁ」
「んんっ、んぉ♥ ぶっ、っ……ふっぐ♥ ぅぐ♥ うっ、うぉッ♥ んおッ♥ おっ、おぉッ♥」
「って、聞いてねーし!」
実際、プロセルピナはちんぽを深くまで受け容れるのに全力で、二人の嫌味を聞いている余裕なんてなかった。
「っ、んおっ♥ んごっ♥ おっ、おっ、っ、おぇッ♥ ……ッ♥ っ、おぉッ♥」
ゲキの腰が前後に震えるたび、顎から喉まで涎をだらだらと垂れ流しにして苦しげに悶え鳴く。
ゲキの両手はプロセルピナの頭を押さえつけて、勃起ちんぽを吐き出させないようにしているけれど、きっとそうしていなくとも彼女は白目を剥いて気絶するまで愛しい人を吐き出すことはないだろう――そう確信させるだけの堂に入った咥えっぷりだった。
「……くっ、ぁ……イく、ぞ……!」
ゲキが歯を食い縛りながら呻く。だけど、わざわざ告げるまでもなく、プロセルピナには口内の竿と亀頭がどちらもはち切れんばかりに膨らんだのが伝わっている。
「むっふぅ♥ うっ……むっ、ふむぅんッ♥」
ちんぽで塞がった唇の隙間から、仔猫のような声が漏れる。それは、もっと頭をぐいぐい揺さぶってください、とゲキにおねだりする声だ。
ゲキはその言葉にならない願いを聞き届け、両手でしっかりプロセルピナの頭を押さえて、いっそう激しく腰を打ちつけ、喉を犯す。
「んんっ! んっ、んごッ! っうぐッ! っぐうぅ♥ ……ふっごッ♥ んぉッ♥ おぉッ♥♥」
「おっ、おっ、っ……っく……イくぞ……おぉお――ッ!!」
ゲキが一際大きく呻いて、全身をぶるるっと激しく痙攣させた。
「――んんぅんうぅッ♥♥」
一拍遅れて、プロセルピナの背中も大きく跳ねた。
プロセルピナはそれでもちんぽから口を離さなかったけれど、ゲキが彼女の頭をぐいっと押しやって、強引にちんぽを引っこ抜く。
「はああっ♥ あっ、ぁ、あっ……つぅ……ッ♥♥」
一本釣りされた鰹のように跳ね上がった巨根がどびゅどびゅと射精して、プロセルピナの顔を額から鼻筋、口の周り、頤から喉へ――と、新鮮な卵白みたいなぷりぷり精液で化粧していく。
「おまえたちも!」
ゲキは、射精観賞していたキセノンとハウティの頭に両手を伸ばすと、プロセルピナと頬を寄せ合わせさせた。
「きゃっ」
「わっ……んひっ♥」
いきなりのことに小さく悲鳴を上げた二人の顔を、高圧ポンプと化した巨根から馬鹿みたいに迸る精液が汚していく。
「きゃ……やぁ、すっごい匂いぃ♥ ――んぁ♥ んぅ……味も、濃ゆぅい♥」
白濁を浴びせられた暗緑色の前髪を額にべっとり張りつかせたキセノンが、鼻筋から伝って鼻の下まで滴ってきた白濁を長い舌でれろれろ舐めまわしている。
「すっ……ん、すぅ……っふ♥ ふっは――……はあぁ……ッ♥ ヤベぇ、すげぇ牡臭ぇ……ふっ♥ すっ……ふはぁ♥」
プロセルピナを挟んだ反対側では、ハウティがピンクとゴールドの縦縞という派手な髪をキセノンと同じく額に張りつかせたまま、鼻の頭にぽってりと載せられた白濁に、鼻腔をひくひく開閉させていた。
「ふぅ――……」
肩で息をしながら男根を何度も脈打たせて、最後にぎゅっと竿を扱いて残り汁まで搾り出したところで、ゲキはようやく落ち着いた心持ちで眼下の光景を見ることができるようになる。
