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カルナヴァル・ア・ロアンネル ~肉欲都市の謝肉祭 7/9
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淫魔窟ロアンネル内の祭壇で乱交をすることで開始される淫魔大量発生イベント、通称【謝肉祭】。その終わりは、一定時間が経過したときに出現する、複数パーティで戦うこと前提の強敵――レイドボスを倒すことで終了する。倒せないまま一定時間が過ぎても終了するけれど、その場合はボス撃破報酬が配布されない。
【謝肉祭】はプレイヤーによって自主管理されているわけだが、参加者はレベル関係なしの抽選によって決められている。そのせいで参加者の平均レベルは推奨レベルより低くなることも多いのだけど、これまでボス討伐に失敗したことは数えるほどしかない。その理由は、単純に参加者が多いからだった。
つまり、たった一体のボスを人海戦術でタコ殴りにして、途中で何度も薙ぎ払われながら、それでも最後は数の暴力でやっぱりタコ殴りにして終わるというのが、謝肉祭の取りを飾るイベントなのだった。
「さて、やっと来たな」
「うむ、来たな!」
称号【呪術師】の人間男性NPC・スリュージと、称号【重戦士】のドワーフ女性PC・マフィンの二人は、広場になっている淫魔窟の出入り口前に陣取って言葉を交わした。
周りには彼らと同じくボス待機している連中が多数集まっている。広場の隅のほうには、淫魔を連れ込んで乱交の終わりを惜しむように腰を振っている連中もいたけれど、スリュージたちを始めとした淫魔窟の正面に陣取る面々はすっかり気持ちを切り替えて、戦闘体勢になっていた。
乱交の余韻を引き摺ったまま勝てるほど対軍ボスは甘くないのだ。
「しかし、勝てるかね?」
「勝つのだ!」
頼りなげに独り言ちたスリュージの耳を、マフィンの根拠なき自信がぴしゃりと叩く。
「……」
「な、なんだその目は」
じとりと見つめ返したスリュージに、あっさり狼狽えるマフィン。
「いやなに、マフィンの口から聞くと、これほど頼りない言葉はないな、と思っただけだ
「はっはっ、褒めるな……いや、馬鹿にしたか!?」
「ははっ」
「笑い事ではない! いくら名目上はご主人様だとはいえ、愚弄は許さんぞ、愚弄は!」
目くじらを立てて、ついでに頬を膨らませて憤るマフィンだが、スリュージに射るような視線を返されると、面白いほど簡単にビクッと身を竦めた。
「なっ、なんだ……」
「いやね、マフィンにも自分が奴隷だという自覚があったんだな、ってね」
「……おまえが散々、そう自覚せざるを得ないことを私にしたからだろ」
「ああ、そうだったな」
頬を染めて目を逸らすマフィンに、スリュージはくっくっと喉で笑いながら手を伸ばし、彼女の頬をひと撫でする。
ドワーフで前衛ビルドのマフィンは、むちむちを通り越してバキバキになるまで鍛えてあるVIT・STR特化体型だ。
少し前までは頬の片方に、自分が奴隷であることを示す奴隷紋が入っていたのだけど、最近になって羞恥心に目覚めたのか、非表示になっている。あるいは、そんな紋章がなくとも自分は奴隷なのだと自覚した、ということなのかもしれない。
二人はマフィンが運良く整理券を当てたことで謝肉祭に参加したけれど、開始から今までの間、淫魔たちとの乱交には耽らずに、投宿した部屋のベランダから青姦三昧の街並みを見下ろしつつ二人でイチャイチャして過ごしていた。
●
「マフィン、さっきから視線がちらちら外に向いているようだけど、ああいうのに興味があるのか?」
ベランダの長椅子に腰かけたスリュージが、自分の膝に背中向きで座らせた――要するに背面座位の格好で座らせたマフィンのお腹を両手で撫でながら問いかける。
ロリ巨乳マッチョではあるが身長だけは小柄なドワーフ女子をそうして抱っこしていると、小さい娘とお父さんの団らん風景、みたいに見えなくもない……かもしれない。でも実際は、当然のようにエロエロな関係だ。