「……いや、エロすぎだろ、おまえさんたち」
三人の美女――少なくとも見た目は美女たちが、その顔中に浴びた精液の味や匂いや肌触りに、顔の輪郭が崩れそうなほど陶酔しているのだ。自分の股間に顔を寄せ合ってそんな顔をしている光景を目の当たりにして、滾らないちんぽがあるだろうか――いや、ない。
「ああ、どいつもこいつも嬉しそうな顔しやがって……おい、どうするんだよ。いま射精したばっかなのに、これじゃ全然休めないじゃねぇか」
ゲキは鼻息荒く言い立てると、射精して萎えかけていた途中でまた急膨張した勃起巨根を三人に見せつける。根元に指を添えて捧げ持つと、巨根を大きく上下に振って、裏筋のあたりでプロセルピナの鼻先をぺちぺちと叩く。
「ひんっ♥ んっ、んぁ……ごめんなさいっ……あぁ♥ わたしが責任持って、休めるようにするから、許して……んぅ♥」
プロセルピナは顔に精液をこびり付かせたまま薄目を開けてゲキを――ゲキのちんぽを見上げると、鼻先をリズミカルに叩くちんぽの重たさに、ふごふごと鼻で鳴く。
「ちょーっ、待てやーっ! おまえはいましゃぶったんだから、次はあーしの番だっつの!」
「そうよねぇ、順序を守るのは大事だわぁ」
すかさず喚くハウティと、それに乗っかるキセノン。
プロセルピナはそれを冷ややかな目で迎え撃つ。
「順番というなら、わたしはまだヴァギナに挿入されていないのだから、次はわたしの番では?」
「うっ……そ、そーゆー理屈はいーんだっつの!」
「……フッ」
「あ! 鼻で笑った!? むっ、ムッカつくんだけどぉッ!?」
「ハウちゃん、抑えて」
「だってお姉様、こいつがーっ!」
「分かってるわよぅ。でも、ハウちゃん、理屈がどうとか関係なしに、本当は最初から彼女に順番を譲るつもりだったんでしょお?」
「えっ、なんで分かんの――あっ」
誘導尋問に引っかかってしまったハウティは、後の祭りと分かっていつつも慌てて両手を口で塞いだ。
くっくっと喉を鳴らして笑うキセノン。
「ハウちゃんは優しいのに恥ずかしがり屋さんなのよねぇ」
「お姉様!」
顔を茹だらせるハウティに、プロセルピナは真面目腐った顔で頷いてみせる。
「なるほど、素直になれないお子様なのね」
「うっせー! っつか、なに顔からエロい匂いさせてやがるかーっ!」
「きゃっ……んんっ! あっ、なんで舐めちゃうの! これはわたしのよっ……このっ!」
プロセルピナの精液顔をぺちゃぺちゃと舐め始めるハウティ。そのお返しとばかりに、プロセルピナもハウティの顔に舌を這いずらせて、粘り着く精液を舐め取りにかかる。
「あぁん、狡ぅい! あたしも混ぁぜてぇ♥」
そこにキセノンも舌を伸ばした乱入して、二人の顔に盛られた精液を器用な舌使いで擦り取り、舐め啜っていく。
姦しくしながら顔を舐め合う股間の三人を、ゲキはしばらく脂下がった顔で見下ろすのだった。
プロセルピナはしっとり潤んだ瞳が寄り目になるほど熱烈にゲキのちんぽを見つめ、恍惚の声と吐息を挟みながら、ちゅっちゅと竿に口付けを贈っていく。