「え……いっ、いや、ない……ないぞ! ほっ、本当にないじょおぉッ♥」
明らかに動揺したマフィンの声が淫靡に跳ね上がったのは、スリュージの両手がマフィンの乳房をどちらとも鷲掴みにしたからだ。
いまのマフィンはタンクトップとショートパンツという緩い服装だから、無造作に揉まれただけで大ダメージを受けてしまう。甲冑で全身完全防御することを前提で調整された身体は、性的攻撃に超弱い。つまり超絶、敏感ボディだ。
どのくらい敏感かと言うと、
「あっ、あ、ひゃああ! あっ、あ、ああぁッ♥ あっひゅううぅッ♥♥」
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅぎゅう……の三揉み半で乳絶頂を決めるくらいの過敏さだった。
「……イったな。マフィン、何回目だ?」
「あ、ぁ……え、えと、ご……ううん、ろく?」
「七回だ」
「ええっ!?」
「なんで数えられないかな」
「だ、ってぇ……」
「まだ特訓が要るな」
「ひっ! やっ、待ままって! もっじゅびゅうぅ♥ うっ、ううぅッ♥」
もみっもみっ、と鷲掴みにされた乳房がタンクトップの布地と一緒に暴れ出した。
ところで、アバターの体型は能力値の傾向が大きく影響する。マフィンが筋肉バリバリなのは筋力一極だからだ。筋力の他に体力も上げた二極型なら、もっと固太りな感じになっていただろう。
そんな体脂肪一桁体型なくせに、スリュージの手の中で暴れている乳房はデカい。乳脂肪たっぷりのアイスクリームをバケツ盛りしたくらいにデカくて、とろとろだ。揉んでいるスリュージの手に自分から吸い付いていくようなのに、そのくせ油断すると手の中から滑り落ちていくようでもある。
身体中の体脂肪がそこに全集中したかのような巨乳は、非実在ならばこそだ。現実の身体でやろうとすれば、豊胸手術でも難しかろう。
「ひっううぅ……! ちょおぉ……待ああぁ……あっ、あぁ♥ あっ♥ っ……っ、んんうぅッ♥♥」
スリュージは乳の柔らかさに感じ入りながら揉んでいたら、ついうっかり、マフィンをそのまま乳イきさせてしまった。
一度達した直後だから軽くあやす程度に留めておこうと思っていたのに、つい無心で揉んでしまった。悪いことをした――という内心を隠して、スリュージはマフィンの耳元に背後から溜め息を吹きかける。
「なんだ、またイったのか。いつまで経っても堪え性が身につかないな。恥ずかしくないのか?」
「くうぅ……なっ、なんたる屈辱……!」
そう言って肩を震わすマフィンの肌は、首筋から耳朶に至るまで赤々と上気している。
「屈辱? そう思うのなら、我慢すりゃあいいだろ。ほら、我慢だ、我慢」
「くひっ! ひっ、っ……っ、んん……ッ!」
タンクトップに浮き出るような尖り乳首を直に触るのではなく、敢えて乳輪の少し外側をくるりくるりと撫で擦るように揉む。そうすることで、タンクトップの布地が乳首をざらりざらりと擦っていく。その間接的でもどかしい刺激だけでも、マフィンにとっては強烈すぎた。
「ひっ、っ、くううぅ――」
「おっと」
もうひと擦りで達する、というところでスリュージの手が止まる。
「あ……」
マフィンは、どうして止めるの、という顔だ。
背後から抱きついているスリュージは、まるでその顔が見えているかのように、ふっと失笑する。
「やったな、マフィン。我慢できたじゃないか」
「う、うぅ……」
こうした性的接触は、マフィンが隷属解除の条件である「十分間の愛撫をイかずに堪える」を達成できる忍耐力を鍛えるため、という目的で行われている。だから、そのお題目に従うのならば、マフィンは「やったー、我慢できたー」と喜ばなければいけないのだけど……。
「い……いじ、わる……っ……いじわる……!」
ぐすんぐすんと鼻を鳴らして泣き出してしまった。
じくじくと乳首が疼く。
自分で身体を揺すって乳首を服地に擦らせれば、イけるかもしれない。でも、とっくに腰が砕けていて、身動ぎするのも無理なのだ。スリュージに弄ってもらわないと、一人ではイくこともできないのだ。人一倍どころか十倍くらいは敏感な身体だというのに……!
「ひくっ……っ……」
「あ、あ、待ってくれ。泣くことはない、ないだろ、な? 泣き止んでくれ、悪かった。謝るから!」
スリュージは本気で慌てていた。
マフィンの胸から離した両手を、わたわたと無意味に振りまわしている。泣き止んでもらうためには、どこを撫でてたらいいのやら……と、文字通りの意味で手を拱いていた。
「謝るくらいなら、早く……してよぉ……」
マフィンは少しだけ背後を振り返り、いつもの騎士口調ではない言葉遣いで懇願する。横顔が見えるほどは振り向かず、火照った項と耳朶だけで情欲を見せつける。マフィン本人にその気はなくとも、スリュージをその気にさせるのには十分過ぎるものだった。
スリュージの手が、マフィンのタンクトップを首下までたくし上げる。
「あ……シャツ、脱がせちゃ……あっ、んゃ! なんでおっぱい、たぷたぷするの!?」
「それはね、マフィン。おまえが堪らなく可愛いからだよ」
「へぁ!?」
零れ落ちるように曝け出された乳房の下側を掌で叩かれて遊ばれているというのに、耳朶を唇で食むようなキスをされながら囁かれると、マフィンの肌はそれだけで快感に粟立ってしまう。ぞわぞわが背筋を下りて、砕けた腰がさらに砕ける。ショートパンツの中心部が漏らしたようになっているのは、見ずとも分かる。
「あぁ、また我慢できなかった。難しいな、忍耐力を鍛えるってのは」
忍耐力を鍛える必要があったのはスリュージも同じだった。
我慢しなければ、スリュージは初めて知った執着のままにマフィンを愛撫漬けにしてしまうだろう。そうしたらマフィンの超敏感ボディは、一秒毎に絶頂し続けるだろう。速攻で強制遮断してしまうだろう。いや、それで済めばまだいい。強すぎる絶頂が怖くて、二度とログインしなくなってしまうかもしれない――その想像に思い至ったスリュージは「俺は我慢を覚えなくちゃならない」と一念発起。
そうして現在の、マフィンはイくのを我慢する、スリュージはイかせるのを我慢する、という訓練が行われるようになったのだった。
でも、この訓練はとても難しかった。
ただでさえイきやすいマフィンは、スリュージがどれだけ加減しても十分以内に一回目の絶頂を迎えてしまう。一度達してしまうと、ただでさえ低い耐久値がゼロを下回ってマイナスまで振り切っているのではなかろうかというほど駄々下がりしてしまうので、後はもうスリュージがどれだけ加減しようと腐心しても、我慢のがの字もないレベルでイきまくってしまう。スリュージも、そんなマフィンに中てられて我慢を放り投げてしまう。そうして結局、訓練はいつも、ただのイきまくりイかせまくりタイムになってしまうのだった――いまそうなっているように。
「……――あっああぁッ♥ っはああぁおぉッ♥♥」
剥き出しの巨乳を直揉みされていたマフィンが、長々と糸を引くような嬌声を張り上げてイった。
宿のベランダで、謝肉祭で盛り上がる街並みを見下ろしながらのことだけど、あくまでも見えているだけだ。宿の部屋と街並みとは別サーバーなので、マフィンのイき声が街路に届くことはない。だけど――。
「マフィン、見られるの好きだよな」
スリュージが耳朶を舐りながら低く笑う。
「え……そっ、そんなことな――」
「あるよ、そんなこと。だって、外が見えるとこだと、声の張りが違う。自分でも分かっているんだろ?」
「わ、分かるか、そんなっ……あぁあ♥ あっ、あぁッ♥」
今日はとくにさんざん苛められている乳房の頂がまた、スリュージの指で優しく、目の細かい紙やすりですべすべになるまで磨き込むように擦られる。
マフィンは当然、乳首絶頂する。我慢訓練の名目で加減されている愛撫でもイくのだから、イかせたい衝動のままに愛撫をされたら、愛撫されてからイくまでの時間より、イってからも愛撫される時間のほうが長くなるのが当然だ。
「あっ、あぁ♥ ひぃ……っ、くっ、っふうううぅッ♥♥」
もはや、乳首を揉み擦られて嘶く玩具に成り果てている。
「こら、目を瞑るな」
「ひにゅ!」
どうして分かるのか不思議だけど、マフィンが目を瞑るたびに、スリュージの唇がマフィンの耳朶を食む。舌がにゅるりと耳の溝をなぞり、孔に入り込む。そうやってマフィンの身体に、目を瞑るのは駄目なことだ、と教え込んでいく。