黒檀の無垢材から伐り出したご神体が如き巨根は、肉竿の裏側に浮き立った水道管のような筋をプロセルピナの唇で啄まれるたび、ぴくっぴくんっと細かく脈打つ。
「ん……っふぁ♥ あ、あぁ……ッ♥ ゲキのちんぽ、わたしにキスされて喜んで――……ッ!?」
触れた唇に返ってくる質感、温度、脈拍、ほのかな塩味と青臭さ――そして、知らない風味。
「……あっ」
プロセルピナは思い出した。
この部屋に入ってきたとき、既にゲキたちは三人とも全裸だった。そして、女性に見える男性二人はぐったりと伏していた。つまり、挿入を一戦終えた後だった。
「ということは、この味はさっきまでゲキのちんぽが入っていた女性器の……じゃないわ。女性器ではなく……お、おっ、お尻の……ッ!!」
「って、おうこら! あーしらの尻まんこ、舐めんじゃねーぞ。こくと旨味の円やかバター&バニラ風味だっつの!」
「というかぁ、これはあくまでアバター。だから、そんな泣きそうな顔することないわよぉ」
二人の舌打ちと微苦笑に、プロセルピナは切れ長の瞳をぱちくりとさせて、あぁ、と納得の声を漏らす。
「……それもそうね。そういうことなら遠慮なく……んあぁ♥」
プロセルピナはちんぽへの舐め奉仕を再開させた。
待てを強要された反動か、べちゃべちゃじゅずずっ、と激しい水音を掻き鳴らして舐めたくる。
「はっ……ん、んっ、んぁ♥ ちんぽ、美味ひっ♥ ゲキのちんぽっ、んぁ♥ おいひっ♥ んっふぁッ♥」
臍の向かって反り返る勃起ちんぽの太くて長い竿の裏側を、舌の腹を押しつけるようにして根元から先へと舐め上げる。竿と亀頭の繋ぎ目になる裏筋の窪みを舌先で抉ると、そこから舌を横にくるりとずらしていって、大きく張り出した肉厚の笠と竿との段差が作る溝を舌先で掃き掃除するように舐めまわす。
そうやって存分に舐って、こびり付いた他の穴の味を自分の涎で水洗いしてしまうと、最後は薄紅を刷いた唇を雑巾代わりにして竿の付け根か亀頭までを唇で擦り上げ、裏筋にも唇を押しつけて自分の涎を拭った後、カリ肉を唇で啄むことで溝の乾拭きも完了させた。
「ん……っふ……よしっ♥ 変な味、しなくなったわ♥」
「だから変な味じゃねっつの!」
一仕事終えて誇らしげに笑ったプロセルピナを、ハウティがいまにも噛みつきそうな顔で睨む。プロセルピナは一瞬だけハウティに視線を向けて、すぐに逸らした。それがまたいっそう、ハウティには癪だったようだ。
「おめーよぉ、おいこら訂正しろやーっ!」
「……味がどうとかではないの。重要なのは、わたしの以外の味だということよ」
「つまり、不味くはなかった、っつーことだろ? なら謝れやーっ!」
「あ、先走りが♥」
亀頭の先っぽに唇を寄せて、そこに浮いていた透明な雫をちゅるるっと啜るプロセルピナ。
「って無視かーっ! 実力行使じゃーっ!」
「きゃっ!?」
プロセルピナの隣にしゃがんだハウティが、横から肩を当ててプロセルピナを押し退けた。そして、プロセルピナがまだ一口しか啜っていなかった亀頭の割れ目に口をつけると、ぶちゅーっと頬を凹ませながら舌を使って、尿道の奥に溜まっていた残りの汁を啜り上げる!