「あひっ、っ……み、みみっ……んにゃぁ! あ、ぁ……ッ♥」
「目を瞑らないで、自分がいまどんなところでイき狂っているのか自覚するんだ。いいな?」
「ん、んひっ、っ……わっ、か……ったあぁ……ッ……!」
ぷるぷる震えるように頷いたマフィンの耳から、スリュージの舌と唇が離れていく。だけどマフィンがほっとしたのも束の間のことだ。
「じゃあ、もう一回やり直し、な」
うなじに熱い吐息を吹きかけられながら告げられたささやきに、ドキッと心臓が息を呑んだ。息が止まったその一瞬に、乳首がギュウッと、それまで以上の力で磨り潰された。
「――はあっ……っ……っ、っ……ッ♥♥」
さんざん喘がされた声が擦り切れて、ぱくぱくと唇だけが戦慄く。椅子にしているスリュージの股間は、マフィンが漏らしても漏らして漏らし続ける愛液でびしょびしょだ。立ち上ってくる火照った肌で温められた愛液の匂いは、マフィンに自分がどれだけ愛液を溢れさせているのかを自覚させた。
「やっ……っ……こっ、なの……恥ずかしっ、っ……!」
「あっ、ほら、駄目だろ。目を開けて……開けろ」
押し殺した命令口調と同時に、左右の乳首をきゅっと引き伸ばすように抓まれた。
「ひぅああッ!? ……あ、ぁ……ッ……♥」
マフィンは喉を反らしてまたイきそうになったけれど、スリュージが敢えて指を擦り合わせなかったおかげか、絶頂の半歩手前で踏み止まる。そうして、使命感にも似た焦燥感に急かされるまま、主人の命令を実行して目を開けた。
「あ――」
ベランダの外が嫌でも目に入っていくる。
通りでも、角でも、路地でも、あるいはオープンテラスの店先でも――ベランダから見渡せる限りの至るところで、誰もが淫魔とセックスしている。一対一でしているものより、複数人で盛り上がっているところのほうが多い。男性PC数人が女性淫魔を囲んでいたり、逆に男性淫魔を女性PCが数人がかりで押し倒して跨がっていたりもしている。
一番大規模なのは、女性淫魔と女性PCが一緒くたになってオープンテラスの丸テーブルに両手をついて輪を作り、その背後に群がった、淫魔もPCもNPCもない男たちの集団と代わる代わる回転鮨のように交尾している一角だった。
性欲の前には人脳も幻脳もないのだ、と高らかに歌い上げるような大乱交だった。
――あ、べつにこれって普通かも。
マフィンは眼下で繰り広げられる派手派手大乱交を見ているうちに、ベランダで外の景色を眺めながら絶頂させられたり、外を歩く人の視線を想像して密かに興奮しちゃう程度のことは大して恥ずかしくないことなのかも……と思うようになってきていた。
「あっ……ふぁ……♥ ご主人様、もっと……んぁ、うぁ♥」
恥ずかしがらなくてもいいんだなぁと思った途端、快感が全身に巡っていく。心臓がひとつ打つたびに、身体が弛緩していく。羞恥心が自分をどれだけ緊張させていたのかが、こうなってみて初めて分かった。
揉まれている乳房が蕩ける。搗きたての餅だ。弾けそうなほど尖った先端は、餅にあしらった桜の塩漬けだ。
「もっとぉ、触って……ッふんぁ♥ あ、っはあぁ……ッ♥」
緊張の隙間から勝手に漏れる喘ぎ声ではなく、自分の意思で声を、気持ちを、愛撫を強請る媚びた言葉を外へと放つ。
自分で解き放ったのだという自覚が、マフィンの快感をもう一歩、深くへと踏み込ませた。
「――ひっ、はっ! はっ、き……っもちぃ――ッ……いいぃ――ッ♥」
向こうから嫌でも叩き込まれてくる刺激ではない。自分から欲し求めて、伸ばした手で触れた官能。それは奔流ではなく、滴りだ。
マフィンは初めて泳げた日のことを思い出した。身体を力ませて手足を暴れさせてばかりで溺れていたのが、無駄な力を抜いて手足をしっかり伸ばせば、身体は自然と浮いて進むのだ――と知ったあの日の感動。
「うぉー……たあぁー……ああぁッ♥」
「え、なんでウォーター? え、漏らした?」
違う、と頭を振るマフィン。なんでスリュージは分かってくれないのか、と不満を覚えた次の瞬間には、そんなこともうどうでもよくなった。