「あぁ! あっ、あなた、なんてことを! それはわたしのよ!」
「んっ、ん……うっせー、こういうのは早い者勝ちだっつのー」
「それなら尚更、わたしのじゃない!」
「はいはい、喧嘩しないのぉ」
呆れ顔のキセノンがぱんぱんと手を打ちながら、ちんぽを挟んで啀み合っている二人の間に、ずいっと身体を割り込ませた。
「そうやって喧嘩していたら、せっかくのちんぽが萎えちゃうわぁ……ねぇ?」
「ま、そうだな」
早く食べないとせっかくの料理が冷めちゃうわ、みたいな口調で同意を求められたゲキが苦笑混じりに頷くと、ハウティを威嚇していたプロセルピナは渋々ながらも矛を収める。
「わたしは間違っていないけれど、ゲキがそう言うなら……」
――が、ハウティは納めていなかった。
「おっさん、ほんとにこんなガミガミババァがカノジョでいいのかよ?」
「なっ!?」
「……!」
見る見る顔を真っ赤にしていくプロセルピナ。その横で、彼女と同年代の見た目をしたキセノンが静かに笑顔の口元を引き攣らせているけれど、ハウティは気づいていない。だから、プロセルピナが絶句したのをいいことに、調子に乗って言い立てる。
「んー? ババァって言われて反応したってことは、自分でも自分のことババァだと思ってるっつーことだよな。なぁ、そうだよな、ババあっああっあぁあ――ッ♥♥」
いきなり甲高い媚声を張り上げたハウティの尻穴には、キセノンの小指と親指を除いた指三本が付け根までねじ込まれていた。
「ハウちゃん、そこまでよぉ……ね?」
「あっ、ひゃ……ひゃい、いいぃ……ッ♥」
ハウティは怖いくらいにっこり頬笑むキセノンの指に、括約筋を内側からぐちゃぐちゃ拡げられながら、快楽と恐怖で脂汗を垂らしながらぷるぷると必死に頷くのだった。
「よろしい。じゃあ、仲直りのキスねぇ」
「ふぁいぃ……ッ」
抵抗する気力をなくしたハウティは、素直にプロセルピナのほうへと顔を寄せていく。
「ちょっ!? わたしは貴方たちとキスなんて――あっ」
プロセルピナは抵抗しようとしたけれど、キセノンが後頭部を掴んでぐいっと引き寄せると、抵抗は無意味だった。
「この力、やっぱり男……!」
「アバターに男女は関係ないでしょ! あたしのほうが筋力高いだけよぉ!」
キセノンの語気を強めると、腕の力も強くなる。
「きゃっ……ん! んっ、んぅ!」
二人はキセノンを挟んでキスをする。片一方は無理やりで、もう一方も諦観の顔だけど、キスはキスだ。
「仲直りのキスって美しいわぁ♥」
眼前で行われる女同士のキスを、キセノンは優しい笑顔で見守る。と、そこに割り込んできたものがあった。ゲキのちんぽだ。
「そろそろ、俺も混ぜてくれよ」
根元を軽く抑えて仰角を下げた勃起ちんぽが、触れ合っている唇を左右に押し退けて、キスに混ざってくる。
「あっ♥」
「んはっ♥」
だが、乱入された二人はさっきまでの嫌そうだった顔から一転して脂下がる。
「あ、ぁ……ゲキのちんぽ♥ ゲキのちんぽ♥ ゲキの……んんぅッ♥」
「ったく、どんだけ勃起してるんだっつの……ちゅ、んぁ♥ っつか、マジ太ぇしっ、っ、んぅ♥」
プロセルピナは何度も甘くささやきながら肉竿に口付けを繰り返し、ハウティは緩んだ顔で文句をつけつつ肉竿を啄む。
左右からの微妙に異なる刺激を受けて、ゲキのちんぽは鷹揚に頷くみたいに、上下に揺らめく。
「おぉ……二人とも気持ちいいぜ」
ゲキは満足げに脂下がって、ついさっき正式な恋人になったばかりの女性の唇と、つい一時間ほど前に出会ったばかりの女性の唇とで竿を挟まれ、扱かれる愉悦に浸っていた。
それを真正面の、いや鼻先に触れるほどの超至近距離で眺めているキセノンの顔も、瞳を潤ませ、頬を赤らめた発情顔になっている。
「あらっ、まぁ……先走りがすごいわぁ……あっ、垂れちゃう!」
自分に向かって突き出されている亀頭の先から水飴のようにとろりと垂れていく先走りを、キセノンは思わず舌を伸ばして受け止めた。余人よりも少し長い舌は、多数の口淫経験がないと取得できない技能【舌技】のおかげもあって、後から後から垂れ落ちてくる濃厚な先走りを、くるくると舌先で巻き取るようにして舐め取ると、口の中でくちゅくちゅと咀嚼し、味わう。
やがて、こっくんと喉を鳴らして飲み干すと、キセノンは短距離走でもしてきたかのように頬を上気させて、嬉しげに呻く。
「んっ、っ……ん、っふぁ――……っはぁ♥ 先走りで、こんな……んぅ……粘っこいなんてぇ……んはッ♥」
もう飲み干したというのに、まだ舌や喉にへばり付いている感覚が残っていて、キセノンは感想を述べている間にも、何度となく舌や喉を鳴らしては、滲み出る唾液を嚥下している。
「そうなのよね。ゲキのちんぽは、出てくるお汁まで元気いっぱいなのよね」
などと頷いていたプロセルピナだったが、はたと気づいて唇を尖らせる。
「……ねえ、どうしてカノジョのわたしが横で、行きずりの貴方が正面なの?」
「あぁら、やっと気づいたのねぇ」
プロセルピナの追求に、キセノンは悪びれることなく、濡れた舌をぺろっと出して笑った。その態度に、プロセルピナはますます唇を尖らせると、キセノンの腰を抱えて引っ張り、自分と場所を入れ替えようとする。
「貴方、替わりなさい。正面はカノジョである、わたしの席よ!」
「はぁいはい、食前酒は堪能したし、替わってあげるわよぉ」
アバターの能力に男女差はないけれど、キセノンのほうが筋力を上げている分、本来だったらプロセルピナがキセノンを退かすことはできなかっただろう。だけど、キセノンは抵抗することなく身体を委ねて、されるがままに正面を譲った。
「あっふぁ♥ ああっ、横顔も素敵だったけれど、やっぱり正面からはもっと素敵だわ……あぁッ♥」
勃起ちんぽの正面最前列特等席に戻ってきたプロセルピナは、自制しようとすることもなく亀頭の割れ目に口付けをする。
そこから溢れる汁は今し方キセノンが啜り取ったばかりだったけれど、プロセルピナが口付けした時点でもう、新たな汁がどくどくと溢れ出していて、遠慮なく啜るプロセルピナの舌と喉を潤していく。
「ん、んんっ……んぁ♥ ――はあぁッ♥ この塩気、粘り気、堪らないわ……!」
「……んだよぉ、自分だけ美味そうにちゅぱちゅぱしやがってよーっ」
プロセルピナの蕩けた横顔に、ハウティは文句たらたらだ。
「まぁまぁ、ハウちゃん。先っぽはカノジョに譲って、あたしたちはこっちを味わわせてもらいましょ」
それを取りなすのはキセノンだが、ちんぽを挟んで向けられるハウティの視線は刺々しい。
「そりゃ、お姉様はさっきちゅぱちゅぱ味わったから、いいでしょーけどー」
「あ……あらぁ、そういえばハウちゃだけ舐めてないのね……じゃあ、後でいっぱい舐めさせてもらいましょ。そのときは、あたしも一緒にお願いしてあげるからっ」
「まー、お姉様がそこまで言うんだったら、いまはこっちで我慢してやる……かっ♥」
最後の一言と同時に、ハウティは巨根の根元にぶら下がった袋のひとつを、ぺろんと頬張った。
「むっ……!」
竿や亀頭を舐られるのとは別種の快感が、ゲキを低く唸らせる。
「あぁら、ゲキは金玉も性感帯なのねぇ。それじゃあ、あたしも遠慮なくぅ……んむぅ♥」
「むおっ……おぉ……!」
ふたつの陰嚢を左右から咥えられて、袋の中で熱を放っている睾丸を口内で転がされる快感に、ゲキの蚰蜒眉が小刻みに震える。