「あっはあぁ♥ きっもちいぃ……いぃ……っ、ひぃ……ッ……!」
手を伸ばした分だけ、水を掻いた分だけ、滴りが頭の中でぴちょん、ぴちょんと弾けて、全身を浸す。水滴が白糸になって、水瓶を満たしていく。激しく波打って溢れるのではなく、静かなれど速やかに表面張力の限界でぴたりと止まるまで、だ。
そして最後の一滴が落ちた瞬間、水瓶は一気にひっくり返った。
「……――ぁあぁあああああッ♥♥」
乳揉みと乳首むぎむぎだけで、かつてないほど重たい絶頂に達したマフィンは、音叉を力一杯叩いたみたいな嬌声を上げて強制遮断した。
――というのが、スリュージとマフィンの謝肉祭思い出ぽろぽろだった。
【謝肉祭】はプレイヤーによって自主管理されているわけだが、参加者はレベル関係なしの抽選によって決められている。そのせいで参加者の平均レベルは推奨レベルより低くなることも多いのだけど、これまでボス討伐に失敗したことは数えるほどしかない。その理由は、単純に参加者が多いからだった。
つまり、たった一体のボスを人海戦術でタコ殴りにして、途中で何度も薙ぎ払われながら、それでも最後は数の暴力でやっぱりタコ殴りにして終わるというのが、謝肉祭の取りを飾るイベントなのだった。
「さて、やっと来たな」
「うむ、来たな!」
称号【呪術師】の人間男性NPC・スリュージと、称号【重戦士】のドワーフ女性PC・マフィンの二人は、広場になっている淫魔窟の出入り口前に陣取って言葉を交わした。
周りには彼らと同じくボス待機している連中が多数集まっている。広場の隅のほうには、淫魔を連れ込んで乱交の終わりを惜しむように腰を振っている連中もいたけれど、スリュージたちを始めとした淫魔窟の正面に陣取る面々はすっかり気持ちを切り替えて、戦闘体勢になっていた。
乱交の余韻を引き摺ったまま勝てるほど対軍ボスは甘くないのだ。
「しかし、勝てるかね?」
「勝つのだ!」
頼りなげに独り言ちたスリュージの耳を、マフィンの根拠なき自信がぴしゃりと叩く。
「……」
「な、なんだその目は」
じとりと見つめ返したスリュージに、あっさり狼狽えるマフィン。
「いやなに、マフィンの口から聞くと、これほど頼りない言葉はないな、と思っただけだ
「はっはっ、褒めるな……いや、馬鹿にしたか!?」
「ははっ」
「笑い事ではない! いくら名目上はご主人様だとはいえ、愚弄は許さんぞ、愚弄は!」
目くじらを立てて、ついでに頬を膨らませて憤るマフィンだが、スリュージに射るような視線を返されると、面白いほど簡単にビクッと身を竦めた。
「なっ、なんだ……」
「いやね、マフィンにも自分が奴隷だという自覚があったんだな、ってね」
「……おまえが散々、そう自覚せざるを得ないことを私にしたからだろ」
「ああ、そうだったな」
頬を染めて目を逸らすマフィンに、スリュージはくっくっと喉で笑いながら手を伸ばし、彼女の頬をひと撫でする。
ドワーフで前衛ビルドのマフィンは、むちむちを通り越してバキバキになるまで鍛えてあるVIT・STR特化体型だ。
少し前までは頬の片方に、自分が奴隷であることを示す奴隷紋が入っていたのだけど、最近になって羞恥心に目覚めたのか、非表示になっている。あるいは、そんな紋章がなくとも自分は奴隷なのだと自覚した、ということなのかもしれない。
二人はマフィンが運良く整理券を当てたことで謝肉祭に参加したけれど、開始から今までの間、淫魔たちとの乱交には耽らずに、投宿した部屋のベランダから青姦三昧の街並みを見下ろしつつ二人でイチャイチャして過ごしていた。
●
「マフィン、さっきから視線がちらちら外に向いているようだけど、ああいうのに興味があるのか?」
ベランダの長椅子に腰かけたスリュージが、自分の膝に背中向きで座らせた――要するに背面座位の格好で座らせたマフィンのお腹を両手で撫でながら問いかける。
ロリ巨乳マッチョではあるが身長だけは小柄なドワーフ女子をそうして抱っこしていると、小さい娘とお父さんの団らん風景、みたいに見えなくもない……かもしれない。でも実際は、当然のようにエロエロな関係だ。