亀頭の先を舐られたり啄まれたりする快感が直火で一気に炙られるバーベキューだとすれば、睾丸をしゃぶられる快感は熱した水蒸気でじっくりと熱を通す蒸し焼きだ。あるいは、亀頭への奉仕が高らかに歌うエレキギターで、睾丸へのそれは低音で啾々と唸るベースだ。
つまり、亀頭と睾丸を同時に舐めしゃぶられるのは三倍どころではなく気持ちいい、ということだ。
「は――……くっ……おぉ……いいぞ、これ……」
ゲキは口元をだらしなく緩ませながら、両手をそれぞれ、両の睾丸を咥えて口内で舐め転がしているキセノンとハウティの頭に載せて、労を労うように何度も撫でる。
「ん、んっふ……♥」
「あっ……髪、乱れるっつ、にょ……っはむむ♥」
金玉を袋ごと口に含んだまま、目を細めて艶然と頬笑むキセノンと、煩わしげに頭を振って文句を言いつつも、またすぐに金玉しゃぶりを再開させるハウティ。そんな二人の髪を、ゲキは指でそっとなぞるような手つきで撫で続ける。そうしていると、キセノンのほうは言わずもがな、文句を言っていたハウティのほうも観念したかのように瞳をとろんと潤ませて、撫でられる気持ち良さに感じ入りながら金玉をくちゅくちゅしゃぶるのだ。
「ゲキ、このひとたちばかり狡いわ! カノジョはわたしなのに!」
一人だけ頭を撫でてもらっていないプロセルピナが涙目になってゲキを睨めつける。
「そう言われても、俺の手はふたつしかないからな。それに、こいつらの頭がちょうどいい位置にあるもんだからなぁ」
「狡い! ……なら、わたしも頭を近づければいいのね――ああぁっむ!」
眉間にぎゅっと皺を刻んだプロセルピナだったが、すぐに名案を思いついたとばかりに眉を開くと、大口を開け、それまで舐めまわすだけだった亀頭をぱくりと咥えた。そして、あむあむと鼻息を鳴らしながら、太い肉竿もどんどん口内に収めていく。
「んっ、ん……ん、っふ……ふぅん、ん、んうぅ……♥」
口が塞がっている分、鼻にかかった声を漏らしながら顔をゲキの股間に近寄せていって、自分から喉の奥まで巨根ちんぽを受け容れていく。
キセノンとハウティがゲキの太腿にしなだれかかるようにしてちんぽの両脇を陣取っているので、二人の顔が邪魔になって、プロセルピナはちんぽを竿の半ばまでも咥えることができなかった。もっとも、そのような邪魔がなくとも、彼女がゲキの巨根を根元まで咥えるのは無理だっただろうが。
「っ、んっ……んんぅ、う、うっ……う、うっふぁ……ッ……♥」
顰めた眉を跳ねさせて、苦しげな吐息を漏らしながらも、それでもゲキを見上げる両目だけはきらきらと輝いている。
「へいへい、分かってるよ。甘えん坊だな、ピナは」
ゲキは微笑みながら両手をキセノンとハウティの頭から離すと、餌を待つ犬のようにしているプロセルピナの髪を両手で撫でつけた。
緩く波打つ淡い金色の髪が、ゲキの太い指にくしゃりと絡んでは流れ落ちる。
「はっ……っ、んぅ、んっ! っ……ん、んんぅ――……ッ♥」
巨根を竿の半ばまで咥えて、上目遣いでゲキを見つめたまま、プロセルピナは背筋や尻をがくがくぶるぶると痙攣させる。
「え、えー……お姉様、ちょっと。この姉ちゃん、おっさんに髪を撫でられるだけでイきかけてね!?」
「そうみたいねぇ。撫でられるだけでイけるのは、ちょっと羨ましいわぁ」
「お姉様、そういう感想?」
ちんぽと、それにしゃぶりつくプロセルピナを挟んで漫才のような会話をしている二人。でも、そんな声などプロセルピナの耳には入っていないようで、彼女は遂に感極まって、ぎゅっと目を閉じる。
「ピナ、ちょっと頑張れよ」
ゲキはそう声をかけると、彼女の頭に載せていた両手を後頭部のほうへとまわしていって、ぐいっと自分のほうに引き寄せた。