「え……いっ、いや、ない……ないぞ! ほっ、本当にないじょおぉッ♥」
明らかに動揺したマフィンの声が淫靡に跳ね上がったのは、スリュージの両手がマフィンの乳房をどちらとも鷲掴みにしたからだ。
いまのマフィンはタンクトップとショートパンツという緩い服装だから、無造作に揉まれただけで大ダメージを受けてしまう。甲冑で全身完全防御することを前提で調整された身体は、性的攻撃に超弱い。つまり超絶、敏感ボディだ。
どのくらい敏感かと言うと、
「あっ、あ、ひゃああ! あっ、あ、ああぁッ♥ あっひゅううぅッ♥♥」
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅぎゅう……の三揉み半で乳絶頂を決めるくらいの過敏さだった。
「……イったな。マフィン、何回目だ?」
「あ、ぁ……え、えと、ご……ううん、ろく?」
「七回だ」
「ええっ!?」
「なんで数えられないかな」
「だ、ってぇ……」
「まだ特訓が要るな」
「ひっ! やっ、待ままって! もっじゅびゅうぅ♥ うっ、ううぅッ♥」
もみっもみっ、と鷲掴みにされた乳房がタンクトップの布地と一緒に暴れ出した。
ところで、アバターの体型は能力値の傾向が大きく影響する。マフィンが筋肉バリバリなのは筋力一極だからだ。筋力の他に体力も上げた二極型なら、もっと固太りな感じになっていただろう。
そんな体脂肪一桁体型なくせに、スリュージの手の中で暴れている乳房はデカい。乳脂肪たっぷりのアイスクリームをバケツ盛りしたくらいにデカくて、とろとろだ。揉んでいるスリュージの手に自分から吸い付いていくようなのに、そのくせ油断すると手の中から滑り落ちていくようでもある。
身体中の体脂肪がそこに全集中したかのような巨乳は、非実在ならばこそだ。現実の身体でやろうとすれば、豊胸手術でも難しかろう。
「ひっううぅ……! ちょおぉ……待ああぁ……あっ、あぁ♥ あっ♥ っ……っ、んんうぅッ♥♥」
スリュージは乳の柔らかさに感じ入りながら揉んでいたら、ついうっかり、マフィンをそのまま乳イきさせてしまった。
一度達した直後だから軽くあやす程度に留めておこうと思っていたのに、つい無心で揉んでしまった。悪いことをした――という内心を隠して、スリュージはマフィンの耳元に背後から溜め息を吹きかける。
「なんだ、またイったのか。いつまで経っても堪え性が身につかないな。恥ずかしくないのか?」
「くうぅ……なっ、なんたる屈辱……!」
そう言って肩を震わすマフィンの肌は、首筋から耳朶に至るまで赤々と上気している。
「屈辱? そう思うのなら、我慢すりゃあいいだろ。ほら、我慢だ、我慢」
「くひっ! ひっ、っ……っ、んん……ッ!」
タンクトップに浮き出るような尖り乳首を直に触るのではなく、敢えて乳輪の少し外側をくるりくるりと撫で擦るように揉む。そうすることで、タンクトップの布地が乳首をざらりざらりと擦っていく。その間接的でもどかしい刺激だけでも、マフィンにとっては強烈すぎた。
「ひっ、っ、くううぅ――」
「おっと」
もうひと擦りで達する、というところでスリュージの手が止まる。
「あ……」
マフィンは、どうして止めるの、という顔だ。
背後から抱きついているスリュージは、まるでその顔が見えているかのように、ふっと失笑する。
「やったな、マフィン。我慢できたじゃないか」
「う、うぅ……」
こうした性的接触は、マフィンが隷属解除の条件である「十分間の愛撫をイかずに堪える」を達成できる忍耐力を鍛えるため、という目的で行われている。だから、そのお題目に従うのならば、マフィンは「やったー、我慢できたー」と喜ばなければいけないのだけど……。
「い……いじ、わる……っ……いじわる……!」
ぐすんぐすんと鼻を鳴らして泣き出してしまった。
じくじくと乳首が疼く。
自分で身体を揺すって乳首を服地に擦らせれば、イけるかもしれない。でも、とっくに腰が砕けていて、身動ぎするのも無理なのだ。スリュージに弄ってもらわないと、一人ではイくこともできないのだ。人一倍どころか十倍くらいは敏感な身体だというのに……!