「っふご――ッ!!」
頭を抱え込まれて、強引に喉奥まで巨根を咥え込まされたプロセルピナが、汚い声で鳴いた。
空気を読んで金玉の傍から顔を離していた二人が、目の前に来たプロセルピナの横顔に向かって、くすくすと笑いかける。
「すっげ、いまの声。なに、蛙? キモ!」
「ハウちゃん、あんまり笑っちゃ駄目よぉ……それに、ふごっ、は蛙よりも豚じゃなぁい?」
「あ、そっか。豚かー」
「そうよぅ。豚よ、豚」
「ぶーぶー♥」
くすくすだった笑いが、そのうちにけらけら声を立てての大笑いになる。プロセルピナはそれでも全く聞こえていない様子で、喉奥まで詰め込まれたちんぽの熱と硬さと力強さに酔い痴れていた。
「むっ、っふご♥ おっ、おぅ、うぅ……うぇ♥ ふぇ……えっ、んぇッ♥」
赤くなった目尻から涙の粒を零しながらも、口の端から涎と共に滴る声は苦しげなのに艶やかで、唯々色っぽかった。
そうした姿を見せられていれば、笑っていた二人の顔も物騒になっていく。
「……っつか、マジ美味そうにしゃぶってんじゃん。いや、美味いの知ってっけど」
「美味しいものを独り占めって、あたし好きじゃないわぁ」
「んんっ、んぉ♥ ぶっ、っ……ふっぐ♥ ぅぐ♥ うっ、うぉッ♥ んおッ♥ おっ、おぉッ♥」
「って、聞いてねーし!」
実際、プロセルピナはちんぽを深くまで受け容れるのに全力で、二人の嫌味を聞いている余裕なんてなかった。
「っ、んおっ♥ んごっ♥ おっ、おっ、っ、おぇッ♥ ……ッ♥ っ、おぉッ♥」
ゲキの腰が前後に震えるたび、顎から喉まで涎をだらだらと垂れ流しにして苦しげに悶え鳴く。
ゲキの両手はプロセルピナの頭を押さえつけて、勃起ちんぽを吐き出させないようにしているけれど、きっとそうしていなくとも彼女は白目を剥いて気絶するまで愛しい人を吐き出すことはないだろう――そう確信させるだけの堂に入った咥えっぷりだった。
「……くっ、ぁ……イく、ぞ……!」
ゲキが歯を食い縛りながら呻く。だけど、わざわざ告げるまでもなく、プロセルピナには口内の竿と亀頭がどちらもはち切れんばかりに膨らんだのが伝わっている。
「むっふぅ♥ うっ……むっ、ふむぅんッ♥」
ちんぽで塞がった唇の隙間から、仔猫のような声が漏れる。それは、もっと頭をぐいぐい揺さぶってください、とゲキにおねだりする声だ。
ゲキはその言葉にならない願いを聞き届け、両手でしっかりプロセルピナの頭を押さえて、いっそう激しく腰を打ちつけ、喉を犯す。
「んんっ! んっ、んごッ! っうぐッ! っぐうぅ♥ ……ふっごッ♥ んぉッ♥ おぉッ♥♥」
「おっ、おっ、っ……っく……イくぞ……おぉお――ッ!!」
ゲキが一際大きく呻いて、全身をぶるるっと激しく痙攣させた。
「――んんぅんうぅッ♥♥」
一拍遅れて、プロセルピナの背中も大きく跳ねた。
プロセルピナはそれでもちんぽから口を離さなかったけれど、ゲキが彼女の頭をぐいっと押しやって、強引にちんぽを引っこ抜く。
「はああっ♥ あっ、ぁ、あっ……つぅ……ッ♥♥」
一本釣りされた鰹のように跳ね上がった巨根がどびゅどびゅと射精して、プロセルピナの顔を額から鼻筋、口の周り、頤から喉へ――と、新鮮な卵白みたいなぷりぷり精液で化粧していく。
「おまえたちも!」
ゲキは、射精観賞していたキセノンとハウティの頭に両手を伸ばすと、プロセルピナと頬を寄せ合わせさせた。
「きゃっ」
「わっ……んひっ♥」
いきなりのことに小さく悲鳴を上げた二人の顔を、高圧ポンプと化した巨根から馬鹿みたいに迸る精液が汚していく。
「きゃ……やぁ、すっごい匂いぃ♥ ――んぁ♥ んぅ……味も、濃ゆぅい♥」
白濁を浴びせられた暗緑色の前髪を額にべっとり張りつかせたキセノンが、鼻筋から伝って鼻の下まで滴ってきた白濁を長い舌でれろれろ舐めまわしている。
「すっ……ん、すぅ……っふ♥ ふっは――……はあぁ……ッ♥ ヤベぇ、すげぇ牡臭ぇ……ふっ♥ すっ……ふはぁ♥」
プロセルピナを挟んだ反対側では、ハウティがピンクとゴールドの縦縞という派手な髪をキセノンと同じく額に張りつかせたまま、鼻の頭にぽってりと載せられた白濁に、鼻腔をひくひく開閉させていた。
「ふぅ――……」
肩で息をしながら男根を何度も脈打たせて、最後にぎゅっと竿を扱いて残り汁まで搾り出したところで、ゲキはようやく落ち着いた心持ちで眼下の光景を見ることができるようになる。
「……いや、エロすぎだろ、おまえさんたち」
三人の美女――少なくとも見た目は美女たちが、その顔中に浴びた精液の味や匂いや肌触りに、顔の輪郭が崩れそうなほど陶酔しているのだ。自分の股間に顔を寄せ合ってそんな顔をしている光景を目の当たりにして、滾らないちんぽがあるだろうか――いや、ない。
「ああ、どいつもこいつも嬉しそうな顔しやがって……おい、どうするんだよ。いま射精したばっかなのに、これじゃ全然休めないじゃねぇか」
ゲキは鼻息荒く言い立てると、射精して萎えかけていた途中でまた急膨張した勃起巨根を三人に見せつける。根元に指を添えて捧げ持つと、巨根を大きく上下に振って、裏筋のあたりでプロセルピナの鼻先をぺちぺちと叩く。
「ひんっ♥ んっ、んぁ……ごめんなさいっ……あぁ♥ わたしが責任持って、休めるようにするから、許して……んぅ♥」
プロセルピナは顔に精液をこびり付かせたまま薄目を開けてゲキを――ゲキのちんぽを見上げると、鼻先をリズミカルに叩くちんぽの重たさに、ふごふごと鼻で鳴く。
「ちょーっ、待てやーっ! おまえはいましゃぶったんだから、次はあーしの番だっつの!」
「そうよねぇ、順序を守るのは大事だわぁ」
すかさず喚くハウティと、それに乗っかるキセノン。
プロセルピナはそれを冷ややかな目で迎え撃つ。
「順番というなら、わたしはまだヴァギナに挿入されていないのだから、次はわたしの番では?」
「うっ……そ、そーゆー理屈はいーんだっつの!」
「……フッ」
「あ! 鼻で笑った!? むっ、ムッカつくんだけどぉッ!?」
「ハウちゃん、抑えて」
「だってお姉様、こいつがーっ!」
「分かってるわよぅ。でも、ハウちゃん、理屈がどうとか関係なしに、本当は最初から彼女に順番を譲るつもりだったんでしょお?」
「えっ、なんで分かんの――あっ」
誘導尋問に引っかかってしまったハウティは、後の祭りと分かっていつつも慌てて両手を口で塞いだ。
くっくっと喉を鳴らして笑うキセノン。
「ハウちゃんは優しいのに恥ずかしがり屋さんなのよねぇ」
「お姉様!」
顔を茹だらせるハウティに、プロセルピナは真面目腐った顔で頷いてみせる。
「なるほど、素直になれないお子様なのね」
「うっせー! っつか、なに顔からエロい匂いさせてやがるかーっ!」
「きゃっ……んんっ! あっ、なんで舐めちゃうの! これはわたしのよっ……このっ!」
プロセルピナの精液顔をぺちゃぺちゃと舐め始めるハウティ。そのお返しとばかりに、プロセルピナもハウティの顔に舌を這いずらせて、粘り着く精液を舐め取りにかかる。
「あぁん、狡ぅい! あたしも混ぁぜてぇ♥」
そこにキセノンも舌を伸ばした乱入して、二人の顔に盛られた精液を器用な舌使いで擦り取り、舐め啜っていく。
姦しくしながら顔を舐め合う股間の三人を、ゲキはしばらく脂下がった顔で見下ろすのだった。
0
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