「ひくっ……っ……」
「あ、あ、待ってくれ。泣くことはない、ないだろ、な? 泣き止んでくれ、悪かった。謝るから!」
スリュージは本気で慌てていた。
マフィンの胸から離した両手を、わたわたと無意味に振りまわしている。泣き止んでもらうためには、どこを撫でてたらいいのやら……と、文字通りの意味で手を拱いていた。
「謝るくらいなら、早く……してよぉ……」
マフィンは少しだけ背後を振り返り、いつもの騎士口調ではない言葉遣いで懇願する。横顔が見えるほどは振り向かず、火照った項と耳朶だけで情欲を見せつける。マフィン本人にその気はなくとも、スリュージをその気にさせるのには十分過ぎるものだった。
スリュージの手が、マフィンのタンクトップを首下までたくし上げる。
「あ……シャツ、脱がせちゃ……あっ、んゃ! なんでおっぱい、たぷたぷするの!?」
「それはね、マフィン。おまえが堪らなく可愛いからだよ」
「へぁ!?」
零れ落ちるように曝け出された乳房の下側を掌で叩かれて遊ばれているというのに、耳朶を唇で食むようなキスをされながら囁かれると、マフィンの肌はそれだけで快感に粟立ってしまう。ぞわぞわが背筋を下りて、砕けた腰がさらに砕ける。ショートパンツの中心部が漏らしたようになっているのは、見ずとも分かる。
「あぁ、また我慢できなかった。難しいな、忍耐力を鍛えるってのは」
忍耐力を鍛える必要があったのはスリュージも同じだった。
我慢しなければ、スリュージは初めて知った執着のままにマフィンを愛撫漬けにしてしまうだろう。そうしたらマフィンの超敏感ボディは、一秒毎に絶頂し続けるだろう。速攻で強制遮断してしまうだろう。いや、それで済めばまだいい。強すぎる絶頂が怖くて、二度とログインしなくなってしまうかもしれない――その想像に思い至ったスリュージは「俺は我慢を覚えなくちゃならない」と一念発起。
そうして現在の、マフィンはイくのを我慢する、スリュージはイかせるのを我慢する、という訓練が行われるようになったのだった。
でも、この訓練はとても難しかった。
ただでさえイきやすいマフィンは、スリュージがどれだけ加減しても十分以内に一回目の絶頂を迎えてしまう。一度達してしまうと、ただでさえ低い耐久値がゼロを下回ってマイナスまで振り切っているのではなかろうかというほど駄々下がりしてしまうので、後はもうスリュージがどれだけ加減しようと腐心しても、我慢のがの字もないレベルでイきまくってしまう。スリュージも、そんなマフィンに中てられて我慢を放り投げてしまう。そうして結局、訓練はいつも、ただのイきまくりイかせまくりタイムになってしまうのだった――いまそうなっているように。
「……――あっああぁッ♥ っはああぁおぉッ♥♥」
剥き出しの巨乳を直揉みされていたマフィンが、長々と糸を引くような嬌声を張り上げてイった。
宿のベランダで、謝肉祭で盛り上がる街並みを見下ろしながらのことだけど、あくまでも見えているだけだ。宿の部屋と街並みとは別サーバーなので、マフィンのイき声が街路に届くことはない。だけど――。
「マフィン、見られるの好きだよな」
スリュージが耳朶を舐りながら低く笑う。
「え……そっ、そんなことな――」
「あるよ、そんなこと。だって、外が見えるとこだと、声の張りが違う。自分でも分かっているんだろ?」
「わ、分かるか、そんなっ……あぁあ♥ あっ、あぁッ♥」
今日はとくにさんざん苛められている乳房の頂がまた、スリュージの指で優しく、目の細かい紙やすりですべすべになるまで磨き込むように擦られる。
マフィンは当然、乳首絶頂する。我慢訓練の名目で加減されている愛撫でもイくのだから、イかせたい衝動のままに愛撫をされたら、愛撫されてからイくまでの時間より、イってからも愛撫される時間のほうが長くなるのが当然だ。
「あっ、あぁ♥ ひぃ……っ、くっ、っふうううぅッ♥♥」
もはや、乳首を揉み擦られて嘶く玩具に成り果てている。
「こら、目を瞑るな」
「ひにゅ!」
どうして分かるのか不思議だけど、マフィンが目を瞑るたびに、スリュージの唇がマフィンの耳朶を食む。舌がにゅるりと耳の溝をなぞり、孔に入り込む。そうやってマフィンの身体に、目を瞑るのは駄目なことだ、と教え込んでいく。
「あひっ、っ……み、みみっ……んにゃぁ! あ、ぁ……ッ♥」
「目を瞑らないで、自分がいまどんなところでイき狂っているのか自覚するんだ。いいな?」
「ん、んひっ、っ……わっ、か……ったあぁ……ッ……!」
ぷるぷる震えるように頷いたマフィンの耳から、スリュージの舌と唇が離れていく。だけどマフィンがほっとしたのも束の間のことだ。
「じゃあ、もう一回やり直し、な」
うなじに熱い吐息を吹きかけられながら告げられたささやきに、ドキッと心臓が息を呑んだ。息が止まったその一瞬に、乳首がギュウッと、それまで以上の力で磨り潰された。
「――はあっ……っ……っ、っ……ッ♥♥」
さんざん喘がされた声が擦り切れて、ぱくぱくと唇だけが戦慄く。椅子にしているスリュージの股間は、マフィンが漏らしても漏らして漏らし続ける愛液でびしょびしょだ。立ち上ってくる火照った肌で温められた愛液の匂いは、マフィンに自分がどれだけ愛液を溢れさせているのかを自覚させた。
「やっ……っ……こっ、なの……恥ずかしっ、っ……!」
「あっ、ほら、駄目だろ。目を開けて……開けろ」
押し殺した命令口調と同時に、左右の乳首をきゅっと引き伸ばすように抓まれた。
「ひぅああッ!? ……あ、ぁ……ッ……♥」
マフィンは喉を反らしてまたイきそうになったけれど、スリュージが敢えて指を擦り合わせなかったおかげか、絶頂の半歩手前で踏み止まる。そうして、使命感にも似た焦燥感に急かされるまま、主人の命令を実行して目を開けた。
「あ――」
ベランダの外が嫌でも目に入っていくる。
通りでも、角でも、路地でも、あるいはオープンテラスの店先でも――ベランダから見渡せる限りの至るところで、誰もが淫魔とセックスしている。一対一でしているものより、複数人で盛り上がっているところのほうが多い。男性PC数人が女性淫魔を囲んでいたり、逆に男性淫魔を女性PCが数人がかりで押し倒して跨がっていたりもしている。
一番大規模なのは、女性淫魔と女性PCが一緒くたになってオープンテラスの丸テーブルに両手をついて輪を作り、その背後に群がった、淫魔もPCもNPCもない男たちの集団と代わる代わる回転鮨のように交尾している一角だった。
性欲の前には人脳も幻脳もないのだ、と高らかに歌い上げるような大乱交だった。
――あ、べつにこれって普通かも。
マフィンは眼下で繰り広げられる派手派手大乱交を見ているうちに、ベランダで外の景色を眺めながら絶頂させられたり、外を歩く人の視線を想像して密かに興奮しちゃう程度のことは大して恥ずかしくないことなのかも……と思うようになってきていた。
「あっ……ふぁ……♥ ご主人様、もっと……んぁ、うぁ♥」
恥ずかしがらなくてもいいんだなぁと思った途端、快感が全身に巡っていく。心臓がひとつ打つたびに、身体が弛緩していく。羞恥心が自分をどれだけ緊張させていたのかが、こうなってみて初めて分かった。
揉まれている乳房が蕩ける。搗きたての餅だ。弾けそうなほど尖った先端は、餅にあしらった桜の塩漬けだ。
「もっとぉ、触って……ッふんぁ♥ あ、っはあぁ……ッ♥」
緊張の隙間から勝手に漏れる喘ぎ声ではなく、自分の意思で声を、気持ちを、愛撫を強請る媚びた言葉を外へと放つ。
自分で解き放ったのだという自覚が、マフィンの快感をもう一歩、深くへと踏み込ませた。
「――ひっ、はっ! はっ、き……っもちぃ――ッ……いいぃ――ッ♥」
向こうから嫌でも叩き込まれてくる刺激ではない。自分から欲し求めて、伸ばした手で触れた官能。それは奔流ではなく、滴りだ。
マフィンは初めて泳げた日のことを思い出した。身体を力ませて手足を暴れさせてばかりで溺れていたのが、無駄な力を抜いて手足をしっかり伸ばせば、身体は自然と浮いて進むのだ――と知ったあの日の感動。
「うぉー……たあぁー……ああぁッ♥」
「え、なんでウォーター? え、漏らした?」
違う、と頭を振るマフィン。なんでスリュージは分かってくれないのか、と不満を覚えた次の瞬間には、そんなこともうどうでもよくなった。
「あっはあぁ♥ きっもちいぃ……いぃ……っ、ひぃ……ッ……!」
手を伸ばした分だけ、水を掻いた分だけ、滴りが頭の中でぴちょん、ぴちょんと弾けて、全身を浸す。水滴が白糸になって、水瓶を満たしていく。激しく波打って溢れるのではなく、静かなれど速やかに表面張力の限界でぴたりと止まるまで、だ。
そして最後の一滴が落ちた瞬間、水瓶は一気にひっくり返った。
「……――ぁあぁあああああッ♥♥」
乳揉みと乳首むぎむぎだけで、かつてないほど重たい絶頂に達したマフィンは、音叉を力一杯叩いたみたいな嬌声を上げて強制遮断した。
――というのが、スリュージとマフィンの謝肉祭思い出ぽろぽろだった。
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